FC2ブログ

朝日のオピニオン

7月30日の朝日新聞朝刊のオピニオン面「耕論」に大きな見出し。〈防潮堤から見える風景〉。〈まるで要塞のような巨大防潮堤の建設工事が、津波に襲われた東北沿岸の各地で始まっている。しかし、海とともに生きる人々には抵抗感も根強い。それでも進む巨大プロジェクトで何が得られ、何を失うのか。これでいいのか〉というリード文の左右に、NPO法人「森は海の恋人」理事 田中克(まさる)さんと、NPO「立ち上がるぞ! 宮古市田老」理事長 大棒(だいぼう)秀一さんの意見が紹介されています。

朝日防潮堤
朝日新聞7月30日朝刊記事のイメージ(一部)クリックで拡大

気仙沼市の防潮堤問題を語る田中さんは、1943年生まれで国際高等研究所チーフリサーチフェロー、京都大学名誉教授。森から海までの多様なつながりを研究する「森里海連環学」を2003年に提唱したと紹介されています。

田中さんの意見の一部を以下に引用します。

〈「防潮堤はいらない」と決めた地区が、宮城県気仙沼市にあります。カキ漁師らの植林運動で知られるNPO法人「森は海の恋人」が拠点とする舞根地区です。(中略)ただ、これは極めて珍しい例外です。いま東北では、人が住む浜という浜で続々と、巨大防潮堤の工事が始まりつつあります。(中略)宮城県の意向を受けた市は昨夏、各地で住民に「高さは国が決めたもので変更できない」「つくらないと後背地の開発はできない」「2015年度末までの時限予算なので話し合う時間はない」という趣旨の説明をしました。問答無用という感じで、多くの住民が無力感に襲われたのです。(中略)海辺に暮らし、津波で大きな被害を受け、それでも海ととともに生きていこうと決めた人たちがいます。その当事者の判断、経験をこそ、大切にしてほしい。いま問われているのは、足元の民主主義が本物かどうかだと思います。〉

引用は以上です。
お二人の意見は朝日新聞朝日新聞デジタル版の配信記事で全文をご覧いただけます(無料会員登録が必要です)。

朝日新聞デジタル版記事

なお、このサイトにも全文が引用されています。ご参考まで。

新聞紙面の4分の3をさいてのこの大きな記事。朝日新聞のオピニオン/意見は〈国の巨大防潮堤計画に大きな疑問あり〉とみてよいでしょう。
スポンサーサイト



テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 森は海の恋人

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
07 | 2013/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示