大島浦の浜の現在
気仙沼市や南三陸町の復興状況を写真で紹介する三陸新報「今を見る『途上の街』」シリーズ。本日は5月14日の記事に掲載されていた気仙沼大島/浦の浜の今を紹介します。
三陸新報5月14日掲載記事より
記事を引用します。
「東日本大震災では、全住宅の3分の1に当たる約1200軒が津波被害を受けた気仙沼市大島。島内にある仮設住宅は休暇村気仙沼大島に残りわずかにあるだけで、住宅再建はほぼ完了し、震災前の様相を取り戻しつつある。
フェリーの発着所があり、玄関口である浦の浜には、県が7.5mの防潮堤を計画。景観に配慮した2段階の防潮堤となる予定で、現地では2020年3月までの完成を目標に事業が進む背後地には、津波で失った商業施設や観光拠点となるウェルカム・ターミナル(仮称)が整備される。工程の甘さや県、市との調整不足などの問題もあったが、2019年内の完成を予定している。
大島大島開通後には、ターミナルの一部と浦の浜に設けられる臨時駐車場合わせて約360台分の駐車スペースが確保される見通し。ターミナルからは、亀山までのシャトルバスも運行する計画で、風景や生活、観光スタイルはがらりと変わっていきそうだ。」(引用は以上)
ウェルカム・ターミナルは市の事業、防潮堤は県による事業です。防潮堤については、3年5か月にもわたる話し合いによって2015年12月、2段階・高さ7.5mで行政と住民側が大筋で合意に達しました。県と地域住民との間を市が調整する形であったようです。それから2年4か月。やっとその計画が現実のものとして姿を現してきました。
気仙沼大橋の開通も含め、時間がかかったけれど、手間をかけただけのことはあったと多くの人が思えるような新しい大島になることを願っています。
2015年12月15日ブログ「浦の浜防潮堤合意」
三陸新報5月14日掲載記事より
記事を引用します。
「東日本大震災では、全住宅の3分の1に当たる約1200軒が津波被害を受けた気仙沼市大島。島内にある仮設住宅は休暇村気仙沼大島に残りわずかにあるだけで、住宅再建はほぼ完了し、震災前の様相を取り戻しつつある。
フェリーの発着所があり、玄関口である浦の浜には、県が7.5mの防潮堤を計画。景観に配慮した2段階の防潮堤となる予定で、現地では2020年3月までの完成を目標に事業が進む背後地には、津波で失った商業施設や観光拠点となるウェルカム・ターミナル(仮称)が整備される。工程の甘さや県、市との調整不足などの問題もあったが、2019年内の完成を予定している。
大島大島開通後には、ターミナルの一部と浦の浜に設けられる臨時駐車場合わせて約360台分の駐車スペースが確保される見通し。ターミナルからは、亀山までのシャトルバスも運行する計画で、風景や生活、観光スタイルはがらりと変わっていきそうだ。」(引用は以上)
ウェルカム・ターミナルは市の事業、防潮堤は県による事業です。防潮堤については、3年5か月にもわたる話し合いによって2015年12月、2段階・高さ7.5mで行政と住民側が大筋で合意に達しました。県と地域住民との間を市が調整する形であったようです。それから2年4か月。やっとその計画が現実のものとして姿を現してきました。
気仙沼大橋の開通も含め、時間がかかったけれど、手間をかけただけのことはあったと多くの人が思えるような新しい大島になることを願っています。
2015年12月15日ブログ「浦の浜防潮堤合意」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア