FC2ブログ

臼福本店新築落成

気仙沼市魚町の臼福(うすふく)本店さん新築社屋が落成し、5月12日に業務を開始したそうです。同日の三陸新報に、施工会社はじめ協力会社による協賛広告が掲載されていました。


臼福本店
三陸新報5月12日掲載広告の一部イメージ


挨拶文に〈創業の地であります魚町へ戻る〉とありました。道路そのもののとりつけが変わっているかもしれませんが、以前とほぼ同じ場所。広告中の地図はつぎのとおりです。蛇足ながら、震災前の我が家は右側の信号の赤丸の上あたりにありました。

地図


以前の臼福さんの建物は、私がうまれたときからそこにありましたからよく知っています。と、書いたのですが細部を思い出そうとするとかなりあやしい。壁面が銅板でふいてあり、緑青(ろくしょう)の渋いグリーンが印象に残っているのですが。

たしか正面には〈帳場〉というか、事務空間があって、その奥に座敷が見えたような見えなかったような。正面右側の通りに面して住居部への玄関がしつらえてありました。

2018年11月6日のブログ「臼福ファミリー」で、同年10月19日の三陸新報記事「わが社の屋号/臼福本店」を紹介しました。そのなかに、臼福さんが提供したと思われる次の写真が掲載されています。

旧臼福本店
1937(昭和12)年ごろの臼福本店(三陸新報2018年10月19日記事より)


これは現社長の臼井壯太郎さんのお祖父さんにあたる臼井福治さん(襲名前は壯志(たけし)さん)の出征歓送の写真です。

建物の角が斜めになっていたんですね。すっかり忘れておりました。白黒写真で色はわかりませんが、壁にふかれた銅板の質感は想像できると思います。屋根上部のパラペットと思われる部分にほどこされた連続的な三角形の意匠もなかなかのもの。当時はモダンなデザインだったでしょう。

話を新築社屋に戻します。この壁も銅板ですね。旧社屋(であり家屋)の仕上げを引用して、その歴史を記憶にとどめようとする配慮だと思います。

臼福さんの創業は明治15年/1882年。今年で138年になります。現社長の壯太郎さんは5代目。その舵取りによっていま、臼福本店の新しい歴史が刻まれています。新社屋の銅板も見事な緑青色へと変化していくことでしょう。

臼福本店新社屋落成のお祝いを申し上げます。おめでとうございました。

2018年11月6日ブログ「臼福ファミリー」
 
スポンサーサイト



テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 臼福本店

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/68~69歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示