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今日で5月もおわり、明日からはもう6月か。早いなあ。

先月のなかば頃に、このブログを始めて2年が経ったことについて書こうと思いながら本日になってしまいました。この気中20のブログは、2011年4月20日から始めたのです。

第1回目のブログには次のように記しました。

「私たちは、気仙沼中学校20回生支援会です。

東日本大震災で被災した同級生たちを支援する、首都圏在住の気中第20回卒業生(1967/昭和42年3月卒)を中心としたグループです。当会は、気仙沼周辺地域出身者の同年会「けせもい会」の会長である鈴木徳一君らが同級生のため自分たちにできることはないだろうかと呼びかけて発足。3月20日には、有志によって義援金募集や支援物資などの方針を定めました。

そして3月25日夜、支援会メンバー6名がトラック2台に支援物資を満載して東京を出発。翌26日朝に気仙沼へ到着し、昼すぎには知らせを受けて集まった同級生に物資を引き渡すことができました。

 このブログ「気中20+PLUS」(けちゅうにじゅうプラス)は、こうした気中20支援会の活動を伝えるとともに、今後長期にわたると思われる我らが故郷「気仙沼」復興のための情報交流の場にしたくスタートさせました。不慣れなことばかりですが、皆さんの協力をいただきながら長く続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします」

それから2年。当初は日曜日のみ休み、昨年の9月からは土日を休みとさせてもらうほかは毎日更新して昨日30日のブログで630記事となりました。パソコン環境では左の欄の「全記事表示リンク」で全記事の見出しが表示されます。スマホでもわかりやすいよう、下にリンクをはっておきます。(と書いたのですが、スマホ利用の場合、スマホ版の画面からは下のリンクがうまく働かないようです。すみません。スマホでもPC版表示であれば大丈夫です。)

全記事表示リンク「全ての記事を表示する」


はじめは同級生の連絡用ぐらいのつもりだったのですが、こうした展開になるとは自分でも想像していませんでした。この先どうなるかはわかりませんが、今しばらくおつきあいください。

あ、それから、
6月2日(日)午後4:15からのNHKテレビ「ラジオ」再放送もお忘れなく。

5月27日ブログ「ラジオ」再放送
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三陸復興国立公園

5月24日、陸中海岸国立公園が再編、改称され「三陸復興国立公園」となったことはご承知のとおりです。陸中海岸国立公園は1955年に指定されましたが、この時点では気仙沼地区は含まれておりません。9年後の1964年に気仙沼湾と唐桑半島が編入されたのです。東京オリンピックの年、私たちが気仙沼中学校1年のときのことでした。

この「三陸復興国立公園」のニュースを見ていて、〈高校生のときに、国立公園関係の初日カバーを郵趣会でつくったことがあったなあ〉と思い出し、探してみたらちゃんとありました。
初日カバー
1968年4月1日 郵便料金計器使用開始 初日カバー(クリックで拡大)

〈初日カバー〉とは、記念切手を封筒に貼って、その発売日の消印を押したもの。多くは切手マニア用で、封筒に意匠をこらしたデザインがなされています。そして〈郵趣会〉は切手収集家の集まりで、毎月1回、気仙沼郵便局の2階で会合がありました。高校生は私と同級生の中井殖(しげる)君の2名だけ。ほかには、カトリック教会の小野忠亮神父や中華料理〈しょうせん飯店〉の若主人など10名ほどだったように思います。

すっかり忘れていたのですが、気仙沼郵趣会が作成したのは〈郵便料金計器使用開始記念〉の初日カバー。郵便料金計器というのは、切手の代わりに料金を印字したシールを発行する機械。気仙沼局での使用開始が1968年4月1日でした。

そして封筒には、「陸中海岸国立公園切手に気仙沼湾を!」の文字。記念スタンプ風のイラストは、唐桑の折石と亀山そして亀山リフトです。わざわざ描いたものとも思えないので、気仙沼局の記念スタンプかもしれません。私はこれをおぼえていたのですね。

ひさしぶりに取り出した、この初日カバーを見ていると、バチカン市国の珍しい切手を見せてくれた小野神父の静かな語り口や、青写真やリコピーに代わって登場した普通紙コピーのサンプルを〈すごいねえ、きれいだねえ〉と言いながら見せてくれた〈しょうせん飯店〉の若主人の姿が懐かしく思い出されます。あれからもう45年が過ぎました。

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松岩の齋藤益男君

5月26日の三陸新報に「教育委員長に齋藤氏」の見出し。25日に前気仙沼小学校長の齋藤益男氏が教育委員長に選任されたとの記事でした。気仙沼高校の同級生。

齋藤益男

三陸新報5月26日付紙面イメージ

益男君は松岩中学出身で、気仙沼高校では私と同じく美術部に属していました。たしか松岩中では生徒会長だったと思います。学業成績も優秀で山形大学に進学。記事によれば、中学の数学教諭として鹿折、月立、条南などで教壇にたったそうです。気仙沼中学では教頭もつとめたとのこと。

市のホームページで調べると、気仙沼市教育委員会は5名で構成されているのですね。その中から教育委員長と教育長が選ばれます。教育長は、2008年から現在まで白幡勝美さん。白幡さんは鼎が浦高校校長や気仙沼高校校長、気仙沼図書館長などをつとめてきました。

気仙沼では今、小学校や中学校の統廃合が大きな課題となっています。なかなかに難しいテーマかと思いますが、益男君にはぜひ頑張って欲しいと思います。陰ながら応援しています。

しかし考えてみると、益男君には高校を卒業してからは会っていないかも。記事にある益男君の写真を見ると、はげてはいないけど、高校のときの印象に比べるとずいぶんふけました。当然か。

オダクン、ナニカダッテンノ、アンダモダヨ。ハゲテルシ。

すみません。確かに(笑)。
益男君、お互いまだ61歳。もうひとふんばりだ!

2011年8月29日ブログ「同窓の校長たち」

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市長講演の資料

5月18日に飯田橋で開催された、気仙沼を元気にする会「復興フォーラム」では菅原茂気仙沼市長から気仙沼の復興の現状と課題について講演いただきました。その際に使用した資料スライドが〈気仙沼を元気にする会〉のホームページで公開されましたのでご案内します。

フォーラム資料

上記イメージは資料内容の一部

「気仙沼を元気にする会」ウェブサイト
このサイトの「第4回復興フォーラム資料(PDF)」をクリックしてご覧ください。

パワーポイントによる30頁のスライド内容が、6頁のpdfファイルにまとめられています。少し文字が小さいかもしれませんが、内容は問題なく読み取れるでしょう。

この資料情報公開は、フォーラムの来場者からの要望に対し、その場で市長が快諾して実現しました。資料だけではわかりにくい点もあるとは思いますが、どのような課題があるかのポイントは理解できると思います。お手すきのときにでも是非ご覧ください。

「気仙沼を元気にする会」の運営は有志の方々の手弁当で行われています。今回の資料公開作業も、皆さん忙しいなかで行われたことと思います。ありがとうございました。

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「ラジオ」再放送

NHKテレビの特集ドラマ「ラジオ」は、今年3月26日に全国放送され大反響がありました。私は残念ながら見逃してしまい、再放送を心待ちにしていましたが、4月29日の再放送は東北6県限定。しかしやっと、東京でも再び放送されることになりました。今度の日曜日6月2日の夕方です。

ラジオ
番組ホームページより

特集ドラマ「ラジオ」ホームページ

◎特集ドラマ「ラジオ」再放送
6月2日(日)午後4:15〜5:30
NHK総合テレビ(全国放送)

番組ホームページでのドラマ紹介文を再録します。

「東日本大震災の被災地・宮城県女川町。ここに今も放送を続ける臨時災害放送局がある。震災の一か月後に地元の人たちの手で作られた「女川さいがいFM」である。このドラマは、地域に必要な情報を届けようと集まった、高校生など若いスタッフと地元の皆さんをモデルにしている。
原作となったのは、「女川さいがいFM」にアナウンサーとして参加している女子高生のブログである。そこには、震災からの二年間、被災の現実と向き合いながら、前を向いて歩んでいこうとする若者の胸の内がつづられていた。 被災地で生きる女子高生と彼女を見守る大人たちが織りなす青春群像」

そういえば、昨日26日にカンヌ映画祭で審査員賞を受賞した是枝裕和監督、福山雅治主演の「そして父になる」にも出演しているリリー・フランキーさんは、このドラマ「ラジオ」でも〈いい味だしていた〉とのことです。

しかし、反響が大きかったわりに全国での再放送がずいぶん遅くなりましたね。再放送を望む声も多かったのですが。それはともかく、4月に「ラジオ」を見た人はみんな泣いたらしい。〈号泣〉した方も数知れず。
しかし、それちょっとまずいな。私、年をとったせいか涙もろくなっているもんで。録画をひとりで見るほうがいいかもね。おっと、そんなこと言ってるひまがあったら録画の予約。涙腺だけでなく記憶力のほうもちょっとゆるくなってます(笑)。

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現代版万里の長城

気仙沼での防潮堤計画について様々な議論があることは皆さんご存じの通りです。18日の「復興フォーラム」でも菅原茂市長から行政としての考え方が紹介されました。

大津波のたびに経済基盤を失ってしまうのでは気仙沼の発展的な未来はないという市長の話は理解できるのです。また、防潮堤計画が定まらないと国の予算を使っておこなう復興事業が進まないという行政としての苦しさもわかる。前回と今回の2度のフォーラムで市長の話を聞いての印象はかわらないのですが、それでもなお〈なんか違うのではないか〉という思いが残ります。

この防潮堤(堤防)問題は気仙沼だけのことではなく、国としての問題であるはずなのに、新聞などではあまり取り上げられておりません。私は、国民的な議論がなされていないと感じています。そんななか、講談社が提供するネットメディア「現代ビジネス」で、日本経済新聞出身の経済ジャーナリスト磯山友幸さんが、巨大堤防問題について書いていましたので紹介します。

万里の長城
「現代ビジネス」記事画面イメージ

タイトルは〈これがアベノミクス「機動的な財政出動」の現実なのか!? 住民無視で着々と進む現代版「万里の長城」を歩いてみた〉。

現代ビジネス/磯山友幸「経済ニュースの裏側」

筆者の磯山さんが取材したのは、宮城県名取市閖上から車で南へ20分ほど、仙台空港の南に位置する岩沼市寺島というところ。4枚の写真が掲載されていますが、まさに巨大。いつのまにかこんなものができあがっているのです。

記事は4頁にわたっていて、見にくいかもしれませんが、ぜひお読みいただければと。ここでは結びの言葉を紹介しておきます。

「東北地方でも、リアス式海岸や沿岸部の町の場合、高さが11.4メートルもあるさらに巨大なものが計画されているという。もちろん、町と海を謝絶するそんな壁には大反対が巻き起こる。そうした反対の声が起きにくい住民の少ないところから、既成事実を積み上げるように巨大堤防の建設が進んでいるのではないか。そんな印象を強くした。

北方異民族の侵入を防ぐために作られた中国の万里の長城は、数千年の時を経て、世界遺産になっている。東北の被災地で着々と進む現代の“万里の長城”は宮城県民など被災地域の住民が誇る遺産となり、コンクリートの壁が東北を代表する風景になるのか。地域住民ばかりでなく、国民全体が議論すべきことだろう」

引用は以上です。「現代ビジネス」は影響力、波及力をもったメディアです。この磯山友幸さんの論考をきっかけに、少しでも多くの人に、国としての巨大防潮堤のあり方を考えてほしいと思っております。

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カツオの初水揚げ

本日の昼、各テレビ局が気仙沼のカツオ初水揚げを報じています。

カツオ

TBSニュース

以下がTBSのニュース内容。

16年連続でカツオの水揚げ日本一の宮城県の気仙沼港に、今シーズン初めてカツオが水揚げされました。水揚げされたのは千葉県銚子沖でとれたおよそ84トンで、価格は1キログラム当たり最高で556円と通常の取引価格より若干高い値がつきました。一方で、気仙沼市では魚の冷凍庫や加工場などの水産関連施設がいまだ4割程度しか復旧しておらず、関係者は「カツオの水揚げをきっかけに復興にはずみがつけば」と話しています。

NHK仙台放送局も同じ話題をとりあげています。こちらもご覧ください。

NHK仙台放送局

今年も生鮮カツオの水揚げ日本一をめざす気仙沼。
各港との競争が、今日から始まりました。

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再び投票のお願い

日本百貨店協会が主催する「ご当地キャラ総選挙」。このブログでも予備選挙への投票をお願いしましたが、おかげさまで気仙沼の〈海の子ホヤぼーや〉は東北地区予選3候補に選ばれました。

ご当地キャラ
「ご当地キャラ総選挙」地区予選投票画面イメージ

5月11日からは地区予選が始まっています。ここでトップになれば7月上旬からの決戦投票に出場することができます。つまりこの段階で全国ベスト7。

本日午前11時現在の順位はつぎのようになっています。〈ホヤぼーや〉は現在3位。1位の青森県「たか丸くん」が先行していますね。

1位 青森県「たか丸くん」    3717ポイント
2位 福島県「がくとくん」    2636ポイント
3位 宮城県「海の子ホヤぼーや」 2400ポイント

投票は簡単です。下記の投票サイトの「B地区 東北」の〈海の子ホヤぼーや〉の「キャラいいね!」ボタンを押して、さらに画面の一番下にある「投票する」ボタンを押すだけ。東北地区以外の投票も行えますが、しなくともかまいません。なお、投票は一人一回のみ。この地区予選投票は、6月16日(日)まで、各地区1位のキャラ発表は、7月上旬です。

地区予選投票サイト

「たか丸くん」だの「がくとくん」だの、〈わげのわがんない〉キャラを東北代表にするわけにはいかないでしょう。是非みなさんの清き一票をわれらが〈ホヤぼーや〉へ。

さあ、勝負はこれからだ!

4月12日ブログ「ご当地キャラ選挙」

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気仙沼を元気に!

18日(土)は、飯田橋で気仙沼を元気にする会主催の「復興フォーラム」でした。午前10時から11時半まで、菅原茂気仙沼市長から「復興の現状と課題」についての講演。会場は、160名定員のところに230名もの申込みがあったとのことで盛会となりました。

復興フォーラム
復興フォーラム会場(下記の晃宏さんのブログより)

市長の話はとてもわかりやすい。そして、わかりやすいだけに気仙沼の復興にあたっての様々な問題の深さが伝わってきます。2040年には4万2千人台になると予想される人口減少問題や震災前から指摘のある市の所得水準の低さなど、今後の経済発展にあたっての問題が山積しています。講演で使用されたスライドは後日、「気仙沼を元気にする会」のホームページで見られるようにするとのこと。このブログでもお知らせしますので、是非ご覧ください。

12時半からは、会場を神保町に移して懇親会。歓談のなか、ボランティアグループなどの紹介もありました。気仙沼出身者だけでなく、本当に多くの方々が気仙沼の復興支援のために活動しています。頭が下がります。

気中20&けせもい会(気仙沼出身者同年会)からの参加は8名。〈支援会〉というよりも〈親睦会〉の気配が濃厚で〈気仙沼を元気に!〉というよりも、まずは〈自分たちを元気に!〉という感じでしょうか(笑)。ま、みんな元気にやっているよというご報告がわりの写真ということで。

懇親会

当日のフォーラムや懇親会の様子は、同級生 小山隆市君の三男 晃宏さんのブログで、昨日も今日も沢山の写真で紹介されていますので、こちらでご覧ください。

晃宏さんのブログ

最後になりましたが、気仙沼サポートビューローの皆様をはじめ、多くのお手伝いの方々には朝早くからの会場設営や誘導案内など大変お世話になりました。いつもありがとうございます。心からお礼申し上げます。

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顕子さんご推薦

週刊文春の最終頁に連載されている「おいしい!私の取り寄せ便」は、著名人が推薦する取り寄せ可能な食品を紹介するページ。現在発売中の5月23日号では、なんとミュージシャンの矢野顕子さんが、気仙沼〈コヤマ菓子店〉の〈はまぐりもなかくっきー〉を紹介してくれています。ありがたい!

週刊文春
週刊文春5月23日号誌面イメージ(クリックで拡大)

矢野さんの推薦の言葉は次のとおりです。

「コピーライターの糸井重里さんは、私の曲に詞を書いたりしてくれる、三十年来の仕事仲間なんです。彼は東日本大震災の後、主宰しているウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の支社を気仙沼に立ち上げて、復興のお手伝いを始めました。それを知って私も何か協力したいと気仙沼にうかがった時、地元の方が差し入れてくださったのが、この「はまぐりもなかくっきー」だったんです。
もなかの皮の下からクッキーが出てくるなんて、誰も思わないでしょう? それだけでも驚きなのに、食べてみるとアーモンドの風味がとっても香ばしくて、〈うわ、うまっ〉って感じでしたね。同じ東北の出身者として応援したいという気持ちももちろんあるんですが、むしろ私は、味そのものに惚れたんです。
ニューヨークの自宅では冷蔵庫にしまってあって、自分が何かを成し遂げた時、ご褒美としてひと袋いただいています。あっちでは貴重なんで(笑)。友達のアメリカ人にも好評なんですよ」

コヤマの店主だった小山隆市君は私たちの同級生。惜しくも今年1月に亡くなりましたが、長男の裕隆さんがあとを継いで頑張っています。この〈はまぐりもなかくっきー〉、皆様にも是非ご賞味いただければと。独特の食感があり、とてもおいしいですよ。

コヤマ菓子店ホームページ
「はまぐりもなかくっきー」ショッピングサイト
電話・FAX:0226−22—0868
メール:koyamacake@gmail.com

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海賊とよばれた男

5月9日、朝日新聞朝刊の全面広告「ニッポンに、エネルギーを」。
〈60年前の今日。日章丸は、この国の未来を運んだ〉。1953年のこの日、出光のタンカー日章丸が、川崎港に帰港したというのです。

4月9日には、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2013年本屋大賞」に、百田尚樹(ひゃくた なおき)さんの「海賊とよばれた男」(講談社)が選ばれています。これは、出光興産の創業者 出光佐造をモデルとした伝記的な小説です。そして、この小説のクライマックスが、60年前の「日章丸事件」。イギリス海軍の海上封鎖を突破し、石油資源の国有化を宣言したイランから直接石油を日本へ輸入するという、出光佐造の国際石油資本
へのまさに挑戦でした。9日の企業広告も、ベストセラー「海賊とよばれた男」があってのことでしょう。

このブログでも昨年6月につぎの写真とともに出光佐造さんについて書きました。

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見学会記念写真(クリックで拡大)

これは、1966年12月11日、私たち気仙沼中学3年生が、横浜での巨大タンカー出光丸の見学会に招待されたときの記念写真。小説「海賊とよばれた男」でも、この全国からの中学生招待が書かれています。国岡丸(出光丸)に招待した子どもたちを見ながら主人公の国岡鐵造(出光佐造)はつぎのように語ります。

〈この子どもたちが21世紀の日本を支えるんだ〉

出光興産のウェブサイトの社史にも、(出光佐造は)「次代の日本を背負う若い人たちに日本民族の優秀性と世界的使命を教え、高く尊い夢を与えたい」と、全国から1万5000名の中学生を招待しました」との記述がありました。

「ニッポンに、エネルギーを」。この時期をとらえての出光興産のメッセージ、なかなかよくできています。一方、当時中学生だった私たちもすでに61〜62歳。記憶力の衰えもはなはだしく、〈21世紀の日本を支えている〉というよりも、〈次代の日本を背負う若い人たち〉の足をひっぱっているような気もしないではない、今日この頃です(笑)。

出光興産ウェブサイト「出光の百年」の見学会記述
2012年6月4日ブログ「出光丸の見学会」

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空からみた被災地

NHK仙台放送局が平日午後6時すぎから放送している「てれまさむね」。その5月14日(火)放送の「空からみた被災地」では、気仙沼市の南気仙沼地区を紹介していました。番組ホームページで過去の放送分も公開していますので是非ご覧ください。

ピクチャ 2
「空からみた被災地」の画面イメージ

NHK仙台放送局「てれまさむね」
右側の「特集」中の「空からみた被災地」画像部をクリックして視聴してください。約4分半の映像です。

空からの映像は、大川の桜並木、そして南気仙沼小学校跡地へと続きます。南小の13年前の通学路のコスモスの映像も紹介しています。跡地には160世帯の災害公営住宅が建設される予定です。そして南気仙沼駅付近へ。6月からのかさ上げ工事の準備が進んでいます。JR気仙沼線仮復旧として昨年の夏から運行を始めたバス利用の「BRT」もうつっています。

南気仙沼地区の工事は5年間続くとのこと。その後、住宅地や商店が再建される計画です、とアナウンサーが語ります。震災から数えると7年。いろいろと事情があるにしても、なんとかもっと早くできないのかと誰しもが思うことでしょう。もし自分だったらどうするか。待てるのか。あきらめず希望を持ち続けることができるだろうか。空からみた映像にはうつりませんが、内ノ脇、弁天町、幸町、魚市場前など、南気仙沼地区で暮らしていた多くの人がそうした問題に直面しているのです。

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きらり!えん旅

歌手やタレントなどが東北を応援し、その魅力を再発見するNHK BSプレミアム「きらり!えん旅」。明日5月16日(木)は、加藤登紀子さんの気仙沼の旅を紹介します。

えん旅

◎NHK BSプレミアム「きらり!えん旅」
 加藤登紀子 宮城・気仙沼市へ
 5月16日(木)午後7時30分~7時59分
 再放送
 5月22日(水)午前11時00分~11時29分

「きらり!えん旅」番組ホームページ(予告動画もあります)

以下は番組ホームページの紹介文です。

「宮城県気仙沼市を訪ねた加藤登紀子さん。大谷地区で漁師たちの勇壮な大漁唄い込みを聞きます。この唄の保存会は、津波で2人が今も行方不明のままですが、残ったメンバーが震災に負けない気持ちで歌います。地元の美術館では震災の写真や被害を忍ばせる物を展示。忘れることなく後世に伝えたいと学芸員は語ります。気仙沼大島では、被災した女性たちがツバキをかたどった手芸品を作っています。旅の終わりに、加藤さんはミニコンサートを開き、心をこめた歌で気仙沼の人たちにエールを送ります」

加藤登紀子さんは、自身のブログで4月の収録の様子を紹介しています。大谷や大島ほか気仙沼での多くの人との出会いがていねいに書かれていますので、是非ご覧ください。

加藤登紀子オフィシャルブログ

加藤登紀子さん。ご苦労さまでした。ありがとうございました。

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18日は飯田橋へ

1日にもこのブログでご案内しましたが、今度の土曜日5月18日は気仙沼を元気にする会主催の「復興フォーラム」。参加申込みがまだの方がいらっしゃいましたら、下記のホームページからぜひどうぞ。会場は、〈東京しごとセンター〉。JRや地下鉄の「飯田橋」駅から約7分、ホテル〈メトロポリタン エドモンド〉の並びです。JRであれば東口、地下鉄はA2かA5の出口が便利です。

フォーラムは午前10時より、懇親会は別会場で12時30分からです。多くの方のご参加をお待ちしております。会場でお会いしましょう。

復興フォーラム
案内状より(クリックで拡大)

◎第4回「復興フォーラム」
日 時:2013年5月18日(土)
    午前10時00分 〜 午前11時45分 (開場:9時30分)
会 場:東京しごとセンター講堂(地下1F)
    東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号
    TEL : 03-5211-1571
会 費:一般1,000円 学生500円(当日受付にて)
テーマ:「復興の現状と課題」菅原茂気仙沼市長
主 催:気仙沼を元気にする会実行委員会
共 催:一般財団法人気仙沼サポートビューロー

◎懇親会
時 間:12時30分 〜 14時30分
会 場:ダイニングカフェ・エスペリア (立食・貸切)
    千代田区神田神保町2-4 太平電業ビルB1F
    TEL. 03-3234-2588
会 費  一般 3,000円 学生 1,000円

気仙沼を元気にする会ホームページ
参加お申し込みはこちらから

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スレートの記憶

きのうの日曜日は横浜の〈赤レンガ倉庫〉で行われたアフリカンフェスタに行ってきました。アフリカ各国や関連NGO・NPOのブースがたくさんならび、楽しい時間を過ごすことができました。その会場に向かうため、地下鉄を降りて地上に出たところにあった歴史的建造物〈横浜市開港記念会館〉の屋根を見たとき、〈そういえばあの話を書くのを忘れていたな〉と。あの話とは気仙沼小学校旧校舎のスレート屋根のことです。

昨年10月に東京駅の駅舎復元が完成し、その屋根にまつわる話がたくさん報じられたとき、気仙沼小学校のスレート屋根のことをブログに書こうと思ったのです。

東京駅の屋根に使われていたスレートは宮城県登米(とめ)市登米(とよま)町産でした。復元工事では、登米産のスレートが大津波で流されたことなどもあり、石巻市雄勝(おがつ)町のスレートも使われました。つまり宮城県はスレート(粘板岩)の特産地。雄勝は同じ粘板岩を使う硯(すずり)石でも有名です。

私たちが通っていたころの気仙沼小学校。3000人が通う、あの〈マンモス校舎〉の屋根がすべてスレート屋根でした。その関係なのでしょう、校庭にはスレートのかけらがよく落ちていました。多くは小さなものでしたが、たまに大きなものを拾うと、石の角で文字を書いたりした記憶があります。石板みたいな感じ。当時はチョークのように使う蝋石(ろうせき)というものもありましたが、スレートには他の石の角を使ったように思います。固い石になにか書けるというのが面白かったのでしょう。

小学生のころはそうしたスレートを使った屋根は珍しくもなんともありませんでした。しかしいまになって考えると、多くの洋風建築に使われた宮城県内の特産スレートをぜいたくに使った屋根だったのかもしれません。正面玄関は気仙大工の伝統を感じさせるていねいな造りだったしね。

気仙沼小学校の校庭を10センチぐらい掘り下げれば、当時のスレートが埋まっているのではないでしょうか。私がわけのわからない文字を刻んだちょっと大きめのスレートも出てくるかもしれません。横浜の歴史的建造物の屋根がそんな半世紀前の記憶を思い出させてくれました。

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絶望と希望の狭間

4月15日のブログで紹介した「気仙沼港 実況」のフィルム。そのビデオテープは、気仙沼の古い写真やフィルムを紹介する催しや地域振興のイベント活動を熱心になさっていた鈴木敦雄さんが作成したものではないか。そう思った私は、3年前にもらった名刺に書かれていたメールアドレスに連絡してみましたが、もう使っていないアドレスのようでした。次の年に震災だったし、まあしかたがないかと思っていたのですが、思いがけないところで鈴木さんの名前を発見しました。

それは図書館で借りてきた週刊文春3月14日号の〈「つなみ」の子どもたち 「絶望」と「希望」の狭間で 〉という4頁にわたるジャーナリスト森健さんの署名記事。

週刊文春
週刊文春3月14日号 記事のイメージ(1〜2頁の上に3〜4頁を重ねています)
左下の3人が鈴木さん家族


森さんは震災直後に東北沿岸の避難所を回り小学生から高校生までの子どもたちに作文を依頼しました。その80編以上の作文は月刊「文藝春秋」臨時増刊『つなみ 被災地のこども80人の作文集』としてまとめられました。18万部のベストセラー。週刊文春の記事は作文を書いた子どもたちや家族のその後を追ったものですが、その中に鈴木敦雄さんの息女 愛さんの話が紹介されていました。ちょっと長めですが引用させてもらいます。

「 1月下旬、気仙沼市の中3、鈴木愛は東京・虎ノ門の文部科学省で大人を前にプレゼンをしていた。NPOが主催する「全国生徒会サミット」。愛は気仙沼中の代表として参加していた。復興・防災に関する発表で、全国の中学校の名から選抜されたのだ。文科省でのプレゼンでも、最優秀5校の一つを勝ち取ることができた。
愛は「東北枠でおまけしてもらったのかも」と謙遜するが、仮設団地向けに新聞を作るなど、学校での復興プロジェクトには率先して関わってきた。
鈴木家は気仙沼で大正時代から続く家で、自宅は港から1ブロックという位置にあった。家族は全員無事だったが、自宅や父の高級オーディオ事業はすべて流された。
愛は仮設住宅での暮らしを「ぜんぜん平気」と常々語り、作文にもそう書いていた。
〈避難所での生活を思い出せばなにも苦になりません。それどころか、こうして大好きな家族とご飯を食べれることを、寝れることをすごく幸せに思います〉
鈴木家はいつでも前向きだった。父敦雄は、震災後ほどなく復興イベントに取り組み、街起こしに尽力してきた。愛は好きだったバレエやピアノができなくなった熱意を新体操に向け、市の大会で3位に入賞した。いまは高校に入ってからの活動を楽しみにしている。
「生徒会サミットではいろんな人と出会った。そうやって広がれる活動をやってみたいなと思います」

引用は以上です。大正時代から続く鈴木家とは八日町の「鈴木金物店」。敦雄さんの高級オーディオの店は「ミュージッククラブ&真空管」。以前このブログにも書きましたが、私も一度訪れたその店にはアンプやスピーカーなどの懐かしい名機がならんでいました。それを津波で失った敦雄さんの絶望感はどんなに深かったでしょうか。

記事の3ページ目の鈴木家3人がうつる写真のキャプションにこうありました。
〈父は音響機器事業を再開した〉
本当によかった。事業再建は容易なことではないでしょうが、なんとか頑張って欲しい。

記事の最後は気仙沼市のふたりの高校一年生の話です。三束(みつつか)香織さんと斉藤日向子(ひなこ)さん。三束さんの実家は南町の三束ふとん店ですね。筆者の森健さんは二人の前向きな言葉を紹介しながら次のように結びます。
〈そう語る二人の笑顔自体が、かの地に宿る希望のように思えた〉

本当にそうだ。気仙沼の地に宿る希望であると思いたい。
きれいごととしてではなく、心からそう思います。

2011年6月9日ブログ「気仙沼の真空管」

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方言アラカルト

ドラマ「あまちゃん」の人気もあって、最近は三陸地方の〈方言〉が話題になることが増えているような気がします。〈じぇじぇじぇ〉は、気仙沼では〈ばばば〉、とかね。〈もっと気仙沼弁つかうべし〉という気運が盛り上がっているのではないかと(笑)。そんなときに便利な一冊がこれ。『けせんぬま方言アラカルト』。

方言アラカルト
『けせんぬま方言アラカルト』(増補改訂版)三陸新報社刊

気仙沼市史編纂委員などもつとめた菅原孝雄さん(1928年生まれ)によるこの本は、辞書的な使い方もできますが、読みものとして実におもしろい。私は1992年の旧版発刊時に実家に頼んで購入。2006年の増補改訂版も手元にあります。

それぞれの言葉に用例が記されているのですが、それを読むとなんか一気に気仙沼中学に通っていたころにタイムスリップします。ためしに「ばばば」を調べてみましょう。次の2語が紹介されています。

◎ばぁばあ
ばやばやとも。いかにも驚いた様子。
「ばぁばあ こんなにいっぺぇお集まりいだだいで」

◎ばぁばぁばぁばぁ
前のばぁばあを繰り返す。さもおどろいたようなあいのてだが使い方が難しい。
「ばぁばぁばぁばぁ、あのマグロの値段聞いでぶったまげだや」

2例目がなかなかいいですね。〈ばぁばぁばぁばぁ〉の使い方が難しいというニュアンスもよくわかる。驚きとともに少しあきれた感じをほのかにそえる感じ。それと〈マグロの値段聞いでぶったまげだや〉(ぶっ魂消る:大変驚く)。これを読むだけで〈ないのわぎあだり〉の気仙沼のおんちゃんが眼前にあらわれるようです。〈ばぁばぁばぁばぁ、なじょしたべ〉(ありゃま、どうしたの)だと、魚町のおばちゃんが(笑)。

サンリグで売ってっから あんだも買って 読んでみらい。

三陸新報社 出版案内
『けせんぬま方言アラカルト』A5判 176ページ 2006年7月刊 定価1,300円
4月29日ブログ「宮藤官九郎さん」

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ただいま録音中

4月25日のブログにも書きましたが、NHK連続ドラマ「あまちゃん」で、アキの母 春子(小泉今日子)が高校生だった1981〜84年にテレビ音楽番組(TBS系列のザ・ベストテンかなにか)をラジカセで録音するシーンがありました。いやあ懐かしかった。私たちの世代はみんなあれをやってたはず。

私もテープレコーダーのマイクをテレビのスピーカーの前にセットして歌番組を録音しました。はじめに母などに〈これから録音するから絶対声を出しちゃだめだよ〉と伝えておくわけですが、それを忘れてしゃべられたりします。こっちは〈シーッ!〉と唇に指をあてるわけですが、また〈ゴメンゴメン〉と余計な声が入ったりして。録音失敗(笑)。

テープリール

上の写真は、手元に一巻だけ残っている録音テープのケースとリール。テープはすでに捨てており、リールに巻かれているのは8ミリフィルムです。「あまちゃん」ではラジカセですが、私たちの時代はまだオープンリール方式でした。

わが家にテープレコーダーが登場したのは小学校5〜6年生のころだったでしょうか。父親が新しい〈家庭電化製品〉が好きだったために結構早かった。魚町の坂本商会から届いたそのレコーダーは東芝の真空管式で木製のフタをクロームメッキの金具でパチン、パチンと留めるまるで学校の放送室にあるような製品でした。この〈録音機〉があったおかげでトランジスタ式の軽量型やその後のカセットレコーダーの導入は遅くなったのです。

左手の親指で象牙色のボタンを押しながら、右手で操作つまみを右にひねると録音開始。12時の位置で停止。右に回せば再生、左は早戻し。そのつまみの感触をいまでも思い出すことができます。

そして、テレビのスピーカー前にマイクをセットするときに使った木製の腰掛け。直径25センチぐらいの座面がついた腰掛けでしたが、私が大きくなってからも、年末の帰省時に神棚のしめ縄の交換や、家族みんなの記念写真撮影のカメラ置き台にと大活躍でした。

ドラマ「あまちゃん」の回想シーンは、自分たちが同じ年頃だったときの、あれやこれやを思い出させてくれます。多くはほんの小さなことなのですが、その記憶の断片がいまでは大変貴重なことのように思えてくるのです。

4月25日ブログ「NHKあまちゃん」
4月29日ブログ「宮藤官九郎さん」

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浮上式防潮堤視察

ゴールデンウィーク明けの東京。天気は良いのですが強い風がふいています。
さて本日7日、JNN系列が「防潮堤に頼らない津波防災を模索」とのタイトルで気仙沼市内湾地区の防潮堤問題に関するニュースを配信しています。(配信終了となり現在は視聴できません)



ニュースのなかで、和歌山県海南市の浮上式防波堤の実験を視察する様子が紹介されています。この視察は4月12日に行われたもので、翌日の朝日新聞も報じていました。デジタル版からの記事を引用しておきます。

「気仙沼市の商工関係者ら十数人が12日、和歌山県海南市に完成した「浮上式防潮堤」を見学した。東日本大震災前から国交省が造り始め、今年3月に動かし始めた。
直径3メートル、長さ約30mの二層構造の鋼管は普段は水深約13mの海底にしまわれており、船の航行を妨げない。津波が起きると、空気の力で内側の管が海上7.5mまで浮き上がり、津波を防ぐ仕組みだ。
まずは3本を作り、一緒に上げ下げして浮上時間などのデータを集めている。230mの海域に78本を並べる予定だったが、計画当初と予想津波高が変わったため、国交省は事業を予定通り進めるかどうか検討中という。
浮上式防潮堤は気仙沼市の街づくりコンペで最優秀賞を獲得。景観を損ねない手法だとして支持を得た。ただ、稼働実績がないことなどから県と市は採用しない方針を表明している。
見学に参加した気仙沼商工会議所の臼井賢志会頭は「港町の風情を残すためにもコンクリートより浮上式がいい。県に再考するよう訴える」と話した。」(以上、朝日新聞4月13日配信)

TBSニュースは、導入に前向きな視察参加者の意見や「まだ実験段階。今の段階で取り組むことは難しい」という村井宮城県知事の意見を紹介しながら、「津波防災と港町再建をいかにして両立させるか、慎重に見極めながら防潮堤について判断していなかくてはなりません」と結んでいます。

浮上式防波堤が本当に大津波のときに役に立つものなのかどうか、内湾地区関係者にも疑問があると思うのですが、ま、巨大防潮堤よりはまだましかということなのでしょう。

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「海見えず怖い」

朝日新聞4月30日付朝刊の社会面に被災3県の防潮堤計画に関する記事が掲載されていました。

朝日新聞
朝日新聞4月30日記事のイメージ(クリックで拡大)

同記事のデジタル版配信

見出しは「防潮堤 再建開始3割〜用地取得が難航」。防潮堤を高くするための用地取得が難航していることや住民の反対も影響しているというのです。そして〈高さ4倍計画、住民「海見えず怖い」〉との見出しで気仙沼の防潮堤計画について次のように。

「防潮堤のかさ上げに抵抗感を抱く住民は少なくない。集団移転で住民が減る地区での再建に疑問もある。住民の声を受け、計画を見直す自治体が出てきた。
宮城県気仙沼市唐桑町の鮪立(しびたち)地区。「本当にそんな高さがいるのか」。防潮堤を震災前の2.4mから9.9mに引き上げる県の計画に反発する住民は多い。
住民らのまちづくり委員会が地区の約260世帯に2月に実施したアンケートで、4割が現行計画に反対した。カキの養殖や定置網漁が盛んで、海と暮らしてきた住民が多い。震災で約13メートルの津波に襲われ、約100世帯が流されたが、「高い防潮堤ができて海に何が起こっているか見えなくなるほうが怖い」との声が根強い。
県は「安全のため」として計画を譲らないが、住民の一人は「話しながら妥協点を見いだしていくのが住民合意」と批判する。
同市の内湾地区でも、6.2mの防潮堤を造る計画を立てた県に、住民が反対の声を上げた。地区には古い町並みや国内有数の漁港があり、「景観が損なわれ、観光にも影響する」と心配したからだ。
市の公募にゼネコンが提案したのが、津波警報が出た時だけ海面上に姿を現す「浮上式防潮堤」。多くの住民が支持したが、県や市は「津波の時に実際に動くのか信用しきれない」と指摘し、実現しなかった。
県は昨年末、初めて防潮堤の高さを1メートル引き下げることを提案したが、住民は複雑だ。「満足ではないが、防潮堤が決まらないためにまちづくりが進まないのも困る」との声が漏れる。
住民向け勉強会を続けてきた有志「防潮堤を勉強する会」の発起人、菅原昭彦さん(51)は「高い防潮堤を造ることに、海沿いの工場が守られると賛成する人もいれば、海とともに暮らしてきた生き方が奪われると反対する人もいる。地域ごとに違う事情を踏まえるべきだ」と話す。」

記事の引用は以上です。

防潮堤計画についての全国紙の動きがにぶいと感じておりましたが、2月の毎日新聞に続いて今回の朝日新聞。つぎは読売かと思って調べてみたら3月8日にすでに唐桑町鮪立地区をとりあげて記事にしていました。こちらもご覧ください。

2013年3月8日読売新聞:住民合意 意見分かれる「防潮堤」
2月8日ブログ「復興が「人質」に」(毎日新聞記事紹介)

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大川の最後の桜

昨日はNHKのニュースを紹介しましたが、4月29日には、FNN(気仙沼では仙台放送)とJNN(同 東北放送)でも大川の最後の花見の様子を伝えています。


FNNローカル公式配信(約4分半)


TBSニュース公式配信(約2分)(配信終了)

およそ40年前から植樹がはじまったといいます。その後、大川近辺の方々をはじめ多くの人の協力で花見の名所といわれるまでの桜並木ができあがりました。先月28日に大川で行われたお別れのイベント名は「気仙沼大川桜並木 未来への集い」。〈桜並木を保全する会〉では、比較的元気な桜7本を別の場所に移植して再び大川沿いに植えたいと考えているそうです。たやすいことではないでしょうが、40年前に父母の世代が始めた植樹を次世代の若者たちが受け継ごうとしているのです。

なお、NHK仙台ロ—カルの「てれまさむね」のサイトでは、4月30日放送の「気仙沼市大川 最後の花見」を見ることができます。こちらでは、自動車整備工場を営む佐藤宏子さんと父親の佐藤菊之助さんの話を紹介しています。

NHK仙台放送局「てれまさむね」(サイト画面左下のニュース名をクリック)

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気仙沼の定点映像

4月30日の夜、NHKテレビの「ニュースウォッチ9」が、気仙沼の大川の桜の話を紹介していました。「被災地の定点映像 桜に支えられて」。

井上あさひアナウンサーは、冒頭でつぎのように語ります。
「NHKは東日本大震災の被災地の変化を記録するため、およそ80か所で、同じ場所から継続的に撮影を続けています。この時期、映像には、満開を迎えた桜の姿が目立ちます。津波の被害を乗り越え、たくましく咲く桜。しかしそこには、桜に別れを告げなくてはならない被災者の姿がありました」


「ニュースウォッチ9」画面イメージ

NHKニュースウォッチ9「被災地の定点映像 桜に支えられて」

大川沿いの白石信治さん、そして鹿折の浜口正弘さん富佐子さん夫妻。それぞれの話を聞いていると、ちょっとせつない気分になってしまいます。桜の花のせいかもしれません。

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復興フォーラム

気仙沼を元気にする会の「復興フォーラム」が5月18日に開催されますのでご紹介します。前回は、昨年4月に日本青年館で開催されました。今回も菅原市長においでいただいてのフォーラムです。是非ご参加ください。

復興フォーラム
案内状より(クリックで拡大)

◎第4回「復興フォーラム」
日 時:2013年5月18日(土)
    午前10時00分 〜 午前11時45分 (開場:9時30分)
会 場:東京しごとセンター講堂(地下1F)
    東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号
    TEL : 03-5211-1571
会 費:一般1,000円 学生500円(当日受付にて)
テーマ:「復興の現状と課題」菅原茂気仙沼市長
主 催:気仙沼を元気にする会実行委員会
共 催:一般財団法人気仙沼サポートビューロー

◎懇親会
時 間:12時30分 〜 14時30分
会 場:ダイニングカフェ・エスペリア (立食・貸切)
    千代田区神田神保町2-4 太平電業ビルB1F
    TEL. 03-3234-2588
会 費  一般 3,000円 学生 1,000円

気仙沼を元気にする会ホームページ
参加お申し込みはこちらから

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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