牡蠣とヴィトン

ルイ・ヴィトンジャパン社が、三陸地方の養殖業および水産業の復興支援と「森は海の恋人運動」を支援することを決定しました。


畠山重篤さんと「森は海の恋人運動」については、もうみなさんご承知のことと思います。
今回の支援の背景には、このブログでも紹介したフランスの牡蠣業界を救った宮城種のご縁があるとのことです。
畠山さんは6月22日のブログで、次のように書いています。ちょっと長めですがここに引用させてもらいます。

「 世界のルイ・ヴィトンがなぜ三陸の牡蠣養殖場を支援して下さるのでしょう。それは、「牡蠣と森が取り持つ縁」だと思っています。

フランスの食文化にとって、牡蠣は不可欠な食材です。多くのフランス人にとって、牡蠣の無い食生活は考えられません。ところが約五十年前、フランス沿岸でウィルス性の牡蠣の病気が発生し、全滅に近い状態になったのです。
その危機を救ったのが北日本の北上川河口で採れる「宮城種」でした。今、フランスで食べられているほとんどの牡蠣はこの「宮城種」です。
その恩義をお忘れにならずに、今回、津波により大被害を受けた三陸の牡蠣を救いたいと決断されたのです。

もう一つ、「森は海の恋人運動」のきっかけがフランスの自然にあったことです。
ロワール川流域の落葉広葉樹の大森林が、ウナギをはじめとする川魚、そして美味なる牡蠣を育んでいることを目の当たりにし漁師が山に木を植える運動を始めたのです。
そのことが、当時、日本の中学三年生の国語の教科書に長い間、掲載され続けました。フランスの自然と食文化を紹介する、よい媒体になったのだと思います。

実は、「鞄」と「牡蠣」には共通点があります。

ルイ・ヴィトンの旅行鞄は有名ですが、その骨組は百五十年前からフランスのポプラの木でした。軽くて「しなり」があり、とても丈夫な木です。創業者はジュラ山脈の出身、技術と共に森をとても大切にしてきたルイ・ヴィトン。そのルーツは森にありました。
「鞄」も「牡蠣」も、そのルーツは森にあるのです。 」

畠山さんの文章は以上です。
ルイ・ヴィトンさん、ありがとうございます。

ルイ・ヴィトンジャパン社ホームページ現在は本サイトの関連記事終了
畠山さんのブログ「リアスの海辺から
これらのホームページ、ブログのいずれにも、パリ郊外アニエールのルイ・ヴィトンのアトリエで撮影された、ルイ・ヴィトン5代目当主パトリック氏と畠山さんが並んだ写真が掲載されています。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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