fc2ブログ

宏幹先生の「望郷」

気仙沼出身で駒澤大学名誉教授の佐々木宏幹さんが2月26日にお亡くなりになりました。29日の夜に知り、調べてみると新聞各紙での訃報記事がありました。そのひとつ産経新聞の2月28日配信記事にはつぎのように。

〈佐々木宏幹氏(ささき・こうかん=宗教人類学者、駒沢大名誉教授、本名・宏幹=ひろもと)26日、老衰のため死去、93歳。葬儀・告別式は3月4日午前10時、東京都港区高輪2の11の1、泉岳寺で。喪主は友人、藤木隆宣(ふじき・たかのり)氏。
シャーマニズム研究の第一人者として知られ、日本の仏教文化やアジアの宗教文化を比較研究した。日本宗教学会常務理事、日本民族学会理事などを歴任した。著書に「シャーマニズム」「仏と霊の人類学」「仏教人類学の諸相」など。〉(引用は以上)

「東京自由大学」さんは2月26日に、佐々木先生の写真も掲げてつぎのように。


佐々木宏幹さんが気仙沼市三日町の少林寺に生まれ、市内河原崎(新城)の宝鏡寺で育ったことは昨年11月17日のブログで既に紹介しております。旧制気仙沼中学に入学して新制気仙沼高校第1回生として卒業しました。

2001年から2012年までは「みなと気仙沼大使」もつとめていましたが、2012年以降は高齢を理由に辞退されたそうです。

著書『仏教人類学の諸相』の刊行を準備していた教え子のお一人から旧制気仙沼中学の校歌についての問い合わせを受けたことは11月のブログにも記しました。同書は、佐々木先生が昨年5月に93歳の誕生日を迎えるにあたり、先生の教えを受けた方々が記念としての発刊を準備していたそうです。

問い合わせに関するメールのやりとりのなかで、先生が昨年9月ごろから2カ月ほど入院し、退院後はそれまでの一人暮らしは難しく介護施設に入居していたと知りました。

メールには、佐々木先生はもう何十年も気仙沼に帰省しておらず、これからの帰省も叶わないでしょうとあり、〈そのためか、無性に気仙沼のことが想い出されて仕方ないようです〉とも。

望郷の念。著書にも記されていた幼いころの思い出をはじめ、生まれ育った気仙沼のあれこれが脳裏をめぐっていたのでしょう。

佐々木宏幹さんのご冥福をお祈りいたします。合掌

2023年11月17日ブログ「宏幹先生と気仙沼」

 
スポンサーサイト



テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 佐々木宏幹

プロフィール

気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示