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かさ上げ先行実施

気仙沼市魚町の防潮堤が県のミスで22cm高く施工されてしまった問題に関して、市に新たな動きがありました。9月15日の「内湾地区復興まちづくり協議会」の会合で、菅原茂市長は見た目の高さを抑える背後地のかさ上げを先行して実施する考えを明らかにしました。9月16日の三陸新報記事もつぎのような記事で伝えています。

かさ上げ先行

三陸新報9月16日記事の一部イメージ


記事によれば、会議前日の9月14日夜に魚町地区の権利者会を開いて市のかさ上げ案を示したそうですが、出席した地権者16人から異論は出なかったそうです。15日の協議会後、菅原昭彦会長は、「区画整理は権利者の問題。権利者が最悪の事態を避けたいという思いから市のかさ上げに理解(を示)したのだと思う。尊重したい」と話したそうです。

9月16日配信の河北新報も詳しく報じています。一部を引用します。

〈 菅原市長は、県に加えて県議会内でも造り直しへの賛同は得られない見通しという現状認識を報告。「市として県が造り直す可能性はないと判断した」と述べた。その上で、区画整理事業を計画通り実施するに当たって「時間の限界が来た」と、県が提案するかさ上げ工事に週明けから着手する考えを示した。費用は県側が負担する。14日に魚町の地権者に説明し、「異論はなかった」と報告した。

 菅原市長は会合後の取材に「土地のかさ上げも行われない、防潮堤の高さも下がらないという最悪の事態は避けたい。残念だが行政として客観的に判断した」と説明した。ただ、「高さのミスを容認したわけではない」と述べ、県が引き続き住民との合意形成に努めるよう求めた。

 協議会の菅原昭彦会長は「地権者の選択は尊重していきたい。だが県への不信感は依然残っており、造り直しの結論を覆すことはできない」と話した。
 県によると、盛り土などに見込まれる費用は数千万円。ミスの責任割合に応じ、業者側と分担して市に支払う。武藤伸子県農林水産部長は「(市の判断に)感謝している」と述べた。〉(引用は以上)


記事を読んでいてちょっとわかりにくいなと思ったところがありました。造り直しを強く求めていた魚町の人の中には、地権者も多くいたはずで、その方々と14日夜の権利者会出席者の重なりや違いがわからないのです。造り直しを強く求めていた人もかさ上げには異論がなかったということなのでしょうか。

なお、9月18日配信の東日本放送ニュースによれば、村井知事は今回の結論について、「地域の皆さまや尽力いただいた気仙沼市に感謝したい。防潮堤の造り直しについても誠意を持って丁寧に説明したい」とコメントしているそうです。

村井知事が5月18日のまちづくり協議会で高飛車な言葉を発することなく誠意をもって丁寧に対応していればこんなことにはならなかったのにとあらためて感じています。

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テーマ : 気仙沼
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tag : 気仙沼 防潮堤

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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