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画家の野見山さん

11月3日文化の日、7名の受章者に文化勲章が授与されました。そのうちの一人、洋画家の野見山暁治(のみやまぎょうじ)さんが気仙沼を訪れたことがあるのをご存じでしょうか。私は、今年3月に放送されたNHK「日曜美術館」の〈行き暮れてひとり~画家 野見山暁治のアトリエ日記〉で、野見山さんが気仙沼の鹿折地区に打ち上げられた第18共徳丸をスケッチする姿を見て驚きました。あの野見山さんが気仙沼に!

共徳丸

スケッチ

ある歳月

近影
以上、NHK「日曜美術館」放送画面より

野見山暁治さんは93歳。日曜美術館の言葉を借りれば〈75年にも及ぶ画業の中で身近な自然や風景を描きながらその本質を見極めようとする不思議な造形はいつも新鮮なエネルギーに満ち、多くの人々の心を捉えている〉アーチストです。

気仙沼をはじめ、東北の被災地に向かったのは2011年6月のこと。女川や福島も訪れたようです。そしてその心象は「ある歳月」という作品となりました。

アトリエに閉じこもり、評価の定まった画風のなかにおさまりかえるそんじょそこらの画家とは大違い。ジーンズをはいてキャンバスに向かう姿はとても93歳には見えません。そしてその言葉も、飄々(ひょうひょう)というか淡々と語っているようで、力を感じさせるものでした。

野見山さんはエッセイもお書きになり名文家として知られています。文芸評論家の福田和也さんは、週刊新潮の連載エッセイで〈正直なところ、私は野見山さんの絵よりも文章のほうが好き〉と書いていました。著書「四百字のデッサン」は日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しています。福田さんによれば、野見山さんは、女性に実によくもてるとのこと。おふたりの夫人に先立たれていますが、周りにはいつも世話をしてくれる女性がいらっしゃるらしい。「どうして、そんなにもてるのですか?」と聞いたところ、「私が頼まなくても、女の人が勝手にお世話をしてくださるんです」と、淡々とおっしゃっていたそうです。

この話、本題には関係ないのですが、93歳にして野見山さんのこのエネルギー、我々もあやかることができればと(笑)。

来週は早くも12月。遅くなりましたが、文化の日関連の時事ネタということで、本日はこれまで。今日の東京は冷たい雨が降っていますが、明日は晴れて暖かくなるそうです。
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 野見山暁治 日曜美術館 ある歳月

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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