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深刻な少子化問題

本日紹介するのは、6月15日の三陸新報の第1面トップ記事。気仙沼市教育委員会がまとめた市内小中学校の児童・生徒数の推移予測です。加速する少子化に対応しての早急な対策が必要としています。

少子化

三陸新報6月15日記事の一部イメージ


推移予測は、小学生については2025年度まで、中学生は2031年度までとなっています。今後の予測内容のなかで〈特に深刻〉とされているのは大島中学です。本年度は全校で26人が在籍していますが、2031年度には8人(1年生3人・2年生3人・3年生2人)まで減少します。

掲載されている推移予測表を引用します。


中学校

小学校
いずれの表も三陸新報6月15日記事より


記事によれば、児童・生徒数の減少で教員の配置が深刻化しているそうです。特に中学校では全9教科の教科担任がそろわず、本来の教科に加えて別の教科を受け持つ「免許外教科担任」や、非常勤講師による授業が常態化していると。

少子化への対応策が学校統合ですが、気仙沼市の小中学校統合計画の実行はたやすいことではありません。たとえば計画における第2段階中の、「水梨小→松岩小」「月立小→新城小」については地元地区の反対などもあり計画実行が先送りされ、水梨小は1年遅れて2019年4月に統合が実現しましたが、月立小についてはさらに遅れています。

統合計画の第3段階では、小学校3校と中学校3校を対象としています。2021年4月が統合時期。三陸新報の記事でも〈特に深刻〉とされている大島中学校もそのひとつで、鹿折中学への統合が計画されています。大島小の鹿折中への統合も同様です。2年後の4月。

市教育委員会は「推計が大きく変わる可能性は低く、近々に迫る現実として受け止めざるを得ない。市民全体で課題を共有し、統廃合を含めて教育環境の在り方を考えたい」と話しているそうです。同感。

三陸新報記事の見出しにも〈欠かせない市民の課題共有〉とありました。これは教育委員会の考えを受けつつ、三陸新報として市民に投げかけた言葉でもあるのでしょう。是非、地域の報道機関のひとつとしてこのやっかいな課題や問題の共有のために力を貸して欲しいと感じております。

(追記)三陸新報さんは上記記事の翌日6月16日にも、この問題を1面トップの〈ニュースを追って〉で取り上げていました。〈教育環境整備は全市的課題〉と見出しにありました。

2018年3月13日ブログ「小中校児童数見込」
 
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 学校統合 少子化

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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