FC2ブログ

出船送りでの願い

本日4月3日の三陸新報に、新型コロナウイルスの感染拡大で外国船員の入国制限などもあり、気仙沼港所属の遠洋マグロ船出港の見合わせが相次いでいるとの記事が掲載されていました。新型コロナの気仙沼への影響も深刻化しています。

1週間前、3月27日の三陸新報には「不安を抱えての出港」という見出しでの記事が掲載されていました。新型コロナウイルス感染が海外でも拡大するなか、3月26日に遠洋マグロはえ縄船2隻が気仙沼を出港しました。海形水産の第128海形丸と福洋水産の第7福洋丸です。27日にはもう一隻も西経漁場に向けて出港を予定しているとも。

26日に出港した第7福洋丸には、日本人6人とインドネシア人17人が乗船し、4月初旬から南太平洋で操業を開始する予定です。記事は、補給などの基地港であるミクロネシアのポンペイ港では、条件付きで入港や上陸が許可されているものの、不安を抱えながらの出港であることを伝えていました。

そしてこの記事から2日後の3月29日の同紙コラム記事「記者席」に、上記記事の担当記者と思われる(一)さんが取材時の心境などをつづっていました。


記者席
三陸新報3月29日「記者席」より


後半部を引用させてもらいます。

〈海外の補給基地で、日本船の入港や乗組員の乗下船などが続々と規制されている状況下。マグロ船に乗って50年になる大ベテランでさえ、「いつもと気持ちが違う。不安がないといえば言えば嘘になる」と話す。

それでも、すぐに続いた言葉が「われわれは海に向かうしかない。生活がかかっているんだよ」

乗組員や家族、会社を守るため、出漁する決意を静かな口調で語る姿が印象的だった。

同船は4月上旬から操業を開始し、気仙沼に帰ってくるのは9月ごろという。大漁満船と航海の安全、乗組員の健康を願い、船が見えなくなるまで見送った。〉(引用は以上)

マグロ船に乗って50年の大ベテランとは、漁労長の津島秀美さん(69)です。気中20回生は3月末で全員が68歳になりましたから、私たちより1年ほど上になりますね。

その津島さんの話を聞き取った後、第7福洋丸は出船送りがおこなわれるなか、コの字岸壁を離れていったのでしょう。そして(一)さんは〈船が見えなくなるまで見送った〉と。



(一)さんは、2月15日の「記者席」でも、新型コロナに関連して勝浦市の対応について記していました。下記のブログで紹介しました。お手すきのときにでも。

2月27日ブログ「勝浦のおもてなし」
 
スポンサーサイト



テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 遠洋マグロはえ縄船 新型コロナ

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/68~69歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示