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大船渡線乾杯列車

昨日のブログで、JR大船渡線の赤字について紹介しました。本日はその続きです。11月29日の三陸新報1面トップ記事の見出しは、「年明けに首長会議開始」。大船渡線の沿線4市の市長が利用促進策などを協議するとのこと。


JR.jpg

三陸新報11月29日記事の一部イメージ


沿線4市とは、一関市、気仙沼市、そしてBRT区間の陸前高田市、大船渡市です。気仙沼市をのぞく3市は岩手県。

記事によれば、国は利用者が少ない地方鉄道の赤字路線を対象に、存廃を含めて在り方を見直すよう求めているそうですが、この首長会議はあくまで「利用促進がテーマ」(気仙沼市交通政策課)とのこと。

気仙沼市の菅原市長は、11月27日に開かれた条南地区市政懇談会で、一ノ関―気仙沼間は鉄路維持を基本として会議に臨む考えを示したそうです。そして、大船渡線は他の赤字路線に比べ、国やJRと協議する優先順位は低く、「状況は逼迫していない」と指摘。課題の利用客獲得に向けては、外国人観光客が多く訪れている沿線の猊鼻渓/げいびけい(一関市東山町)から気仙沼への誘客の必要性を強調し、「鉄路を使った気仙沼への観光のテーマとして取り組んでいく」と語ったそうです。

この三陸新報の記事にも、昨日のブログで紹介した大船渡線(一ノ関―気仙沼間)の赤字額14億2700万円が記されていました。前年度から8300万円改善、つまり赤字額が減少しているそうです。

◎大船渡線乾杯列車

11月23日には、三陸鉄道車両(36-700形式)が大船渡線をはじめて運行しました。菅原市長がつぎのように紹介しています。


これは、JR東日本の一ノ関統括センターが企画した「三鉄車両で行く!大船渡線乾杯列車~地酒、地ビール、旨い肴~酒発(しゅっぱつ)進行!」。

本企画のプレスリリースによれば、11:03に一ノ関駅を出発し気仙沼駅には12:55着。内湾地区でのフリータイム90分を楽しみ、気仙沼駅15:50発、一ノ関駅17:12着という行程でした。定員80名をのせて大人1名19800円です。


岩手めんこいテレビのニュース映像を紹介します。




気仙沼からは、男山本店、角星、BLACK TIDE BREWINGの日本酒やビールが提供されたそうです。プレスリリースによれば、角星さんの日本酒は、運行日当日朝の絞りたて新酒とのこと。

プレスリリースには、〈大船渡線の北上川(きたかみがわ)橋梁では減速運転し、車窓からの景色を眺めながらお酒を堪能いただきます〉とありました。北上川のあの風景ですね。私も大好きです。

大船渡線赤字額の大きさにはいつも驚かされますが、こうして関係各社の皆さんがいろいろと努力されていることをとてもうれしく思いました。ありがとうございます。そのことをお伝えしたく。

11月29日ブログ「ローカル線の赤字」

 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 大船渡線

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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