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震災記録展示図録

川島秀一さんから『小々汐仁屋の年中行事』が届いた4月10日の朝、気仙沼・魚町の同級生 佐々木徹君(3年1組)から電話がありました。〈今日、リアス・アーク美術館の震災展示図録が発売されるので、これから美術館に買いにいきます〉とのこと。〈一冊、プレゼントすっから〉。

そして翌日、徹君からの『リアス・アーク美術館常設展示図録〜東日本大震災の記録と津波の災害史』が届きました。

図録表紙
図録表紙(表裏)
図録内容
被災写真の一部。左下は、小山修司君(5組)の家 魚町〈カネシメイチ〉(クリックで拡大)

リアス・アーク美術館の被災記録の展示はまだ見ていないのですが、このB5判180頁からなる図録はよくできていると感じました。被災現場や被災物の写真に加え、過去の津波に関する歴史資料もおさめられています。

108点の被災写真を見ていると、あらためて〈記憶の風化〉ということを感じます。他人のことではなく、私自身が、あふれるほどの被災映像を見せつけられた震災直後の感覚や記憶が薄れてきていることを実感するのです。それだけに、リアス・アークでの震災記録展示や今回の図録発行は大変に意義のあることだと思いました。

リアス・アーク美術館 学芸員として、展示の企画や図録の編集を担当した山内宏泰さんは、後書きをつぎのように結んでいます。

〈我々の目的は風化を食い止めることでもなければ忘れさせないことでもない。知らなかったことに出会い、心を動かし、思考を巡らせ新たに記憶してもらうことである。
同一の経験がなくても、相似する経験を組み合わせ、想像力を働かせれば記憶は獲得できる。人間にはそういう力があると信じている。一人でも多くの人に、我われが経験したこと、我われが気付いてしまったことを共有してほしい。そして大切な人が暮らす未来を守ってほしい〉

そして、徹君からの宅急便に図録と一緒に入っていたのは、魚町・南町地区の復興土地区画整理事業の説明資料。中を開いてみると、平成30年までの事業計画や〈事業完了後の理想の完成予想図〉なども示されていました。

〈被害〉と〈未来〉を一緒にしてのプレゼント。徹ちゃん、いつもありがとう。


図録の購入等についての詳細は下記にて。1冊800円。是非に。
リアス・アーク美術館HP
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 リアス・アーク

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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