復刻版残部わずか

三陸新報2月25日掲載広告
「目で見る気仙沼の歴史」復刻版が残部70冊とのこと。広告にも記されているように、同書は気仙沼ライオンズクラブが10周年記念事業のひとつとして発刊しました。そして、昨年に同クラブが55周年を迎えたのを記念して復刻版として制作したのです。昨年12月のブログでも記しましたが、「目で見る気仙沼の歴史」は、とても価値のある書物であると思いますので、再度のご紹介です。
広告に見開きがうつっている頁は、明治末期の魚町や南町です。ちょっと大きくして紹介しましょう。

「目で見る気仙沼の歴史」95・96頁より(クリックで拡大)
右頁はいずれも明治末期の風景。上は柏崎(かしざき)から見た魚町海岸。つぎにホテル望洋付近からの魚町。下は南町から魚町を望んだものです。左頁は、明治44年の魚町です。上は魚町1丁目ですが、どのような方向から撮ったものか。下は、魚町2丁目と3丁目。〈入沢入口から太田方面を〉とあるのですが、むしろ〈入沢入口から太田入口方面を〉としたほうがわかりやすいかも。独特の軒先が連なる街並みは、明治末の気仙沼の典型的な風景なのでしょう。「目で見る気仙沼の歴史」には、こうした見飽きない写真が満載されているのです。
気仙沼の歴史を知ることなく、気仙沼の未来を語ることなかれ! この本を見るだけで、歴史を知ったことになるかどうは別にして(笑)。気仙沼の歴史に関心をお持ちの方や、まちづくり計画などの関係者は是非この機会にお求めくださいますよう。定価は3000円です。
◎気仙沼ライオンズクラブ事務局
気仙沼市弁天町1-4-7 ホテル一景閣 内
電話:0226-22-7139
mail:lions-k@dolphin.ocn.ne.jp
2016年12月8日ブログ「気仙沼の歴史復刻」
テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア
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