屋号通り商店地図

6月30日のブログで〈やまと食堂〉の閉店について紹介したところ、菊田裕美君(3年1組)から〈ブログの参考に〉と、やまと食堂の周辺地図画像が送られてきました。現物を見たいとお願いしたところ、先日の気高同窓会のときに持参してくれました。

折りたたまれたパンフレット名は「気仙沼フィッシャーマンズタウン・港町スクエア/エリアMAP」。その中面が「屋号通りMAP」となっており、魚町と南町の内湾周辺の商店が詳細に描きこまれています。広げるとB3判の大きさになります。ながめていると本当になつかしい。まずはエリアMAPの全体をご紹介します。(画像はすべてクリックで拡大)

屋号通りマップ

つぎは拡大用に左右にわけて紹介。まずは右側/東側から。右上の端の坂口に〈べっこう屋〉の表示がありますが、我が家は、この右隣の坂をのぼって4〜5軒先にありました。

右

つぎに左側/西側です。

左

このパンフ/MAPは気仙沼商工会議所が作成したようですが、制作年月の記入はありませんでした。しかし、魚浜(うおはま)公園の説明に平成11年(1999年)に整備されたとありましたので、それ以降であることは間違いありません。

街は常に変化しています。長く続いた店が閉じられる一方で新しい店が生まれたり。それだけに、ある時点での街の様相の記録というのはとても貴重です。労作であると思います。地図を囲んで配された屋号も懐かしいものが多く、ひとつの記録といってよいでしょう。

裕美君も、この地図を見てはありし日の魚町や南町の商店を思い出していたのではないでしょうか。貴重なメモリアルグッズです。早めに返すけど、もうちょっと貸しといてね(笑)。
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週末TV催事情報

東京は、本日28日午前に梅雨明けとのこと。というわけで、ということでもないのですが今週末のテレビ番組や催事をご紹介します。

1:NHK「明日へ」       

明日へ

◎明日へ つなげよう
◎きたれ!マグロ漁師〜宮城県・気仙沼市
 7月31日(日)午前10:05~10:53
 NHK総合テレビ
 番組サイト

これは、5月15日放送の再放送です。前回はこのブログでの事前紹介ができませんでした。宮城県北部船主協会の労務部長・吉田鶴男さん(45)の仕事とともに、気仙沼の漁業にまつわる様々な話、風景が紹介されます。以下は番組説明コピーから。

いま気仙沼が熱い!かつて「きつい、汚い、危険」の3K職場とも言われたマグロなどの遠洋・近海漁業に若者が殺到。きっかけは、震災後に始まった漁船員を募集するブログ。仕事の厳しさ、やりがいをありのままに掲載し、若者の心をとらえた。若き漁師たちを港の人たちも全力で応援。ベテラン漁師。漁のえさを用意する「餌屋」。船に必要な道具や日用品をそろえる「仕込み屋」。みな若者の笑顔に町の将来を重ねる。漁業をつなぐ人々の心意気を描く。

2:EARTH Lab〜次の100年を考える 

◎EARTH Lab〜次の100年を考える
 7月30日(土)23:24~23:30
 TBSテレビ

100年後の地球を考えるための「世界の現状を表わす数字」を毎回紹介するという5分ほどのミニ番組。NPO法人「森は海の恋人」副理事長の畠山信さんが登場します。

3:熊谷育美さん一日店長      

◎横浜ワールドポーターズ「気仙沼PORT」
 7月30日(土)13:00~16:00
 アクセス

7月25日のブログでも紹介した横浜ワールドポーターズ「気仙沼PORT」で、熊谷育美さんが一日店長をつとめます。

4:ミッフィー展          

◎生誕60周年記念「ミッフィー展」
 横浜赤レンガ倉庫1号館
 アクセス
 7月30日〜8月24日
 午前10時〜午後7時
 入場料 一般1000円ほか

各地を巡回してきたこの展覧会が横浜へ。気仙沼ニッティングによる〈気仙沼で編んでもらったミッフィーちゃん〉も展示されます。私は昨年4月に松屋銀座での展示を見て、このブログでも紹介しました。未見の方は横浜ワールドポーターズの〈気仙沼PORT〉訪問などと合わせてご覧になるのもよいのではないでしょうか。

2015年5月8日ブログ「ミッフィー60周年」

来週からはもう8月。週末も暑い日になることと思いますが、水分を補給しながらどうぞおでかけください。

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壌さんと「うを座」

本日は演劇のご紹介です。7月9日の気仙沼高校関東同窓会で、千田理恵さんから一枚のチラシを受け取りました。理恵さんは気中26回生で、同窓会だけでなく気仙沼関連のイベントではなにくれとなくお手伝いされている方です。

座

◎演劇倶楽部「座」公演『鶴八鶴次郎』
2016年 8月3日(水)〜7日(日)
シアターサンモール
地下鉄丸の内線 新宿御苑前駅 大木戸門方面出口より徒歩3分
詳細は、演劇倶楽部「座」HPにて

この演劇倶楽部「座」の〈鶴八鶴次郎〉に理恵さんの甥/兄上の息子さん千田遊人さんが出演するというのです。

演劇倶楽部「座」は、壌晴彦(じょう・はるひこ)さんが主宰する劇団です。壌さんは、劇団四季を経て俳優そして演出家として活躍されていますが、気仙沼演劇塾〈うを座〉の活動開始時からその指導を続けてくださっているのです。ありがとうございます。

千田遊人さんも〈うを座〉の出身で、2006年に気仙沼高校を卒業、その後は国際基督教大学(ICU)に進み、今年の春に卒業しています。理恵さんいわく〈端役だと思うけど〉とのことですが、こうして本格的な舞台に立つのですから大したものです。詩作もされているところなど、父親の基嗣さんの良き薫陶を得てといったところでしょうか。

〈うを座〉の出身といえば、フリーアナウンサー佐藤千晶さんや、気仙沼の唄姫 熊谷育美さんもその一員だったはず。〈うを座〉で知った表現することの素晴らしさ、そして難しさといった経験がいま生かされているのでしょう。

なお、18年前から〈うを座〉の活動を会計の面で支えてきたのが同級生の〈のんちゃん〉こと臼井(斎藤)典子さん(3年1組)。きのう久しぶりに電話で話すことができました。お子さんの関係で〈うを座〉を手伝ったのかと思っていたのですが、聞いてみたらそうではなく、声をかけてもらったので〈挑戦〉したとのこと。そういえば、フェンシング千田健太さんの後援会でも会計監査を引き受けていました。

2015年5月28日ブログ「のんちゃんとの話」

〈うを座〉の旗揚げは平成10年(1998年)のこと。この18年にわたる継続的な活動はけっして簡単なことではありません。私は気仙沼が誇るべき活動のひとつだと思っています。鈴木恒子座長はじめ、関係者の皆様のご努力に心から敬意を表したく。

「うを座」FACEBOOK
「うを座」ホームページ

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気仙沼「SHARKS」

きのう25日のブログに書いた気仙沼PORTの話の続きです。オープン当日の7月23日にNHKテレビが紹介してくれたわけですが、本日はそのニュース画面のご紹介。

まずはサメのなめし革小銭いれ。これは気仙沼〈シャークス〉の商品ですね。とてもいい感じにクローズアップしてくれたので多くの方の興味をひいたのではないでしょうか。

シャークス気仙沼

このシャークスを営む熊谷牧子さんが、私たちの同級生である渡辺まさ子さん(3年5組)の妹さんであることを今年になって知りました。そして2月28日の目黒パーシモンホールでの復興支援コンサートで併催された気仙沼物産展で牧子さんにお目にかかることができました。会場で一生懸命に商品を説明し、お客様と話している姿が強く印象に残っています。

サメ革はとても上品な風合いをもつ高級素材です。目黒で商品を拝見しましたが、財布やバッグなどもとてもいい。機会があれば是非商品を手にとってご覧ください。

気仙沼シャークスのブログ
シャークス/ネットショップ

気仙沼市南町1-1-15
気仙沼復興商店街/南町紫市場 ト-2-4
TEL&FAX : 0226-24-5760

NHKニュース画面からもう一枚。

父親古里

ニュースサイトの情報によれば横須賀市から訪れたという70代の女性。「父のふるさとなので、少しでも協力できれば」と語っていました。親の故郷の復興を支援したいという気持ちがとてもありがたく、紹介させていただきました。


最後に本日午後10:54からの首都圏テレビ情報をひとつ。

◎伊達な海道紀行〜みやぎの旨いに出逢う旅
◎7月26日(火)午後10:54〜
◎TBSテレビ
番組サイト

俳優で歌手の中村雅俊さん(宮城県女川町出身)が、“食材王国”とも言われる宮城県のグルメを求めて、沿岸部を巡ります。今回は気仙沼市へ。日本を代表する魚市場を見学したあとは、魚市場の目の前にある寿司屋で、鮮度抜群のカツオ料理を味わいます。屋台村には、一風変わったカツオ料理が…。

残念ながらTBSテレビの関東ローカルらしく、東北放送/TBCでの放送はないようです。放送当日の紹介になってしまいましたが、是非ご覧ください。

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祝!気仙沼PORT

7月23日(土)、横浜に気仙沼関連商品の販売ブースが誕生しました。その名も「気仙沼PORT(ポート)」です。これについては、7月9日の気仙沼高校関東同窓会に出席した菅原市長が挨拶のなかで詳しく紹介していましたが、同日の三陸新報も記事としていました。

79横浜
三陸新報7月9日記事の一部イメージ

販売ブースは、横浜市みなとみらい21地区の大型商業施設「横浜ワールドポーターズ」内に設けられます。約10平方メートルですから、それほど大きなスペースではありませんが、気仙沼の加工食品や雑貨を中心に品揃えするそうです。上記の三陸新報の記事は、7月8日に行われた、「横浜ワールドポーターズ」を運営する(株)横浜インポートマート(神奈川県や横浜市などの出資による第3セクター)と気仙沼市の連携協力協定締結の様子です。今回の協力協定によって、販売ブースのオープンのほか、気仙沼市のPRイベントや情報発信などを行っていくとのことです。

なお、販売ブース「気仙沼PORT」のスペース賃貸料は免除されますが、その他の費用については、「東日本大震災復興支援基金」を財源にするとのことです。同基金については、7月19日のブログで紹介しております。

私は23日のオープニングに出向くことができませんでしたが、故 小山隆市君(3年6組9の三男 晃宏さんが駆けつけてくれて、彼のブログで報告してくれました。その写真を借用して紹介します。(画像はクリックで拡大)

横浜3

また、23日当日にはNHKのテレビニュースでも紹介されました。ネットで動画映像が配信されていますので、ご覧ください。

NHKニュース7月23日配信

私も時間をみつけて足を運んでみようと思っています。みなさまも是非おでかけください。

◎気仙沼PORT
「横浜ワールドポーターズ」2階デッキ
横浜市中区新港2-2-1

公式HP
公式FACEBOOK

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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 横浜ワールドポーターズ 気仙沼PORT

ありし日の七夕祭

故 小山隆市君(3年6組)の長男で、コヤマ菓子店を継いでいる裕隆さんのブログ。その7月13日の記事は、震災前にコヤマの店があった仲町大通りの今後についてでした。その中に〈仲町七夕まつり〉の写真5枚が掲載されていましたが、最後に紹介されていたつぎの写真を見て驚きました。

 仲町
裕隆さんの7月13日ブログより(画像クリックでブログにジャンプ)

写真の中にうつる七夕まつりの写真は、以前このブログでも紹介したものだったのです。三陸新報の2005年4月2日記事〈気仙沼人 活き枠 写真展〉に掲載されました。真ん中が小山隆市君、左が長男裕隆さん、右が次男の貴史さん。

三陸 七夕
三陸新報2005年4月2日記事より(クリックで拡大)

以前のブログで私はこう書いています。〈2002年には第39回として開催されていますから、ずいぶんと回を重ねてきたのですね。仲町大通り会が中心となって開催されてきましたが、そのお世話役が隆市君でした〉

そして2011年の震災後の仲町大通りの姿が、一枚目の写真です。背景としてうつるのが魚市場に向かう大通りなのでしょう。震災さえなければ48回目の七夕まつりを開催していたのではないか。それが、まさかこんなことになるとは。額縁のいたみを見ると、自宅か店の瓦礫の中から見つけ出した写真なのでしょうか。

写真をもつ手が裕隆さんなのか隆一君なのか定かではありません。しかし、瓦礫が連なる仲町の通りに、ありし日の仲町七夕まつりと親子3人の姿を重ね合わせてシャッターを押した撮影者の気持ちがどんなだったか。それを思うと、ちょっとせつないです。

2013年8月5日「仲町の七夕まつり」

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「㐂いち」赤坂店

千葉憲二君(3年4組)のお店、銀座「㐂いち」(きいち)の赤坂店が7月27日(水)に開店します。手元に届いた案内状をご紹介します。

案内状

地図はこちら。地下鉄「赤坂見附」よりすぐ。

表面

◎銀座 㐂いち 赤坂店
東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー3F
TEL:03-6256-9663 FAX:03-6256-9664
営業時間:11時〜15時 17時〜22時30分

銀座の〈㐂いち〉は、〈けせもい会〉の新年会でもお世話になっているのですが、開店から6年が過ぎようとしていると案内状にありました。早いなあ。

赤坂のお店が入る東京ガーデンテラス紀尾井町は、「赤プリ」の名で呼ばれた旧 赤坂プリンスホテルの跡地を再開発した複合施設です。「㐂いち」は、その中の紀尾井タワー3Fですが、最上部30~36階がホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」となります。

憲二君は、ラーメン店〈ちばき屋〉3店、牛タンねぎ塩ラーメン〈㐂蔵〉2店と気仙沼の〈かもめ食堂〉、そして和食店として〈㐂いち〉2店を展開することとなりました。料理人としての実力はもちろんのことですが、経営者としての能力にもたけているということでしょう。

憲二君、赤坂での開店おめでとう。千客万来を、そして皆から愛される店になることを願っております。

東京ガーデンテラス紀尾井町HP/㐂いち

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気中6回生同年会

おととい7月18日のブログで、私たち気仙沼中学20回生の同年予定をご紹介しましたが、6月30日の三陸新報には、気中6回生の同年会についての投稿がありました。気中6回生は、昭和12年4月〜13年3月生まれで、生徒数は489名。そのうち、88名が5月18日に気仙沼プラザホテルに集まったそうです。

気中6回生

三陸新報6月30日掲載投稿記事の一部イメージ

私たち気中20回生の14学年先輩の方々で、「傘寿を祝う会」でもあったようです。傘寿ですから数え年80歳。投稿記事を読むと、これまでは還暦・古希・喜寿の機会に同年会を開いてきたようです。

6月11日には、私たちの4学年上にあたる気中16回生が気仙沼で同年会を開きました。私の兄も仙台から参加。約250名が集まったそうです。この学年はまさに終戦直後の〈ベビーブーム〉で生まれ、その後は〈団塊(だんかい)の世代〉と呼ばれることとなりました。兄によれば中学は14クラスで1学年なんと約700人です。私たち気中20回生は11クラスあって、卒業アルバムの名簿を数えると生徒数472名でした。

私は、平成25年8月27日の「小山隆市君・阿部健樹君ほかを偲ぶ会」には参加できなかったので、平成24年11月3日に南三陸ホテル観洋で開催された「還暦祝い後1年・震災復興支援感謝の集い」から、4年ぶりの同年会となります。4年前は、震災後で気仙沼市内では会場がとれず、南三陸町で会を持ち、翌日に気仙沼を訪れました。今年9月の気仙沼訪問は、その時以来4年ぶりということになります。2011年2月の同年会/還暦祝いのときは、魚町の実家に泊まったのですが今はなく、今回はホテル泊。ちょっとさびしい感じもするのですが、それはそれでまた一興ということにしておきましょう。

2012年11月5日ブログ「感謝の集い・報告」

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市への寄付金総額

7月8日の三陸新報に、震災後の復興支援として気仙沼に寄せられた寄付金についての記事が掲載されていました。その総額は約9億2900万円にものぼります。


7月8日寄付金
両画像とも三陸新報7月8日記事より(クリックで拡大)

その使いみちですが、記事によれば、寄付者の意向から活用先が指定されていない寄付の約4割の3億5800万円を産業振興などの各種事業に充当(予定を含む)。このうち約2600万円は海外の視察研修の旅費に充てられているそうです。

7月8日寄付金表

寄付金は、2011年以降、市が震災復興支援寄付基金として積み立てています。これ以外にも活用先が指定されている寄付金ですでに予算化されたものがあり、寄付総額は9億2900万円よりも多いとのことです。基金を経ずに活用されている寄付があるということでしょう。

現在までの基金残高は5億7000万ですが、すでに使途が定まっているものを除くと、実質的に使える寄付金はあと2億9000万円程度とのこと。

以上は気仙沼市に寄せられた寄付金です。これ以外にも、様々な組織・団体に直接寄せられた寄付も相当な金額にのぼるとおもいます。組織・団体だけではなく、個人に対しての寄付もあります。このブログでも紹介した台湾仏教慈済(ツーチー)基金会による気仙沼での見舞金支給は2011年10月時点で4億円を超えていました。

今回の三陸新報の記事は、市の発表による寄付金の使途についてでした。できれば、寄付してくれた方々、団体・組織についても知りたいと思ったのですが、これは案外難しいことかもしれません。たとえば寄付金額1千万以上について公表すれば、900万円を寄付してくださった方々に失礼ということにもなります。1千万円ではなく100万円、10万円でも同じことでしょう。

そう考えていくと、私が一番知りたいのは、逆説的なものいいになりますが、匿名(とくめい)で寄付された方ということになるかもしれません。名を明かさないことを条件にして寄付や支援を行ってくれた組織・団体、個人の方々です。まさに〈陰徳〉。人に知られないようにひそかにする善行とのことだそうですが、本当に尊いことだなあと。

目黒のさんま祭を思い出します。開会式で、目黒区の小学生たちが募金してくれた支援金が気仙沼漁協に対して手渡されます。毎年のことです。さんま代の足しにしてくださいということでしょう。本当にありがたく思いました。

その金額や、匿名/顕名(けんめい)を問わず、気仙沼のよりよき復興のためにとお寄せ頂いたお気持に対して、あらためて、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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あれから50年 か

今年9月に気仙沼で開催される気仙沼中学20回生の同年会の案内状が先週とどきました。中学を卒業してから50年ということで〈あれから50年同年会〉。その内容を紹介します。

あれから50年

「あれから50年同年会」開催について

 拝啓 向暑の候、同年生の皆様にはご健勝でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 平成25年8月27日に開催した「小山隆市君・阿部健樹君ほかを偲ぶ会」には約90名の仲間が集い、東日本大震災以降に亡くなられた7名の写真を見、思い出話をしながら故人を偲び、また、久しぶりにあった仲間と楽しいひとときを過ごしました。
 震災後5年3ヶ月が経過しました。市内では災害公営住宅や防災集団移転が進むなど住宅整備はようやく形が見えてきており、水産業、水産加工業関係の施設整備や三陸沿岸道路や大島架橋などの整備も進み、まちには活気が戻ってきたような気がしますが、新しいまちづくりは思うようには進んではいないような気がしております。
 さて、3年前の偲ぶ会終了後、幹事で反省会を行った際、70歳の古稀までみんなで集まる機会がないのは寂しい、中学校を卒業後50年になる65歳の年に何とか集まれないものかという話題が出ました。
 幹事が再び集まり相談した結果、お彼岸で帰省される人たちもいるからということで、下記の日程で「あれから50年同年会」を開催することといたしました。
 つきましては、再び旧交を温めたいと思いますので、是非多くの方々にご出席をいただきますようご案内申し上げます。 敬具

実行委員長 臼井真人



1. 日時 平成28年9月24日(土)午後5時
2. 場所 サンマリン気仙沼ホテル観洋
  気仙沼市港町4-19(電話0226-24-1200)
3. 会費 5,000円

会費は、案内状に同封されていた各クラス会計宛ての振り込みとなっております。参加申込み及び会費の振り込みの締め切りは8月31日(水)です。

封筒の裏面には、実行委員長臼井真人君(3年2組)と共に、事務局として小山謙一君(3年9組)の名がありました。今回も開催に伴う諸事を引き受けてくれたようです。それから、各クラス担当はじめ様々なお手伝いをしてくださる方々も、本当にありがとうございます。当日を楽しみにしております。

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佐々木善三弁護士

東京都知事だった桝添要一さんの政治資金使途疑惑で〈第三者的立場〉からの調査を担当した佐々木善三(ぜんぞう)弁護士。元は特捜部の検事で、リクルート事件や住専事件といった政界汚職などの大型事件を手がけてきました。その狙った獲物は逃さない執拗な仕事ぶりから「マムシの善三」という、まるで池波正太郎/鬼平犯科帳の登場人物みたいな異名で呼ばれたといいます。東京地検では特捜副部長もつとめました。ついでに言えば、元検事を意味する〈ヤメ検〉という言葉は下品ですね。〈◎◎あがり〉という言葉と同じく、あまり使いたくありません。

佐々木善三さん
デイリー新潮 6月24日配信記事より

その佐々木善三さんが、どうも気仙沼高校の卒業生らしい。そんなうわさ話を聞いたのは7月9日の気仙沼高校関東同窓会でした。〈聞いたことがないなあ。うそじゃないの〉というのが私の印象だったのですが、調べてみたらどうも本当のことのようです。

私が持っている気仙沼高校同窓会名簿(平成16年版)にその名がありました。気高第23回生(昭和46年3月卒)なので、私たちの一年後輩。職業欄には〈検事〉と記されていますので間違いないでしょう。

岩手県陸前高田市の出身ですから、たぶん〈汽車通(学)〉ですね。気高の後は中央大学法学部に進みました。陸前高田出身で気仙沼高校というと、俳優の村上弘明さんがいます。陸前高田市広田町の出身。私たちより5つ下の気高27回生で法政大学へ。

佐々木弁護士は、医療法人から5000万円を受領したとされる猪瀬直樹前都知事の弁護も担当しています。略式起訴で罰金50万円という結果は、佐々木弁護士の弁護能力によるとの見方もあったようです。震災時に気仙沼が大変お世話になった猪瀬直樹さんと佐々木弁護士の関係は奇縁を感じさせます。

さて、桝添都知事に関する調査報告で佐々木善三弁護士がくりかえす〈不適切ではあるが違法ではない〉という語り口にはなんというか〈違和感〉をおぼえました。しかし、高校の一年後輩ということを知ったいま感じるのは、むしろ〈親近感〉。というとちょっと言葉が過ぎるか。でも本当に驚きました。そのご報告ということで今週は失礼いたします。

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謙さんと徹子さん

7月11日(月)、〈徹子の部屋〉に渡辺謙さんが出演していたことをネットで知りました。事前に知ることができず、見逃したなと思っていたら、妻が気づいて録画しておいてくれました。約2分間の話なのですが、こんなことを謙さんが話してくれましたということを画面写真でご紹介します。

徹子さんが、あなたは気仙沼に店をもっているんですってと聞いて話が始まります。カフェ「K-port」(ケーポート)の話です。

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謙さんは、「K-port」にほとんど毎日ファクスを送っています。〈外国でもどこでも、できれば毎日手書きで送ろうと思っている〉と。写真は昨年6月のニューヨークでのもの。

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ファックスはK-portのカウンターに置いてあり、お店に来た人が見ることができます。

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最後のやりとりを紹介しておきましょう。謙さん「ま、言ってみれば、ちゃんと僕がつながってますから大丈夫だよというメッセージなんですよね」徹子さん「みんな心強いと思いますよ」

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渡辺謙さん、そして黒柳徹子さん、気仙沼のご紹介、ありがとうございました。

K-port/公式 Facebook

なお、ネットに放送画像が投稿されていました。あくまでご参考ということで。17:00から2分間です。

「徹子の部屋」youtube投稿

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みなとまつり日程

今年の〈気仙沼みなとまつり〉は、8月6日(土)7日(日)の2日間にわたって開催されます。新市施行10周年で通算第65回目となります。今回のポスターはこれ。

気仙沼みなとまつり

◎第65回気仙沼みなとまつり概要

8月6日(土)

◎オープニングセレモニー
午後4:30〜5:10
会場:田中前大通り
◎はまらいんや踊り
午後5:30〜8:00
会場:田中前大通り

8月7日(日)
◎街頭パレード
午前11:00〜午後2:00
会場:市役所周辺
(三日町〜八日町〜南町)
◎打ちばやし大競演
午後5:00〜8:30
会場:港町臨港道路
◎海上うんづら
午後5:00〜8:30
◎海上打ち上げ花火
午後8:00〜8:30
会場:気仙沼湾内

みなとまつりの詳しいスケジュールを知りたいと思って、先週も公式サイトをのぞいていたのですが、日程についてのわずかな文字情報が記されているだけで、ポスター画像もありませんでした。しかしやっと7月11日に詳細内容がポスター画像などと共に掲載されましたので本日のご紹介となりました。

私は今年も、〈気仙沼みなとまつり〉を見ることはできませんが、年に一度の楽しい祭になればよいなと思っております。

「気仙沼みなとまつり」HP/スケジュール等

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矢野家ヒストリー

NHKテレビの「ファミリーヒストリー」はいつも楽しみに見ている番組のひとつです。その7月7日放送は、気仙沼ともご縁のある矢野顕子さん家族のヒストリーでした。

◎ファミリーヒストリー
◎矢野顕子~青森大空襲 祖父が救った命
◎再放送
日付としては7月14日ですが、13日の深夜です。
7月13日(水)深夜/24:15〜25:00
(14日午前0:15〜1:00)

番組紹介サイト

(番組紹介文)青森の医者の家で育った矢野顕子さん。医者を始めたのは祖父の代。そこには“神降ろし”という不思議な祈りをする曽祖母が関わっていた。さらに昭和20年の青森大空襲、祖父がとった驚きの行動が明らかになる。また、母方は明治維新後、会津から青森へと向かった武士の家系。会津藩の殿様に仕えた重要な役職だったことも判明。歴史が大きく動くなか生き抜いた家族の歳月を通じて、唯一無二の矢野音楽のルーツに迫る。(引用は以上)

矢野さんは2012年12月16日に、〈ほぼ日〉さんの企画「矢野顕子の音楽の稽古場」で気仙沼に来てくれましたが、1983年4月2日にも気仙沼でコンサートを開催しています。これについては2013年7月8日のブログで、このコンサートを企画した吉田(岩渕)恵子さん(3年8組)の思い出話を書きました。そのブログ記事では、三陸新報の〈とっておき この一枚〉に掲載された矢野さんとコンサート実行委員会メンバーとの記念写真を紹介しました。その〈とっておき〉を再度ご覧いただきます。

矢野顕子コンサート
三陸新報2004年3月23日掲載記事より(クリックで拡大)

前列中央の矢野さんの表情は、〈ファミリーヒストリー〉で見たミスユニバース青森県代表にもなったお母様にそっくりです。また、番組で紹介される父方の曽祖母は、気仙沼地方でいう神がかりの巫女〈おがみさん〉だったようです。矢野さんの唄い振りを思い、〈さもありなん〉と私は妙に納得したのです。

そんなこんな、とても興味深い矢野顕子さんの家族の歴史。再放送は今週水曜日の深夜です。録画などでどうぞご覧ください。

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気高同窓会の報告

7月9日(土)、気仙沼高校関東同窓会が開催されました。あいにくの雨模様でしたが、九段下のホテルグランドパレスに多くの同窓生が参集しました。

総会のあとは気仙沼向洋高校(旧・水産高校)と合同での懇親会。詳細は略しますが、閉会前の各校の校歌・応援歌斉唱の様子を遠目のスナップで紹介します。

まずは向洋と鼎が浦のみなさま。

向洋 鼎が浦

つぎに気仙沼高校と新・気仙沼高校です。2005年に気仙沼高校と鼎が浦高校が統合し、現在の気仙沼高校として生まれ変わりました。すでに12年目となります。まだ同窓会参加者が少ないので、校歌はOB・OGの応援で。

気高 新気高

私たちは気仙沼高校の第22回卒業生ですが、各年参加者としては最多の7名が出席、来賓として参加した仙台同窓会の副会長である西村明男君(私と同じ理科系クラス気高3年6組)を合わせると8名となりました。明男君は後列右から二人目。

気高同級

同窓会のあとは、例によって新橋〈松竹梅〉での2次会。後輩女子2名や、仙台から上京中だった小山達朗君(気中3年9組)も参加。千葉憲二君(3年4組)も顔を出してくれたのですが、仕事のために途中でひきあげたので写真にはうつっておりません。

松竹梅

以上、みんな元気にやっておりますという報告がわりの写真でした。

なおこのたび、気高関東同窓会の会長は、小野寺孝成さん(気高27回)がその任期をおえ、新会長として奥沢久美子さん(鼎が浦28回)が選出されました。小野寺さん、ご苦労さまでした。奥沢さん、どうぞよろしくお願いいたします。また、今回の同窓会の開催にあたってご尽力、ご協力くださった関係者の皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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気仙沼デパート史

6月から、〈けせんぬまさいがいエフエム〉の生放送枠が拡大されたことは6月7日のブログで紹介しました。その生放送の午前10時から11時までは、〈推(おし)ラジ〉ということで、斉藤大樹(ひろき)さんが担当しています。キャッチフレーズは、〈気仙沼の「過去」「現在」「未来」を様々な角度で捉えてピックアップ!あなたも時代の目撃者〉です。そして、新しい番組編成となって間もないころ、その放送を妻がネットで聞いて私に教えてくれました。〈気仙沼に丸光デパートができたころの話をしていた〉と。

それを聞いて、このブログ用に気仙沼のデパート開店の変遷などを調べていたことを思い出しました。本日はその内容を整理してご紹介します。

まずは、例によって『気仙沼文化史年表』(荒木英夫 編)から、藤崎に関する2つの記述です。

◎1955(昭和30)年7月5日
藤崎デパート気仙沼出張所が魚町一区に開店
◎1956(昭和31)年5月12日
南町に藤崎デパート開店

魚町の出張所というのはよくわかりませんが、昭和31年の南町での開店は、文信堂書店の向かいの角の〈千田家住宅〉ではないでしょうか。大堀銀座交差点角に丸藤デパートが開店した後も、外商部や一部物販をおこなっていたように思います。なぜか楽器を扱っていて、陳列棚のなかにフルート(ピッコロかも)がありました。なぜかこれが欲しかったことを覚えています。〈千田家住宅〉はいまもあり、そのクラシックな風情の建物は男山本店などと同じく〈登録有形文化財〉に指定されています。

千田家住宅
「千田家住宅」(文化遺産オンラインより)

つぎの4項目は私たちのよく知る藤崎や丸光に関して。

◎1962(昭和37)年5月5日
丸藤(藤崎)デパート 八日町に新築開店

私が気仙沼小学校5年生のときですね。気仙沼ではじめてエレベータを備えた店舗だったと思います。大堀銀座交差点の角。もとは藤野食料品店でした。果物や缶詰などを売っていたかな。南町のフヂノ薬局とは、ご主人どうしが兄弟でした。

◎1966(昭和41)年6月10日
南町に丸光気仙沼店 開店(のちビブレと改める)

丸光には気仙沼ではじめてのエスカレーターが設置されました。中学3年生のときのこと。この後、丸光はつぎの新装開店や店名変更などをおこないます。

◎1978(昭和53年)12月18日
丸光デパート新装開店
◎1995(平成7)年3月16日
ダックシティ丸光気仙沼店が「気仙沼ビブレ」と店名を変更

これ以降については、ウィキペディアの「ビブレ」説明中に関連記述がありましたので、整理して紹介します。

◎2002(平成14)年1月10日
気仙沼ビブレ閉店
◎2002(平成14)年5月9日
気仙沼ビブレの閉店後、元従業員たちを中心として「イコーレ気仙沼」として再開業
◎2007年(平成19)年5月11日
イコーレ気仙沼、業績不振から閉店

年表事項は以上です。南町にあった藤崎の店舗がなくなったのがいつのことだったのかがわかりませんでした。なお、現在もある藤崎のギフトショップ気仙沼店は、1997(平成9年)にオープンしています。

この年表事項をながめていると、2000年あたりの南町の商店街のことを思い出します。夏休みなどで気仙沼に帰省すると、シャッターを閉めた店も増え、人通りも少なくなっていきました。魚町も同様で、もともと少なかったお店がさらに少なくなって。

ここまで書いて、ジャスコ(現イオン)の開店がいつ頃だったろうかと頭にうかびましたが、長くなるのでここまでにしておきましょう。

一昨年4月のブログで、「丸藤」開店の年1962(昭和37)年に屋上で行われた壁画大会の写真を紹介しました。気仙沼小学校5年代表の4名がうつっています。ひさしぶりに写真をながめてみると、4人の中のふたり、小山隆市君、千葉和夫君がすでにいないことを思い知らされます。

2014年4月3日ブログ「丸藤屋上壁画大会」

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小中学校統合計画

きのう7月6日のブログで、気仙沼市の小中学校統廃合に関する〈気仙沼市義務教育環境整備計画〉についての市議会/全員協議会の議論紛糾について書きました。本日は、その計画内容を紹介します。

平成25年6月に〈気仙沼市義務教育環境整備計画〉として3段階に分けた学校統合計画が策定されています。この計画の背景にあるのは少子化です。たとえば、児童・生徒数が減少し、2つ以上の学年をひとつにした〈複式学級〉の解消などは喫緊の課題とされてきました。今回の計画見直しの概要はつぎのとおりです。

◎第2段階(平成27〜29年度)複式学級の解消などを目指す

水梨小を松岩小と、月立小を新城小と、小原木小を唐桑小と、それぞれ統合する時期を1年延期して平成30年4月とする。馬籠小を津谷と、小泉中を津谷中と統合する時期は当初の計画通り平成29年4月とする。

◎第3段階(平成30~33年度)適正規模・配置化を図る

以下の6校については、〈統合を検討します〉から〈平成33年度を目処に統合を進めます〉に見直されています。中井小を唐桑小に、大島小・中は大島架橋の完成を踏まえて鹿折小・中と、小泉小は津谷小に、条南中は気仙沼中と、大谷中は階上中と、それぞれ統合を進めます。昨日のブログで紹介した市議会での紛糾は、大谷中学の〈平成33年度を目処に、階上中学校との統合を進めます〉という文言に関してのものでした。

本年5月19日の気仙沼市総合教育会議を経て定めた「気仙沼市義務教育環境整備計画見直し」文書の末尾に小・中学校それぞれの統合計画表が掲載されていますので、引用します。第3段階での斜めの線は点線になっており、統合年度が確定されておりません。平成33年度を目処にしながらも、状況によっては早期にという表現でしょうか。(両表とも画像クリックで拡大します)

小学校

中学

「気仙沼市義務教育環境整備計画見直し」全18頁/PDFファイル

この表を見ていると、問題の複雑さやデリケートさを強く感じます。それぞれの学校の歴史や背景などがありますから、少子化だからしょうがないと簡単に納得できる話ではないでしょう。たとえば条南中学は、平成33年度(2021年)を目処にして気仙沼中学と統合する計画とされていますが、この先にも様々な議論があることだろうなと。

それだけに、教育委員会はじめ行政には、これまで以上の丁寧さで市民や住民、市議会に説明することが求められます。なかなか大変なこととは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、本年5月19日の気仙沼市総合教育会議での義務教育環境整備計画見直しについては、河北新報も報じています。こちらもご覧ください。

河北新報5月20日配信記事

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小中学校の統廃合

4月28日のブログで、気仙沼高校の同級生で、美術部の仲間だった齋藤益男(ますお)君が教育長に選ばれたという三陸新報2月27日の記事を紹介しました。そして、7月3日には、同紙の人物紹介記事〈顔〉に益男君が登場していました。

7月3日益男君
三陸新報7月3日の記事(クリックで拡大)

彼のひととなりについては、すでに上記4月のブログでかきましたので繰り返しません。しかし、記事のなかにあった〈気仙沼市義務教育環境整備計画〉についてちょっとだけ。これは、わかりやすくいえば、気仙沼の小・中学校統廃合計画です。これに対しては様々な意見、異論、反論があるでしょうから、齋藤益男君もなかなかに大変な役目を仰せつかったなと思っていたのです。大変だろうけれど、気仙沼のよき将来のために大変重要なテーマですから、議論をまとめてより良き計画にしていって欲しいと。しかしやはり、6月27日に閉会した気仙沼市議会ではいろいろとあったようです。6月29日の三陸新報の一面につぎの囲み記事がありました。

6月29日統合
三陸新報6月29日記事(クリックで拡大)

6月22日の市議会/全員協議会で、一部議員(複数)が大谷中と階上中の統合に関する文言に修正を求め、〈休憩をはさみ、約3時間にわたる議論のすえに、結局は当初の文言で収まった〉というのです。

この一部議員は、どうしたかったのだろう。これについて、6月23日の三陸新報の記事を見ると、〈統合を進める〉とした計画案を〈統合を検討する〉に修正しろとの要求です。見直し前の平成25年3月付け〈気仙沼市義務教育環境整備計画(案)〉をみると、〈統合を検討する〉とありますから、元に戻せということなのか。3年では足りないので、もっと検討しろということでしょうか。

本日はここまでにしておきます。気仙沼を離れているひとにとっては、気仙沼の小・中学校統廃合計画そのものがわからないでしょう。それは、明日のブログにて。

冒頭に紹介した三陸新報の記事に、益男君の趣味は、囲碁・将棋と、教員退職後に始めた野菜作りとありました。しかし今は、そうした趣味に費やす時間の削減の検討を進めていることでしょう。

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紫市場物語その5

紹介が遅くなりましたが、6月4日、気仙沼出身の漫画家 村上茂雄さんの〈3.11 気仙沼紫市場物語〉の新作がアップされました。今回の第5話は、紫会館の避難所で男性用の食事を一手に引き受けていた居酒屋「まるきん」店主の鈴木光浩さんのエピソードを中心に、避難所での食生活をレポートしています。

居酒屋まるきん

第5話の冒頭イメージ(画像クリックでサイトにジャンプ)


村上茂雄さんの〈3.11 気仙沼紫市場物語〉は、紫市場の皆さんが震災で体験されたことを描いた漫画。この物語は2013年12月、南町の老舗割烹「自由亭」千葉秀宣さんの話から始まりました。全6話を目標に今回の配信で5回目となります。残るは「喫茶マンボ」。しかし、マンボさんの話はなかなか難しいですね。仮設商店街「紫市場」で営業していましたが、紫市場を〈卒業〉して、2014年4月30日に南町の以前は「テイリョウ」があったところに再開店しています。

マンボだけでなく、「紫市場」のほかの店も、仮設を出て次の営業をどうするか、いわゆる〈仮設から本設へ〉という課題に直面しています。村上茂雄さんの実家〈あさひ鮨〉も新店舗の計画を進めています。7月1日のブログで紹介した内湾地区での新しいまちづくり計画に参画する店もあれば、仮設店舗の契約期間終了を機に店を閉めざるをえないところもあるといいます。

そうした紫市場のその後の変化を思いながら、5年前の南町の人たちの物語を見ていると、これまでとは違った感慨もわいてきます。

忙しいなか、こうして故郷気仙沼/南町の物語を描き続ける村上茂雄さん(というか、幼いころから知っている私にとっては重雄ちゃん、重雄くんなのですが)に感謝。これまでの5話のリンクを下にはっておきます。皆様、ぜひご覧ください。

1.「交流空間・フリーダム」千葉秀宣さん
2.「アッシュヘッド オノトラ」小野寺一雄さん
3.「とんかつ勝子」小野寺耕さん
4.「喫茶マンボ」岩本秀之さん(未配信)
5.「居酒屋まるきん」鈴木光浩さん
6.「本間屋酒店」浅野恵一さん

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志の輔さん落語会

2012年からこれまで3回おこなわれてきた〈気仙沼さんま寄席〉は、ひとまずお休みとなり、今年は〈志の輔らくご in 気仙沼〉が9月8日に開催されます。先週発表となり、7月1日からチケットの先行発売が始まりました。

志の輔らくご
ほぼ日/志の輔らくご in 気仙沼 公式サイトより(クリックでジャンプ)

◎志の輔らくご in 気仙沼
◎2016年9月8日(木) 開演18:30
◎会場:気仙沼市民会館 大ホール
◎出演:立川志の輔 ゲスト:糸井重里
◎全席指定 3,500円(税込)
◎主催:TBC東北放送/気仙沼さんま寄席実行委員会
◎共催:気仙沼市/気仙沼市教育委員会
◎協力:目黒のさんま祭気仙沼実行委員会/気仙沼つばき会/シノフィス/ほぼ日刊イトイ新聞
◎先行チケット販売
7月1日〜7月15日まで。ほぼ日経由のネット販売と気仙沼市内の特設プレイガイドにて。すでに残りが少なくなっているとのことですので、どうぞ早めのご手配を。販売場所など、詳細は下記のサイトにて。

ほぼ日/志の輔らくごin気仙沼 公式サイト

〈ほぼ日〉の〈志の輔らくご in 気仙沼〉サイトに、この催しにあたっての糸井重里さんの話が紹介されていました。ぜひ全文を読んで欲しいのですが、私が特に感ずるところの多かったつぎの部分だけ引用させてください。

「あの、ほんとにね‥‥繰り返す話なんですけど、『被災地だから』というハンデキャップとポールポジション、このふたつが、いまは両方なくなりました。つまり、被災地の人たちは、被災地の人してではなくスタートしなければいけなくなった。そうなることは、うすうすわかってましたけど、やっぱり怖いことだとぼくは思います。」(引用は以上)

〈『被災地だから』というハンデキャップとポールポジションのふたつが、いまは両方なくなりました〉という言葉は重い。震災から5年をすでに経て、気仙沼は、新しいステージにたっていることをあらためて感じます。

〈気仙沼さんま寄席〉は、〈目黒のさんま祭〉のさんま代を稼ぐことを目的に始まりました。そしてその成果である〈さんま代〉は第1回が348万9597円、2013年の第2回が465万1068円。2014年は会場の市民会館が改修工事中でお休み。そして昨年5月30日におこなわれた第3回目は297万853円でした。すでに当初の目的を十二分に果たしていただきました。趣旨に賛同して気仙沼においでいただいた方々に、そして志の輔師匠や〈ほぼ日〉さんはじめ関係者の皆様に、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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内湾の未来計画図

5月31日のブログで気仙沼の〈内湾スロー村計画〉のことを書きました。そこで紹介した〈完成ビジョン〉のイラストはちょっと小さくて、その全体像がわかりにくかったと思います。しかしその後、気仙沼地域開発(株)のホームページに、説明会の配布資料や施設イメージ映像などが公開されましたので紹介します。

まずは、商業施設計画書の表紙に掲載されている内湾地区の全体イメージから。(各イメージはクリックで拡大)

表紙

つぎは、上のイメージ図に説明が入った〈内湾地区復興まちづくりのグランドデザイン〉です。まちづくり協議会で検討しているグランドデザイン(内湾地区の主要施設の配置と土地利用のあり方/平成27年3月20日現在)とのことです。

グランドデザイン

つぎに、新設商業エリア(仮称:内湾スロー村)のウォーターフロント施設のレイアウトイメージ。内湾の陸地はかさ上げされ、防潮堤の海側に斜面緑地や公園スペースが設けられるようです。(当初は下の画像がもれておりました。失礼しました)

各施設

ここで紹介したイメージは、あくまで断片的な内容ですので、詳しくは気仙沼地域開発(株)のホームページに掲載されている各資料をご覧ください。それらの資料中には、出店に要する費用なども示されていますが、それなりの金額です。資料に示された施設イメージが魅力に満ちていても、出店後の採算などを考えるとどうしたものかと頭を悩ます方も多いことでしょう。

私はこの施設計画を見ていて、魚市場に隣接する〈海の市〉との関係が気になりました。〈海の市〉も、気仙沼市も出資する第3セクター(株)気仙沼産業センターが管理や運営を担当していますが、物販・飲食ということでは競合関係にもなってくるなと。

そこで思い当たったのが、港町地区の防潮堤問題です。内湾スロー村と海の市の間にあるのが港町です。その防潮堤の高さについて、フラップゲート採用などをめぐって気仙沼市と県が折衝を続けているはず。市としては、ふたつの商業エリアを分断することなく、連続的な人の流れを実現できる防潮堤としたいのでしょう。その成り行きを見守りたいと思います。

最後に、6月8日に公開された〈施設イメージビュー〉を紹介しましょう。3分35秒の動画です。



このブログ記事のタイトルを当初は〈内湾の未来予想図〉としました。ドリカム/ DREAMS COME TRUEの曲「未来予想図」を連想しつつ。しかし〈内湾の未来計画図〉に変更。なぜかといえば、未来は予想するものではなく、つくるものだから。と、聞いたふうなことを言って、今週はこれにて。

気仙沼地域開発(株)ホームページ
気仙沼内湾 商業施設計画(pdf)

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/64~65歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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