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「トイトレ」派遣の話

「東北魂義援金」から気仙沼市に寄贈されたトイレトレーラー(タイトルではトイトレと略しました)が、輪島市に派遣出動されたことは皆さんすでにご承知のことと思います。「東北魂義援金」はサンドウィッチマンさんが発起人となって震災直後の2011年3月16日に開設されました。

このトイレトレーラーの被災地派遣について、ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)さんが昨日2月28日の記事で紹介してくれました。担当は、ほぼ日のハサダさんです。


ハサダさんが話を聞いたのは気仙沼市役所の畠山勉さんと齋藤岳大(たけひろ)さんです。おふたりの所属は産業部観光課ですね。畠山さんが課長。齋藤さんのことはよく知っています。東日本大震災当時は東京にて出版社に勤務していましたが、震災後は故郷の復興を支援する〈気仙沼コンシェルジュ〉として活動。その流れで気仙沼市役所に転じ、現在に至ります。

話の詳細は記事を読んでいただきますが、齋藤さんの〈余談〉をひとつ紹介します。

〈(2022年12月6日の)お披露目式の際に温水便座のスイッチを入れ忘れまして。第一声が「鬼のように冷たい便座」とおっしゃっていて、私たちも「スイッチを入れ忘れた!」と大慌てでした(笑)。〉

スイッチの入れ忘れだったのか。これは当時のニュース映像にもなっていて、たしか富澤さんは「死ぬかと思った」と語っていたような。

それと、〈頼りにしていたGoogleマップの電波が入らず、さらに道路に亀裂が走っていましたので、道もわからず真っ暗な危ない道を、ゆっくりゆっくり車を走らせたそうです〉という畠山さんの話もありました。電波がはいらない被災地の厳しい現実というものを感じさせます。毛布の備えがないなかでの車中泊は相当につらいものがあったことでしょう。

◎ほぼ日のハサダさん

ハサダさんは2017年に「ほぼ日」乗組員となってすぐの3月11日に気仙沼を訪れています。これは「気仙沼から相馬へ、打ち合わせと雑談の旅。」としてテキスト中継されました。ハサダさんは「ハサウェイ」として登場。

そして、2022年11月には「気仙沼に暮らす、若者たち。」1〜3部を、2023年11月にはその続編として4〜6部を担当。気仙沼の若者たち6名の率直な話を引き出したインタビュー記事でした。

続 気仙沼に暮らす、若者たち。

ハサダさん、今回もありがとうございます。新聞記事では知ることのできない、トイレトレーラー派遣における苦労の一端を知ることができました。畠山さんと齋藤さんもありがとうございました。

それからトイレトレーラーに同行された4名の市職員の皆さま、牽引を担当された熊谷建材の熊谷一洋専務にもあらためて御礼を。ご苦労さまでした。


トイレトレーラー派遣に関する菅原市長投稿などはつぎのブログで紹介しております。

1月8日ブログ 「東北魂」のトイレ

 
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tag : トイレトレーラーほぼ日

赤﨑勇教授の言葉

2月26日のブログ「名城大学の皆さん」で、同大学の学生による東日本大震災後の気仙沼、特に気仙沼大島での継続的な復興支援を紹介しました。

そのブログのなかで、2014年にノーベル物理学賞を受賞した名城大学の赤﨑勇教授のことにもふれたのですが、記事を書いているなかで初めて知ったことがありました。2015年3月、気仙沼市内の全小中学校31校に、赤﨑勇教授の色紙が贈られていたのです。

赤﨑さんは、1952年、京都大学理学部卒。名古屋大学教授などを経て1992年に名城大学理工学部教授に、そして2010年に同大学終身教授に就任。ノーベル賞受賞後の2015年には同大学特別栄誉教授にもなっています。

この色紙贈呈について、同大学サイトの2015年3月9日付けニュースで紹介されていました。画像を紹介するために記事のX投稿を以下に。


記事の主要部を引用します。

〈名城大学では2011年3月11日の東日本大震災以降、学生たちが気仙沼市大島で復興支援のボランティア活動を続けてきましたが、色紙は、大学側がノーベル物理学賞を受賞した赤﨑終身教授に執筆を依頼、赤﨑終身教授が快諾し、したためました。

贈呈式は31校(小学校18校、中学校13校)を代表して気仙沼小学校で行われました。山崎昭校長、6年生3クラスの代表児童に、大学から出向いた学務センターの青山和順課長が、色紙を贈呈することになった経緯を説明し、中根敏晴学長から気仙沼市の小中学生あてのメッセージを読み上げ、赤﨑終身教授直筆の色紙のコピーとスウェーデンでの授賞式に臨んだ赤崎終身教授の写真が入った額を贈りました。
(中略)
贈呈式は、名城大学卒業生で気仙沼市職員として復興業務の最前線で仕事をしている広瀬宜則さん(1981年理工学部土木工学科卒)が名城大学と気仙沼市教育委員会との仲介役を務め、実現しました。〉(引用は以上)

赤崎教授が記した言葉は「諦めなければ道は開ける」です。多くの研究者が断念した窒化ガリウム(GaN)の可能性を信じ、数多くの失敗を重ねながら高輝度の青色LED開発につなげた赤崎教授。そのリアルな心情であると同時に信条ともいえるでしょう。「我ひとり荒野を行く」という赤﨑教授の言葉も多くの記事で紹介されていました。

なお、紹介した名城大学の記事のなかに、名城大学出身の気仙沼市職員、広瀬宜則さんのお名前がありました。気高27回生で気仙沼小学校の卒業生とのことなので、たぶん気中25回生かと。名城大学と気仙沼市教育委員会との仲介など、ありがとうございました。

以上のようなことで気仙沼とのご縁があった赤﨑勇さんは、2021年4月1日に逝去されました。92歳でした。

赤﨑さん、気仙沼の小中学生に向けた言葉、ありがとうございました。
 

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「魚種別」の水揚高

1月20日の三陸新報に、気仙沼魚市場の2023年魚種別水揚げランキングが紹介されていました。これはたしか毎年発表されていたように思います。

記事によれば、数量・金額ともに1位はカツオで、前年の歴史的不漁から一転して豊漁となり、2年ぶりに数量・金額の両方でトップになったそうです。また、主要魚種ながら前年は著しく順位を下げていたビン長(びんなが)も、カツオ同様の豊漁で数量・金額ともに2位に大躍進したとのこと。

掲載されていたランキング表を見てみましょう。


魚種別ランク
三陸新報1月20日記事より


金額でみると3位はメカジキですね。サメについてはヨシキリザメが4位、モウカザメが8位で他サメ類が15位となっています。やはり気仙沼にとってサメの水揚げというのはとても大きなものなのですね。

案外少ないと思ったのはマグロです。金額で12位、数量で19位。これはクロマグロ/ホンマグロだからでしょうか。一方、バチ・ダルマは金額で6位、数量で10位です。「バチ」はメバチマグロ、「ダルマ」は小型のメバチマグロだと思います。

記事の見出しに、「メジ抜きシイラ20位内に」とありました。シイラは数量で18位です。一本釣り船などが、豊漁のカツオやビン長と一緒に漁獲したことで数量で前年の2倍以上に当たる水揚げがあったそうです。それに伴い、前年は20位だったメジ(マグロ幼魚)が圏外に押し出されたと。

シイラはあまりなじみがないので食べ方などをWikipediaで調べてみて驚きました。「日本の陸揚げ漁港」(水揚げではなく陸揚げと書いてありました)として2002年度の第1位が気仙沼漁港であると。データが古いからなんともいえないのですが、もしかして〈シイラといえば気仙沼〉なのかも。

このランキングをながめていると食べたくなってくるものが沢山ありますね。私の好みでいうとタコ、それからヒラメ、アナゴとかね。気仙沼に帰省すると、車で母と店を回り刺身にする魚を選んでいたことを思い出します。

そんなことを思っていたら、この魚種別ランキングが居酒屋のメニューにも見えてきました。本日はこの辺で。

気仙沼魚市場の2023年船籍別水揚げ高ランキングについてはつぎのブログにて。

1月30日ブログ 「船籍別」の水揚高

 

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名城大学の皆さん

きのう2月25日の菅原市長のX投稿を紹介します。名古屋市にある名城大学の皆さんが今年も気仙沼大島でボランティア活動をおこなってくださいました。


同日の三陸新報も、このボランティア活動を紹介していました。

名城大学
三陸新報2月25日記事の一部イメージ


記事によれば、名城大学の皆さんは東日本大震災直後から気仙沼の復興支援を続けてくださっています。毎年春と夏の2回、大島を訪れており、今回は同大ボランティア協議会の1〜3年生など23人が25日まで2泊3日の日程で参加したとのこと。

記事では2月24日に大島小学校の体育館の清掃とワックスがけの様子を紹介していました。この日は、龍舞崎などにある案内看板やベンチの修繕もおこなったと。

◎名城大学とノーベル賞

名城大学と聞いて、たしかノーベル賞を受賞した教授がいたはずだけど、え〜と、誰だっけ。

まずは赤﨑勇さんと天野浩さんでした。2014年に、青色LEDの発明によりノーベル物理学賞を受賞しています。天野さんは受賞当時に名城大の元教授です。(このときの受賞は3名で、もうひとりは受賞当時米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二さん)

そしてもうお一人。吉野彰教授が2019年にリチウムイオン電池の開発によりノーベル化学賞を受賞しています。

調べてみたら、名城大学に「赤﨑・天野・吉野ノーベル賞記念展示室」があるのですね。同大公式サイトに紹介がありました。

話を戻して。

名城大学の皆さま、気仙沼での継続的な復興支援活動、ありがとうございます。関係者の皆さまに心から御礼を申し上げます。
 

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九条小の分校時代

気仙沼市立九条小学校が、本年2024年で独立60周年、創立140周年となるそうです。1月31日の同校体育館での祝う会について三陸新報が伝えていました。


九条小
三陸新報1月26日記事の一部イメージ


記事によれば、九条小学校の創立と独立の年月はつぎの通りです。

1884年(明治17年)
本吉郡公立気仙沼小学校九条簡易小学校として創立
1964年(昭和39年)
気仙沼市立九条小学校として独立

つぎの記述もありました。〈独立当初は校庭が整っておらず、校舎も手狭だったため、1〜3年生が木造校舎で、4〜6年生は気仙沼小を間借りして授業を行っていた。独立時の児童数は、現在とほぼ同じ234人で、ピーク時の1983(昭和58)年は801人だった。〉(引用は以上)

この記事では、九条小として独立した後も、4〜6年生は気仙沼小を間借りしていたとありますが、私の記憶にある〈九条分校〉時代の記述が不足しているように思います。

九条小学校が独立した昭和39年(1964年)4月は、気中20回生が気仙沼中学校に入学した年。私の記憶でいえば、「九条分校」は「気仙沼小学校九条分校」で、1〜3年生までは九条の校舎で、4〜6年は「本校」の校舎に通学ということだったと思います。

『気仙沼文化史年表』(荒木英夫著)で九条小学校関連記述を調べてみました。文化史年表の記述は私の記憶と一致します。

◎気仙沼文化史年表の記述

各事項を以下にまとめます。

明治15年(1882年)7月5日
粧坂(しょうはん)小学校廃止となり、本町の学童は本校に、内の脇に分校を設置して内の脇の学童を通学させ、九条の学童は河原崎小学校の分校から独立した九条小学校に通学させる(典拠:銀の雲)

明治16年(1883年)
この年、気仙沼高等中等小学校となり、階上・松岩・河原崎・月立・鹿折・大島を中等小学校、水梨・九条・浦島三校を初等小学校とす(典拠:気仙沼小要覧)この年、鹿折小学校 浦島小学校は分教場となる(典拠:さざなみ)

明治17年(1884年)
鼎ケ浦小学校が気仙沼高等中等小学校と改称 九条小学校はその学区に編入(典拠:気仙沼小要覧)(小田注:本項の「鼎ケ浦小学校」は「鼎浦(ていほ)小学校」の誤記と思います)

昭和23年(1948年)10月6日
気仙沼小学校九条分校校舎落成

昭和39年(1964年)4月10日
九条小学校独立開校(これまでは気仙沼小学校九条分校)(典拠:気仙沼小要覧)

昭和40年(1965年)3月30日
九条小学校新校舎落成祝賀会開かれる

昭和45年(1970年)4月11日
九条小学校コンクリート建て新校舎落成

昭和47年(1972年)4月12日
気仙沼公立病院に九条小学校院内学級が開設される(典拠:銀の雲)

『銀の雲』は、『九条小学校創立100年独立20周年記念誌』(1983年11月 九条小学校)。『さざなみ』は、『創立五十周年記念誌』(浦島小学校編)です。

なお、三陸新報ではその後2月1日に、1月31日におこなわれた「独立60周年・創立140周年を祝う会」の様子を伝えていました。同記事によれば、これまでに卒業生4639人を輩出したとのことです。この人数は独立後のことでしょうね。

◎西條寛君からのメール

九条分校のことを詳しく紹介したのは、昨年12月8日のブログ「気仙沼小150周年」を読んだ西條寛君(3年7組)からメールをもらったからなのです。

西條君の12月8日と9日のメール内容を要約して紹介します。本人了解済みです。

・12月8日メール

私の母校である気仙沼小学校が今年150周年を迎えるとのこと何よりです。そして私にとってもう一つの母校である九条分校のことも懐かしく思い出します。小学1年から3年までは九条分校に、4年から約4~5Km離れた本校に通学しました。今年(2023年)7月17日におこなわれた気中20回生同年会(古稀を祝う会)の時に、九条分校出身者が集まり、近いうちに分校生だけで集まりたいねという話になりました。そして先月11月4日に気仙沼プラザホテルで男性10名女性5名の合計15名にて「昭和33年九条分校入学者同年会」をおこないました。

12月9日メール

入学当時は男子26名女子16名合計42名でした。残念なことに物故者6名です。九条分校時代の話に花が咲き、楽しい時間を過ごすことができたことに感謝しています。時の経つのは早いので、元気なうちにまた集まりましょうと、3年後をめどにした再会を約して散会しました。(メール内容は以上)

メールには、会の代表世話人として菅原孝市君(3年11組)、代表幹事として菅原清孝君(3年10組)の名もありました。乾杯の発声は福島から参加した西條君がおこなったとのこと。西條君が気中応援団の団長だったことを思い出します。

小学校4年生のときに気小本校に通いはじめたわけですね。結構な距離の通学は大変だったと思います。それと42名もいたと知っておどろきました。そんなに多かったのかと。九条分校入学者同年会では、いろんな思い出が話されたことでしょう。よかったです。

年末にもらったメールをきっかけに、これまで知らなかった気仙沼小学校九条分校のことを、ちょっとしみじみしたものを感じながら知ることができました。西條君、ありがとう。

なお、つぎのブログでは小野寺(萩原)実木枝さん(3年4組)が通った旧落合小学校の太田季節分校について書いていますのでお読みいただければと。

2020年11月18日ブログ「太田季節分校OG」

また、つぎのブログでは、『気仙沼市史』における分校関連記述を紹介しています。

2020年11月19日ブログ 気仙沼市の「分校」

末尾になりましたが、気仙沼市立九条小学校の独立60周年、創立140周年のお祝いを。卒業生や在校生はじめ関係者の皆様、おめでとうございます。

きょうの東京はとても寒いです。今週はこれにて。
 

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tag : 九条小学校九条分校

気仙沼みなといちご

大阪に本社がある株式会社ロスゼロさんのアップサイクル食品「Re:You気仙沼みなといちご」が、令和5年(2023年)度「新しい東北」復興・創生の星顕彰を受賞したそうです。1月4日に発表され、2月11日に仙台で顕彰式が開催されました。ロスゼロさんのX投稿を紹介します。


同顕彰サイトに記載のあった取組概要を引用します。

「食品ロス削減と地域の魅力再発見を目指し、気仙沼市のNPO法人や農家等と連携し、廃棄されていた規格外のいちごをアップサイクル商品化。百貨店で販売する他、ふるさと納税の返礼品に採択されており、販路を拡大。」(引用は以上)

今回の受賞については、つぎのサイトで詳しく紹介されています。

岩手日報/PRタイムズ

「Re:You気仙沼みなといちご」は、気仙沼のいちご農家で発生した規格外いちごを、未利用のチョコレートとあわせて、新たな付加価値をもつ商品として再生、つまり「アップサイクル」させたもの。「リサイクル」が製品をいったん原料や資源に戻すのに対し、「アップサイクル」は製品をそのまま使いながら新たな価値を付け加えます。「創造的再利用」とも呼ばれているそうです。

「Re:You(りゆう)」というネーミングには「食べる理由がある」という意味が込められているそうです。冒頭に紹介した画像には、この商品開発にたずさわった気仙沼の皆さんもうつっています。

左上がいちご農家シーサイドファーム波路上(はじかみ)代表の佐藤信行さん。蝶ネクタイの方は、ロスゼロといちご農家の橋渡し役になった気仙沼まち大学運営協議会の底上げ/成宮さん。右上もまち大学の外部パートナーColere/小林峻さんです。Vサインを出しているのは、この商品のラベルデザインを担当したmemento mori/志田淳さんですね。左下の女性はロスゼロ代表の文美月(ぶん・みつき)さんだと思います。

◎過去の受賞者

「新しい東北」復興・創生の星顕彰は、2016年度に始まり、これまで気仙沼の団体も受賞しています。過去の受賞者を紹介しておきましょう。

2017年度
〈しごと場・あそび場 ちょいのぞき〉の「観光チーム気仙沼」
2019年度
唐桑町の半島移住女子「ペンターン女子」
2020年度
住民主体で設立した「鹿折まちづくり協議会」
2021年度
気仙沼をローカルのモデルに!「まるオフィス」
〈気仙沼ブルー〉の「インディゴ気仙沼」

以上の5団体です。つぎのブログでも紹介しております。

2022年4月21日ブログ「復興創生の星顕彰」

話を戻します。

ロスゼロさんをはじめ、「Re:You気仙沼みなといちご」関係者の皆様、このたびの「新しい東北」復興・創生の星顕彰受賞、おめでとうございます。商品開発の開始は2021年のことと思いますが、今回の顕彰はこれからの展開にあたっての大きな励みとなりましたね。

気仙沼いちごの復活や階上地域の農業再生への取り組みをとてもうれしく感じております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 

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tag : ロスゼロアップサイクル気仙沼いちご

ニノさんとあそぼ

日本テレビ系「ニノさん」のゴールデン帯2時間スペシャル番組「ニノさんとあそぼ」の第3弾が2月25日午後7時から放送されます。


ニノさん
画像クリックで番組サイトへ

◎「ニノさんとあそぼ」2時間SP
2月25日(日)19:00〜20:54
日本テレビ系列全国20局ネット

MCはもちろん二宮和也さん。ゲストは、多部未華子さん、Mrs. GREEN APPLE、渡辺謙さんです。そしてなんと、謙さんが二宮さんを連れて気仙沼を訪れるとのこと。番組案内から関連情報を引用します。

◆渡辺謙×東北・陸前高田&気仙沼ツアー

日本が誇る世界的名俳優・渡辺とは、1泊2日の東北ツアーへ!2006年公開 クリント・イーストウッド監督による作品「硫黄島からの手紙」で共演した渡辺と二宮。待ち合わせ場所は岩手県・陸前高田。誰と何をするのかがわからないニノさんファミリーは、渡辺の姿を目にした瞬間慌てふためくも、渡辺のプランに次々にのせられていくことに!

渡辺は東日本大震災直後から被災地支援として陸前高田や気仙沼に足繁く通い、被災した地元の方々が寄り合える場所をという想いで、気仙沼に自身のカフェをオープン。以後10年欠かさず、月に一回ほど自らがもてなす朝食会を開催。今回はその朝食会でお客さんをサプライズで笑顔にするため、二宮に“バイト”をして欲しいという。そしてその前に、渡辺のプロデュースで陸前高田&気仙沼ツアーへ!

おすすめの餃子を食べに街ブラ、渡辺の運転で気仙沼までドライブ、マル秘ゲーム対決、渡辺行きつけの名店で夕食、ハリウッドからのスペシャルゲスト参戦も。翌朝の朝食会ではサプライズ大作戦…とにかく濃厚な旅がはじまる!

共演時の貴重なエピソードに始まり、仕事について、役者について、気仙沼への想いなどふんだんに会話を重ね、時にゲームではしゃぎ、交流を深めていくファミリー。果たして1泊2日のゴールとなる、サプライズ大作戦は成功するのか?(引用は以上)


紹介文にある「渡辺行きつけの名店」というのは「福よし」さんだと思います。つぎの紹介動画の背景にうつる詩文の最後に「ケンイチ」とありました。「福よし」の村上健一さんです。




(追記:上のYouTube動画はその後、非公開になりましたが、現在は下の動画を見ることができます)



(追記:こちらの動画も放送終了後に非公開になっております)

朝食会とあるのは、もちろんK-port(ケーポート)です。1月27日の収録。K-portのFacebookに、当日はテレビ取材がはいると記してありましたが、この番組だったのですね。

気仙沼の映像がとても楽しみです。当日は全国20局ネット。東京では日本テレビ、気仙沼ではミヤギテレビです。どうぞよろしく。
 

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tag : 二宮和也渡辺謙福よし

「おかえり館」閉館

東京・有楽町の気仙沼、久慈、福島 情報ステーション「おかえり館」が2月25日(日)をもって閉館することは昨年12月のブログでもお伝えしました。いよいよ、今度の日曜日が最終日。

2月18日の三陸新報がこの「おかえり館」閉店を伝えていました。


おかえり館

三陸新報2月18日記事の一部イメージ


「おかえり館」は、東日本大震災以降のNHK朝ドラの舞台である気仙沼市(おかえりモネ)・久慈市(あまちゃん)・福島市(エール)の3市が連携してのアンテナショップとして2021年7月9日にオープンしました。場所は、東京・有楽町の東京交通会館地下1階。

三陸新報の記事に、入館者数が紹介されていました。気仙沼市によれば、1月末までの累計入館者は約9万9千人。初年度は約2万5千人で2022年度は約3万5千人、本年度(2024年1月末まで)は約3万9千人と増え、10万人達成が目前になっているそうです。

2月19日から閉館セールがおこなわれています。市の記者発表資料から引用します。

◎購入商品の割引

セール期間中、下記のとおり購入商品が割引となります。

12月19日(月)〜2月22日(木)
→ 店内全商品 10%OFF

12月23日(金)〜2月25日(日)
→1商品お買い上げ 10%OFF
→2商品お買い上げ 20%OFF
→3商品以上お買い上げ 30%OFF

どうぞお出かけください。また、おかえり館関係者の皆様、いろいろとご苦労さまでした。25日までもうひとはたらきという感じですね。どうぞよろしくお願いいたします。

本日のブログ、ここからが本題です。冒頭の画像を見てなにか変だと思いませんか。拡大してみましょう。


拡大

三陸新報2月18日記事の一部拡大

日付が2024年(令和6年)1月18日となっています。これを見たときとき、私の脳がバグったかと。カレンダーを見て、バグったのは三陸新報さんであることを確認したのです。正しくは2月18日です。私は東京にてデジタル版を購読しているのですが、地元の紙版での日付がどうなっているのかは確認しておりません。どうぞおとといの三陸新報第2面右上を見ていただければと。

本日はこれにて。

2023年12月14日ブログ「おかえり館の閉館」

 

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tag : おかえり館

「海神様」のビール

気仙沼の「海神」さまが2月17日におこなわれ無事終了したそうです。この気仙沼版なまはげは、「甚六鬼の会」によるもので今回は38回目。昨日2月18日の三陸新報によれば、3コースに分かれて商店や家庭など約70軒を回ったとのこと。

今年の海神様の参上に際しては、なんとBLACK TIDE BREWING(ブラック タイド ブリューイング/BTB)さんによるクラフトビール「KAIJIN」が進呈されたそうです。横田屋本店さんがつぎのように投稿していました。


この「KAIJIN」について、BTBの2月8日X投稿を紹介します。


クラフトビール「KAIJIN」は、2月10日に発売されました。2月10日の三陸新報によれば、缶ラベルのイラストはBTBのスタッフ笹岡海咲(みさき)さんが担当したそうです。なかなかいいですね。醸造を担当した丹治和也さんは「ビールを通して地域の行事を知ってもらうきっかけになれば」と。

海神様は、17日に内湾商業施設「拓(ヒラケル)」内のBTBにも。つぎの投稿で紹介されています。


BTB丹治和也さんが手にしているのは、甚六鬼の会からBTBさんへの感謝状です。〈格別のご芳志によりクラフトビールをご寄贈〉いただいたことに深く感謝の意を表しますとありました。

なお、三陸新報オンラインでは丹野和也さんとなっていますが、これは誤記で「丹治和也」さんです。紙版(デジタル版)では正しく表記されていました。念のため。

2023年11月8日ブログ「BTB丹治和也さん」

海神様は昭和62年/1987年に、〈コヤマ菓子店〉の故小山隆市君(3年6組)が友人と3人で始めました。また、冒頭に紹介した横田屋本店さんの投稿にもうつる「家内安全 商売繁盛」の書などを毎年揮毫(きごう)しているのは、書家の武山櫻子(おうし)さん(3年9組)です。いつもありがとう。

海神様は気中20回生とそうした縁がある催しなのです。昨年のブログでも紹介しました。

2023年2月22日ブログ「海神様の木札揮毫」

「甚六鬼の会」の皆様をはじめ海神様の関係者の方々に御礼を。今年もご苦労さまでした。皆さまの家内安全と商売繁盛も願っております。ありがとうございました。
 

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tag : 海神様BTB

中納言原の草競馬

2月2日の三陸新報に、「地域の〝宝〟掘り起こし」という見出しがありました。「『けせんぬま遺産』活用推進実行委員会」(豊田康裕実行委員長)が、気仙沼の文化遺産を掘り起こすために市民参加型ワークショップを開催したという記事です。


けせんぬま遺産

三陸新報2月2日記事の一部イメージ


実行委員会では昨年度に住民対象のアンケート調査をおこなっており、昨年12月からは8会場に分けて地区ごとのワークショップを順次展開しているそうです。

記事で紹介されているのは、2月1日に気仙沼中央公民館でおこなわれた気仙沼地区のワークショップです。参加者の話について、記事の一部を引用します。

〈「気仙沼小唄」「アサリかき」「魚町の屋号通り」など、遺跡や神社の歴史、地名の由来、方言までさまざまな情報が出され、「旧暦3月27日の『安波山の日』には会社を休みにしてみんなで花見をした」「気仙沼高校の近くや新月で競馬が行われていた」などと会話を弾ませながら古里に眠る魅力を語り合っていた。〉(引用は以上)

気仙沼小唄については何度かこのブログでも紹介しました。たとえばつぎの記事。

2023年7月6日ブログ 「気仙沼小唄」投稿

「アサリかき」は、小学生のころに内ノ脇の浅瀬で潮干狩りをした思い出をこのブログに書いたことがありました。その後に埋め立てられて朝日町、商港岸壁などになっているあたりだったと思います。「安波山の日」についても何度か。

「屋号通り」もいまや思い出話になってしまいましたね。以前のブログで、「屋号通りMAP」を紹介したことがありました。これはとても懐かしい話なので、日をあらためて再掲することにします。

私が注目したのは、〈気仙沼高校の近くや新月で競馬が行われていた〉というところです。そして『目で見る気仙沼の歴史』(昭和47年 気仙沼ライオンズクラブ発行)に草競馬の写真が紹介されていることを思い出しました。これです。「中納言原の草競馬」。


競馬

『目で見る気仙沼の歴史』より

大正5年(1916年)の競馬とのこと。「中央のポプラは、昭和43年(1968年) 気高校庭拡張のため切られた」とも。つまり、この草競馬の会場は、現在の気仙沼高校がある場所なのです。鼎が浦高校と統合する前の気仙沼高校(男子校)の校歌に「うまし自然を海山を 四方にあつめて中納言  香久留ケ原(かくるがはら)に聳(そび)え立つ」とあるように、あのあたりは「香久留ケ原」、別名「中納言原」と呼ばれていました。

『気仙沼文化史年表』(荒木英夫著)にもつぎの記述がありました。

昭和9年(1934年)4月28日
気仙沼競馬会が九条で第1回競馬会開く(典拠:大気新聞)

気仙沼高校の前身である旧制気仙沼中学は昭和2年4月に旧気仙沼小学校跡を仮校舎として開校しました。そして現気仙沼高校の場所で新校舎が落成したのは昭和4年12月末です。つまり、昭和9年の第1回競馬会の開催時には中納言原に旧制気仙沼中学の校舎がありました。ということは、大正5年の写真とは違う場所でおこなわれたのではないかと。

話を三陸新報記事に戻します。

2月12日の気仙沼地区のワークショップには、50〜70代の8人が参加したそうです。九条や新月での競馬については、実際に見たことがあるということではなくて、地域の歴史情報として知っているということなのでしょう。

本日のブログ記事としては以上のようなことかなと。しかし、念のためと思って『気仙沼市史』を調べてみたところ、「補遺編 スポーツ・芸術」に「競馬」ということで6頁にわたる関連記述がありました。ちょっと長くなるので日をあらためての紹介といたします。

なお、三陸新報記事で見出しにもなっている新月での競馬については、Wikipediaに、昭和4年(1929年)11月17日に仁右衛門原で新月村競馬大会が開催されたという記述がありました。これについてもあらためて。

中納言原の名称と気高のポプラについては以下に参考情報を。

◎中納言原の名称由来

「中納言原」という名称は、香久留ケ原に以前から「中納言神社」があるためです。同神社や祠(ほこら)は移転をくりかえしたのちに再建され、2017年9月3日に竣工鎮座祭がおこなわれています。つぎのブログで紹介しました。この、中納言神社や三位中納言昭次(あきつぐ)卿にまつわる「中納言伝説」も、まちがいなく「けせんぬま遺産」のひとつでしょう。

2017年9月6日ブログ「中納言神社鎮座祭」

◎気仙沼高校のポプラ

大正5年の写真にうつるポプラが切られた時期について、『気仙沼文化史年表』に1968年3月7日「気仙沼高校名物のポプラ切られる(典拠:三陸新報)」という記載がありました。私が気仙沼高校2年生のとき。名物というだけあって相当に大きなポプラでしたが、大正5年のときはそれほどでもありませんね。

なお、「けせんぬま遺産」活用推進実行委員会では、3月上旬までに残る松岩・面瀬、本吉などでもワークショップを開き、来年度中にアンケートの結果なども踏まえてリーフレットを刊行する予定とのことです。楽しみですね。
 

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tag : 競馬けせんぬま遺産

立川志の輔独演会

気仙沼での立川志の輔独演会が今年も開催されます。6月15日(土)、気仙沼市民会館にて。そのチケットの販売が本日2月15日午前10時に開始されました。



画像:「気仙沼さ来てけらいん」より


震災以降、志の輔師匠の気仙沼における落語会は、あくまで私の計算ですが今回で8度目になるかと。毎回このブログで各回開催の概要を記してきましたが、今回も過去記事に追記する形で紹介します。

まずは初回、「気仙沼さんま寄席」が気仙沼さんま寄席実行委員会の主催でおこなわれたのは2012年3月25日のこと。気仙沼の有志メンバーを糸井重里さんはじめ、ほぼ日の皆さんがバックアップしてくださいました。

「気仙沼さんま寄席」は、「目黒のさんま祭」のさんま代を稼ぐことを目的に始まりました。その成果としての〈さんま代〉は第1回が348万9597円、2013年の第2回が465万1068円、2014年は会場の市民会館が改修工事中でお休み。そして2015年5月30日におこなわれた第3回目は297万853円でした。開催の趣旨に賛同して遠くからも多くの方が気仙沼を訪れてくださいました。本当にありがとうございます。

これに続く師匠の落語会が「志の輔らくご in 気仙沼」です。初回が2016年9月8日。主催はTBC東北放送/気仙沼さんま寄席実行委員会。共催が気仙沼市/気仙沼市教育委員会。そして目黒のさんま祭気仙沼実行委員会/気仙沼つばき会/シノフィス/ほぼ日刊イトイ新聞の皆さんが協力してくださいました。この落語会の2回目が2019年9月7日に開催されています。

そして、6度目が2022年3月12日13日の「おかえり寄席気仙沼 志の輔独演会」でした。主催は気仙沼つばき会/おかえり気仙沼実行委員会、共催が気仙沼市/目黒のさんま祭気仙沼実行委員会。会場は、2021年12月1日にグランドオープンした気仙沼中央公民館でした。

この2022年のおかえり寄席でも、ほぼ日の皆さんの協力がありました。おかえり寄席を含む3月10日からの気仙沼での4日間のテキスト中継も。

気仙沼からテキスト中継:
ほぼ日編集部 いま、気仙沼にいます。

このテキスト中継3月13日18:25の最終投稿は、「気仙沼においでよ2022」映像でした。矢野顕子さんが歌う「気仙沼においでよ」にのせておかえり寄席を含む気仙沼での4日間が紹介される2分18秒の動画です。



7度目は、昨年2023年の「おかえり寄席気仙沼 志の輔独演会」です。3月18日と19日の開催。会場は前回と同じく気仙沼中央公民館でした。つぎのブログで終了後の新聞記事などを紹介しています。それによれば、2日間合わせて約660人の満員御礼だったそうです。

2023年3月22日ブログ「おかえり寄席 御礼」

そして今年2024年が8度目となりますね。「おかえり気仙沼」としては3回目。前回の挨拶で志の輔師匠から〈来年もやらせていただきたい〉との言葉もあったそうで、今年の落語会はその約束をしっかりと果たす形になりました。

会場は気仙沼市民会館大ホール。これまでと同様に主催は気仙沼つばき会/おかえり気仙沼実行委員会、共催が気仙沼市/目黒のさんま祭気仙沼実行委員会です。

なお、「おかえり気仙沼」の落語会名称が各回で微妙に変わっているのですが、今回の表記は「立川志の輔独演会〜おかえり気仙沼2024」です。

全席指定4500円。前売りのみで当日券の販売はありません。早めのチケット購入でよい席をおとりください。

ひとつ付け加えます。本日2月15日は、志の輔師匠のお誕生日なのですね。70歳とのこと。おめでとうございます。

落語会の詳細は気仙沼市公式観光サイト「気仙沼さ来てけらいん」にて。どうぞよろしく。

気仙沼さ来てけらいん/立川志の輔独演会

 

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tag : 立川志の輔おかえり気仙沼

亀山モノレール概要

気仙沼大島の亀山に建設が計画されているモノレールなどについて、2月10日に現地大島で事業進捗に関する報告会が開催されました。菅原市長が10日、つぎのように投稿していました。


2枚目の画像として「亀山整備事業(モノレール・山頂魅力向上)概要図」がありました。これを見て、モノレールのルートや車両イメージを知ることができました。


概要図

2月10日菅原市長X投稿より

概要図によれば、中腹の亀山駐車場から亀山展望台近くの山頂駅舎までの409mを1往復15分のモノレールが運行します。図には中間駅舎は取り止めと記してありますね。モノレールイメージとして写真があり、20人乗り×2両とのこと。

1月31日のブログでも紹介した「亀山ほしのテラス」の位置もこの図でわかりました。ここはたしか「小亀山」と呼ばれているところではないかなあ。

概要図の右下には財源(案)が示されています。赤点線が「モノレール整備事業」で財源はデジタル田園都市国家構想交付金、緑点線は「山頂魅力向上事業」で財源は自然環境整備交付金等とされています。

◎ふくらむ事業費

2月10日の三陸新報が、亀山モノレール整備の事業費が当初より7億円増えて16億9千万円となる見通しと伝えています。資材高騰や新たに法面(のりめん)工事、地盤へのくい打ちなどが必要になったことが要因とのこと。


三陸記事

三陸新報2月10日記事の一部イメージ


事業費の財源について記事ではつぎのように。〈すでに採択を受けている国の交付金上限10億円(事業費ベース)を上回るが、市は増額は「予見不能だった」として、3億7100万円を追加で予算措置するよう昨年11月、内閣府に要望。補助対象外の2億6400万円は、過疎債の充当、ふるさと納税のクラウドファンディング(目標1億円)で確保するとした。〉

また、山頂魅力向上に向けた展望テラスや遊歩道の改修などの事業費3億5千万円は環境省の交付金などを充てることにしているそうです。上記の「自然環境整備交付金等」というのがそれでしょう。

このモノレールなどの亀山整備事業については、あらためて詳しい報道もあると思います。本日はあくまで市長投稿からの概要ということで。

亀山のモノレール計画については、その事業費の大きさや集客予想からの採算を不安視するむきもありました。現在でも一定の否定的な意見をもつ市民もいるのではないかと。たしかに財源確保などいろいろと大変なこともあるとは思うものの、私は市議会での議決も経ているこの計画をぜひ実現して欲しいと思っています。

現在開会中の市議会でも関連議案の審議があることでしょう。議論して結論が出たならば、計画実現のためにみなで精一杯の努力を。どうぞよろしく。
 

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tag : 亀山モノレール

ふるさと納税90億

本日紹介するのは先週火曜日2月6日の三陸新報記事です。地元ではすでに古い話題かもしれませんが、気仙沼市の本年度ふるさと納税寄付金額が90億円に達する見通しとのこと。


90億

三陸新報2月6日記事の一部イメージ


記事によれば、過去最高だった昨年度(2022年度)を大きく上回り、本年度(2023年度)当初見込額の1.8倍に迫る勢いで、最終的な寄付見込額を85億円から90億円に再修正。事業費の増額に伴う補正予算案が、2月9日から3月9日までの市議会2月定例会に議案提出されます。

定例会には、上方修正による「ふるさと応援基金」への2億円の積み立てなどを提案するとのことで、この補正により、基金積立額は約49億円(予算ベース)になる見込みです。

気仙沼市のふるさと納税寄付金についての昨年12月23日の三陸新報では「本年度目標の70億円に間もなく達する」と伝えていました。そして年が明けて本年1月7日には「ふるさと納税86億円突破」と。このあたりの話はつぎのブログで紹介しました。

1月10日ブログ「ふるさと納税86億」

◎寄付を活用しての語学研修

2月8日の三陸新報には、ふるさと納税寄付金を活用(ふるさと納税寄付金からの「ふるさと応援基金」を利用)する気仙沼市の教育施策が紹介されていました。


2:8語学研修

三陸新報2月8日記事の一部イメージ


記事によると市は来年度、小・中学生を対象に英語の語学研修をスタートさせるそうです。対象は英語検定4級以上取得者など20〜30人。研修は、福島県にある語学研修施設「ブリティッシュヒルズ」でおこなわれます。同施設の公式サイトには「パスポートのいらない英国」というメッセージがありました。

研修の参加費用負担はなく、市の予算としては約500万円とのことです。この施策案も2月9日から3月9日までの市議会2月定例会に議案提出されます。

2月2日付け記者会見資料のなかの新年度(2024年度)予算資料に、「ふるさと応援基金活用事業」の一覧がありましたので紹介しておきましょう。


一覧
2月2日付け気仙沼市記者会見資料より


本日紹介した語学研修は、一覧にある②教育パッケージ中のNo.7学習支援事業の一部ということだと思います。教育パッケージについてはつぎのブログで紹介しました。教育パッケージ関連の2024年度事業費は約2億円です。

1月26日ブログ「教育パッケージとは」

上掲のふるさと応援基金活用事業の一覧を見ると、あれもこれもという感じがするとともに、この納税制度がなかったらどうなっていたのかとも。以前も書きましたが、この制度がいつまで存続するのかといったことも考えるとちょっと不安にもなってくるのです。

それはそれとして。数ある地方自治体から気仙沼市を選んでくださった納税者の皆様に御礼を。おかげさまで、人口減少対策や教育など、気仙沼のよりよき未来のための各種施策が実行できます。ありがとうございました。
 

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高田俊孝君の訃報

鹿折中学出身で気仙沼高校のときの同級生、高田俊孝君が2月10日に亡くなったとのこと。11日の三陸新報に訃報広告が掲載されていました。


高田君訃報
三陸新報2月11日掲載広告より


広告にも社名が記されていますが、高田君は高田電気工業所の社長をつとめていましたが、息子さんの俊邦さんがその後を継ぎ、会長となっていました。

また、気仙沼電気工事事業協同組合の理事長や気仙沼ライオンズクラブ第50代会長などもつとめたことがあり、11日の三陸新報には両団体からの訃報お知らせもありました。

高田君の奥さまは、私たち気中同級生の登喜子さん(旧姓 大森)であることはみんなよく知っていることでしょう。訃報広告には息子さん3人のお名前、そして〈孫一同〉とも。

俊孝君のご冥福をお祈りいたします。また、登喜子さんをはじめ、ご家族の方々にお悔やみを申し上げます。
 

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漁師暦 2014-24

気仙沼つばき会の「気仙沼漁師カレンダー」さんは、2023年11月に「公式note」を開始しました。現在まで14回にわたり、同カレンダー誕生の背景や撮影エピソード、ファンの声などを紹介しています。

本日紹介するのはその最新投稿「気仙沼漁師カレンダー はじまりの話」です。前編と後編の2回にわかれています。

まずは前編を紹介したX(旧Twitter)2月1日投稿から。


前編では、気仙沼漁師カレンダーがどんなことをきっかけに誕生したのかを、発案者である気仙沼つばき会の斉藤和枝さんと小野寺紀子さんが語っています。

印象に残ったのは、和枝さんの東日本大震災から3日後の話です。(斉吉商店の)工場が全部ながされ基礎しか残っていないのを見て、ひとしきり泣いたあとに「もう、しょうがないよね」って自分に言い聞かせたといいます。そして……

和枝さん「そしたらね、帰り道、真っ黒焦げの船が並ぶ港に、真っ白い船が、帰ってきたの。無傷の真っ白い漁船が…。」紀子さん「そう!地震の直前に出航した漁船が、気仙沼を心配して戻ってきてくれたんですよね。」

紀子さんによれば、地震の直前に出港した漁船だったので、船体を洗ったばかりで真っ白できれいだったと。

黒こげの船と真っ白な船。そして真っ青な空に「カモメがピューっと」。

気仙沼の漁師のカレンダーというアイデアが生まれた背景には、こうした〈絵画的〉なシーンがあったのですね。このときの体験というか実感が、その後10作にわたるカレンダー制作につながっていったことを考えると〈象徴的〉なシーンといえるかもしれません。

2月5日には後編が投稿されました。


前半部にある初回2014年版の写真家藤井保さんについてのお二人の話も面白かった。

和枝さん「藤井先生はすごく私たちの話を長時間聴いてくださいましたね。写真撮っているより私たちの話を聞いてる時間の方が長かったぐらい。カメラは、なんだかでっかい箱みたいなのだったよね。」紀子さんは「本当に撮れてんだべか?」って思ったよね(笑)と。

そしてこの初回2014年版5000部を完売。和枝さんは「5000部じゃないと製作費が賄えなかったという事情もあるのですが…」と語ります。完売まで相当な努力があったことでしょう。

後半部では、1作目と10作目に登場している漁師さんの両方の写真を並べた画像がありました。

私は、その対比関係をとても興味深くながめました。そこにうつる個人の10年という時間とともに、師匠/藤井保さんとその弟子/瀧本幹也さんというふたりの写真家の対比が重なって感じられたのです。

そんなこんな、いろいろと楽しく読んだ「気仙沼漁師カレンダー はじまりの話」でした。

参考までに記しておくと、後編のnoteを知らせるX(旧Twitter)投稿画像の右端にううっているのが、2作目から10作までのプロデューサーをつとめてくださった「バンブーカット」の竹内順平さんです。その左隣は2024年版漁師カレンダーで初の地元デザイナー起用となった「ペンシー」鈴木歩さんです。ご苦労さまでした。

前編・後編とも、どうぞ本文をお読みください。またほかの12投稿も各年カレンダーの写真画像が豊富で読みごたえがあります。是非ご覧ください。

今週はこれにて。

1月9日ブログ「十年のアーカイブ」
1月12日ブログ「瀧本さん記事一覧」
 

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tag : 漁師カレンダー

「新生」気中に寄付

気仙沼市立の2つの中学校、条南中学校と気仙沼中学校は本年2024年4月に統合します。校名は気仙沼中学校です。

条南中学校は気仙沼中学校の生徒数増加に対応するため昭和53年/1978年4月に開校しました。そのため、前年度までは同じ気中生が気中と条南中という2つの中学に別れざるを得なかったのです。

2月4日の三陸新報に、本年の両校統合そして46年前1978年の学区分割に関係する記事が掲載されていました。


2:4三陸

三陸新報2月4日記事の一部イメージ


記事では45年前に気中と条南中を卒業し、還暦を迎えた両校同窓生が気仙沼中学校に68万3449円を寄付したことを伝えています。

寄付を贈ったのは、条南中1回生と気仙沼中32回生です。中学3年に進級した1978(昭和53)年4月、条南中開校に伴い離れ離れとなりましたが、卒業後は同窓会組織を一つにして歳祝いなどを一緒に行っているとのこと。

新型コロナの影響で延期されていた還暦祝いを昨年11月に行った際に、統合する母校への恩返しとして、統合先の気仙沼中への寄付を決定。還暦で一区切りとする同窓会の運営費と出席者からの寄付を充てることとしたそうです。

写真で気中の斎藤博厚校長に寄付金を手渡しているのが条南中1回生の茂木直樹さん、その右には笑顔の高橋正樹さん(気中32回生)がうつっています。正樹さんは気仙沼商会の代表です。

高橋正樹さんは、平成8年/1996年11月発行の「気仙沼中学校 創立五十周年記念誌」への寄稿文で、条南中学開校による同級生との別れについて書いています。つぎのブログで紹介しました。

2023年8月25日ブログ 寄稿「二つの校章」

このブログで紹介した正樹さんの文章には昭和53年4月のお別れの式のときの〈「お別れ」というよりはむしろ「引き裂かれる」〉ような気持ちが記されています。それから46年。冒頭に紹介した三陸新報記事の写真にうつる笑顔をみて、よかったなと。

条南中1回生そして気仙沼中32回生の皆様、このたびの〈新生〉気仙沼中学へのご寄付、ありがとうございました。気中同窓生として心からの御礼を申し上げます。

なお、冒頭の記事は三陸新報オンラインでも配信されていますのでご覧ください。

三陸新報オンライン配信記事

 

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tag : 条南中学統合

2/24元気にする会

2月24日に東京・赤坂で「気仙沼を元気にする会」が開催されます。第15回とのこと。新型コロナ対応で12回から14回はオンラインでの開催でしたが今回は対面です。





◎第15回気仙沼を元気にする会
日 時:2月24日(土)AM 11:15 ~ PM 1:30
会 場:東北カフェ&ダイニング 赤坂トレジオンポート
   港区赤坂3-12-18 赤坂館2F参加費:~20代:2,000円
    30代~:3,000円
    40代~:5,000円
司 会:佐藤千晶(フリーアナウンサー)
講 演:気仙沼市長 菅原茂
活動報告:一般社団法人まるオフィス 千葉可奈子氏ほか


これまでの会と同様に気仙沼市の菅原市長の講演があります。また、一般社団法人まるオフィスの千葉可奈子さんなどからの活動報告もあるとのこと。司会は、佐藤千晶さんです。

昨年11月26日の14回目はZoom利用(オンライン)でした。この回も千葉可奈子さんが内湾地区周辺の「気仙沼まちなかエリア」を歩き回りながら紹介してくれました。

対面は2019年11月以来となるそうです。今回は4年3カ月ぶりということになりますね。2029年の第11回元気にする会の様子はつぎのブログで紹介しております。

2019年12月5日ブログ「元気にする会」

私はこの日、はずせない用事があって残念ながら。参加しないのにお誘いするのもちょっと微妙ですが、ご都合がゆるす方は是非に。会の詳細はこちらに。参加申込はこちらから。
どうぞよろしく。
 

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tag : 気仙沼を元気にする会

鈴木實夫君の随想

1月31日の三陸新報「リレー随想」は、気仙沼高校の同年生だった鈴木實夫(じつお)君でした。唐桑中学出身の気高3年5組。


1:31随想

三陸新報1月31日記事の一部イメージ


鈴木君が大学卒業後県庁につとめ、その後は気仙沼市役所で働いていたことを昨年まで知らずにおりました。随想の冒頭にその経緯が記されており、なるほどと。

鈴木君と発掘調査との出会いは、大学で考古学を専攻したことから始まりました。そして卒業後は福島県庁へ。東北新幹線整備のための路線内遺跡発掘調査に従事したそうです。県庁に5年間勤めた後、1979(昭和54)年に気仙沼市の文化財担当職員になったとのこと。

随想の多くは、鈴木君にとって気仙沼で初めての発掘調査となった「田柄貝塚」の説明にあてられています。田柄貝塚は、気仙沼市所沢にある(あったというべきなのでしょうか)縄文時代の大規模な遺跡です。

この調査結果は、宮城県教育委員会と建設省東北地方建設局による『宮城県文化財調査報告書111:田柄貝塚』(昭和61年3月)としてまとめられています。ネット上でも公開されており、それを見ると、調査期間は、昭和54年(1979年)4月10日〜10月26日。気仙沼市教育委員会の調査員として「鈴木実夫」君の名がありました。

鈴木君は〈7年後に3分冊の厚い報告書にまとめられた〉と書いていますが、Ⅰが464頁、Ⅱが306頁、Ⅲが530頁で計1300頁にもなるまさに〈大冊〉です。

鈴木君はいま72歳。筆者紹介によれば、現在は唐桑観光ガイドの会会員で、気仙沼市文化財保護審議委員をつとめています。気仙沼市唐桑町鮪立在住。

文章のおわり近くにつぎのように記しています。

〈田柄貝塚は、気仙沼の縄文時代の暮らしを現代に伝えるタイムカプセルだった。調査員の一人として参加できたことが私の誇りであり、大きな財産である〉

誇りであり財産。45年前の発掘調査をふりかえりつづった鈴木實夫君の随想をうれしく読みました。元気でなにより。鈴木君、ありがとう。


田柄貝塚など、縄文時代の気仙沼についてはつぎのブログでも。

2013年2月26日ブログ「気仙沼の縄文人」
2023年11月16日ブログ「縄文時代の気仙沼」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 鈴木實夫田柄貝塚縄文時代

千葉周作のルーツ

2月3日のブログで、千葉周作気仙沼出生説にも触れていた三陸新報の論説を紹介しました。そのブログ末尾に、2月7日に本吉公民館で開かれる千葉富夫さんを講師にしての歴史講座「剣豪・千葉周作に学ぶ市民の集い」のことを記したのですが、当日の三陸新報を見てびっくり。千葉富夫さんの投稿記事が掲載されていたのです。タイトルは、「剣豪千葉周作のルーツは馬籠千葉氏か?」。


投稿

三陸新報2月4日記事の一部イメージ



投稿文の内容は私にとってはちょっと〈マニアック〉で難しすぎるのですが、ポイントはつぎのようなことかと。

千葉富夫さんは、千葉周作の遺稿に「慶長の頃 一族に大和というものあり勇武をもって知られていた」と書かれていることから、周作は奥州千葉氏の馬籠(まごめ)大和守重吉の末裔と考えられるというのです。そしてつぎのようにも。

〈千葉周作が馬籠千葉氏のルーツであるならば、気仙沼熊谷氏、馬籠佐藤氏などとのの姻戚関係も注目されます。馬籠千葉氏は1289年に鎌倉幕府直属地頭として本吉町馬籠に下向し、津谷、山田、馬籠、小泉、歌津の5村を領したといわれており、鎌倉御家人だった熊谷氏と馬籠氏は姻戚関係を結んでいます〉と。

投稿の後半では、気仙沼赤岩城の熊谷直光や馬籠の佐藤十郎左衛門などの名が登場しますが略します。

投稿の末尾には、千葉富夫さんが講師となって2月7日午後1時半から本吉公民館で開かれる歴史講座が紹介されていました。今週の水曜日です。

◎剣豪・千葉周作に学ぶ市民の集い
テーマ:幕末の英雄、その生涯と生誕地の謎に迫る
日時:2月7日(水)午後1:30より
会場:気仙沼市立本吉公民館
講師:千葉富夫氏
問い合わせ:事務局 戸羽芳文さん(電話090-4045-0732)
入場無料

気仙沼の歴史好きの人にとっては興味深い講座となりそうですね。千葉富夫さんの過去2回の三陸新報投稿文はつぎのブログにて。どうぞよろしく。

2022年12月6日ブログ「気仙沼の千葉周作」
2023年9月14日ブログ「千葉周作の生誕地」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 千葉周作千葉富夫

八日町と千葉周作

1月25日の三陸新報「論説」は「市庁舎跡地の利活用への思い」でした。


1:25論説

三陸新報1月25日記事の一部イメージ


論説の主旨は、2026年度に旧市立病院跡地(田中前地区)への移転が計画されている気仙沼市役所庁舎跡地やワン・テンビル、さらには木造の市役所第2庁舎の利用、活用策についてです。これも大事な話でしたが、私は冒頭に記された八日町や三日町、新町(あらまち)の歴史に関する話を興味深く読みました。

ちょっと長くなりますが、引用します。

〈かつて、気仙沼市の中心商店街だった三・八通り(三日町・八日町)。「三」と「八」の日に市(いち)が立ったのが地名の由来である。市史によれば、古くは海だったが、人口増のための埋め立てによって街区が形成されたーと記されている。

源平合戦で敗走した平家の落ち武者が海路で北上。気仙沼湾に辿り着き、定住したーという言い伝えも残る新町(あらまち)は、三・八通りの北側に接する。当時、この周辺は天然の良港の河岸だったことを想起させる。

江戸後期の剣豪。一代で国内最大級の剣技に押し上げた北辰一刀流の千葉周作の剣技は、江戸後期に活躍した坂本龍馬らの志士に受け継がれていく。

終戦後、国民的人気となった漫画「赤銅鈴之助」(1954年発表)にも出てくる周作の出自については、岩手県陸前高田市や宮城県花山村など諸説あったが、近年の研究によって、気仙沼市の本郷も有力とされ、八日町で幼少時代を過ごしたのではないかという説もある。〉(引用は以上)

地元の皆さんには説明不要ですが「三・八通り」は「さんぱちどおり」と読みます。そして、上記の歴史話と市役所跡地の利活用との関連については、〈歴史の中の逸話を紹介するスペースも考えられる。気仙沼と千葉周作の関係を内外にアピールするなどの企画ができるのではないか〉としています。

ひとつ誤解というか誤読されるといけないので記しておくと、論説中で近年の研究で千葉周作の出自/出生地について「気仙沼市の本郷も有力とされ」というところの「本郷」は現在の気仙沼市本郷ではありません。「気仙沼本郷」、あるいは「気仙沼村本郷」と書けば誤解が少ないでしょう。郷/村の中心地という意味での本郷です。

昨年9月のブログでも記しましたが、Wikipedia「千葉周作」の説明に「宮城県気仙沼市本郷で生まれ」とあるため、これを参考にして「気仙沼市本郷出生」という記述がなされるのではないかと。

しかるべき人がこの周辺記述を修正してくれないかなと思っているのですが。なかなかね。

2023年9月14日ブログ「千葉周作の生誕地」

◎追記

1月30日の三陸新報でも紹介されていましたが、2月7日(水)午後1:30より、気仙沼市立本吉公民館で、「剣豪・千葉周作に学ぶ市民の集い」が開かれます。テーマは「幕末の英雄、その生涯と生誕地の謎に迫る」。同市民の会(今泉直喜代表)主催で入場無料。

気仙沼出身で郷土史研究家の千葉富夫さんによる調査報告のほか、意見交換をおこなうとのことです。問い合わせは事務局の戸羽芳文さん(電話090-4045-0732)まで。

なお、昨年2月22日に唐桑公民館でおこなわれた千葉富夫さんの講演については次のブログで紹介しております。

2023年3月1日ブログ「千葉周作講座修了」

 

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tag : 千葉周作

五大ニュース2023

2023年の「あなたが選ぶ気仙沼市の五大ニュース」の決定内容が1月31日の三陸新報に掲載されていました。1月30日の審査会で決定したそうです。なお、この恒例行事の主催は気仙沼市教育委員会と市立公民館です。


五大ニュース
三陸新報1月31日記事より


要約するとつぎのような感じかな。

①生鮮カツオ水揚げ量27年連続日本一
②ふるさと納税東北1位
③「すずめの戸締まり」新海誠監督来市
④みなとまつりのはまらいんや・うちばやしが震災前の形に
⑤4月から小中学校の給食費無償化

生鮮カツオ水揚げ27年連続日本一は、すごいことなのですが妙に慣れちゃって1位にはならないのではないかと思っていました。2022年は2位でした。

結果をながめると2位のふるさと納税東北1位がトップになってもおかしくなかったのではないかとも。5位の小中学校給食費無償化もふるさと納税のおかげで実現した施策でした。

毎年感じるのですが、このニュース項目の文章づくりはいろいろ苦労があると思います。今回1位の生鮮カツオ水揚げ量27年連続日本一にしても、文章には「サンマ・サケは不漁続く」が加わっています。ふたつの項目に分けたとすると順位が変動したでしょう。

記事に6位以下も紹介されていました。これも要約して紹介。

⑥住みたい田舎ベストランキング総合部門東北1位
⑦新型コロナが5類移行。イベント再開
⑧市の人口5万8千人割る。市民会議設置
⑨クボ・ホームセンター43年の営業に幕
⑩唐桑小と中井小、津谷小と小泉小、気仙沼中と条南中が令和6年度統合へ

今回は1701票の投票(有効票1631票)があったそうですが全項目的中者は3人だったとのこと。前回は9人でしたから、今回はちょっと難しかったかな。それだけに、的中した方々のよろこびもひとしおでしょう。おめでとうございます。

2023年版五大ニュース候補項目はつぎのブログにて。

2023年12月29日ブログ「気仙沼の2023年」

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 五大ニュース

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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