少林寺での大相撲

8月12日のブログで、気仙沼における相撲巡業の変遷を紹介しました。その中に、1926(大正15)年の少林寺境内での巡業がありました。大正時代だったこと、少林寺で行われたことが印象に残りました。

その時のものと思われる写真が、「目で見る気仙沼の歴史」(昭和47年 気仙沼ライオンズクラブ発行)に掲載されていましたので紹介します。

少林寺相撲
「目で見る気仙沼の歴史」掲載写真(クリックで拡大)

キャプションには〈少林寺境内での大相撲地方巡業 大正末〉とありますので、上記巡業と考えて間違いないでしょう。「気仙沼文化史年表」には、大気新聞記事からとして〈大正15年9月27日 少林寺境内で東京大相撲興行 若葉山ら出場〉との記述。右上方にある「ユニオンビール」の脇の文字は不鮮明ですが、たぶん「東京大相撲協会」だと思います。

少林寺は、気仙沼市三日町にあります。八日町から行くと、沢田の入口を過ぎて次の小道を左に入った先。寺に向かう道か入口近辺は〈テラミチ(寺道)〉と呼ばれていたように思う。少林寺のお祭りのときに、その細い道に提灯がかざられていたかすかな記憶があります。入口にある店では団子かなんかを売っていました。

大正15年9月の相撲巡業のときには、あの道を大勢の人がのぼっていったのでしょう。とにかくすごい人出です。若葉山という力士は実力がありながらも大関になれず関脇どまりだったようですが、それでもこれだけの人を集めています。当時の大相撲人気の証かもしれません。

この写真をながめていると、当時の気仙沼の繁栄ぶりも感じられるのですが、この3年後、昭和4年2月23日には八日町の民家裏から出火した大火によって、町の中心地だった南町や魚町の約900戸を焼失することになるのです。大正4年の大火からわずか14年後のことでした。

8月12日ブログ「大相撲気仙沼巡業」
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 大相撲 目で見る気仙沼の歴史

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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