さんま寄席大盛況

このブログでも紹介してきた〈気仙沼さんま寄席〉は、28・29両日の催事すべてを無事終了。無事というだけでなく、大盛況、大成功だったようです。私は東京にて、〈ほぼ日〉のテキスト中継を見て、その様子を楽しみました。

28日(土)の〈前夜のおたのしみ独演会〉で始まった〈さんま寄席〉、29日(日)は午前8時から魚市場で「市場で朝めし。」でした。炭火で焼いたさんまと新米の朝めしセットのほか、様々なグループが物販コーナーを出店。私は9時ごろだったかにネットで会場の写真を見て驚きました。大勢の人が魚市場を埋めています。

〈ほぼ日〉の糸井重里さんは、この「市場で朝めし。」に人が集まるかどうか、フタをあけてみなければわからない、と心配されていたようですが、なんとその数8000人。

この「市場で朝めし。」については、糸井さんがほぼ日の〈今日のダーリン〉に書かれていますので、ぜひ読んでください。(毎日更新され本日しか読めません)。

今日のダーリン

糸井さんは、気仙沼に来るたびに、その帰り道ではたいてい、無力感のようなものを覚えていたそうです。〈じぶんたちの力の小ささと、復興の道のりの遠さを、思わざるを得なかったのでした〉。そして次のように続けます。少しだけ引用させてください。


でも、朝の市場で、とうとう見つけた。
小さかろうが弱かろうが、
復興はもう確かに始まってるじゃないか、と。
このにぎわいのなかに、この笑顔のなかに、
このざわめきのなかに、この色彩のなかに、
復興の幼子がかくれんぼしてるよ。
そいつが見えたんです。」

引用は以上です。
29日の午後2時からは志の輔師匠の〈さんま寄席〉。一席目は「ハナコ」、二席目が「大河への道」でした。すべての演目が終了、記念撮影も終えて〈さんま寄席〉の全日程をおえたのでした。

〈ほぼ日〉のテキスト中継を見ると、この二日間の様子がよく伝わってきます。

さんま寄席テキスト中継

〈気仙沼さんま寄席〉すべての開催関係者の皆様、ありがとうございました。そして遠方から気仙沼に来てくださった多くの方々に、深くお礼を申し上げます。
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土日はさんま寄席

きのうの楽天イーグルスのリーグ優勝はドラマチックでした。気仙沼にも熱心なイーグルス応援団が多くおり、ネット上でもその感激と喜びの声があふれていました。本当におめでとうございました。

さて、今週末はいよいよ〈気仙沼さんま寄席〉が開催されます。明日28日(土)は気仙沼市民はじめ東北のお客さん限定の〈前夜のおたのしみ独演会〉。そして29日(日)が全国からお客様をお迎えしての寄席本番です。

さんま寄席
公式サイトのイメージ(一部)

〈気仙沼さんま寄席〉公式サイト

29日の本番ツアー企画はすでに受付を終了していますが、公式ホームページを見るかぎり、明日28日〈前夜のおたのしみ独演会〉はまだ残席もありそうです。3千円で、あの立川志の輔さんの一席を楽しめるまたとない機会なので、念のためのご案内。

◎第2回 気仙沼さんま寄席
◎東北のお客さん限定〈前夜のおたのしみ独演会〉
・出 演:立川志の輔・糸井重里 他
・公演日:2013年9月28日(土)
    開場18:00 開演19:00
・会 場:気仙沼市民会館 大ホール
・料 金:全席指定3,150円(税込)

〈前夜のおたのしみ独演会〉紹介内容

気仙沼市内でこのチケットを販売しているのはつぎの通りです。店によっては割当分が完売済みのところもあるようです。詳しくは最寄りのお店にお問い合わせください。

斉吉商店/アンカーコーヒー&バル 田中前店/御誂京染たかはし/ゲストハウスアーバン/ラペマツイ/畠良薬局/武山米店/宮脇書店気仙沼本郷店/大島汽船/お菓子の花子/いさみや/三陸新報/気仙沼市民会館

このさんま寄席については、先日の目黒のさんま祭からずうっと継続してネットでの〈テキスト中継〉が行われています。さんま寄席関連のさまざまな催しの準備の様子が紹介されています。こちらもどうぞご覧ください。

さんま寄席のテキスト中継

今年の〈気仙沼さんま寄席〉、いよいよですね。立川志の輔さん、糸井重里さん、そしてお手伝いしてくださる多くの気仙沼の皆様、どうぞ、よろしくお願いいたします。

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共徳丸の解体作業

大震災の津波で宮城県気仙沼市の鹿折(ししおり)地区に打ち上げられた漁船「第18共徳丸」の解体作業が9月9日から始まっています。そして先週金曜日20日には、船首部分が切り離されました。

19日時点での解体作業をFNNローカルニュースが紹介しています。



気仙沼市は津波の脅威を伝える震災遺構としての保存を望んでいましたが、市民アンケート調査での反対の声などを受け、断念しました。10月19日には解体作業を終える予定とのこと。

第18共徳丸が撤去された後の鹿折の風景を目にするとき、賛成・反対という保存に対しての立場の違いはあっても、その胸に去来する複雑な気持ちは同じだろうなと思います。

秋が来て、そして冬が訪れる。失ったものを強く感じさせる風景が広がる。

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わが町の神社の祭

22日の東海大学代々木キャンパスでのシンポジウム。安田喜憲教授が基調講演を行っている会場の外からは御神輿をかつぐ声が聞こえていました。

22日と23日は、代々木八幡宮の例大祭だったのです。前日には町内会各所に御神酒所が設けられました。写真は、21日に仕事場から最寄り駅に向かう途中で撮ったもの。

祭り前夜

代々木八幡宮は、1212年に創始されたといいますから、800年の歴史があります。小説家の平岩弓枝さんはその宮司の娘です。話の種になればと(笑)。

祭礼が近くなると、お囃子の練習なのでしょう、笛や太鼓、鉦(かね)の音が聞こえてきます。中学生ぐらいの子をはじめ、若い人が一所懸命練習しているのです。なかなかいいもんですよ。そうした祭を前にした町のざわめきを感じられるというのは幸せですね。祭の当日も、写真にもうつっているやぐらの上で若い人がお囃子を披露していました。それは毎年くりかえされる〈あたりまえ〉のことようにも思うのですが、その土地の伝統を継承しようとする多くの人の努力があってのことでしょう。

さて、気仙沼市魚町の実家の近くには、私たちが〈お神明(しんめい)さん〉とよぶ五十鈴神社があります。震災時にはその周囲を津波が囲み、ひとつの島のような様相を呈したといいますが、大きな被害がなかったのはなによりでした。

魚町に住む人もいまは少なく、つまり神社を支える氏子も少なくなったとは思いますが、気仙沼の人と港を守る神社、魚町のシンボルのひとつとして大変大きな意味があると思います。内湾地区の新しい町づくりの中で、是非あたらしい歴史を刻んでいって欲しいと思っています。

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安田喜憲教授の話

9月22日(日)、このブログでも紹介した比較文明学会のシンポジウム「災害と文明〜東日本大震災と防潮堤問題を考える」をのぞいてきました。会場の東海大学代々木キャンパスは私の仕事場から歩いて6〜7分なのです。ただし、今週の出張準備など仕事もあるので冒頭の安田教授の基調講演だけを聴きに行きました。

比較文明会場
右下から二人目が裕美君の後姿。

広い会場に参加者は50人ほどでしょうか。決して多くはないのですが、落ち着いたいい雰囲気です。学会関係者の方が多かったように感じました。会の開始を待っていたら、菊田裕美君(3年1組)が登場。先週はさんま祭でもご一緒しました。

東北大学教授(環境考古学)の安田喜憲さんの基調講演は大変に興味深いものでした。そのメッセージは、17日のブログに紹介した毎日新聞への寄稿に語りつくされていると思いますが、聴衆を前にしての話はざっくばらんで、ある意味で〈学者らしくない〉感じ。そして巨大防潮堤計画に対する怒りに似た思いに満ちていました。

計画を進める村井知事のかたくなな態度には本当にあきれている様子。そして、河北新報などの報道姿勢に対しても、計画に反対する記者も多いのだそうですが、経営者が知事の支持者らしく、防潮堤反対の論調での記事は紙面に出にくいそうです。東北大学も同様で、巨大防潮堤に反対の人は多くとも、(ゼネコンと関係の深い工学部関係者とか)いろいろな考えの人がいることが考慮され、大学全体での反対の声にはなりにくいと言うのです。県議会でも防潮堤に疑問をもつ議員は多くとも、知事の顔色をうかがう感じがあるとのこと。しかし最近は、毎日新聞やTBSがよくやっていると語っていました。

以上は、安田教授の語ったことから受けたあくまで私のおおざっぱな記憶のメモ。正確さには欠けております。念のため。

安田教授は、最後のほうで次のようなことを語っていました。
〈負けいくさになるかもしれないが、いや、きっと負けいくさになるでしょう。しかし、今日この会場に来ているような人が、言うべきことをきちんと言わなければならない〉

私はこの安田教授の話だけで退場しましたが、裕美君はこの後のシンポジウムなど最後まで。終了後に私の仕事場に寄り、〈勉強になった〉と語っていました。会の最後では、東京大学名誉教授の伊東俊太郎さんという方が、安田教授らを激励したということです。

いま思い返してみると、安田教授は、〈学問〉ではなく〈勇気〉について語っていたように感じます。それは、学者だけではなく政治家、ジャーナリスト、そして私たちにも向けられた言葉だったのでしょう。

17日のブログで安田教授の毎日新聞への寄稿を紹介しています。
9月17日ブログ「海との共生を望む」

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ホヤぼーや再挑戦

「ゆるキャラグランプリ2013」の投票が9月17日から始まっています。気仙沼の〈ホヤぼーや〉も昨年に引き続き参戦。エントリーNo.9。

ホヤぼーや
海の子 ホヤぼーや。剣はサンマ,ベルトはホタテ。

昨年は参加が遅くなり、エントリーNo. 565。しかし皆様のご声援を受けて最後は26位、東北地方では第1位でした。昨年は、日本百貨店協会主催の〈ご当地キャラ総選挙〉もありました。〈ホヤぼーや〉はこれにも立候補したもの東北地区予備選挙3位、決戦投票には進めませんでした。いいとこまではいくんだけどな。

ということで、今回の「ゆるキャラグランプリ2013」。皆様の投票をよろしくお願いいたします。

パソコンでも携帯電話/スマートフォンでも、投票IDの登録が必要です。仮登録→本人確認→本登録というステップがあり、ちょっと面倒なのですが、一度登録すれば、1日1回、毎日でも投票することができます。

「ゆるキャラグランプリ2013」〈ほやボーヤ〉投票サイト

投票期間は、11月8日まで。皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします。長く厳しい戦いがまた始まりました(笑)。

2012年11月26日ブログ「ホヤぼーや26位」

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大島に木を植える

9月13日、気仙沼の唐桑・鮪立出身のイオンモール会長村上教行君から電話がありました。22日に気仙沼の大島に2000本の植樹に行ってくるというのです。報道資料も送ってもらったので紹介します。

◎新しい未来へ〜イオンふるさとの森づくり
◎日時:9月22日(日)10:00〜11:30
◎場所:気仙沼市大島 亀山山頂付近(レストハウス付近)
◎植樹本数:約2000本
◎主催:イオン 心をつなぐプロジェクト

植樹には地域の方々とイオングループ各社の従業員200名が参加するとのことです。また、菅原市長をはじめ、白幡昇一気仙沼大島観光協会会長、畠山和純県会議員、NPO「森は海の恋人」畠山重篤理事長、そしてイオン(株)専務執行役・イオン東北代表として村上教行君も出席します。

それと、このブログで紹介できなかったのですが、イオン(株)とイオン1%クラブは、8月20日に由紀さおり・安田祥子さん姉妹による〈童謡コンサート〉を気仙沼市民会館で開催しています。また、8月3日には、気仙沼の「一景嶋神社 鎮守の森づくり」植樹祭を実施し2500本を植樹しました。

イオン1%クラブは、イオングループ主要企業各社が税引き前利益の1%を拠出し、環境保全・社会貢献活動を行う組織として1989年に設立されたとのこと。

村上教行君は、6月にも「森は海の恋人」の植樹祭にも参加していましたね。イオングループのスローガンは〈木を植えています〉。グループとしての植樹活動は20年以上にもなるといいます。

ありがとうございます。イオングループのもろもろの支援活動にお礼申し上げます。

2012年10月18日ブログ「木を植えています」

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新月ダム反対運動

NHKドラマ〈あまちゃん〉のオープニング映像。私はあの中の小川の水面をなめるように撮影した映像を見るたびに、気仙沼の新月(にいつき)の風景を思い出します。

JR大船渡線で一ノ関から行くと、気仙沼に着く20分ぐらい前にきれいな川の流れを見ることができます。1分ぐらいでおわってしまいますが、私はあの風景が大好きです。いつもディーゼル車の窓から見るだけで足を踏み入れたことはないのですが、あの奥に新月渓谷の素晴らしい風景があるのでしょう。


新月渓谷。ブログ「スローな食に、スローな家。」より拝借


約40年前、あの美しい新月渓谷にダム建設の計画がもちあがりました。しかし反対運動によってその計画は中止になったのです。私は実家から送ってもらっていた三陸新報でその経緯をかろうじて知っておりました。あれはいつ頃のことだったのだろう。昨日と同じく、〈気仙沼文化史年表〉(荒木英夫編)で調べてみました。その内容はつぎの通りです。

1974(昭和49)年2月20日
新月ダム建設に関する説明会が行われる
1974(昭和49)年3月2日
新月ダム建設反対期成同盟会結成される
1975(昭和50)年3月29日
新月ダム建設反対期成総決起大会が新月ダム計画絶対反対を決議
1984(昭和59)年12月22日
新月ダム対策協議会設立(会長 昆野辛治郎)
1988(昭和63)年5月30日
県と市が新月ダム建設工事の基本協定書に調印
1997(平成9)年8月21日1997
県は新月ダム建設計画の休止を決める
2000(平成12)年7月17日
気仙沼新月ダム期成同盟会解散

1974年にダム建設の説明会が行われ、すぐに反対運動が始まったのですね。その14年後1988年の建設工事の基本協定というのはなんだろう。一度は工事開始直前までいったのでしょうか。そして宮城県がダム建設計画の〈休止〉を決めたのは1997年、説明会から23年後のことでした。

ネット/ウィキペディアの「中止したダム事業」説明に、つぎの記述がありました。
「宮城県の新月ダム(大川)は、下流の気仙沼市等の漁業関係者からカキ養殖に重大な影響を及ぼすとして反対運動が起こり、その後水需要の減少なども重なり計画が中止された。既得権益、特に漁業権絡みの反対運動は環境保護の立場からの反対運動と軌を一にすることが多い」

なるほど。計画通りダムが建設されていれば、新月渓谷の姿は大きく変わっていたことでしょう。最近の気仙沼での防潮堤建設をめぐる議論に際し、この新月ダムの建設計画と反対運動を思い出している人も多いのではないでしょうか。〈歴史はくりかえす〉か。

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草野心平さんの話

残り少なくなってきた〈あまちゃん〉の話題をひさしぶりに。

北三陸高校潜水土木科の教師の名は〈磯野心平〉。この名を聞いて詩人の〈草野心平〉さんが気仙沼を訪れたことを思い出しました。私が気仙沼高校に通っていたころと思っていたのですが、〈気仙沼文化史年表〉によれば、1973年(昭和48)7月30日のこと。大学の夏休みで帰省していたときのようです。年表のつぎの項目には〈8月3日 全国高校総体で鼎が浦高が10回目の団体優勝、男子個人フルーレで気仙沼高千田健一全勝優勝〉の記述がありました。そんな時代です。

市立図書館と商工会議所が開催した草野心平講演会の会場は八日町の公民館(商工会議所になってたかな)。私は中井茶補の殖(しげる)君(3年8組)を誘って話を聴きにいったのです。心平は賢次の作品をその生前から評価して世に出した人。講演会も宮澤賢治の話が中心だったように思います。

しかし、なんで潜水土木科の教師の名が〈磯野心平〉なのでしょう。私なりの解答をみつけました。

〈磯野心平〉を演じる皆川猿時さんは、〈あまちゃん〉の脚本家宮藤官九郎さんと、パンクやコミックソングのバンド〈グループ魂〉の仲間というつながりがあります。そして皆川さんを調べてみると、出身地は福島県いわき市とありました。これだ!

草野心平も福島県いわき市(旧・上小川村)出身で、いわき市にはいま草野心平記念文学館が設けられています。というわけで、〈磯野心平〉の名は〈いわき市つながり〉ではないかと推測したのですが、いかがでしょう。このつながりに気づいたとき、私は少し興奮しましたが、こうして書いていると、〈だからどうしたの〉のいう声が聞こえてきます。そこで最後は、〈蛙の詩人〉ともいわれた草野心平さんの作品を紹介しておわることにします。

二匹の蛙が一匹に
十月の後に三匹に

漢字表記はあやしいのですが、高校のときに面白いと思い、今でも覚えているのです。

〈オダクン、アンダモ、スギダネエ〉

いやあ、それほどでも(笑)。

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海との共生を望む

9月11日(水)の毎日新聞夕刊に防潮堤に関する寄稿文が掲載されていました。寄稿者は、東北大学教授(環境考古学)の安田喜憲(よしのり)さん。見出しは、「海と共生望む被災地〜本末転倒の防潮堤建設優先」

YASUDA 9月11日毎日新聞夕刊寄稿のイメージ(クリックで拡大)

安田教授は、科学者の責任にも言及しながら、行政が守るべきものの順番が逆転していたのではないかと問いかけています。「まず住民の生命を守るためには、住民が美しい故郷で豊かな暮らしができることを最優先すべきだった。あと30年後に来るか来ないかもわからない津波から生命を守ることを最優先したのは、間違いだったのではないか。」

詳細は略しますが、結びの部分を以下に引用します。
「人間は巨大なコンクリートの防潮堤に囲まれては暮らせない。人間の命は美しい自然、生きとし生けるものの命が輝く自然に囲まれてこそ輝くのである。たとえ巨大なコンクリートの防潮堤によって50年に一回訪れる津波の被害から逃れることができたとしても、大地の生命力が萎え、海の命の輝きと隔絶され、美しい風土が失われ、人と人のコミュニティが失われた中で、人は暮らせないし、生きてはいけないのである。
住民が望むのは、海と共に生き続ける日々の暮らしの快適性である。美しい海を眺め、潮騒の音を聞き、海の匂いをかぎ、海の豊かな魚介類を獲って共に助け合いながら暮らす。それが縄文時代以来、1万年にわたって日本人が行ってきたことである。それが海辺で生きるということなのである。」

引用は以上です。
記事の最後に、安田教授が基調報告を行う比較文明学会のシンポジウムが紹介されていました。

◎比較文明学会のシンポジウム
◎災害と文明〜東日本大震災と防潮堤問題を考える
◎9月22日(日)14時~17時(無料・予約不要)
◎東海大学代々木キャンパス4号館(渋谷区富ヶ谷2-28-4)
小田急線「代々木八幡」駅または「代々木上原」駅下車徒歩10分
京王井の頭線「駒場東大前」駅下車徒歩10分
地下鉄千代田線「代々木公園」駅下車徒歩10分

比較文明学会HPシンポジウム紹介

巨大防潮堤計画に対する疑問の声はこうして学会からもあがっているわけですが、目を気仙沼に転じてみれば、県の計画進行は今もなお着々と進んでいるように感じています。

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目黒さんま祭報告

きのう15日の〈目黒のさんま祭〉の報告です。天気予報で雨とは知ってはいたものの、朝おきてみると、結構な雨あしです。それでも、目黒駅から坂を下っていくと、会場近くの目黒川沿いに長い行列ができていました。本当にありがたい。前日の午後8時から並んだ人もいたとか。

9時半からの開会式。青木区長はじめ目黒区の関係者の方々の挨拶が続きます。気仙沼からは菅原市長の挨拶。私たちの同級生で市議会議長の臼井真人君も席にならんでいました。私がとくにうれしく思ったのは、目黒区の小学生からの気仙沼への義援金。3人の小学生がそれぞれ気仙沼の人へのメッセージを語り、お小遣いから出してくれたであろう義援金を気仙沼漁協の佐藤亮輔組合長に手渡しました。本当にありがとう。

気仙沼からバスで上京した同級生、佐々木徹君(3年1組)、荒木容子さん(10組)ともちゃんと会えましたよ。容子さんと話しながらいただいたサンマのすり身汁(つみれ汁)は本当においしかった。いい味。すり身汁の会場では、サンマ祭の気仙沼実行委員長松井敏郎さんの奥様えみこさんに会うこともできました。1学年下で魚町のご近所。40数年ぶりの再会です。

前置きはこれくらいにして写真をご覧いただきましよう。(クリックで拡大)

1 市長挨拶 2 5人そろい
左)菅原市長の挨拶 右)左から2人目が臼井真人君。右端が松井会長
3 子どもたち 4どや節
目黒の子どもたちからの義援金贈呈。ドヤ節も始まりました。
5 ドヤ節2 6 さんま焼き
ドヤ節の後にさんま焼き開始。
7徹君とみんなで 8徹君と私
佐々木徹君(中央)を囲んで。左端は臼井真人君。
9荒木さん 10りあす
すり身汁担当の荒木容子さん。そしてお手伝いの皆様。


雨で始まったさんま祭も昼過ぎには晴天になりました。その後、ときおりの雨もありましたが、一時は催事の中止も検討されたことを考えれば御の字でしょう。もし開催が本日であれば、台風の影響で催事全体が中止となったことでしょう。佐々木徹君とは、あさひ鮨の〈さんま姿寿し〉を完売後に乾杯することができました。ゆっくりと話すことはできませんでしたが〈気仙沼でまた〉ということで。

さて、今月29日(日)には気仙沼で、立川志の輔さんの〈さんま寄席〉が開催されます。昨日のさんま祭会場には糸井重里さんと志の輔さんもかけつけサンマ焼き隊に加わってくれました。そうしたサンマ祭の様子は、ほぼ日の〈テキスト中継〉が豊富な写真とコメントで伝えています。とても楽しい内容なので是非ご覧ください。

〈ほぼ日〉のテキスト中継
 気仙沼さんま寄席

悪天候のなか、さんま祭におでかけいただいた多くの方々、そして実行委員はじめ開催関係者、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。とにかく〈感謝〉の一言です。

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なにを守る防潮堤

先週金曜日、9月6日の毎日新聞夕刊に防潮堤に関する大きな記事が掲載されていました。見出しは「守るものなき巨大防潮堤」。

特集ワイド記事
毎日新聞9月6日夕刊の記事イメージ

毎日新聞の〈特集ワイド〉はこれまでも防潮堤問題をとりあげてきましたが、今回の記事はこれまでにも増して問題の深さを伝えているように思います。

リード文はつぎのとおり。
「巨大防潮堤計画がいよいよ実体化し始めた。岩手、宮城、福島3県沿岸に総延長約390キロ、総額8000億円以上の国費が投じられ、次々と着工している。住民の高台移転が決まった地区でさえ事業は止まらない。特集ワイドではこれまで見直しや反対を訴える住民の声を伝えてきたが、自民党の政権復帰が防潮堤問題に影を落としている。」

記事では、気仙沼市の小泉地区の人の声を紹介しています。

「運動場のテントで一緒になった人と『砂浜だけは残したかったなあ』と話しましたよ。本音では今でも反対の人は多い。でも、県に土地を買ってもらえる地権者も近所にはいるから、表だって反対とは言えない」。小泉地区の子供は同じ幼稚園、小中学校に通い、地区の親兄弟、親類同士は顔見知りだ。防潮堤に反対すれば隣人の土地売却を邪魔することになる。しかも、大半は地盤沈下して利用できない農地だ。(中略)「私たちは高台移転に必死なんです。防潮堤で行政と対立して移転までダメにしたくない。地権者も行政も悪くない。地区のほぼ全員が被災して同じ避難所から地域の将来を考えてきたのに、なぜか無駄な防潮堤ができてしまう。これが被災地の現実です」

そして記事の後半では、NPO法人「森は海の恋人」副理事長の畠山信さんのつぎの言葉を紹介しています。「ますます非公開の議論が目立つようになってきた。行政側は自治会長や地権者だけを集めて意見交換会を開き、防潮堤建設の合意を取り付けていく。もはや県の言う『住民の合意形成』とは名ばかりですよ」。

記事は、〈防潮堤を巡る超党派の議論はまだ始まってもいない〉と結ばれています。浦松丈二記者の署名記事です。

この特集記事はネットでも配信されています。ぜひお読みください。

毎日新聞2013年09月06日東京夕刊/配信記事

防潮堤問題をとりあげたこれまでの毎日新聞〈特集ワイド〉はつぎのとおり。

毎日新聞2月6日「本音は「反対」だが…復興が「人質」に」
毎日新聞3月7日「巨大防潮堤に海が奪われる」

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徹君からのメール

きのうのお昼前、ブログに気仙沼でのサンマ初水揚げのことを書いた1時間後、佐々木徹君(3年1組)からつぎのメールがありました。

「明ちゃん、お元気ですか。いよいよ「目黒のさんま祭」が近づいてまいりました。ことしも、14日の夜10時気仙沼出発、15日早朝、目黒着で東京にお邪魔いたします。

3台のバスに分乗して東京に向かうスタッフは、およそ80名。その他、新幹線利用、自家用車利用、目黒ほか東京組のスタッフが加わり総勢およそ130名の大所帯です。気中20回生は、物産班の私と、さんますり身班の荒木容子(10組)さんの2名です。

昨夜、最後の全体会が開かれました。以下、松井会長のあいさつの要約です。

「これまでのさんま祭りの中で、今年18回目を迎えて、これほどさんまの獲得にやきもきしたことはなかった。そのくらい異常な事態です。でも、ようやく明日(11日)、気仙沼に初水揚げがあり、12日も水揚げが決まっています。14日は、まだわからないけど、きっと大丈夫でしょう。費用はどのくらいになるか見当がつきませんが、目黒に運んで祭りを成功させましょう」

実際、今朝、気仙沼にさんまが80トン初水揚げされました。価格はやはり高めでした。明日、明後日と水揚げが決まっているようです。ようやく、気仙沼にさんまのシーズンが訪れました。是非、会場に来て気仙沼の味を味わってください。東京で会えることを楽しみにしています」

メールは以上です。なお、メール冒頭の〈アキちゃん〉は恥ずかしながら私のこと。徹ちゃんとは、気仙沼の魚町での幼なじみなもので。

さて河北新報によれば、今季のサンマの初水揚げは平成に入ってから最も遅かったといいます。さんま祭関係者は本当に気をもんだことでしょう。入札価格は1キロ当たり256~320円で「品薄も手伝って、まずまずの値がついた」とのこと。「目黒のさんま祭」気仙沼実行委員会の松井敏郎会長が〈費用はどのくらいになるか見当がつきませんが〉と語るように、これまでのさんま祭でもっとも高価なサンマということになるかもしれませんね。ありがたみ倍増だ(笑)!

河北新報9月11日配信記事

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サンマの初水揚げ

今日であれから2年半。震災直後、1年経てば、2年後には、いくらなんでも3年経ったころには、と思っているうちにあっという間に時が過ぎ去っていきます。気仙沼の鹿折地区に津波で打ち上げられ、その後は気仙沼の被災の象徴のように扱われていた第18共徳丸も、ついに先日9月9日から解体作業が始まりました。

話は変わりますが、本日11日、気仙沼港にサンマ約80トンが初水揚げされました。第6安洋丸さん、ありがとうございました。

15日には気仙沼のさんまを焼く目黒区の〈目黒のさんま祭〉が予定されており、水揚げがないことを関係者がみな心配しておりました。8日の品川区の〈目黒のさんま祭り〉では例年の岩手県宮古のサンマが手配できず、北海道産が供されたとのこと。本日のサンマと15日に焼かれるサンマの関係がよくわかりませんが、まずは一安心です。もう一度、祭の会場をご案内。

◎目黒のさんま祭
・日時:9月15日(日)10時~15時半(開会式は9:30〜)
・会場:目黒区田道広場公園

JR目黒駅の西口を出て、400mほど坂を下っていくと目黒川にぶつかります。橋を渡る手前を右折して300mぐらいいくと田道広場公園です。目黒駅の改札を出て左側が西口です。当日午前11時に菊田裕美君がJR目黒駅中央改札口にてお待ちしております。

当日は、佐々木徹君(3年1組)も上京するとのことで、久しぶりに会うのを楽しみしています。それでは皆さん、会場にて。

9月2日ブログ「目黒さんま祭日程」

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東京プレゼン全文

2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催についての熱をおびた報道は、まだ続いています。昨夜から今朝にかけてのニュース番組では、気仙沼出身の佐藤真海さんがクローズアップされている印象を受けました。

インターネット新聞「ハフィントンポスト」がIOC総会での東京プレゼンの全文を配信していました。本日はその中から佐藤真海さんのスピーチ内容を紹介します。

ハフィントンポスト9月10日配信内容

「会長そしてIOCの委員の皆様 佐藤 真海です。

私がここにいるのは、スポーツによって救われたからです。スポーツは私に人生で大切な価値を教えてくれ ました。それは、2020 年東京大会が世界に広めようと決意している価値です。本日は、そのグローバルなビジョンについてご説明いたします。

(メンバー紹介/略)

私自身の話に戻らせていただきたいと思います。
19 歳の時に私の人生は一変しました。私は陸上選手で、水泳もしていました。また、チアリーダーでもありました。そして、初めて足首に痛みを感じてからたった数週間のうちに、骨肉種により足を失ってしまいました。

もちろん、それは過酷なことで、絶望の淵に沈みました。でもそれは大学に戻り、陸上に取り組むまでのことでした。

私は目標を決め、それを越えることに喜びを感じ、新しい自信が生まれました。そして何より、私にとって大切なのは... 私が持っているものであって、 私が失ったものではないということを学びました。 私はアテネと北京のパラリンピック大会に出場しました。スポーツの力に感動させられた私は、恵まれていると感じました。

2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。しかし、2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いました。6日もの間、私は自分の家族がまだ無事でいるかどうかわかりませんでした。そして家族を見つけ出したとき、自分の個人的な幸せなど、国民の深い悲しみとは比べものにもなりませんでした。

私はいろいろな学校からメッセージを集めて故郷に持ち帰り...私自身の経験を人々に話しました。食糧も持って行きました。ほかのアスリートたちも同じことをしました。私達はいっしょになってスポーツ活動を準備し て、自信を取り戻すお手伝いをしました。

そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。

新たな夢と笑顔を育む力。
希望をもたらす力。
人々を結びつける力。

200 人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から、被災地におよそ1,000回も足を運びながら50,000人以上の子どもたちをインスパイアしています。

私達が目にしたものは、かつて日本ではみられなかったオリンピックの価値が及ぼす力です。そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値...卓越、友情、尊敬...が、言葉以上の大きな力をもつということです。」

引用は以上です。
スピーチ内容を読んでみて、私はつぎのところにあらためて感銘を受けました。

〈私にとって大切なのは... 私が持っているものであって、 私が失ったものではないということを学びました〉

私がIOC委員だったら真海さんに1票! 気仙沼小学校・気仙沼中学校の後輩だし(笑)。

9月9日ブログ「真海さんプレゼン」

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真海さんプレゼン

2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定。きのうのテレビはこの話題でもちきりでした。前日7日の夜、高円宮妃に続いて気仙沼出身の佐藤真海さんが登壇しておこなったプレゼンテーションには感激しました。

佐藤真海
真海さんのプレゼンテーションを伝えるNHKテレビ画面

IOC総会での招致活動には気仙沼出身の千田健太さんも参加、NHKの番組では生島淳さんが解説者として出演していました。気仙沼勢が大活躍。本日午前4:15には佐藤真海さんがツイッターにつぎのコメントと写真を投稿していましたので紹介します。

〈この写真は三陸新報にいいかもしれない(^O^)笑。同じ気仙沼出身のフェンシングの千田健太選手と!NHKの生中継では、生島淳さんとお話させていただきました♪ 地球の反対側で気仙沼同盟〉

佐藤真海ツイート
佐藤真海さんのツイート(@mami_sato)より https://twitter.com/mami_sato

アルゼンチンでの〈気仙沼同盟〉。いいね! それにしても、真海さんは今回の東京招致に大きな役割を果たしてくれました。ありがとうございます。ご苦労さまでした。


本ブログにての佐藤真海さんの記事を以下に。

2012年 7月 4日「佐藤真海さん」
2012年 8月31日「真海さんin表参道」
2012年 9月 3日「真海さん記録更新」
2013年 7月12日「真海さんinスイス」
2013年 7月12日「招致大使佐藤真海」


FNNのこちらの映像もぜひ。(約3分)
FNN8月28日配信映像「佐藤真海選手が抱負語る」

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防潮堤まつり報告

9月1日の夜、当会事務局 菊田裕美君(3年1組)からメールと写真。

〈防災の日の今日、公益財団法人「日本自然保護協会」とNPO法人「森は海の恋人」が主催するシンポジウム「防潮堤まつりin東京/東日本大震災と防潮堤計画/未来の海辺になにを残すか」が、12時から17時まで品川区高輪のモンベル品川店2階であり、参加してきました。気仙沼からは、唐桑の畠山重篤さん信さん親子と大谷の三浦友幸さんがパネリストとして登壇されていました。参加者は200名以上、会場には、安倍首相夫人も参加されていました〉

重篤さん
畠山重篤さん(左)と長沼毅さん
信さん
畠山信さん(左)と三浦友幸さん

日本自然保護協会(NACS-J)のホームページには、このシンポジウムの趣旨が次のように書かれていました。

「東北の海岸に、最高14.7メートル、総延長約370kmの防潮堤がつくられる計画がある。海と向き合ってきたくらしの前に現れたこの計画。どんなサイズか実感がわかない。そこで”防潮堤まつり”と称し、東北の砂浜に大漁旗を掲げて高さを皆で見上げた。その”防潮堤”が、防災の日に品川の街に出現する。 大漁旗の”防潮堤”を見上げながら、未来の海辺を語ろう」

ちょっと説明が必要かもしれません。昨年の9月、「森は海の恋人」の畠山信さんらは、気仙沼市小泉地区で計画されている防潮堤の高さ14.7mの棒をたてて、地域の人と共にその高さを実感しました。棒の先には旗をつけて。これが〈防潮堤まつり〉。これと同じことを東京でやろうということで〈防潮堤まつりin東京〉と名付けたのでしょう。日本自然保護協会HPのシンポジウム速報を見ると、会場のモンベル品川ビルの最上階ガラス壁に〈ここが14.7m〉と大きく表示されていました。屋上では大漁旗が振られています。これが東京の〈防潮堤まつり〉。

プログラムを記しておきましょう。

第1部 13:30〜 special対談:団塊オヤジのつぶやき。
・畠山重篤(NPO法人森は海の恋人理事長・牡蠣養殖漁師)
・長沼 毅(広島大学准教授・科学界のインディ・ジョーンズ)
第2部 14:40〜 防潮堤、徹底講座
・清野聡子(九州大学大学院准教授、NACS-J沿岸管理保全検討WG委員)
第3部 15:40〜 俺らの主張!
・宮城県大谷海岸・三浦友幸
・宮城県唐桑半島・畠山信 ほか

当日の様子は、日本自然保護協会のシンポジウム速報でもご覧いただけます。

日本自然保護協会HP活動紹介
同HPシンポジウム速報

裕美君からは1日の夜に報告を受けたものの、私が今週月曜から木曜まで出張していた関係で紹介が本日になってしまいました。申し訳ない。そんなわけで月曜からの4日分の〈あまちゃん〉も昨日夜にまとめてみたという次第であります(笑)。

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版画サンマかせぎ

サンマのシーズン到来ということで、本日は一枚の版画を紹介します。

大槻先生版画
(クリックで拡大)

この年賀状の版画、作者は私の気仙沼高校3年のときの担任だった大槻良文先生。うまいなあ。当時も本当に感心しました。先生は物理が担当。当時、古町の化粧坂の途中の坂をのぼった家の2階を間借りしていました。大学に入学してから訪ねたことがありますが、部屋には自分で設計してつくった真空管のステレオアンプと、これも自作のスピーカーがきちんとおかれていました。そのパイオニアの16センチユニットを使ったスピーカーボックスは、はじめ自作とは気づかなかったほどの丁寧な仕上げでした。大槻先生の趣味についてはまたあらためて。

この版画の題材は、気仙沼の人ならご存知でしょう、〈さんまかせぎ〉。水揚げされたサンマの選別、箱詰めなどの作業をするパートタイマーを、当時はそう呼んでいたのです。大槻先生はたぶん当時の新聞写真かなにかを材料に版画にしたのだと思います。

この年賀状の左下に大槻先生のメッセージ。〈昨年はサンマ不漁でしたね。今年は何事にも良い年であるように。特に小田君にとって〉

この年は私の大学受験の年でしたが、先生の期待に応えることができませんでした。しかし私はその後、管球式のオーディオアンプやダイヤトーンP610を使っての大型スピーカーを自作するなど、きちんと先生の教えというか影響を受けて今に至ります。

左上に「1970.1.1」の数字。あれから43年が過ぎたのですね。


なお、1965年当時のサンマかせぎの映像を以前このブログでも紹介しました。民俗学者宮本常一さん監修のこの映像をぜひもう一度ご覧ください。

2012年9月14日「サンマ稼ぎ1965」

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招致大使佐藤真海

8月28日の毎日新聞夕刊の第1面に佐藤真海(まみ)さんの笑顔の写真が。真海さんは、気仙沼出身のロンドン・パラリンピック陸上代表です。写真は、2020年夏季五輪開催都市を決めるIOC総会での東京招致最終プレゼンテーションのためアルゼンチンに向け成田空港を出発するときのもの。ロンドン五輪フェンシング代表の太田雄貴さんと一緒です。

毎日さとうまみ
8月28日毎日新聞夕刊の記事イメージ(一部)クリックで拡大

記事によれば真海さんは「アスリート(競技者)、パラリンピアン(パラリンピック選手)の代表として、皆さんの気持ちをしっかり乗せて、一言一言に思いを込めたい」と表情を引き締めていたとのことです。

7月のスイス・ローザンヌでのプレゼンテーションにも参加した真海さん。招致アンバサダー(大使)のひとりとして、パラリンピアンを代表する存在になってきたようです。

開催都市は9月8日早朝に決定します。

7月12日ブログ「真海さんinスイス」

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気仙沼の各校校歌

8月16日のブログ「気仙沼中学校校歌」に〈けせんぬまさいがいエフエム〉の横田さんからコメントをいただいております。

「当局のHPで、気仙沼市内の小・中学校の校歌!絶賛UP中(笑)」

校歌サイト
「気仙沼さいがいエフエム」の校歌サイト一部イメージ

このサイトの存在は私も知っておりました。先日のブログで紹介すればよかったですね。これはたぶん、各校に取材して録音したものと思いますから労作ですね。こうした制作はなかなか大変だと思いますよ。

私が気仙沼中学の2年か3年のときにも、校歌の録音をしたことがあります。NHKラジオで各校の校歌を紹介する早朝番組があったのです。ある日、音楽室に歌唱班のメンバーが集められ、2〜3回歌ったと思います。指導は、〈デンマーク〉こと小野寺正子先生。あの木造校舎のなかの音楽室もなつかしい。正面の黒板の上にはお約束のバッハやベートーベン、モーツァルト、ハイドンなどの肖像画が掲げられていましたね。

ぜひ皆さんも、出身校の校歌を聴いてみてください。気仙沼中学の校歌を聴いてみましたが、ちょっと歌い手の数が少ないようですね。でもそれもそのはず、気中のホームページを見ると、私たちのときに1500人はいた全校生徒数がいまは260名ほど。歌唱班のメンバーも少ないのでしょう。っていうか、もしかしてもうないか、わが気中歌唱班(笑)。

気仙沼さいがいエフエム/校歌サイト
8月16日ブログ「気仙沼中学校校歌」

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目黒さんま祭日程

今年も「目黒のさんま祭」の時期となってまいりました。まず9月8日(日)は品川区側の「目黒のさんま祭り」で岩手県宮古市のさんま。そして、本物というか、わが気仙沼のさんま5000尾がふるまわれるのが、9月15日(日)の「目黒のさんま祭」です。いつもどおり〈目黒区民まつり/目黒のSUNまつり〉のなかの催しとして開催されます。なんかまぎらわしい。お間違えのないように。

目黒のさんま祭
目黒区民まつり実行委員会オフィシャルサイト

◎目黒のさんま祭
・日時:9月15日(日)10時~15時半(開会式は9:30〜)
・会場:目黒区田道広場公園

JR目黒駅の西口を出て、400mほど坂を下っていくと目黒川にぶつかります。橋を渡る手前を右折して300mぐらいいくと田道広場公園です。目黒駅の改札を出て左側が西口です。

当日は気仙沼から大勢のさんま焼き隊が上京し、会場で5000尾のさんまを炭火で焼きます。昨年同様、さんまのつみれ汁もあります。これも美味しいですよ。それではまた、会場でお会いしましょう。

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/64~65歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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