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おかえり気仙沼!

①オンラインみなとまつり

今年で69回目を迎えるはずだった気仙沼みなとまつりは、新型コロナ対応などのために開催中止となりました。

しかし、その代替イベントとして8月2日(日)オンラインでの動画配信を中心とした「オンラインみなとまつり〜おかえり気仙沼」が開催されます。気仙沼市、気仙沼商工会議所、気仙沼青年会議所などで組織する「気仙沼みなとまつり委員会」の主催です。


オンラインみなとまつり_バナー


〈おかえり気仙沼〉というテーマタイトルは、来春の放送が予定されている気仙沼をドラマの舞台のひとつとするNHK連ドラ「おかえりモネ」のもじりですね。ちょっと無理くりという感じもするものの、この放送への地元の期待の大きさがうかがえます。

そして、例年のみなとまつりのために気仙沼を訪れたり、私もそのひとりですが、気仙沼を離れて暮らす出身者を意識してくださったものでしょう。ありがとうございます。

8月2日の配信を楽しみにしております。皆様も是非ご覧くださいますように。

このイベントはYouTubeを通じて配信されます。8月2日(日)の午後5時から。こちらをクリックしてYouTubeでご視聴ください。

スケジュール概要はつぎのとおりです。

放送予定

公式観光情報サイト「気仙沼さ来てけらいん」より


②「気仙沼クエスト」特別版

スマホゲーム「気仙沼クエスト」も、8月1日と2日は特別版となります。題して「気仙沼みなとまつりクエスト」です。


クエスト


この「気仙沼クエスト」は、気仙沼高校3年の畠山瑛護さんらが開発したもので、「全国高校生マイプロジェクトアワード」で文部大臣賞を受賞したことは4月27日のブログでもお伝えしました。

上記の「オンラインみなとまつり」のプログラムということではありませんが、〈「あの日の夏」に帰省しよう。〉や〈記憶の中の情景は「ピクセルアート」になる。〉といったメッセージは、〈おかえり気仙沼〉というテーマにふさわしい。

この「気仙沼クエスト」については、7月20日のNHK/Eテレ18:55〜「沼にハマってきいてみた」のドット絵特集でも紹介されました。番組とのコラボ版の限定公開など、スタジオと気仙沼をつないでの生中継などもありました。

ゲームは下の GamePleyから。PCでもプレイできるようなのですが、スマホからのほうが確実でしょう。

気仙沼クエスト公式サイト
気仙沼クエスト GamePley

今年の気仙沼みなとまつりが中止となっても、なにかみんなで楽しもうという気持ちがとてもうれしいですね。ちょっと長くなりますが、オンラインみなとまつりの詳細内容を以下に記しておきます。


③オンラインみなとまつり詳細内容

◎配信タイムスケジュール

17:00 ライブ配信開始

・オープニング(気仙沼の若者達による銀鱗太鼓の演奏)
・司会挨拶、今回の取り組みの概要説明
・市長挨拶 with ほやぼーや
・オープニングで銀鱗太鼓を演奏した若者達へインタビュー
・気仙沼青年会議所で行われる縁日の紹介

17:15 「おかえり気仙沼」

気仙沼市内各地の観光スポットを紹介。

・全国のサーファーに愛される、穏やかな海「小泉海水浴場」
・気仙沼の玄関口湾内地域を紹介
・遠方の気仙沼ファンが気仙沼について想いを話す「おかえりインタビュー」

18:00 「オンラインみなとまつり」本編開始

みなとまつり当日のライブ映像や過去のみなとまつりの映像を織り交ぜて配信
・気仙沼市民と気仙沼ファンが一体となって踊り、街を練り歩く「はまらいんや」
・インドネシアと気仙沼の繋がりを描く「インドネシア」特集
・気仙沼の水産業で働くインドネシア人の方々が、色鮮やかな民族衣装で街を歩く「インドネシアパレード」
・陸と海、両方から太鼓の音が響き渡る「銀鱗太鼓のライブパフォーマンス」
・気仙沼出身のシンガーソングライター熊谷育美さんによるオンラインスペシャルライブ

◎野外企画タイムテーブル

(1)小泉海水浴場での砂浜あそび

時刻: 10:00~14:00
会場:小泉海水浴場
実施主体:気仙沼市
その他:対象は小学生・支援学校小学部限定。事前申込み制

(2) 縁日
時刻:13:00~16:30 ・ 17:30~19:30
会場:商港岸壁(気仙沼市朝日町)
実施主体:気仙沼青年会議所

(3) インドネシアクイズ、インドネシアパネル展示

時刻: 13:00~18:00
会場: PIER7 (宮城県気仙沼市南町海岸11番11号)
企画・実施:気仙沼商工会議所青年部


以上です。どうぞよろしく。
 
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tag : 気仙沼みなとまつり

「令和」の出船送り

きのう7月29日、渋谷パルコで開催中の写真展「幡野広志、気仙沼を撮る。」に行ってきました。パルコなら歩いたほうが早いなと思って、行きも帰りも徒歩。片道20分ほどです。

幡野さんご自身がネット上で公開している写真も多いのですが、写真展という新たな構成のなかで見るとまた別の印象を受けるのが不思議です。

すべての写真について撮影が許可されていましたので、気仙沼中学の同級生がうつっている写真を紹介しておきましょう。


出船式


ちょうど真ん中、白い羽織の女性が菅原(及川)徳子さん(3年11組)です。参考までに付け加えれば、写真左端の男性はアンカーコーヒー/オノデラコーポレーションの〈ヤッチさん〉こと小野寺靖忠さん。その右下がそのお姉様、つばき会のメンバーで漁師カレンダー企画発案者のひとり小野寺紀子さんです。

話がさらに細かくなりますが、右下の「気仙沼さ(来てけらいん)」の仙と沼の上で、福来旗(ふらいき)のうしろにうつっているのは、斉吉商店の〈ばっぱ〉こと、斉藤貞子さん。もうひとりのカレンダー発案者、和枝さんのお母様です。

写真の右下にある幡野さんの手書きによるコメントには「出船式  航行の無事と大漁を願う。」とありました。気仙沼をよく知っている人は、〈出船(でふね)送り〉の光景と思うかもしれません。しかし、ちょっと違うのです。

これは2019年4月3日の撮影。この日に同時出港したのは、勝栄丸ブログさんによれば、第35漁福丸、第8明神丸、第88清福丸の3隻です。その出船送りがおこなわれたことに間違いはないのですが、幡野さんの写真にうつっているのは、新元号「令和」のスタートにあたって、気仙沼つばき会が企画したプロモーション映像の撮影光景なのです。

写真の右端を見てください。なにか高く掲げられているものがありますね。ルノワールを思わせます。印象派絵画のカレンダーでしょうか。私の推測ですが、この裏側にはメッセージ原稿が記されていたでしょう。いわゆるカンペ。つぎのように書かれていたはずです。

〈 新元号「令和」おめでとうございます。平成、いろいろとありましたが、世界中へ「ありがとうございます」〉

それでは〈答え合わせ〉。つぎの映像をご覧ください。「WEB気仙沼さ来てけらいん」YouTube配信映像です。



昨年4月3日に撮影された映像です。このときはまだ〈平成〉でした。

幡野さんは当日の様子をすべてご存じです。ですから、この写真は単なる〈出船式/出船送り〉のワンショットではないのです。

今回の写真展にあたって幡野さんが記したコメントをもう一度ふりかえってみましょう。「出船式 航行の無事と大漁を願う。」

これは、平成から令和への〈出船式〉だったのか。そして〈航行の無事と大漁を願う〉と。

考えすぎかもしれませんが、本当におどろくばかり。これが幡野ワールドなのかと。

写真展「幡野広志、気仙沼を撮る。」は8月2日(日)まで。どうぞよろしく。

2019年4月8日ブログ「2つの祝福と御礼」
7月16日ブログ「幡野広志ワールド」
 

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tag : 幡野広志 漁師カレンダー

再建「浮見堂」完成

気仙沼市魚町の神明崎(しんめいさき)にあった「浮見堂」は大震災で被災したために市による再建が進められていました。そしてこのたび、工事がおわり完成したそうです。7月21日の三陸新報が伝えています。


浮見堂
三陸新報7月21日記事の一部イメージ


なんかすっきりしない記事です。浮見堂の工事に関心をもっていた私からすると、いつ完成したのだろうかとの疑問が。記事の末尾には、7月23日に恵比寿像建立の記念式典がおこなわれると記してありましたが、浮見堂完成の式典はいつなのだろうとか。

このすっきりしない感じは、気仙沼市の発表に起因していたようです。市の7月17日付け記者発表資料によれば、浮見堂の完成は5月29日だったそうです。そして7月23日には、浮見堂の再建にあたって寄付をしてくださった方々への市による感謝状贈呈式を開催するとのこと。あわせて当日には、気仙沼湾神明崎三代目恵比寿像建立委員会主催による三代目恵比寿像建立記念式典も開催されるとしてありました。

この5月29日の浮見堂の完成に関する発表がしっかりとなされないまま、今にいたったということなのでしょう。

三陸新報の記事によれば、再建工事は市が復興事業で計画し、2019年6月に着手されました。総事業費は、復興交付金などを財源に約2億7600万円。約2500万円は、気仙沼市出身者や市内在住者3人からの寄付金を活用したそうです。

そして昨日7月28日の三陸新報には、7月23日におこなわれた浮見堂再建に多額の寄付をした熊谷寿夫さんへの感謝状贈呈式に関する記事が掲載されていました。


感謝状

三陸新報7月28日記事より


熊谷寿夫さんについては、このブログで何度か紹介してきましたが、23日の贈呈式についてはあらためて紹介することにいたします。

この28日の三陸新報記事の末尾に私が知りたい情報がありました。「浮見堂の完成式典は来春に予定している」と。上述した魚町側の護岸工事や周辺整備が終了したあとに、正式な完成式典をおこなうということでしょう。

なお、浮見堂へは「コの字岸壁」側から県が整備した遊歩道を利用してわたることができるそうです。しかし、魚町側からは県が勧める護岸工事などが完了する11月下旬以降となるとのこと。

今回の浮見堂や恵比寿像関係の式典の計画に関しても、新型コロナの状況などからいろいろと大変だったでしょうね。関係者の皆さんの苦労が目にうかびます。ご苦労さまでした。

そして、小さな頃から親しんできた「浮見堂」の再建工事完了、完成についてもお祝いを申し上げます。まずは〈プレオープン〉ということだと思いますが、来春の完成式典/グランドオープンを楽しみにすることにいたします。

5月1日ブログ「浮見堂の再建工事」
 

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tag : 浮見堂

7人の漁師写真家

きのう7月27日のブログでは、気仙沼漁師カレンダーのプロデュースを担当している竹内順平さんのインタビュー記事を紹介しました。

本日は昨日の記事の資料編です。2014年版から2021年版までの各年カレンダーについての、本ブログ記事の一覧をまとめました。写真撮影を引き受けてくださった7人のカメラマン/写真家の皆さんに関することなどや、関連催事などを紹介しています。

計20本の記事になりますが、まずは初回2014年版カレンダーの予約開始の告知画像を紹介しておきます。今にいたる漁師カレンダーのストーリーは、ここから始まったのです。


漁師カレンダー

2014年版カレンダーの予約開始告知画像


それでは、2014年版/藤井保さんから本年2021年版/幡野広志さんまで、7人のカメラマン/写真家に関する計20本のブログを参考まで以下に。各回見出しをクリックしてご覧ください。

なお、皆さんとも、漁師撮影を専門にしているわけではありませんが、〈料理写真家〉という呼称もあることだしということでブログタイトルでは〈漁師写真家〉とさせていただきました。


①2014年版 藤井保さん

2013/11/08 「漁師のカレンダー」
2013/12/12 「漁師カレンダー!」
2014/01/06 「謹賀新年2014」
2018/11/08 「漁師写真家の皆様」

②2016年版 浅田政志さん

2015/09/17 「写真家:浅田政志」
2015/11/12 「漁師カレンダー2」
2015/12/29 「カレンダー展入賞」
2016/08/08 「気仙沼の写真映像」

③2017年版 川島小鳥さん

2016/08/22 「来年のカレンダー」
2016/11/21「小鳥さんの写真展」

④2018年版 竹沢うるま さん

2017/10/25 「漁師カレンダー」
2017/12/19 「祝!審査員特別賞」

⑤2019年版 奥山由之さん

2018/11/07 「奥山由之の写真集」
2018/12/19 「経済産業大臣賞!」
2019/02/21 「漁師カレンダー展」

⑥2020年版 前康輔さん

2019/11/13 「前康輔さんの写真」
2020/04/09 「漁師暦の「深い話」
2020/07/06 「前康輔さんの「鰹」

⑦2021年版 幡野広志さん

2020/07/03 「幡野さんの写真展」
2020/07/16 「幡野広志ワールド」
2020/07/30 「令和」の出船送り」(7/30追記)

一覧は以上です。

今回、各ブログを読み返して感じたことは、7人の写真家の皆さんが、この気仙沼漁師カレンダーの撮影をよくぞ引き受けてくださったなということです。

気仙沼出身者のひとりとしてあらためて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼漁師カレンダー

竹内順平さんの話

気仙沼漁師カレンダー2021年版のために撮影された写真を見ることができる写真展「幡野広志、 気仙沼の漁師を撮る。」が、渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」で8月2日まで開催中です。

先週金曜日7月24日には関連イベントとして、幡野広志さん、「斉吉」の斉藤和枝さん、「アンカーコーヒー」の小野寺紀子さんによるスペシャルトークライブもおこなわれました。私はオンラインで視聴し3人のやりとりを楽しませてもらいました。

そして「ほぼ日」さんのサイトでは、7月22日から全4回で竹内順平さんのインタビュー記事が連載されていました。竹内さんは、気仙沼つばき会が発行する「気仙沼漁師カレンダー」のプロデュースを担当しています。


ほぼ日画像

ほぼ日サイトより(画像クリックで目次ページへ)


インタビュー記事の各回テーマはつぎのとおりです。上記画像をクリックしてほぼ日サイトからご覧ください。

第1回 10年続けなきゃ、ダメだ。
第2回 命をテーマに撮れるかもしれない。
第3回 わかりやす過ぎない写真。
第4回 漁師をみつめて、わかったこと。


◎漁師カレンダー2014年版

「気仙沼漁師カレンダー」の初回は2014年版でした。企画・制作がサン・アドさん、撮影は藤井保さんと知り、私はとてもおどろきました。そのときの印象をつぎのブログにも記しました。この初回カレンダーのクオリティが、その後の発行継続のハードルを高くしたかもしれません。

2013年11月8日ブログ「漁師のカレンダー」

そして、2015年版はお休みして2回目のカレンダー発行は2016年版でした。ここから竹内順平さんがお手伝いをはじめ、休むことなく毎年の発行が続いています。

お手伝いをはじめるきっかけについて、竹内さんはつぎのように語っています。(つばき会さんが「ほぼ日」さんに相談にいったところ)〈具体的なことはわかりませんけど、気仙沼に寄り添ってくれる人がいい〉ということで、僕を推薦してくれたみたいです〉とのこと。

私は竹内さんに2度しかお会いしたことがありませんが、そのときの印象を思い出し、推薦理由に納得。その人柄を知る人はみな同感とうなずくことでしょう。

もうひとつ興味深いことが記してありました。竹内さんは、撮影カメラマンの依頼にあたり、〈勝手に「ありのままの漁師は○○」とそれぞれのかたのテーマになりうるキーワードを決める〉そうです。そしてこれまでお願いした6人それぞれに対するキーワードをつぎのように紹介しています。

〈浅田さんだったら「カッコいい」。小鳥さんは「かわいい」、うるまさんは「感じる」、奥山さんが「美しい」、前さんは「いい男」でした。で、幡野さんは「愛おしい」にしたんですよ。〉

こうしたキーワードを念頭において各年のカレンダー写真をふりかえるのもおもしろい。そう思い、2014年版/藤井保さんから来年2021年版/幡野広志さんまで、7名のカメラマンに関する当方ブログ一覧を参考としてまとめたのですが、ちょっと長くなったので明日の紹介とすることにいたします。

(7/28追記:その一覧が、7月28日ブログ「7人の漁師写真家」です)

なお、この記事で、竹内さんが〈ふだんは梅干し屋さん〉と紹介されていますが、これはBambooCutさんの梅干し展示会や商品販売など〈梅干し関連事業〉のことをさしています。くわしくはBambooCutサイトにて。

◎2024年版が第10回目

連載記事のタイトルは〈 「ありのまま」の漁師を、10年撮る。〉です。そして、つばき会さんが漁師カレンダーについて〈10年続けなきゃ、ダメだ〉というのも、10回/10年分ということでしょう。2014年版にはじまりましたが2015年版はお休みしていますので、2024年版が第10回目の漁師カレンダーとなります。竹内さんも〈あと3作〉と語っていました。

幡野広志さんの2021年版が7回目の漁師カレンダー発行となります。これまでの継続発行を実現してきた気仙沼つばき会の皆さんの努力には本当に頭が下がります。竹内さんがこんなにも熱心に漁師カレンダーにとりくんでくださるのも、和枝さんや紀子さんをはじめ、皆さんの熱意があってのことでしょう。連載記事の順平さんの言葉のはしばしに、その期待になんとかこたえたいとの思いを感じました。それがまさに〈よりそい力〉かもしれません。

期待のハードルがどんどんと高くなる気仙沼漁師カレンダー。そしてまだ見ぬカレンダーがあと3作。企画や進行、そして採算の計画など、つくりだす皆さんはとても大変なことでしょうが、私たちにとっての楽しみはまだまだつづきます。

つばき会さん、そして順平さん、いつも本当にありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 漁師カレンダー 竹内順平

新中央公民館概要

7月18日の三陸新報に、7月17日の気仙沼市議会臨時会で5議案を原案どおり可決したとの記事があり、その中に気仙沼中央公民館災害復旧工事の請負契約も含まれていました。記事によれば、市営内の脇住宅の隣接地に小劇場(324席)などを設けた建物を約14億8200万円で建設するとのこと。

この新中央公民館について、ブログの原稿を先月末にはほぼまとめていたのですが、新型コロナほかの〈時の話題〉におされて後回しになっておりました。そんなことでやっと本日の紹介となりました。

◎中央公民館の被災

市内潮見町に新築された気仙沼中央公民館が業務を開始したのは1984年4月1日のことです。しかしその27年後、2011年3月の東日本大震災で被災。一景島保育所の71人の幼い子らをはじめ、中央公民館に避難した446人の救出については、あらためて説明の必要はないでしょう。同館はこの被災によって使用不能になり、2012年夏に解体されました。

その後、現在に至るまで中央公民館はその場所を旧気仙沼河北新報社ビルに移し利用されています。とはいうものの、あくまで震災後の応急的な措置ですから、新たな公民館の建設が待たれていました。

◎5月14日の三陸新報記事

この中央公民館移転新築工事が災害復旧事業として着手されたのは2018年度のこと。その後の進行についての情報があまりなかったのですが、5月14日の三陸新報で、本年度末完成を目標に本年7月の着工を見込んでいると報じられました。

5月14日公民館

三陸新報5月14日記事の一部イメージ


記事によれば、建設場所は南気仙沼地区にある市営内の脇住宅の隣です。建物の延べ床面積は旧中央公民館と同規模の3156㎡です。

6月29日のブログで紹介した南気仙沼まちづくりマップでの該当部分を拡大して示します。


マップ


おわかりでしょうか、大川の左岸、内の脇住宅の右下に点線に囲まれて「公民館」と示されています。BRT南気仙沼駅の南側、土地区画整理事業対象地区の南端にあたります。

三陸新報の記事によれば、基本設計にあたっては、地域や利用団体の代表者らで気仙沼中央公民館建設委員会を組織して、利用者目線のアイデアを取り入れたとのこと。

予約なしで利用できるラウンジやロビーを設け、最大324席の小劇場、体育館などを整備します。小劇場は、ステージ側の客席の一部が昇降可能で、音楽イベントだけでなく、幅広く使える場にするとのこと。外壁の色は、大川沿いの桜をイメージして淡いピンク色にし、敷地内には桜の木を植える予定であるとも。


◎完成予想図と模型の公開

そして6月26日には、中央公民館の完成予想図と模型が公開されたとの記事が掲載されました。


完成予想図と模型

三陸新報6月26日記事の一部イメージ


施設概要は上記5月の記事内容に加え、以前は別棟だった体育館を一体化することや、小劇場の一部などが2階建てになりますがほとんどが平屋構造であることが記されています。

地元自治会、利用団体、まちづくり団体、社会教育委員などでつくる建設員会が2019年1月から在り方を検討し、それを踏まえての設計が昨年度末まで行われたそうです。

本体工事の入札は6月に1度おこなわれていますが、条件を満たす業者がなく、7月6日に2度目の入札がおこなわれるとのことでした。上述したように市議会では請負契約を可決したとのことですので、入札が成立したのでしょう。

◎菅原市長ツイート

6月24日の菅原市長のツイートを紹介しておきます。現在の中央公民館(旧河北ビル)3階で公開中の模型や完成予想図などがうつっています。



ツイートのなかで「ホール」とされているのは、三陸新報記事で「小劇場」とされていたゾーンです。


◎岡田新一設計事務所

基本計画策定・基本設計業務を担当するのは岡田新一設計事務所です。公募型プロポーザルで選定されました。この公募には4社の応募があったと聞いています。

岡田新一設計事務所は、気仙沼図書館の設計もおこないましたのでご存じの方も多いことでしょう。この図書館のときには、プロポーザルでの提案内容が公開されたのですが、今回はなぜか同様の公開がなされませんでした。その関係なのか、計画の全容に関して報道も少なかったように思います。

岡田新一設計事務所の代表だった岡田新一さんは、最高裁判所をはじめ多くのすぐれた建築を手がけてこられました。2014年に亡くなりましたが、その設計事務所は後継者たちによっていまも活動を続け高い評価を得ています。

新しい中央公民館は、本年度末/2021年3月末までの完成をめざしているとのことです。どのような姿を見せてくれるのか、多くの市民が楽しみにしていることでしょう。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼中央公民館 岡田新一

気仙沼かつお祭り

本日もイベントのご紹介。今年で3回目となる「気仙沼かつお祭り」が、本日7月23日から8月10日まで開催されます。




気仙沼公式観光情報サイトト「気仙沼さ来てけらいん」より


この「気仙沼かつお祭り」は、2017年に「海の日」を〈気仙沼かつおの日〉と設定したことにはじまる催事で、2018年に第1回目を開催しました。

今年も例年同様に、海の市(魚市場前)、お魚いちば(港町)、気仙沼さかなの駅(田中前)の3施設合同イベントとなります。詳しくは、気仙沼公式観光情報サイト「気仙沼さ来てけらいん」をご覧ください。


〈かつおの日〉の制定については、2018年7月12日のブログ「気仙沼かつお祭り」で制定までの経緯を記しました。関連部分を再掲します。

◎気仙沼かつお祭り

(前略)〈かつおの日〉についてですが、これは〈カネシメイチ〉の小山修司君(3年5組)が〈言い出しっぺ〉です。2015年に、8月1日を〈気仙沼かつおの日〉にしようと修司君が部会長をつとめていた気仙沼商工会議所水産流通部会が準備を始めたのです。その経緯についてはつぎの2つのブログに書きました。

2015年7月29日ブログ「気仙沼かつおの日」
2015年8月4日ブログ「かつおの日の制定」

ただし、この水産流通部会による8月1日を軸としてのかつおの日制定の議論はまとまらず、2年後の2017年に市や商工会議所、気仙沼漁協をはじめ関係団体で構成される「気仙沼市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会」が、7月の第3月曜日「海の日」を気仙沼独自に「カツオの日」とすることを決めたのです。

2017年5月12日ブログ 「かつおの日」制定

再掲内容は以上です。

今年のかつお祭りは 7月23日から8月10日まで。生鮮カツオの水揚げの様子も気になりますが、それ以上に新型コロナ感染拡大の影響も。

いろいろ大変な〈かつお祭り〉ですが、美味しいカツオを食べて、元気に明るく過ごしていただければなによりです。

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tag : 気仙沼かつお祭り 気仙沼かつおの日

みしおね横丁1周年

本日7月22日の三陸新報にこんな広告が掲載されていました。


みしおね横丁
三陸新報7月22日掲載広告


「みしおね横丁」が開業から1周年を迎え、その記念祭が7月23日から26日まで開催されます。

気仙沼市魚市場前にトレーラーハウスを利用した「みしおね横丁」が開業したのは2019年7月26日のこと。同日のオープニングセレモニーでは、菅原市長や糸井重里さんらの祝辞に続いてテープカットがおこなわれました。

もう1年たつのですね。オープン当時の飲食店は5店だったと思いますが、広告を見るといまは6店舗が営業しています。たぶん、今年2月ごろに麺処「成道」(なるみち)さんが加わったのだと思います。ご店主は、大船渡の「秋刀魚だし 黒船」で修業した方とのこと。人気ラーメン店が多い気仙沼に、あらたなお店が加わりました。

開業1周年を迎えた「みしおね横丁」さん、おめでとうございます。いろいろと大変な時期ですが、さらに多くのお客さまに愛されますよう願っております。

2019年7月30日ブログ「みしおね横丁開業」
 

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みなとまつり回顧

7月17日のブログでは、気仙沼みなとまつりに関する私の思い出を紹介しましたが本日紹介するのは、7月19日(日)の三陸新報/暑中特集号に掲載された「みなとまつり回顧録」昭和編①です。


回顧録

三陸新報7月19日記事の一部イメージ


リード文を引用させてもらいます。筆者は三浦一樹さんです。

〈気仙沼みなとまつりが今年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。68回を数える中で、中止は東日本大震災があった2011年以来、2度目。市内最大のイベントだけに、寂しさを感じる市民も少なくない。一方で、祭りが始まった経緯や歴史を知る人はどれくらいいるだろうか。この機会に、昭和、平成、令和と時代とともに歩んできた、祭りの歴史を振り返ってみたい。〉(引用は以上)

記事で紹介されている写真は、1958年のみなとまつりとのこと。第8回目ということになりますね。写真から受ける印象ではもっとあとのような感じもするのですが。

軒花(のきばな)がなつかしい。経澤鉄工所、千葉鉄工所の名前が見えるので、魚町のホテル望洋/以前の望洋舘の下あたり、現在の〈コの字岸壁〉のあたりかと思ったのですが、少し自信がない。なんか港町の風景にも思えるし。

ということで臼井真人君(3年2組)にメールで聞いてみたら、やはり望洋下とのこと。〈弘君にも確認しました〉と。弘君は、福寿水産の臼井弘君(4組)。この写真でいえば右方向に今も会社と自宅があります。

さらに私の興味を引いたのは、写真左側に紹介されている第1回気仙沼みなとまつりについての1951年7月26日付けの三陸新報紙面です。その下部3段分を使っての広告を拡大してみましょう。


拡大


気仙沼・津谷・鹿折が町役場、新月・大谷・階上・松岩・唐桑が村役場となっています。当時の気仙沼町長は宮井誠三郎さんです。

気仙沼町が鹿折町と松岩村と合併して気仙沼市となったのは、この2年後の1953年(昭和28年)6月1日のことです。大島村も一緒に合併する案があったのですが実現せず。初代市長は町長だった宮井誠三郎さん。

広告のなかに気仙沼町漁業協同組合の名も。前身は気仙沼水産倉庫で、1950年10月に気仙沼町漁業協同組合となりました。組合長の名がちょっと読みづらいのですが村米(むらよね)の村上米蔵さんかな。

漁協の左隣にある麻屋商店は現在のアサヤさん。当時の社長は廣野善兵衛さんです。宮井市長のあと、第2代市長もつとめました。アサヤ現専務の廣野一誠さんの曾祖父です。

三陸新報の記事には、気仙沼商工会議所名誉会頭の臼井賢志さん(78)と前気仙沼漁業協同組合組合長の佐藤亮輔さん(79)お二人の話が紹介されています。

初代の気仙沼青年会議所理事長でその後に気仙沼市長もつとめた男山本店/菅原雅さんにまつわる話や、みなとまつりの〈海上うんづら〉は、臼井賢志さんを中心に佐藤亮輔さんら青年会議所のメンバーで企画したものといったことも記されていました。

この連載「みなとまつり回顧録」は好企画ですね。これからの記事も楽しみです。


7月17日ブログ「みなとまつり資料」
 

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ないわん商業施設

気仙沼内湾商業施設「ないわん」が7月18日にグランドオープンしました。7月18日の三陸新報には、2ページ/見開き二連版の広告が掲載されました。


広告全体

三陸新報7月18日掲載広告より(クリックで拡大)


「ないわん」を構成する4つの施設は、迎/ムカエル、結/ユワエル、拓/ヒラケル、創/ウマレルです。広告のイラスト部分を拡大してみましょう。


拡大図


迎と結はすでにオープンしていましたが、拓と結の2施設については順次営業を開始していた店舗もあったもののプレオープンという位置づけでした。そして今回、この2施設の完成を受けて、グランドオープンとなりました。

迎、結、拓の3施設は気仙沼地域開発が整備したものですが、創は気仙沼市の施設です。7月1 6日の三陸新報の記事には施設の目的や性格をあらわす表現がありました。整理するとつぎのようになります。

迎:観光集客施設
結:内湾スローストリート商業施設
拓:気仙沼アムウェイハウス
創:気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ

創は、大震災で被災した気仙沼市観光物産センター(エースポート)と気仙沼市勤労青少年ホーム(サン・パル)を合築再建した施設で商業テナントは入居していません。〈ウマレル〉と読ませる「創」は交流プラザの〈愛称〉と位置づけられていますが、ほかに「pier7(ピアセブン)」という名称もあり、ちょっとまぎらわしい。

商業施設ゾーンとしては、迎、結、拓の3施設に、広告のイラストでは結の背後に描かれている南町紫神社前商店街を加えたエリアの来訪者動線を期待したいところでしょう。

この内湾商業施設では、上記16日の三陸新報によれば現在18店舗が営業しています。具体的な店舗についてはつぎのブログで紹介しました。5月30日現在では15店舗でした。

6月5日ブログ「内湾商業施設店舗」

なお、〈つきちゃん〉大友つき子さん(3年9組)の店「あたみ屋」は、結/ユワエルのなかにあります。5月21日のブログで紹介したときには、七十七銀行の向かい側としたのですが、広告右下の駐車場案内図をみると南町紫神社前商店街の向かい側ですね。失礼しました。

今回のグランドオープン広告で、私の頭のなかにあった内湾周辺の施設配置がやっと明確になりました。名称群のややこしさに加え、全体像に関する情報が多くはありませんでした。

しかし、その〈ややこしさ〉を一番感じていたのは、3商業施設を整備した気仙沼地域開発をはじめとする関係者の皆さんだと思います。

復興庁の「まちなか復興計画」の認定を受けた全体計画などがあるとはいえ、計画どおりにテナントが集まるとは限らず、多額の開発費用をどのようにやりくりするかとか。行政や企業、団体の支援を受けながら、パズルのような課題にとりくんできたのだと思います。まちづくり協議会など地元の方々の協力もあったことでしょう。

拓や結の完成お披露目を含めたオープン行事も、本来であれば3月にと計画していたそうですが、新型コロナの関係で延期せざるをえず、7月18日の実施となったそうです。

そうしたもろもろの課題をのりこえて迎えたグランドオープンです。

多くの関係者の皆さまに心からお祝いを申し上げたく。気仙沼内湾商業施設「ないわん」のグランドオープン、おめでとうございます。

4施設のオープンなどに関するブログ記事を以下に。開設順です。

迎:2018年11月19日「祝!内湾ムカエル」

創:2019年4月17日「気仙沼交流プラザ」

拓:2019年12月24日「拓がプレオープン」

結:5月21日「あたみ屋」再出発

 

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tag : 気仙沼内湾商業施設 ないわん

みなとまつり資料

すでに4月17日のブログでもお伝えしたように、今年の気仙沼みなとまつりは、新型コロナ感染予防などのために開催中止となっています。この中止決定は4月19日になされました。


みなとまつり

三陸新報4月18日記事の一部イメージ


先日、みなとまつりの記憶を聞かせてくださいという頼まれごとがありました。50年以上前の話になりますが、それでもよければということで引き受けました。

念のため、思い出せることのメモや、このブログでみなとまつり関連の記事を検索するなどして資料をつくっておきました。題して〈みなとまつり/記憶の断片〉。本日はその内容を少し整理して紹介します。

◎私のプロフィール

1952年3月生まれで高校まで気仙沼におりました。68歳。したがって、1950年代、60年代のみなとまつりの記憶です。就職してからはお盆休みとまつりの日程があわずほとんど見ていないと思います。

◎当方の話のポイント

●軒花(のきばな)は2週間ぐらい前に各家の軒先にかざった。
●パレードは、漁協をはじめ、水産関連企業が趣向をこらした山車(だし)で参加。
●トラック荷台を利用したり、大きな台車を車で牽引しての舞台の上で舞踊などが。
●婦人会の皆さんの踊りでは、気仙沼音頭や気仙沼小唄など。花笠踊りの行列もありました。
●婦人会かなにかとの、おそろいの浴衣があって、私は大学時代にその浴衣地でつくった寝間着を着ていました。「明るい社会」と染め抜いてありました(笑)。
●山車の後には、参加団体への寄付をしてくれた方のお名前と金額を書いた紙を貼った車が続いていました。
●トラックのうしろに太鼓をしつらえたうちばやしは複数ありました。当時はまたかという感じでしたが、いまはとてもなつかしい。
●子供武者行列に加わった記憶はないのですが、奴さんの格好をした写真はあった。
●鹿(しし)踊りは、複数あったような記憶。(早稲谷鹿踊などか)。大名行列もあったような(山田大名行列か)
●各地域の民俗行事のお披露目という意味あいがあったのかも。
●各地域の消防団員の行列も。プラカードに記された地域名が読めなかった。
●気高のブラスバンドや福見町の鼓笛隊も
●内湾では突きん棒や鰹一本釣りの実演。
●屋台がたくさん出ていました。
●南町に見世物小屋ができたときもありました。蛇女とか。
●花火がおわるとみなとまつりが終わったという感慨がありました。
●海上の船からあげる花火は「水中花火」といっていたような気がする。

◎当方ブログ関連記事

当方ブログ「気中20プラス」からみなとまつりに関係するブログをピックアップしてみました。数字は投稿年月日です。古いものから年月順にならべております。各見出しクリックで記事にジャンプします。


13/08/05 仲町の七夕まつり

14/08/04 気仙沼音頭の歌詞

13/08/12 みなとまつり終了

14/07/25 昭和の振商会通り

14/08/05 気仙沼の突きん棒

14/08/22 気仙沼打ちばやし

15/07/06 魚町の武者勢揃い

16/07/22 ありし日の七夕祭

16/08/25 春日利春君の随想

17/08/04 気仙沼音頭の記憶

17/08/24 60年前の港まつり

18/08/02 気仙沼小唄の歌詞

18/08/03 追憶 みなとまつり

18/10/19 山田大名行列

19/08/01 1956年の港まつり

19/08/02 1954年 武者行列

19/08/12 打ちばやしの御礼

20/01/14 米津玄師 パプリカ


最後の「米津玄師 パプリカ」は、そのMV/映像の花火のシーンが私のみなとまつりの花火の記憶と重なるものがあるということを記しております。

ブログに掲載するにあたって、記事を読み返したりしているのですが、書いたときの気分がよみがえってくる感じもあってちょっと面白い。私のための〈資料〉です。ご参考までに。


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tag : みなとまつり

幡野広志ワールド

写真展「幡野広志、 気仙沼の漁師を撮る。」がいよいよ本日開始です。「気仙沼漁師カレンダー2021」のために幡野さんが撮影した写真の展示とともに、同カレンダーの予約会も。7月16日から8月2日まで、会場は渋谷PARCO8階、ほぼ日さんが運営する「ほぼ日曜日」です。

この写真展については、7月3日のブログでも紹介しました。

7月3日ブログ「幡野さんの写真展」

本日紹介するのは、幡野さんの「note」サイト投稿「気仙沼漁師カレンダー2021」です。

こんなに見せてもらっていいのかなと思うほど、幡野さんが撮った気仙沼を堪能することができますので、画像/もっと見るをクリックしてご覧ください。(PC環境で画像が安定しない場合には、恐れいりますがクリックしてリンク先へ)




幡野さんは3月26日にも「気仙沼」というタイトルでnoteに投稿しています。ここにも、幡野さんの写真がたっぷりと。




これらの写真を見れば多くの人がすぐに、幡野さんの写真がもつ独特のフォーカスとカラーの世界を感じることでしょう。それはまさに幡野ワールドです。

幡野さんは、この漁師カレンダーの仕事の誘いを受けたとき、はじめは断ろうとおもったそうです。その理由をつぎのように記しています。

〈断ろうとした本当の理由は、これまでに撮影されてきた気仙沼漁師カレンダーの質の高さにビビったからだ。実力があり、著名で評価の高い写真家がこれまで撮影をしている。もういやになるほど、レベルが高いのだ。〉

漁師カレンダーの写真を撮影してくださった方は2021年の幡野さんで7人目となります。幡野さんでさえ〈ビビった〉となると、8人目の方はもっと大変。ハードルがさらに高くなりました(笑)。

◎関連催事

写真展はもちろんのことですが、もうひとつ私が楽しみにしているのが、7月24日(金)のスペシャルトークライブ。幡野広志さんと、気仙沼の「斉吉」の和枝さん、そして「アンカーコーヒー」の紀子さんによるトークです。

これは展示会場での3人によるトークイベントという予定でしたが、時節柄、和枝さんと紀子さんは気仙沼からオンラインでの参加となりました。

すでに会場参加の受付は終了していますが、オンライン配信(1100円)は人数上限がなく現在も受付中です。私は受付開始日にオンラインを申し込みました。

ほかにも、〈「斉吉商店」の和枝さん、「アンカーコーヒー」の紀子さんがふるまうおいしい気仙沼ごはん!〉や〈「斉吉」の食材を使ったアレンジレシピワークショップ!〉が予定されていたのですが、飲食を伴うイベントということで中止となりました。しかたなし。詳細は、「ほぼ日曜日」催事サイトをご覧ください。

「ほぼ日曜日」催事サイト

写真展にはいつ行こうかな。土日は混みそうなので、明日あたりか。それとも週明けのほうがいいのか。あるいは少し様子を見ようか。

そんなこんな、〈時節柄〉いろいろと考えてしまいますが、会期は8月2日まで。ご都合の許すときに是非おでかけください。どうぞよろしく。
 

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tag : 幡野広志

男山本店復原完了

気仙沼市魚町の男山本店さんの店舗復原が完了し、本日7月15日、営業再開とのことです。本日の三陸新報に広告が掲載されていました。


男山本店
三陸新報7月15日掲載広告の一部イメージ


同店舗は広告にも記してあるとおり、気仙沼市指定有形文化財そして国登録有形文化財。「昭和の気仙沼大火」の2年後、昭和6年/1931年に建てられた建物です。東日本大震災では、1階と2階が壊れてしまいましたが、3階部分がかろうじて原形をとどめていました。その被災写真を覚えている方も多いでしょう。

広告の写真を見ると、とても立派な建物としてよみがえりましたね。1階部分は、私が知る以前のお店とは違っています。初期の店舗レイアウトに復原したのでしょう。2階の窓ガラスが2箇所ほど破れているようにみえますが、これはなにか訳があるのだと思います。そんなことも含め、今後くわしい情報が伝わってくると思います。本日は、広告の紹介にとどめることにいたします。

男山本店さんの復原完了と営業再開のお祝いを申し上げます。また、この店舗復原のために協力された多くの関係者の皆様にも御礼を。おめでとうございます。


なお、本年4月1日に店舗最上部の装飾部分取り付け作業がありました。その様子を下記の河北新報4月3日配信記事が伝えています。ご参考まで。

河北新報4月3日配信記事

●追記

NHKが本日のニュース映像を配信していました。冒頭の鏡割り/鏡開きの画面で、現社長 菅原昭彦さんの左側にうつっているのは、先代社長で気仙沼市長もつとめた菅原雅(まさし)さんだと思います。雅さんからみれば息子と孫と3代で迎えた復原店舗のご披露です。めでたし。

NHKニュース7月15日配信記事

   

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tag : 男山本店

魚町復興経過写真

きのうのブログで、魚町の「ブリアン」さんや「理容昭和軒」さんの営業再開をお伝えしました。

本日紹介するのは、三陸新報7月12日の連載「今を見る『途上の街』」の記事です。魚町と南町の現在の様子を伝えてくれました。キャプションは「着々と復旧が進む内湾地区」。


途上の街
7月12日記事の一部イメージ


手前に見える白壁の店舗が「福よし」さん。その向こうの黒い壁は「臼福本店」さんです。右に見える市営魚町入沢住宅の手前に「かねせん」さんや「ブリアン」さんがあるのですが。手前の白い壁が見えるのが「ブリアン」、その後が「かねせん」そして魚町入沢住宅かな。

三陸新報の記事を引用させてもらいます。

〈 魚町の防潮堤は、津波発生時に自動で起き上がるフラップゲートを備え、普段は車の座席から海が見える高さになっている。ここ半年ほどで、引き渡された土地で営業を再開した店舗が増え、街並みを形成しつつある。
(中略)
東日本大震災前にランドマークの一つだった国登録有形文化財「男山本店店舗」の復元工事は、建物を象徴する装飾部分の取り付けを終え、15日に完成。内湾を象徴する店舗が新たな歴を刻み始める。

すでに「角星店舗」「武山米店店舗」「小野健商店土蔵」が復旧しており、「男山本店店舗」が加わることで、歴史的建造物を生かしたまちづくりが期待される。〉(引用は以上)


◎2018年8月記事掲載写真

2018年9月21日ブログ「魚町復興途上風景」では、同年8月12日の連載「今を見る『途上の街』」掲載写真を紹介しました。この写真で手前にうつる「福よし」さんのお店は旧店舗です。



三陸新報2018年8月12日記事の一部イメージ


◎2019年7月記事掲載写真

そして、2019年7月23日ブログ「魚町地区復興途上」では、同連載の7月14日記事からつぎの写真を紹介しました。


現状
三陸新報7月14日掲載記事より


土地区画整理事業によるかさ上げもほぼ終了した段階でしょう。「福よし」さんの旧店舗もありません。

こうして風景の変化をみていると、建物ができてきたなあという印象とともに、まだまだだなあという感想もうかんできます。

あと8か月で震災から10年となります。こんなに時間がかかるとは思っていなかったというのが正直なところ。それと、防潮堤をめぐる議論のこととか、いろいろと思い出されることがありますが、それはまた別の話。本日は、〈定点観測〉的な魚町の復興経過写真紹介ということで。
 

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tag : 土地区画整理事業

魚町での営業再開

ふたつの店舗が魚町で営業を再開しました。洋菓子「ブリアン」さんと理容「昭和軒」さんです。

◎洋菓子「ブリアン」

洋菓子店「ブリアン」さんの営業再開は7月9日。開店当日の三陸新報に掲載されていた広告を紹介します。

ブリアン
三陸新報7月9日掲載広告の一部


魚町にブリアンができたのはいつ頃だったろうか。私が気仙沼にいた高校生とのときにはまだありませんでした。帰省したときに新しい店ができたことを知ったのはずいぶん前のことです。店の前にちょっと車を止めることができるのも便利でした。

そのブリアンさんも、東日本大震災では店舗兼住宅が被災しました。

宮城県復興応援ブログ「ココロプレス」2015年12月7日記事によれば、全壊同様の店舗を修理して営業を再開したのは、震災から1年7か月後の2012年10月26日のことでした。

しかしその後、魚町地区の土地区画整理事業の開始によって休業を余儀なくされたのです。広告のなかに、3年3か月とありましたから、2017年4月からの休業かと思います。

広告の左下の地図が掲載されていました。元の場所とほぼ同じです。

地図

地図の左方向には、蒲鉾の「かねせん」、下の方には「福よし」の位置も示されています。「かねせん」さんは昨年10月に、「福よし」さんは本年2月に、それぞれがほぼ元の場所で営業を再開しています。

5月に新築社屋が落成し業務を開始した臼福本店さんの場所は、かねせんさんの下側、海岸通り沿いですね。ついでに申し上げれば、私の実家があったのは、この地図の右下、鹿折方面への矢印のあたりです。

◎理容昭和軒

理容昭和軒さんは、7月11日に営業を再開しました。同日の三陸新報の広告を紹介します。昭和軒さんの場所は、上記地図の入沢住宅の交差点左下角になります。

昭和軒

三陸新報7月11日掲載広告の一部


同店については6月18日のブログで、移転に伴って休業のお知らせを紹介しました。そのなかに7月上旬に魚町で新店舗開店予定としてありました。

6月16日ブログ「昭和軒さん魚町へ」


こうして少しずつ、魚町で親しまれてきたお店が戻ってくることをうれしく思います。

ブリアンさん、理容昭和軒さん、魚町での営業再開、おめでとうございました。心からお祝いを申し上げます。

2019年10月8日ブログ「かねせんの新店舗」
2月4日ブログ 「福よし」営業再開
5月14日ブログ「臼福本店新築落成」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : ブリアン 昭和軒

清原果耶 出演映画

はじめに同級生関連の宮城圏域テレビ情報から。

本日7月10日午後6時10分からのNHK仙台放送局「てれまさむね」で、故 小山隆市君(3年6組)の「コヤマ菓子店」がとりあげられます。「父との約束を胸に菓子職人へ」。長男の裕隆さんが父である隆市君とかわした約束などが紹介されることでしょう。気仙沼をはじめ、宮城県内の方は是非ご覧ください。

さて、先週の話ですが、ツイートのなかに、〈いま映画の撮影中〉とか〈気仙沼に映画のロケに来ていた「佐藤健さま」を見てきた〉といった情報が流れてきました。

なんの映画だろうと思って調べてみたら、2020年内公開予定の「護られなかった者たちへ」の話でした。



「映画ナタリー」サイトより


この告知画像を見て、あれっと思った気仙沼の人も多いでしょう。左下にうつる人はどっかで見たことがあると。

そうです。清原果耶(きょはらかや)さんです。来春のNHK連続テレビ小説/朝ドラの「おかえりモネ」にヒロインとして出演します。このドラマの舞台のひとつが気仙沼であることは皆さんご存じのとおり。

その朝ドラでの清原さん起用の発表に使われていた写真と今回の「護られなかった者たちへ」が同じです。

これはどちらも清原果耶さんの所属事務所であるアミューズの宣材写真ですね。アーチスト写真、いわゆる〈アー写〉。今回の映画は、アミューズが企画し松竹が配給します。

◎護られなかった者たちへ

「映画ナタリー」サイトによれば、本作は中山七里さんのミステリー小説「護られなかった者たちへ」を実写映画化するもので、佐藤健さんが主演します。佐藤健は「さとうたける」です。「さとうけん」と読んで息子から笑われた私のようなミスを犯すことのないようご注意ください。タケル君もカヤさんと同じくアミューズ所属です。

東日本大震災から時を経た宮城・仙台を舞台に、貧困や格差の問題を描く社会派ミステリー。清原さんは福祉保健事務所職員の円山幹子役として出演します。

清原さん演ずるケースワーカー円山幹子が気仙沼を訪れることはあるのでしょうか。福祉保健事務所は仙台という設定だと思うのですが、気仙沼の支所で打ち合わせとか(笑)。でも、できることなら気仙沼訪問はなしにして欲しいですね。連ドラでの〈気仙沼の清原果耶〉というインパクトを大事していただきたい。ここはひとつNHKさんとアミューズさんとでご相談ということで。


しかし、来春の朝ドラに出演する女優が年内ロードショー公開される映画にということに驚いた。時期こそずれているものの、まさに〈気仙沼かぶり〉という感じです。

「護られなかった者たちへ」は年内公開を予定しているのですが、新型コロナの影響なども心配ですね。撮影現場では相当の苦労があることでしょう。そんなことも含めて、この作品についての続報があるでしょう。本日はこの辺で。


5月28日ブログ「気仙沼が朝ドラに」
6月15日ブログ「NHK一木正恵さん」

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 護られなかった者たちへ 清原果耶

観光客入り込み数

気仙沼圏域(気仙沼市・南三陸町)の昨年の観光客数(入り込み数)が震災前の水準を上回ったということです。7月8日の三陸新報が伝えています。

入り込み数

三陸新報7月8日記事の一部イメージ


私は、河北新報7月3日配信記事でこのニュースを知り、うれしく思いました。「宮城への観光客、19年に最多6796万人 気仙沼圏域で震災前上回る」という見出しでした。

これらの数字は、宮城県の観光統計概要(速報値)によるものです。三陸新報の記事によれば、2019年の気仙沼圏域観光入り込み数は371万1000人で、前年比26%増、10年前との比較で2.4%増となっています。

この増加の要因としては、昨年4月の気仙沼大島大橋の開通や、昨年3月の東日本大震災遺構・伝承館の開館があげられていますが、これは気仙沼の多くの人が納得すると思います。

こうして入り込み数は増加しましたが、宿泊数については、前年比5.1%増となったものの、10年前との比較では94.4%にとどまっています。今後の課題といえるでしょう。

以上は2019年の観光客数に関するお話。そして今は2020年で新型コロナによって気仙沼の観光にも大きな打撃を与えています。私も10月の古稀祝い延期を受けて、気仙沼訪問がなしとなりました。

上記の三陸新報記事の左下には、例年10月に開催されてきた気仙沼市「産業まつり」開催の可否について、8月末に判断することになったとの記事。いつもであれば7月上旬には開催内容を決定しているとのことですが、新型コロナの感染状況を踏まえて判断を延期したとのことです。

みなとまつりは、4月17日に開催中止が決定されました。この日、菅原市長は、「今後、環境の変化により、代替イベントの開催については引き続き検討していきます」とツイートしています。

今後の動きがどうなるか。さまざまな検討がいまなされているところでしょう。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 観光客入り込み数

古稀を祝う会延期

本年10月24日(土)に予定されていた、私たち気仙沼中学20回生の「古稀を祝う会」は、来年に延期となりました。7月6日の実行委員会で決定されたとのこと。臼井真人君(3年2組)や林小春さん(2組)らが伝えてくれました。

そして来年の予定ですが、2021年10月30日(土)にサンマリン気仙沼ホテル観洋です。

昨今の新型コロナの状況を考えれば、この決定もいたしかたないところでしょう。私をはじめ、東京方面の状況がちょっとねえ。

いろいろと準備を進めていた各クラス実行委員の皆さんにとっても残念なことでしょうが、来年を楽しみにすることにしましょう。まずはここまでの諸々の準備などに心からの御礼を。

2021年の開催ということになると、気中20回生「還暦を祝う会」から10年ということになりますね。還暦祝いは2011年2月13日にホテル観洋でおこなわれました。翌月11日にはあの大震災が。そんなことで、来年の古稀祝いは、震災から10年という節目の年にということになりました。

昨年のブログで「古稀を祝う会」の予定を紹介したときに、2011年2月13日「還暦を祝う会」の記念写真を紹介しました。本日も同様に。(クリックで拡大します)


3年1組〜5組

1〜5

3年6組〜11組

6から11


気中20回生は11クラスで約450名でしたが、この還暦祝いには約200名の参加がありました。

来年10月、また多くの同級生と会えるのを心から楽しみにしております。実行委員はじめ関係者の皆様にはいろいろと面倒をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 還暦祝い

商議所会員飲食店

7月5日の三陸新報の最終面に全面広告が掲載されていました。「気仙沼を元気に !!」というコピーで、気仙沼商工会議所 会員の飲食店69店を紹介した広告です。


会員店舗
三陸新報7月5日掲載広告より


こうした気仙沼の主要な店が一覧できる広告もめずらしいような気がします。新型コロナの影響で、地元飲食店の売上減少が懸念されるなかでの広告掲載だと思います。

私が知る範囲で、気中同級生が直接的に関係する飲食店はふたつです。広告は左上から五十音順になっているようですが、まずは一番上の行の南町紫神社前商店街「あさひ鮨」。佐々木徹君(3年1組)が役員をつとめています。

あさひ鮨さんの本設本店のオープンは、3年前の2017年4月29日のこと。その広告をつぎのブログで紹介しました。

2017年4月28日ブログ 「あさひ鮨」の開店

そしてちょうど真ん中あたりにある「新京本郷店」。門馬亨君(3年11組)の実家で、亨君のお兄さん束(つかさ)さんが亡くなったあとは奥さんの〈えっく〉こと門馬(千葉)恵久子さん(1組)が息子の亮さんと一緒にお店をきりもりしています。

5年前にはつぎのブログを書きました。

2015年12月18日ブログ「新京本郷店の紹介」

広告に掲載されている69店のすべてに東日本大震災後のそれぞれのさまざまな話があるのでしょう。そしていま、新型コロナ。

なかなかに大変な時期ですが、なんとかこれをのりこえて欲しいと願うばかりです。

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼商工会議所 新型コロナ

前康輔さんの「鰹」

7月3日のブログでは幡野広志さんの写真展を紹介しました。この写真展では2021年版「気仙沼漁師カレンダー」のために幡野さんが撮影された写真が展示されます。そのカレンダーが実際に使い始められるのはあと半年あとのことになります。

今日は、現在進行中というか、やっとその真ん中を折り返した本年2020年版漁師カレンダーの話です。写真撮影は前康輔(まえこうすけ)さん。

私は自宅で漁師カレンダーを使っているのですが、今月7月の写真がとてもいい。ブログで紹介したいなと思いながらも、写真作品の紹介はちょっとなあと。

どうしようかなと思っていた7月2日、漁師カレンダーのプロデュースを担当しているBambooCut(バンブーカット)代表の竹内順平さんが、7月の写真をツイートしてくれました。

よかった、このツイートのブログ埋め込みなら問題なし。週明けのブログで紹介しようと思っていたら、翌日には撮影者である前康輔さんがつぎのコメント付きリツイートを。

これならばさらによし。それがこれ。

画像クリックで元ツイートへ。


竹内順平さんは「やっとこのページの季節に!前康輔さんに撮っていただいた気仙沼漁師カレンダー2020の7月。このド迫力は何回見ても気持ちがいいです。今年も最高!来年も最高!」と。

そして前康輔さんが「ありがとう!!ぐでんぐでんに船酔いしながら撮った写真。」とこたえています。いいね。

実はこの7月の写真は、「気仙沼漁師カレンダー」公式アカウントが、2019年10月1日にツイートしています。


画像クリックで元ツイートへ。


あくまで私の推測ですが、このツイートは竹内さんが書いていたのでしょう。そうだとすれば、この写真がどんだけ気に入ったのかという話です(笑)。そういえば、漁師カレンダーが送られてきた封筒にもこの写真が全面掲載されていました。

前康輔さんのカツオの一本釣り船撮影は2泊3日だったのですね。〈体あたり〉というか、鰹が前さんの体にあたりそうな迫力。このアングル、どのようにして撮ったのでしょう。かなり腹筋を使っていること間違いなし。最高です。

中とじの製本ですから、ちょうど中間にあたる7月を見開きいっぱいの写真にするというアイデアもとてもいい。まずはこの素晴らしい写真があっての編集、レイアウトでしょう。

一方、先月6月の写真に漁師の姿はなく、これから食すカツオの刺身などがならぶ陸(おか)にあがった漁師の食卓でした。私はユーモアをそこに感じます。7月がこれですからね。静と動。

来年のカレンダーも楽しみですが、まだまだいろいろと大変な2020年が続きます。あと6か月分の前康輔さんの写真を楽しませてもらいます。

前康輔さん、この鰹一本釣りの〈決定的瞬間〉写真、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。



4月のカレンダーについてはつぎのブログで記しております。

4月5日ブログ 漁師暦の「深い話」
 
2020年版漁師カレンダーについてはこちら。

2019年11月13日ブログ「前康輔さんの写真」

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

幡野さんの写真展

2014年版にはじまった「気仙沼漁師カレンダー」。2015年はお休みとなりましたが、現在の前康輔さん撮影による2020年版で6回目となります。

そして7回目となる来年2021年版の撮影者は幡野広志さんです。私が、幡野さんの起用を知ったのは、2019年3月17日。めぐろパーシモンホールでの東日本大震災復興支援コンサートでのことでした。

会場では、奥山由之さんが撮影を担当した2019年版の漁師カレンダー展が併催されていたのですが、そこで同カレンダーのプロデュースを担当されているBambooCut(バンブーカット)竹内順平さんにお会いしたのです。

そこで、竹内さんから、2021年版の撮影がはじまっているということと、写真家が幡野さんであることを教えてもらったのです。すでに幡野さんの写真はもちろんのこと、お書きになる文章のすごさを知っていただけに、本当におどろきました。幡野さんの撮影は2018年に始まっていたそうです。

そんなことで、いったいどんな漁師カレンダーができあがるのだろうかと楽しみにしていたわけですが、その幡野さんの写真を見ることができる写真展が開催されます。「ほぼ日」さんによる写真展「幡野広志、 気仙沼の漁師を撮る。」です。

きのう7月2日、ご自身のコメントを付して、写真展について幡野さんが次のリツイートを。



幡野さんは、〈気仙沼ってラテン的な人の良さがあって、すこし不思議ないい街です〉と記しています。気仙沼人の気質について、〈ラテン的〉という形容はよくきくところですが、私は〈不思議な〉という印象が気に入りました。不思議、大好き。

写真展は、7月16日から8月2日まで。会場は渋谷PARCO8階のほぼ日さんが運営する「ほぼ日曜日」です。詳細はつぎのサイトにて。

ほぼ日曜日/同写真展紹介ページ

展示期間中につぎのイベントも開催されます。詳細はサイトをご覧いただきますが、漁師カレンダーを企画/発行する気仙沼つばき会の主要メンバーである「斉吉」の和枝さん、「アンカーコーヒー」の紀子さんが登場します。

イベント①
幡野広志さん、大塚篤司先生のオープニングトーク(YouTubeライブ)
イベント②
「斉吉」の和枝さん、「アンカーコーヒー」の紀子さんがふるまうおいしい気仙沼ごはん
イベント③
「斉吉」の食材を使ったアレンジレシピワークショップ
イベント④
スペシャルトークライブ(幡野広志さん、「斉吉」の和枝さん、「アンカーコーヒー」の紀子さん)

各チケットとも、7月7日(火)午前11時に販売開始です。

幡野広志さんがどういう方なのかを知らない方にどのように説明したらよいのか、ちょっと困ります。どうぞ、ほぼ日さんの「TOBICHI京都」で開催される「幡野広志のことばと写真展 小さな巡回展」サイトをご覧ください。私は、幡野さんの〈人生相談〉をネットで読んでおりますが、毎回すごいとしか言いようがありません。自分が気づかなかったものごとの本質があらわにされて、こわさをおぼえることもあるのです。

「幡野広志のことばと写真展 小さな巡回展」

気仙沼つばき会の「漁師カレンダー」サイトはまだ2020年版の紹介となっていますので、2021年版の予約や販売開始はまだのようです。

幡野広志さんや漁師カレンダー2021年版については、あらためて詳しく紹介する機会があるでしょう。本日は、ほぼ日さんの関連イベントの紹介ということで。どうぞよろしく。
 

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ジャンル : 地域情報

tag : 漁師カレンダー 幡野広志

「ホヤチケ!」追加

きのうから始まった気仙沼の「フレー!フレー!地元」キャンペーン第2弾については6月29日のブログで紹介しました。本日も経済施策について。

6月30日の三陸新報によれば、気仙沼市は、新型コロナに対応しての飲食店緊急経済対策「ホヤチケ!」1万枚を7月中旬から追加発行するとのことです。


ホヤチケ追加
三陸新報6月30日記事の一部イメージ


「ホヤチケ!」は、「一心の新店舗開店」ブログでも紹介しました。500円×6枚つづりの3000円券が2500円で購入できますが、そのホヤチケ購入店でのみの利用。500円は市からの補助となります。販売は当初6月30日までで、利用は11月13日までとされていました。

この商品券は店側にも市民にも好評のようで、5月14日に発売した初回発行分が今月10日に予算上の上限である6000組に達したそうです。3000円分の商品券が2500円ですからね。

また、タクシーデリバリーサービス補助事業「ホヤデリ!」も7月末終了予定を9月末まで延長し、登録店も増やすそうです。注文1件につき1000円のタクシー事業者への補助金は、8月以降は1500円に増額するとのこと。

これらの経済対策には当然のことながら財源が必要です。6月27日の三陸新報によれば、国の新型コロナ対応の地域創生臨時交付金/第2次補正予算による追加分2兆円の気仙沼市への配分は8億4328万円とのことですので、これをあてるのでしょう。

なお、市の緊急経済対策事業に関する補正予算は7月の市議会臨時会に提案されるそうです。

「フレー!フレー!地元」そして「ホヤチケ!」や「ホヤデリ!」。それらはみな、新型コロナによる地元気仙沼の景気落ち込みを最小限にしようとの施策です。うまく活用して、なんとかこの難局をのりこえていただきたいと。

5月20日ブログ「気仙沼ホヤデリ!」

 

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瀧本さんと気仙沼

「ほぼ日」サイトで、6月25日から全5回で「大人になったコペル君。」が連載されていました。編集者 柿内芳文さんとライター古賀史健(ふみたけ)さんが瀧本哲史(てつふみ)さんを語っています。

コペル君

ほぼ日「大人になったコペル君。」より(画像クリックでサイトへ)


紹介文を引用します。

〈2019年に47歳の若さで亡くなった投資家・瀧本哲史さんの新刊『2020年6月30日にまたここで会おう』が、口コミで話題になりはじめています。たくさんの人に紹介したくなる素晴らしい本だと思いましたので、編集を担当された柿内芳文さんに、いろいろな話をうかがうことにしました。〉(引用は以上)


私はきのう6月30日に第3回「昔、こんな夢を見ました。」を読んだのですが、そのなかに気仙沼に関係する話があり、とてもおどろきました。気仙沼ニッティングの手編みカーディガンを着たミッフィーちゃんについて、はじめて知ることが記されていたのです。

◎ミッフィー・アートパレード

このミッフィーについて少し説明しておきましょう。2015年に銀座「松屋」で開催された〈ミッフィー展〉の〈ミッフィー・アートパレード〉という企画で、日本のクリエータ15組が制作した特別なミッフィー像が展示されることになりました。そこに〈ほぼ日刊イトイ新聞〉さんも参加し、気仙沼ニッティングと協力して手編みカーディガンを着たミッフィーちゃんが制作されたのです。

その後、このミッフィー人形はチャリティオークションにかけられたのですが、〈落札者のご厚意〉で、気仙沼に里帰りして気仙沼ニッティングのメモリーズでの公開が実現しました。気仙沼ニッティング東京でも展示されましたね。

◎瀧本哲史さんが落札者

きょうの本題はここから。その落札者が瀧本哲史さんだったのです。

第3回「昔、こんな夢を見ました。」のなかで、柿内さんがつぎのように語ります。〈こういう講義って、頭のいい人が使命感とかでやると、ちょっと重い雰囲気になるじゃないですか。でも、瀧本さんってそういうのがない。いつもいい距離感で現れて、バッと支援して、タクシーでサッと消えていくみたいな。なんか、そういう軽さのある人でした〉

これを受けて、古賀さんが〈「気仙沼ニッティング」の話もそうだよね。もう言ってもいい話だと思うけど〉と語ると、柿内さんが〈ああ、あのミッフィーのやつですね〉と。

その後、詳しい話が続くのですが是非、連載本文を読んでいただければと。瀧本さんは、「ぼくの家には入らないと思うし、気仙沼ニッティングにそのまま置いていただけませんか」そして「自分の名前は絶対に出さないでください」と語っていたそうです。

私が瀧本哲史さんを知ったのは、NHKテレビ「ニッポンのジレンマ」だったと思います。Wikipediaの記述を参考にすると、2012年3月31日放送の第2回「決められないニッポン〜民主主義の限界?」かな。

まさに〈大人になったコペル君〉というか独特のキャラクターで、早口で語られるその論旨に圧倒されました。

そしてその後に『僕は君たちに武器を配りたい』を読み、瀧本さんの思想や行動の一端に触れることができたのです。

瀧本さんは東京大学法学部を卒業後に助手となりました。いわゆる〈助手採用〉ですから、その優秀さがうかがわれます。しかしその後は大学に残ることなく、マッキンゼー&カンパニーに入社しコンサルタントに。東大からマッキンゼーという経歴は気仙沼ニッティングの御手洗瑞子代表とおなじです。

瀧本さんは、御手洗さんの「気仙沼ニッティング」というコンセプトとその事業展開をよく知り、(陰ながら)応援してくれていたのでしょう。

◎最後のメッセージ

瀧本さんは2019年8月10日に47歳でその人生をおえました。多くの人がおどろきその死を悼みました。

私はきのう6月30日に、ほぼ日「大人になったコペル君。」の最終回/第5回の末尾に掲載されていた画像を見てグッときてしまいました。そこには、2012年6月30日講義の最後のメッセージが記されていたのです。

Von Voyage!ボン・ヴォヤージュ
良き航海を!

なお、6月30日から7月6日まで、『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』 (星海社新書) の全文が下記の特設note無料公開されています。是非お読みください。柿内芳文さんはこの無料公開を伝えるツイートで次の瀧本さんの言葉を引用していました。「君たちは自分の力で世の中を変えていけ!僕は日本の未来に期待している。支援は惜しまない」

瀧本哲史『2020年6月30日にまたここで会おう』特設note

この機会に是非。

2017年1月11日ブログ「ミッフィー里帰り」



 

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/69~70歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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