笹団子や粽の記憶

明日はもう11月。本日は、あわてながらの10月の話題です。下の写真は、10月14日に東京から仙台に向かう新幹線で手にとった車内誌「トランヴェール」10月号です。

笹団子

JR東日本「トランヴェール」2017年10月号表紙


表紙のリアルなイラストレーションは、越後名物の笹団子。4月10日のブログで私はつぎのように書きました。

〈柏崎から仙台に向かう高速道路のパーキングエリアでは、土産に笹団子を購入。私が小学生のころ、季節になると柏崎の祖母がたくさんの笹団子とチマキを送ってくれたことを思い出しました。祖母にとって、娘や孫が暮らす気仙沼はどんなにか遠い場所だったことでしょう〉

笹団子は今も新潟土産として駅などでも広く売られていますが、チマキ(粽)は見ないなあと思っていました。しかし、そのチマキに関する記述が「トランヴェール」のなかにあったのです。

〈昔の人にとって、笹団子は保存食ではなく、信仰食でした。水害や飢饉で越後の農民は満足に米を食べることができなかった。でも端午の節句は、正月やお盆と並ぶハレの日で、家族総出で作った三角粽(チマキ)や笹団子を食べていました〉(引用は以上)


 ちまき

写真にうつるチマキも、私の記憶と一致します。チマキには笹団子と違って小豆あんが入っているわけではありませんから、おやつという感じではありませんでしたね。現代の土産として残っていないのもそれが理由でしょう。

そんな記事を読んでいた車中で兄から母が逝ったとの知らせを受け取りました。東京から〈はやぶさ〉で1時間半。祖母が送ってくれた笹団子やチマキをまだ若かった母はどんな気持ちで味わったのだろうかなどと考えているうち、あっという間に仙台に着いたのです。

4月10日ブログ「柏崎市での一周忌」
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河北の恵比寿記事

気仙沼市魚町の神明神社(お神明さん/五十鈴神社)境内下にあった恵比寿像の復活については、これまで三陸新報と読売新聞の記事を紹介してきました。本日紹介するのは、10月27日(金)の河北新報配信記事。

河北記事

河北新報10月27日配信記事より(クリックで元記事にジャンプ)


記事内容は、先行2紙とほぼ同様ですが、初代の恵比寿像の写真が掲載されていたこと、そして2代目恵比寿像の建立年を1988年としていたことが注目点でしょう。10月18日のブログで書いたように、三陸新報は1988年12月、読売新聞は1989年と食い違っていたのです。

また、三陸新報記事で伝えられていた〈3代目の恵比寿像には鯛ではなく鰹を持たせる〉という話が河北記事にも登場していました。読売記事にはその話がなく、私はホッとしていたのですが。

〈計画によると、3代目は初代、2代目より15cm高い1m65cm。えびす様が釣る魚は2代目までのタイから、気仙沼市が水揚げ日本一を誇るカツオに変わる〉(引用は以上)

「3代目えびす像建立委員会」は、気仙沼商工会議所や漁業関係者らが中心となって構成されています。会長は、商工会議所名誉会頭の〈臼福〉臼井賢志さん。河北新報記事の最後に臼井会長の言葉が紹介されていました。

「かつて漁師が手を合わせて大漁と安全を祈願したおえびすさんの復活は、気仙沼市民みんなが待ち望んでいる」「復興の象徴でもあり、内湾地区の観光スポットとして話題になるだろう」

ここまで話が進んでいるのであれば、タイがカツオになってもしかたがありません。恵比寿さまとて、タイを釣るつもりがカツオがとれたということもあるでしょう(笑)。また、生鮮カツオ水揚げ20年連続日本一の気仙沼ですが、このところのカツオの不漁は、恵比寿頼みにならざるを得ないほどのものということなのだろうと。

三陸新報記事の紹介ブログでも記しましたが、今回の3代目恵比寿像の建立計画は、「ヱビスビール」のご縁でサッポロホールディングスさんのご支援を得ています。重ねての御礼を申し上げます。なお、9月27日のブログでは三陸新報の記載をそのまま引用し「サッポロビールホールディングス」と誤記してしまいました。正しくは、サッポロビール(株)を事業会社のひとつとする持株会社「サッポロホールディングス」さんです。大変失礼いたしました。

9月27日ブログ「恵比寿像復活計画」(三陸新報記事紹介)
10月18日ブログ「恵比寿像が持つ魚」(読売新聞記事紹介)

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ほぼ日さんの種子

〈漁師カレンダー〉に続き、〈気仙沼つばき会〉関連の話題です。

10月22日(日)は、気仙沼市魚市場で〈気仙沼市産業まつり〉と〈市場で朝めし。〉が同時開催されました。台風が接近し雨のなかの開催となりましたが、朝早くから多くの人が訪れ大盛況だったようです。コヤマ菓子店の小山裕隆さんのブログに沢山の写真が掲載されていました。裕隆さんらの〈気楽会〉も実行委員会の主要メンバーです。荒木容子さん(3年10組)らしき人がうつっている写真もありました。目黒のさんま祭と同じく、さんまのつみれ汁担当だったのでしょう。画像をクリックするとサイトにジャンプします。

市場であさめし

裕隆さん10月23日ブログより

〈市場で朝めし。〉は、2013年9月29日にはじめて開催されました。第2回〈気仙沼さんま寄席〉の関連催事として〈気仙沼つばき会〉の皆さんらによって企画されたと思います。各地からさんま寄席のためにわざわざ訪れてくれる方々を気仙沼らしい催しで迎えたいということだったでしょう。

しかし、どれだけ多くの人が集まってくれるのだろうかと、関係者の皆さんは不安だったようです。〈ほぼ日〉の糸井重里さんもその当事者のひとり。しかし、その心配は杞憂でした。とても多くの人が集まってくれたのです。

そして今年は5回目。つばき会のメンバーのひとり〈斉吉商店〉斉藤和枝さんが会場の様子を伝えるツイートに対して、糸井さんはつぎのように返信しています。〈この催し、完全に根っこを生やしてますね!最初の回の不安と期待を、いまもよく思い出すもんな。人混みに、ぼくらは泣かされてしまったっけ〉〈地元が考えて、地元の力を集めた「市場で朝めし」だもんねー。まだまだ育つよね! 〉。

〈ほぼ日〉さんが蒔いた種子を、気仙沼の人たちがしっかりと育ててくれていることを心からうれしく感じたのだと思います。自分たちはあくまで〈種を蒔く人〉だと。この初回〈市場で朝めし。〉については、つぎのブログでも書きました。

2013年9月30日ブログ「さんま寄席大盛況」

「市場で朝めし。」実行委員会の皆様、そしてこの催事の種子を蒔いてくれた糸井さんはじめ〈ほぼ日〉の皆様にお礼を申しあげます。ありがとうございました。

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「基本のキルト展」

10月25日の三陸新報にこんな広告が掲載されていました。

キルト展
三陸新報10月25日掲載広告

◎基本のキルト展
リアス・アーク美術館 圏域ギャラリー
10月26日(木)〜29日(日)
9:30〜17:00

キルトスタジオ「フウ」を主宰する臼井房恵さんは、私達の一年上の気中19回生。震災前は魚町の私の実家近くで教室を開いていましたが、震災の津波で被災。長期にわたって収集してきた資料や布などの材料もそのほとんどを流失したと聞きました。

そして出品者名のトップに、のんちゃん/臼井典子さん(3年1組)の名がありました。うを座やフェンシングなどの活動のお手伝いをしているのを知っていましたが、キルトもやっているのか。典子さんのご主人は、臼井真人君(2組)の弟さんですから、魚町のご近所として小さい頃からよく知っています。キルトスタジオ「フウ」の名を見たら、そんなこんなを思い出し、広告紹介とあいなりました。6年たって、こうしてキルト展をみんなで開くまでになっているのだなと。

「方舟祭」はリアス・アーク美術館が、芸術活動の発表の機会を広く提供しようと2003年から続けている文化祭です。昨年から一部の仕組みを変更し「新!方舟祭」としてリニューアルしたそうです。今年の会期は9月28日から11月5日(日)まで。

同美術館の方舟祭のサイトを見ていたら、美術館内のレストラン「夢の舎」の期間限定メニュー〈方舟弁当〉が目にとまりました。



これは、ノアの方舟にならって次代に継承したい弁当のおかずを取りそろえたのでしょう(笑)。数量限定ということですが、880円でこの内容はなかなかではないかと。キルト展のついでに是非。あるいは、お弁当のついでにキルト展も是非。ということで、どうぞよろしく。

2015年5月28日ブログ「のんちゃんとの話」

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「漁師カレンダー」

震災後、第4回目となる〈気仙沼漁師カレンダー〉2018年版の販売が10月5日に開始されました。



つばき会/漁師カレンダー販売サイトより(クリックでジャンプ)


今年の写真を担当したのは、竹沢(たけざわ)うるま さん。私はこれまで存知あげなかったのですが、ネット上で作品を拝見するとすばらしい写真をたくさん発表されています。

ネット情報を総合すると、竹沢さんは同志社大学法学部在学中、ダイビング部に所属しましたが、そこで沖縄の海に魅せられて写真をはじめました。写真作家名の〈うるま〉は、沖縄の方言でサンゴの島のこと。そして卒業後、ダイビング雑誌「ダイビングワールド」の撮影スタッフを経て独立。130カ国以上を訪れて、その土地と人を撮り続けています。

漁師カレンダーの写真家の選択にはいつも驚かされ、感心してきましたが、今回も同様です。竹沢うるまの起用について、これまでの作品や経歴をふまえていえば、〈ナショナルジオグラフィック〉の流儀で気仙沼の漁師の世界を写し撮ったという感じでしょうか。

漁師カレンダーを企画/プロデュースしているのは、〈気仙沼つばき会〉さんです。10月21日の三陸新報には、来年1月のカレンダー部分を開きながらの高橋和江会長の写真と共にその発売が紹介されていました。

記事によれば、竹沢うるまさんは昨年11月と今年2月に気仙沼を訪れ、小舟で沖に向かう漁師、防舷材(三陸新報の記事では防弦材となっていましたが誤植でしょう)を扱う乗組員、機関室で働く漁師、ワカメのボイル作業に精を出す沿岸漁業者などを撮影したそうです。また、気仙沼物産と一緒にお歳暮として贈ったり、震災後の支援へのお礼用に購入する人も多いと。

これまで撮影を担当された写真家の方々は、2014年版/藤井保さん、2016年版/浅田政志さん、2017年版/川島小鳥さんと、まさにそうそうたる方々。そして今回2018年版が竹沢うるまさんです。サイトに紹介されたカレンダー表紙/カバー写真やデザインを見てもかなり期待できます。各月写真が楽しみですね。

2013年11月に第1回目の漁師カレンダー2014年版が、藤井保さんの写真、サン・アドさんのデザインであることを知ったときには本当に驚きました。2015年は休止しましたが、その後に継続して4回目2018年版の発行を実現したということは本当にすごいこと。ご購入くださった皆様のおかげであることはもちろんのことですが、つばき会をはじめとする関係者の皆様のご努力には本当に敬服します。今年は3700部作成とのことですが、作成部数の設定をはじめ、今後の継続を見越した計画の立案にあたってはいろんな議論や葛藤があったことでしょう。

このカレンダー、ネットから注文できますが、気仙沼市内では海の市2階の気仙沼観光コンベンション協会などでも販売しています。販売価格は税別1500円(税別)ですが、上記記事によれば、企業などへの卸売として10部以上のまとめ購入は1部1200円。名入れは1320円から。問合せは気仙沼つばき会事務局の千葉万里子さん(電話070-5628-9438)まで。

どうぞよろしく。

2013年11月8日ブログ「漁師のカレンダー」

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KSS42&岡本優子

10月14日にツイッターを見ていたら、岡本優子さんのインスタグラム投稿が目にとまりました。〈気仙沼の人たちの会にお呼びいただき、演奏させていただきました〉とのコメントと、後にうっすらとうつる人たちからただよう雰囲気で、〈KSS42〉の集まりとすぐにわかりました(笑)。

岡本優子1
岡本優子INSTAGRAM10月14日投稿(クリックでジャンプ)

〈KSS42〉は〈昭和42年中学卒気仙沼・仙台三陸会〉。私たち気仙沼中学20回生をはじめ、仙台や三陸地域の同年会です。10月14日に仙台のダイニングバー〈ジャズ・ビレバン〉で、岡本優子さんのライブを含む秋季懇親会が開かれたのです。

ジャズピアニストの岡本優子さんは、私たちの一年先輩で〈岡本製氷〉代表である岡本寛さんの娘さんです。ボストンのバークリー音楽大学卒業後はニューヨークに活動拠点を移しましたが、3年ほど前に帰国して仙台を中心に演奏をおこなっています。今年3月、東京・目黒での復興支援コンサートでの演奏については、つぎのブログでも紹介しました。

3月6日ブログ「気仙沼アーチスト」

優子さんは上で紹介した写真に加え、翌日15日にもう一枚のカットを投稿していました。記念写真ということでしょう。右側手前にうつっているのは、東京から参加したイオンの村上教行君です。

岡本優子2
岡本優子INSTAGRAM10月14日投稿(クリックでジャンプ)

これら2枚の写真に添えられた優子さんのコメントがいいですね。〈気仙沼の皆様とのご縁、本当に有り難いです。優しさとあたたかさに感謝〉〈仙台にいても気仙沼を感じ ほっこり気分〉。私も写真をながめ、ほっこりとしております。岡本優子さん、ありがとうございました。

懇親会については、KSS42のサイトで詳しく紹介されています。こちらもご覧ください。

KSS42サイト/懇親会紹介頁
同サイト/ホームページ

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新市立病院が落成

今は23日(月)の午前11時ですが、東京の渋谷近辺は風は強いものの青空です。気仙沼の台風の被害などが出ていないか心配しているところです。

きのう10月22日(日)には、新しい気仙沼市立病院の落成式典が予定どおりおこなわれました。新病院の落成までには様々なご苦労があったことと思います。関係者の皆様に敬意を表すとともにお祝いを申しあげます。

市内赤岩杉の下に完成した新病院については、4月のブログでもお伝えしました。その記事では、工事が完了した病院の外観や、駐車場などの工事が進む様子の空撮写真を紹介しました。本日は、それらの工事がほぼ終わった全体の姿を紹介させてもらいます。

9:14市立病院空撮
三陸新報9月14日掲載記事(クリックで拡大)

これは、三陸新報のシリーズコラム記事〈空から復興眺める〉の一枚。市内松崎柳沢の小野寺晶さんがモーターパラグライダーから今年7月撮影した写真です。このシリーズの写真はみな素晴らしい。

駐車場の広さやヘリポートが印象的です。3月3日の三陸新報によれば、当初は無料駐車場の収容台数は668台で計画されていましたが、これを730台に増やしたとのことです。車利用者の多さとその利便性を考慮したのでしょう。

なお、多くの市民が待ち望んだ新病院での外来診療は11月2日からとのことです。どうぞお出かけくださいますようにというとおこられちゃうか(笑)。

4月26日ブログ「新市立病院が完成」

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日曜は市場で朝飯

10月22日(日)には、気仙沼市魚市場で地域最大の物産展〈気仙沼市産業まつり〉が開催されます。また、5回目となる〈市場で朝めし。〉も同時におこなわれます。

◎気仙沼市産業まつり

産業まつり

「気仙沼市産業まつり」は今年で33回目。昨年に続き「水揚げ日本一!気仙沼メカジキ鍋」では、気仙沼産メカジキを使用した鍋を先着1000名にお振舞い。さらに地場産品などが当たる大抽選会なども開催されます。

期日:10月22日(日)
時間:午前9時~15時
会場:気仙沼市魚市場

◎市場で朝めし。

市場で朝めし

このイベントは今年で5回目。第1回目は〈気仙沼つばき会〉が企画して〈さんま寄席〉の日2013年9月29日に開催されました。今年も、炭火焼きさんま、すり身汁、ご飯のセットが提供されます。

期日:10月22日(日)
時間:午前8時~13時
前売券はポスター記載の市内各所にて

◎朝めしセット
炭火焼きさんま+さんますり身汁+新米ご飯(南三陸米ひとめぼれ)
前売券 600円(当日券700円)
・旬のお刺身、飲み物、お酒、オリジナルグッズも販売

以上ふたつの会場はこんな感じです。(クリックで拡大)

会場図

このイベントは例年、大勢のお客様でにぎわいます。ご都合のつく方は是非おでかけください。

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森山良子のえん旅

本日はテレビ番組のご紹介です。著名な歌手やタレントなどが東北を応援し、その魅力を再発見するNHK BSプレミアムの「きらり!えん旅」。10月24日(火)は、歌手の森山良子さんが気仙沼を訪れます。

えん旅

番組ホームページより(クリックでジャンプ)


◎ぶらり!えん旅~森山良子 宮城・気仙沼市へ
NHK BSプレミアム
10月24日(火) 午後11:00〜11:30
再放送 2017年10月31日(火) 午前6:00〜

番組紹介文を引用します。

気仙沼市は震災で亡くなった方、行方不明者合わせて1,356人に上り、町を支える水産業も大きな被害を受けました。森山良子さんが訪ねたのは9月中旬。気仙沼ならではの珍味「もうかの星」に舌鼓(皆さん、何だと思いますか)。被災した昭和のクラシックカー復活に気仙沼復興の願いを重ね合わせる男たち。子育てしながら働ける場所を作り上げた女性たち。旅の最後に森山さんはコンサートを開きヒット曲を熱唱しエールを送りました。(引用は以上)

昭和のクラシックカー復活というのは、〈ミゼット〉のようです。子育てしながら女性が働ける場所というのは、気仙沼市落合の〈廿一(にじゅういち)〉地区にあるNPO法人ピースジャムでしょう。近くのツリーハウス〈MERRY〉も紹介されるようです。

来週火曜日10月24日の午後11時から。是非ご視聴ください。

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恵比寿像が持つ魚

10月14日の読売新聞夕刊に、気仙沼の神明崎にあった恵比寿(えびす)像再建に関する記事が掲載されていました。別記事〈LENS被災地発〉と共にご紹介。

えびす像

読売新聞10月14日夕刊より


記事内容は、9月27日のブログで紹介した三陸新報記事と同様でしたが、2代目の恵比寿像の復活年月に違いがありました。初代の恵比寿像は1932年(昭和7)に建立されるも1943年には太平洋戦争の弾丸用に供出されました。ここまでは2紙とも同じ内容。しかし、2代目の復活を読売新聞では1989年(昭和64あるいは平成元年)としているのに対し、9月23日の三陸新報は1988年(昭和63)12月に建立としています。

像の完成日と儀式挙行日の違いでしょうか。いずれにしても、恵比寿像の沿革として明確にして欲しいところです。いつもの〈気仙沼文化史年表〉には記述がありませんでした。

もうひとつ、おやっと思ったことがありました。三陸新報記事にあった、建立委員会委員長 臼井賢志さんの「3代目にはカツオを持たせたい」との話が読売記事にはありませんでした。〈委員会は初代、2代目の姿を踏襲して復元する考えだ〉と。以前と同じように鯛を持たせる方針となればうれしいのですが。

前のブログには書きませんでしたが、恵比寿像にカツオを持たせるという考えには賛成できません。神像や仏像などには衣から持ち物にいたるまで、守らなければならない〈約束事〉があります。もしカツオを持たせたら、恵比寿に似て非なるものになるのではとのおそれを感じるべきでしょう。

ウィキペディアの〈えびす信仰〉記述のトップには神明崎の2代目恵比寿像の写真が掲載されています。代表的な恵比寿像ということでしょうか。もし3代目にカツオを持たせたいという意見が多くあれば、魚町出身で漁労文化、民俗に詳しい東北大学教授川島秀一さんに相談してみてはいかがでしょう。強く反対すると想像しています。駅前におく観光シンボル像とは違いますよと。

9月27日ブログ「恵比寿像復活計画」

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第二の故郷気仙沼

土曜日10月14日に母が亡くなり、きのう16日は仙台にての葬儀でした。そんなことでブログもお休みに。

母は満94歳でした。戒名のなかの「柏」の文字は生まれ故郷である新潟の柏崎、「仙」には気仙沼、そして震災後に兄のそばで暮らした仙台の意味が込められているのでしょう。

母は、私が生まれる少し前からですから60年ほどのあいだ気仙沼で暮らしたことになります。まさに第二の故郷。生前には魚町のご近所の方々をはじめ多くの皆様からご厚誼を賜りました。心からお礼を申し上げます。

気仙沼を訪れてのご報告、御礼もままならず、この場を借りてのお知らせとさせていただきます。

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武山櫻子ライオン

本日は久しぶりに同級生の話題。10月5日の三陸新報の記事を紹介します。

10:5ライオンズ
三陸新報10月5日記事の一部イメージ

気仙沼ライオンズクラブが、新気仙沼市立病院に大型テレビを寄贈してくださいました。同クラブは昨年、創立55周年を迎えましたが、その記念事業の一環としての寄贈とのこと。ありがとうございました。テレビは1階の待合室「うみねこモール」に置かれ、外来がスタートする11月2日から見ることができるそうです。

私が驚いたのは、気仙沼ライオンズクラブの会長として〈武山櫻子〉さんの名が記されていたこと。武山美加(みゆき)さん(3年9組)です。〈櫻子〉(おうし)は、書家としての雅号。写真の左端が武山会長、そして順に幹事の後藤かおるさん、会員の斉藤英敏さんです。

気仙沼ライオンズクラブの結成55周年記念事業のひとつが、「目で見る気仙沼の歴史」の復刻版発行でした。それを伝える新聞記事ではクラブの会長は佐藤悟さんとなっていました。武山さんの会長就任は今年になってからのことなのでしょう。

美加さん/櫻子さんは、小さなころから賢さと華やかさをもっていました。クラブの会長という役目は大変なこととは思いますが適役でしょう。ライオンズクラブでは会員の名に〈ライオン〉を付して呼ぶといいます。(私は会員ではありませんが、ちょっとその真似をして)武山櫻子ライオンのさらなる活躍を期待しております。とすなおに結ぼうと思っていたのですが、今週末のブログとしては少し物足りない。ということでサービスカットを一枚。


三陸新報2004年1月18日掲載記事より

この2004年の三陸新報記事は4年前のブログでも紹介しました。美加さんの肩にそっと手をそえているのはお父様の光夫さん。書家としての雅号は〈櫻光〉(おうこう)です。櫻子さんが引き継いでいる書道グループ〈苑書会〉は櫻光先生が1946年に始めていますので昨年で創立70年。南町にあった書道教室に通った同級生も多いことでしょう。

きのうのブログは、長峯英雄と純一。そして本日は、武山櫻光と櫻子。今週は、期せずして父と子の物語が続くこととなりました。どうぞ、よい週末をお迎えください。

2013年8月26日ブログ「美加さんの幼き日」

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長峯教授の話〜2

きのうに続き、10月1日の気仙沼高校関東同窓会による文化講演会についてです。講師は関西学院大学副学長の長峯純一さん。本日は、長峯さんの研究テーマと気仙沼との関わりについて紹介します。

まずはじめに、話の中に出てきた経済学者のお名前を記しておきます。ポール・サミュエルソン、ジェームズ・ブキャナン、マンサー・オルソン、デニス・ミュラー、ウォーレス・オーツなど。私にはよくわかりませんが、経済学に詳しい方が見れば、小さなころから地理が好きだった若者が経済学の面白さにひかれ、〈公共財〉や〈公共選択〉といった専門分野に入り込み、〈地方分権〉を論ずるに至る道筋がわかるのでしょう。

公共財に関する話のなかでは、〈流域〉という言葉がキーワードになっていました。長峯さんは10年前の約2年間、アメリカのメリーランド大学に留学しました。同大学には上にも掲げたミュラーやオーツなど、公共選択論や地方分権の先達もおりましたから、絶好の研究環境だったことでしょう。

長峯さんは、この留学時にワシントンDC東部にあるチェサピーク湾の汚染とその復元計画〈チェサピーク・プログラム〉を詳しく知ることとなります。アメリカとカナダにまたがる五大湖がひとつの河でつながっており、その汚染が問題になっていた/いるといった話もあったように思います。

そして長峯さんはこのアメリカで、気仙沼と自らの研究テーマとの関係、重なりというものに気付くのです。気高関東同窓会の案内に記された長峯さんの講演テーマを引用します。

◎気仙沼で育まれた経済学者への道
-公共財としての森川海そして流域

私は、高校まで気仙沼で育ち、その後、経済学(財政学・公共選択論)の研究者を志すことになった。当初、気仙沼と自分の専門・研究とは関係ないことと思っていたが、ある時、それが大いに関係することに気が付いた。気仙沼では「森は海の恋人」運動に始まる森・川・海をつなぐ活動が注目されるようになっていたが、それが研究テーマとしてきた「公共財」や公共選択の格好の対象になりうるということである。そもそも私が経済学の中で公共財に関心を抱いたのは、むしろ気仙沼で育ったからではないかとさえ感じるようになった。私の中で、経済学と気仙沼をつなぐキーワードは「流域」、つまり森川海である。今回、私の現在までの生い立ちを振り返りながら、なぜ気仙沼と経済学、そして流域というテーマがつながったのかを説明してみたい。さらに東日本大震災からの復興を考える上で、流域という視点の重要性にも言及を試みたい。(引用は以上)

長峯さんは話のなかで、畠山重篤さんを古くから知り、その植樹活動にも参加していたと語っています。それを聞いて私はなるほどと思いました。畠山重篤さんはクリスチャンです。日本バプテスト気仙沼教会に属す教会員のひとりとして、昨年2016年の愛耕幼稚園創立100 周年にあたっての記念講演もおこなっています。重篤さんの入信時期はわかりません。しかし、唐桑の地へのキリスト教伝道を積極的におこなったのは、純一さんのお父様である長峯英雄牧師なのです。気仙沼市史第7巻「民俗 宗教」の日本バプテスト気仙沼教会における長峯牧師の業績が列挙されるなかに「年間主題の設定および唐桑伝道再開(昭和38年)」との記述がありました。このあたりの経緯は、昨年の畠山重篤さんの記念講演で話されたかもしれません。

長峯純一さんは、自らの研究テーマのひとつである〈流域マネジメント〉の話のなかで兵庫県の武庫川をはじめとしていくつかの事例を紹介してくれました。2004年には宮城県に対して大川流域計画を提案したものの、行政の壁は厚かったようです。防災や水資源そして環境といった問題を〈流域〉全体として最適化しようという考え方は、複数の自治体を横断するテーマとなります。それだけに、自治体の縦割り行政の弊害を感じることも多いのでしょう。長峯さんは気仙沼市震災復興会議の委員もつとめていますが、そこでも同様の経験をしていると思います。

話が長くなりましたね。この辺にしておきます。本日のテーマは、長峯さんの講演内容をお伝えすることではありません。昭和35年(1960年)4月に長野県の松本バプテスト教会から長峯英雄牧師が気仙沼教会に着任することがなければ、〈森は海の恋人〉の活動をはじめとする気仙沼における環境保護活動は、その様相を変えていたのではないか。そうした私の勝手な想像をお伝えできればと思ったのです。

森の片隅に植えられる一本の苗木とその成長。さらに、森に始まる源流が流域を潤しつつ周囲の流れを集めて海に至り、さらに多くの生命を育むイメージ。そして、プロテスタントの牧師 長峯英雄の思いが息子純一に受け継がれていくイメージ。そのふたつが私の頭のなかで重なり合ったのです。

講演会には気仙沼高校の在校生3名が招かれていました。参加を希望した鹿折と大谷からの女子2名と古町からの男子1名です。日帰りとのことでしたが、上京に伴う費用は関東同窓会が母校に毎年おくっている寄付金でまかなわれたとのことです。同窓生の母校を思う気持ちのこもったお金がこうして生かされたことを大変うれしく思いました。その多くの人の献金が、山に植えられた一本の苗木と同じように感じられたのです。

最後に写真を一枚紹介します。上述した気仙沼市史のなかにあった日本バプテスト気仙沼教会の〈三日町時代の礼拝堂〉です。

礼拝堂
気仙沼市史第7巻「民俗 宗教」p622 掲載写真

うつっているのは長峯英雄牧師でしょう。この写真を見ていると、先日の講演会での長峯純一さんの姿が重なってくるのは私だけではないでしょう。というか、私だけかもしれません(笑)。

10月11日ブログ「長峯教授の話〜1」

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長峯教授の話〜1

本日は、10月1日の気仙沼高校関東同窓会による文化講演会についてです。講師は関西学院大学副学長の長峯純一さん。気高28回生(気中26回)です。関東同窓会がこうした形で講演会を開くのは初めてのことですが、会場には沢山の方が集まっていてなによりのことでした。長峯さんはこんな感じで話を始めました。



この写真は、気仙沼を元気にする会の実行委員長などもつとめる熊田利英子さんのブログから許しを得て拝借しました。そして本日紹介したかったのは、つぎの写真です。これも利英子さん撮影。三日町の日本バプテスト気仙沼教会です。長峯さんのお父さんが牧師をつとめていました。教会の裏側が愛耕幼稚園です。長峯さんが指をさしているのが幼稚園の入口ということでしょう。長峯さんの手元にも当時の写真がなく、気仙沼の友達に連絡してこの写真を送ってもらったとのこと。私が気仙沼高校に通っていたときは毎日この前を通っていました。礼拝を伝える掲示板には純一さんのお父様である長峯英雄牧師の名も記されていたはずです。



この写真を見て本当になつかしい思いがいたしました。バプテスト教会が愛耕幼稚園とともに大堀町からこの三日町に移転したのは、昭和31年(1956)11月18日のことです。昭和54年(1979)年に現在の反松に移転するまでの約22年間は、ここ三日町にあったのです。殖君(3年8組)の実家である中井茶舗の向かい側ですかね。なお、教会の右隣にうつる店については長峯教授からも説明がありました。ピーナッツ煎餅でおなじみの〈小山大〉さんです。

こうした愛耕幼稚園の話は、あくまで講演の導入として話された長峯さんの生い立ちのなかで紹介されたもの。この後は、なぜ経済学者への道に進んだのかという話になっていくのですが、それについては明日にでも。

講演会のあとは、会場を居酒屋に移しての懇親会。とても楽しい会となりました。気仙沼中学の同級生(気中26回生)らが〈長峯クン〉を囲んでの写真です。

2695.jpg

その後また場所をかえて2次会を。その終了後にみんなで



午前10時にはじまった講演会でしたが、懇親会や2次会がおわってみれば夕方でした。長峯さん、長い時間ありがとうございました。またこの会を企画・運営してくださった同窓会関係者の方々にもお礼を申し上げます。おかげさまで有意義で楽しい時間を過ごすことができました。


愛耕幼稚園や気仙沼バプテスト教会の歴史については、以下のブログで紹介しております。

2016年10月5日ブログ「愛耕幼稚園百周年」
2016年10月7日ブログ「気仙沼バプテスト」

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週刊新潮「歌津駅」

「週刊新潮」9月14日号の表紙をめくってすぐのページに、〈鉄路の行方(ゆくえ)〉そして〈JR気仙沼線〉の文字がありました。

新潮巻頭
「週刊新潮」9月14日号
より

うつっているのは、気仙沼市に隣接する南三陸町のJR気仙沼線「歌津(うたつ)駅」です。撮影は田中和義さん。記事を引用します。

◎鉄路の行方

野を越え、山を越え、谷を越え。全国を毛細血管のごとく繋ぎ、人、モノを運ぶ鉄路。しかしながら、震災や豪雨、高波により、分断され普通になってしまった区間が存在する。各自治体と鉄道会社の間で、復旧に向けての協議が進行中だ。鉄路はどこまでも続く、そうあってほしいとの想いを抱いて。

JR気仙沼線「歌津駅」
宮城県南三陸町

2011年3月に発生した東日本大震災の津波により、甚大な被害を受けた気仙沼線は、12年8月からバス高速輸送システム(BRT)による代行バスの運行を開始。鉄道復旧までの暫定策だったが、今後も継続運行する予定だ。途切れたホームがかろうじて往事に姿を偲ばせる。その右側にあった線路は草に覆われてしまい、震災からの歳月を感じさせる。(引用は以上)


JR気仙沼線は、気仙沼駅と石巻市の前谷地駅とを結ぶ鉄道路線です。しかし、震災によって気仙沼駅〜柳津(やないづ)駅間は鉄路が使えなくなり、現在は記事にもあったようにBRT(バス・ラピッド・トランジット )の運行となっています。歌津駅は、本吉駅と志津川駅の中間にある駅。私は下車したことがありませんでした。気仙沼線そのものの利用があまりなかったのです。

歌津町は2005年10月に志津川町と合併して南三陸町となりました。私が〈歌津〉の名を聞いて思い出すのは〈ウニ〉です。震災前の話ですが、気仙沼の〈横田屋本店〉のウニが歌津産と聞いていました。横田屋さんが使っているくらいだから良いウニが採れるのだろうなと。震災後はどうなっているか残念ながらわかりません。

週刊新潮記事の見出しは〈鉄路の行方〉。気仙沼では、JR東日本に対して鉄路復旧を求める市民活動がおこなわれています。しかし、その鉄路の行方はかなり不透明のように感じます。

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唐桑の海と祈りと

今週はテレビ番組紹介から。あした10月10日朝のNHK BSプレミアムで、気仙沼市の唐桑が紹介されます。

漁師の海

番組サイトより(クリックでサイトにジャンプ)

◎プレミアムカフェ選
ハイビジョン特集 漁師の海・海辺の祈り
NHK BSプレミアム
10月10日(火)午前9:00〜10:45(105分)
(再放送)
10月11日(水)午前0:30〜2:15

〜18もの港がある宮城県唐桑の漁師たちに長期密着、海に生きる男たちの哀歓を描く〜


この番組の初回放送は2005年です。震災後2011年12月11日には、「NHKアーカイブス/震災9か月 気仙沼・唐桑の海で生きる」の中でも再放送されています。

前半は、小鯖港や鮪立港。息子と一緒に海へと出た男性の漁の様子を紹介します。後半は、宿浦港。春の祭りに備えて小船作りが始まりました。大漁を祈願する「竜宮船」。3月の祭りでは、飾りつけられた小船が海に浮かべられます。

連休明けの平日朝ですので、予約録画がよろしいかと。

2012年12月7日のNHK BSプレミアム「新日本風土記〜東北の冬」でも、〈海を越える祈り〉というテーマで唐桑が登場しました。今年3月3日に再放送されたのですが、鮪立の港で以前は漁労長だったいう方が海に向かって手を合わせる姿が心に残りました。その内容については、3月9日のブログで紹介しました。盛屋水産/つなかん「第一信盛丸」の海難事故があったのはその2週間後3月23日のことでした。

3月9日ブログ「唐桑の人達の祈り」

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6thサンマフェス

きのうのブログでは、10月7日(土)の「横浜新港・さんま祭り」を紹介しましたが、本日10月6日の三陸新報には、大分県臼杵(うすき)市で7日に開催される「臼杵のさんま祭」が紹介されていました。臼杵市と気仙沼市は、目黒のさんま祭を通じて交流があり、2014年には災害援助協定を締結しています。目黒のさんま祭の気仙沼実行委員会から松井敏郎会長はじめ6名が参加し、サンマ800尾、すり身汁200杯を各100円で提供とのこと。

そして気仙沼では、7日・8日の2日間、6回目となる「気仙沼サンマフェスティバル」が開催されます。音楽ライブイベントですが、両日とも各2000尾の焼サンマが無料でふるまわれます。なんとか生さんまを確保できたとのこと。

エリアマップ
会場マップ(公式サイトより)(クリックで拡大)

この会場マップは素晴らしいですね。どなたが描いたかわかりませんが、とてもいい。そしてこの会場、今年は「波路上瀬向(はじかみせむかい)」のJFみやぎ わかめ流通センター横となりました。気仙沼市が震災遺構としての保存・公開を計画している「気仙沼向洋高等学校旧校舎」の裏側です。出演アーチストやBRT階上(はしかみ)駅からのシャトルバス運行など詳細については、公式サイトをご覧ください。

会場アクセス地図

このサンマフェスティバルの第1回目は、震災の翌年2012年10月にお魚いちばで開催されました。地元の人たちが中心となって実行委員会を組織し、個人の資金負担をベースに開催していたようです。そして一昨年からは協賛金のお願いもしながら開催を続けてきました。ウィキペディアに記された今年6回目までの開催内容を見ると、関係者の皆さんの努力に本当に頭がさがります。そして今年も多くの個人、団体、企業の皆さんのご後援や協賛を得て開催にこぎつけました。この協賛のお願いについても公式サイトにて。

サンマフェスティバルは、単なる音楽フェスではなく「地元に根ざした楽しいお祭り」を目指しているそうです。ちょっと天候が心配ではありますが、多くの人が集まって楽しいお祭りになることを願っております。

気仙沼サンマフェスティバル公式サイト
ウィキペディア/気仙沼サンマフェスティバル

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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼サンマフェスティバル

横浜のさんま祭り

本日はイベントの紹介。10月7日(土)に横浜で「横浜新港・さんま祭り」が開催されます。

◎横浜新港・さんま祭り/概要

■ 開催日時:平成29年10月7日(土) 午前11時〜午後4時
(さんまがなくなり次第終了)
■ 開催場所:「ナビオス横浜」前特設会場
(横浜ワールドポーターズの馬車道ゲートの道路を挟んだ向かい側)
■ 主 催:株式会社横浜インポートマート、気仙沼市
■ 協 力:愛と勇気とさんま実行委員会

■ 開催内容:

①気仙沼産の焼さんま(1500尾)、さんまのつみれ汁(500杯)(募金していただいた方に提供。募金は株式会社横浜インポートマートの意向により、気仙沼市に寄付いただく予定とのことです)

②気仙沼市観光キャラクター「海の子ホヤぼーや」による「気仙沼PORT」および物産品のPR(「気仙沼PORT」のほか、横浜ワールドポーターズ2階インフォメーション前特設会場において、気仙沼の物産品販売を行います)

以上が開催概要です。会場に隣接する横浜ワールドポーターズの2階デッキストリートには、昨年7月から、気仙沼関連商品の販売ブース「気仙沼PORT」が出店しています。これは、横浜ワールドポーターズを運営する(株)横浜インポートマートと気仙沼市の連携協力協定によるもの。今回の催事も同社と気仙沼市との共催です。

また、詳細は略しますが、10月6日(金)から15日(日)まで、横浜ワールトポーターズ内の飲食店 3店舗と、市内飲食店 7店舗で、気仙沼の食材を活用したメニューを提供いただく「気仙沼食材フェア」も実施されます。

これらの横浜でのイベント、ご都合のつく方は是非お立ち寄りくださいますように。会場への案内図を以下に示しておきます。「ナビオス横浜」の場所がわかりにくいかもしれません。「横浜ワールドポーターズ」の馬車道ゲートの道路を挟んだ向かい側です。案内図は、クリックで拡大します。

ワールドポーターズ1

ワールドポーターズ2

これまでの気仙沼PORT関連ブログを以下に。

3月3日ブログ「横浜で気仙沼催事」
2016年7月25日ブログ「祝!気仙沼PORT」

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tag : 気仙沼 気中20 横浜インポートマート 横浜ワールドポーターズ

育美さん無事出産

きのうのブログは、数え7歳の子供の成長を祈願するお話でした。本日は、生まれたての赤ちゃんの話題。すでにご存じの方が多いと思いますが、9月29日(金)、シンガーソングライター熊谷育美さんの赤ちゃんが無事に誕生しました。元気な女の子とのことです。育美さんがフェイスブックに写真を投稿しています。

育美さん投稿

熊谷育美さんのFACEBOOK投稿より(画像クリックでジャンプ)


投稿メッセージを引用します。

9月29日。

元気な女の子を出産しました。

産声を聴きながら小さな命を抱きしめた瞬間、これまで経験したことのない感情が込み上げてきました。

家族が増えた喜びと、同時に母親になるということの責任をしみじみと感じています。

これからは夫と娘と家族3人。
たくさんの愛情を注ぎ、支え合いながら、私たちなりの家族物語を築いていけたらと思います。

母としてもまだスタートしたばかりの未熟者です。母親として、人間として、成長できるよう、子どもと一緒に歩んでいきたいと思います。
どうか今後とも変わらない応援とご指導をよろしくお願いいたします。

出産までサポートしてくださった皆さま、そしていつも多大なエールを送ってくださる皆さま、本当にありがとうございました。

母親3日目 熊谷育美


引用は以上です。お腹に赤ちゃんがいるとの話はご本人の話としても公開されていましたが、〈ご懐妊おめでとう!〉というのもはばかられ、無事出産のしらせを待っていたところです。

育美さん、本当におめでとうございます。多くの人が喜んでいることでしょう。育児は大変なことも多いとは思いますが、じきに慣れることでしょう。存分に素敵な家族の時をお過ごしください。

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tag : 気仙沼 熊谷育美 松岩中

羽田神社お山がけ

気仙沼にある羽田(はた)神社の伝統行事「お山がけ」が今月おこなわれます。9月28日の三陸新報にはつぎの広告が掲載されていました。

9:28お山がけ
三陸新報9月28日掲載広告

この〈お山がけ〉については、このブログでも紹介してきました。7歳になる男児が、甘えを断ち切るために祖父や親戚など、父親以外の大人と一緒に羽田山を登るもので、約400年の歴史があるといわれます。2000年12月には国の重要無形民俗文化財に指定されました。

この広告を紹介しようと思ったのは、そこに示された内容が伝統にのっとったものであるなとあらためて感じたからです。

まずは旧暦8月15日と16日におこなわれるということ。旧暦ですから、現在の暦でいつになるかは年によって変わります。そして祈願の場が、男子は〈奥の院〉ですが、女子は〈拝殿〉でという形になっていること。男子のためにおこなわれるという基本が守られているようです。

10月4日(水)午前9時30分からは水梨小学校児童による羽田神楽(はたかぐら)が奉納されます。水梨小学校(児童20人)は2018年4月に松岩小学校への統合が計画されていますが、保護者らの反対の声も強く再延期やむなしという状況になっています。先日も紹介した月立小(児童30人)の鹿折小への統合と同じような壁に直面しているのです。

水梨小には〈羽田神楽〉、月立小には〈早稲谷鹿踊(わせやししおどり)〉と、それぞれが地域に長く伝わる民俗行事の継承に熱心にとりくんできました。以前にみた新聞記事のなかに、小学校の統合によってそれが途絶えてしまうのではないかという懸念の声があったように記憶しています。もちろん、市の教育委員会は統合先の小学校でも継続して伝承に取り組むと答えていたはずです。

子供の健康な成長を願って続いてきたこの〈お山がけ〉ですが、現代では少子化という大きな時代の波の中でおこなわれるのだなあと実感します。そして同時に、400年ものあいだ伝承されていることの価値やありがたさも思い知らされるのです。

2016年9月23日ブログ「羽田の「お山がけ」」

テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 羽田神社 お山がけ 水梨小

小山勝弘社長WS

9月28日の三陸新報に興味深い記事が掲載されていました。アルインコ株式会社の小山勝弘社長が講師となってのワークショップ(WS)の紹介です。

9:28小山勝弘
三陸新報9月28日掲載記事より


この「企業経営と経済活性化」ワークショップは10月5日(木)午後6時から中央公民館にて。気仙沼市が主催します。アルインコ(株)は、東京証券取引所一部上場企業です。私は同社の社長が気仙沼出身とは知りませんでした。驚いた。

記事によれば、小山勝弘社長は気仙沼市唐桑町出身で、気仙沼水産高校(現・気仙沼向洋高校)、中央大学理工学部を卒業後、トーメン(現・豊田通商)に入社して国内外で発電事業などに携わり、その後アルインコに入社しています。余談になりますが、気仙沼市の菅原茂市長が東京水産大学卒業後に入社したのもトーメンです。オランダのロッテルダムに駐在していたはず。

ネットで調べてみると、グロービス経営大学院のサイトに小山社長のインタビューが紹介されていました。それによれば、小山さんはアルインコの創業オーナーの娘婿とのこと。2007年にアルインコに入社した後にグロービス経営大学院にて経営学修士(MBA)を取得。2009年5月にはアルインコの社長に就任しています。そして現在は社長業のかたわら、同大学院にて「リーダーシップ開発と倫理・価値観」の講座でMBA取得を目指す大学院生の指導もおこなっているのです。現在51歳。

インタビューによれば小山さんは、自分のビジネスにおける考え方の根底に、漁師の家系に生まれ育ったという生い立ちがあることに気づいたといいます。そして次のように語っています。〈親もいとこも漁師で船の仕事を幼いころから見聞きして育った。漁船員は組織の一員であり、時化(しけ)の時1人でも自分の役割を果たさないと船は沈んでしまう。生と死、組織観、人生観のはしりを幼い時に感じていて、それが自分の価値観、判断軸のベースを作ってきた。アメリカに行って、そのことに改めて気づくことができた〉と。

グロービス知見録/小山勝弘氏インタビュー

気仙沼でのワークショップでは、自社の経営状況や市場などを分析し、経営を前に進めるためのリーダーの役割を考えるとのこと。対象は経営者や起業家、その準備中の人で、定員は50人。希望者は9月28日午後5時までに、氏名、所属、役職を明記したEメールで下記に申込みとなっていました。

気仙沼市震災復興・企画課
kikaku@kesennuma.miyagi.jp

気仙沼出身で一部上場企業の社長というと、唐桑中学出身で気仙沼高校22回生の村上教行君(イオンモール(株)社長を経て現在は会長)がすぐに頭にうかびます。そして今回の小山勝弘さんも唐桑出身ですからたぶん唐桑小・中卒業でしょう。唐桑の風土にはこうした一流企業の経営者を生み出す、なにか秘密がかくされているのかもしれませんね(笑)。

なお、三陸新報のワークショップ紹介が9月28日で、参加申込みが同日午後5時でした。すでに受付が終了していますが、問合せは同課まで(電話22-6600内線316)。

アルインコ(株)サイト/代表挨拶

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tag : 気仙沼 小山勝弘 アルインコ 唐桑

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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