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菅原清さんの絵画

きょうから11月。先々月のことになってしまいましたが、本日は9月22日の三陸新報に掲載されていた絵画の話題を紹介します。気仙沼向洋高校の新校舎完成を祝い、埼玉県ふじみ野市在住の同校OBである菅原清さん(87)が絵画を寄贈したとのこと。描かれているのは岩井崎の潮吹き岩です。

菅原清さん

三陸新報9月24日記事の一部イメージ


記事によれば、菅原さんは気仙沼の魚町と隣接する太田の出身で、向洋高校の前身である気仙沼水産高校を卒業しました。約50年前から埼玉県で理容業を営むかたわら絵画制作を続けているそうです。

記事には油彩とありましたが、モノクロ写真でみると日本画の顔料のような質感を感じさせます。岩井崎の風景を知るものとして、その抽象化の加減もよくわかり、とてもいい絵だと思いました。潮の吹き具合も皆がこうあって欲しいという思いを反映してなかなかのものです。

記事には洋画家という紹介もありました。理容業の現役を引退して、いよいよ絵画に専念ということでのことかもしれません。しかし私は、理容業を本業としながら絵を続けてきたということこそが、なによりも素晴らしいと感じました。

ネットの中にあった2008年の記事によれば、30歳ぐらいから油絵を始めたそうです。庭にたてたアトリエでほぼ毎日、描いていると。当時10年前の菅原さんの絵のテーマは「合掌造り」です。「宮城の漁港で生まれ育った私にとって、昔の民家や田畑は、原風景。心が落ち着くテーマなのでしょうね」とも。

向洋高校に寄贈された絵画の制作がいつ頃なのかはわかりませんが、合掌造りよりもさらに〈原風景〉であろう岩井崎を、120号(194×130cm)の大作として描いた菅原清さんの心境を想像してしまいます。そして、自らが学んだ高校の後輩たちにその絵を見てもらいたいという気持ちも。絵も素晴らしいけれど、目には見えないその背景はさらに。

菅原さんはいま87歳。ますます元気に絵筆を握ってほしいと願わずにはいられません。ありがとうございました。

ウェブbe side/趣味の達人⑦油絵 菅原清さん

 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼 菅原清 向洋高校

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/66~67歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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