加古隆「海の道」

あけましておめとうございます。

年末年始、ブログの更新をお休みさせていただきます。

その代わりというわけでもないのですが、気仙沼の「海の道」完成記念に加古隆さんが作曲してくれた曲を紹介します。


ユーチューブ/気仙沼港「海の道」テーマ曲

2009年のアップロード時のコメントには「気仙沼では季節によって夜9時の〈消灯の時間です〉の市内放送のBGMで流れます」とありました。

よりよい年となりますように。
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内湾のまちづくり

仕事納めする会社も多かったきのう28日、河北新報が気仙沼市内湾の防潮堤計画について報じていました。

内湾地区、つまり魚町・南町の防潮堤は当初の計画高6.2mを1m下げて5.2mとする県の提案を住民側の内湾地区復興まちづくり協議会が了承したとのこと。堤防の位置については結論を持ち越したそうです。

内湾地区の防潮堤については、私のみるところ地元には反対や疑問の声が多かったように思うのですが、市や県の計画推進姿勢との折り合いがなかなかつきませんでした。そして大津波から1年9カ月たって、やっと方向が定まったということでしょう。

協議会の勝倉敏夫会長は「半年の議論でここまで来た。今後は防潮堤の位置決定と土地区画整理事業の施行に向け、まちづくりを急ぎたい」と述べたそうです。これ以上結論を先延ばしにすることができないという判断だったと思います。

防潮堤の位置は、海岸の景観のことを考えると、魚町の海岸通りの一本内側の国道、その山側あたりになるのでしょうか。元魚町の住民としては大変気になるところですが、静かに見守りたいと思います。

年内ぎりぎりになって定まったこの方針。町のみんなの様々な意見をまとめるのは本当に大変だったと思います。この決断が、魚町や南町のより良きまちづくりの一歩になって欲しいと心から願っております。

河北新報12月28日配信

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心をひとつに

きのうの夜10時からのNHKテレビ「心をひとつに~松田聖子&ボブ・ジェームス 東北に歌う」がとてもよかった。ボブ・ジェームスは、フュージョン系のジャズピアニストそして大物プロデューサー。

以下、ネットにあった番組紹介から。
10月29日、ジャズピアニストのボブ・ジェームスと共に、津波で大きな被害を受けた岩手県大船渡市で行ったコンサートの模様を伝える。被災地支援のためにジェームスが作曲した「心をひとつに」に、松田が日本語歌詞を付けた歌が初めて披露された。この曲はジェームスが昨年9月、大船渡のアマチュアのビッグバンドと共演した際に作ったもの。それから1年、彼の活動に松田が共感してこのコラボレーションが実現した。二人のレコーディング風景なども紹介しながら、奇跡のコラボレーションが被災地を勇気づけた”音楽の力”に迫る。

73歳のボブ・ジェームスのピアノもしぶいし、聖子さんの歌もいい。そして大船渡のアマチュア・ビッグバンド「サンドパイパーズ」でサックスを吹く年配の男性もいい味を出していました。

なにかと忙しい年末、見逃した人も多いのではないでしょうか。
そんな方は、次の再放送をご覧ください。深夜ですので今から録画のご予約を。

NHK総合テレビ
「心をひとつに~松田聖子&ボブ・ジェームス 東北に歌う」
1月3日(木)午前0:35~午前1:25
2日(水)の深夜です。お間違えのないように。

心をひとつに。
原題は「Put our Hearts Together」。

ボブ・ジェームス。御年73歳。素晴らしい! 拍手。

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小野寺五典さん

12月26日、小野寺五典(いつのり)さんが第2次安倍内閣の防衛大臣に就任しました。五典さんは、気仙沼を含む宮城6区選出の衆議院議員。やはり気仙沼出身ということでの親近感がありますね。気小・気中・気高。現在52歳、気仙沼高校31回生ですから私たちの9学年下、気中29回生でしょう。実家は魚町の旅館〈大鍋屋〉さん。私たちの同級生の熊谷昇君(3年11組)は五典さんのおじさん、つまり〈おんちゃん〉です。

私は26日の朝8時過ぎのニュース番組が、防衛相就任には小野寺議員が就任の見込みと報じるのを聞いてまずは驚きました。事前の予測報道では特に名前があがっていなかったからです。そしてちょっと意外に思いました。外務副大臣の経験などから、外交政策に強い議員との印象でした。

ネットでは〈復興大臣だったらよかったのに〉といった声も。しかし、私は復興相でなくてよかったと思っています。大臣であれば、地元気仙沼のことというよりも、日本という国にとってという視点が問われます。地元への利益誘導〈えこひいき〉といわれるのはやはり困るでしょう。むしろ、安倍内閣の一員としてちょっと側面から、被災地の切実な現状というものを阿倍首相や復興相はもちろんのこと、内閣全体に伝えて欲しいと思います。それから、菅原茂気仙沼市長は2010 年まで小野寺議員の公設秘書をつとめていました。気仙沼の復興にとっても、このつながりは大きいし、是非活かして欲しいとみんなが思っていることでしょう。

今回の入閣はご本人も驚いたようです。小野寺五典さんはツイッターでつぎのように書いています。(アカウント:@itsunori510)

「沢山の御祝いの言葉をありがとうございます。今ほど皇居で天皇陛下に拝し、認証式が終わりました。日本の安全保障と震災復興に頑張ります。それにしても、私も驚いています。」

初入閣に驚いたか、防衛相ということに驚いたのか。たぶん前者でしょうね。きのう私が見たニュースでは〈抜擢/ばってき〉という言葉も使われていましたし。

これまでの政治活動が評価されての今回の入閣。小野寺五典議員の防衛大臣就任を祝すとともに、ご本人も述べている日本の安全保障と震災復興への尽力を是非にお願いしたい。そして、私たちもそれを支え、応援したいと思います。

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新年会のご案内

菊田裕美君からメール。仙台と東京のふたつの新年会の連絡でした。
以下に紹介します。

1:仙台

1月26日(土)午後6時ぐらいから、仙台にて気仙沼中学と気仙沼高校の同年生で新年会とのこと。千葉正俊君と小松亀一君が企画しています。関東勢の参加も大歓迎とのことですので、問い合わせはこのブログのメールフォームから。公開されることなく、小田にメールが届きます。

2:東京

首都圏の同年会「けせもい会」の新年会は2月2日(土)の夕方から。会場は〈ちばき屋〉千葉憲二君の銀座のお店〈喜いち〉です。いつものメンバーには追って連絡があると思いますが、〈おれもいれでけらい〉という方はこれもメールフォームにて。

今年もかなり押し詰まった感じがしてきましたね。私は仕事に追われ、新年会のことを考える余裕がまだもてませんが、同級生との再会を楽しみにもうひと頑張りすることにしましょう。

話は変わりますが、いつも気仙沼弁では悩みます。〈おれもいれでけらい〉は〈おれもはめでけろ〉のほうがリアルだったべが(笑)。

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ポーランド懐古

週刊新潮11月29日号に気仙沼ゆかりの人の名があったので紹介します。
その記事は「藤原正彦の管見妄語(かんけんもうご)」の〈ポーランドの恩返し〉。冒頭見開き頁を使った人気連載です。藤原正彦さんは、数学者でエッセイスト。

ポーランド2
記事イメージ(一部)

記事では、ポーランド人が親日的であることの背景を紹介します。
明治25年、ベルリン駐在武官だった福島安正少佐は帰国に際し、馬にのりシベリアを1年4カ月もかけて横断したそうです。ドイツ国境を出て東へ進んだ彼は、ある寒村でみすぼらしい農夫に尋ねました。

「ここはどこですか」
「昔、ポーランドと呼ばれた所です」

1975年、長い歴史を誇ったポーランドは分割されて消滅し、ロシア、プロイセン、オーストリアの領土となったのです。農夫の悲しげな表情に祖国を失う悲哀を感じ涙した福島少佐は、帰国後の新聞インタビューでこのことを語りました。これは国民の感動をよび、それを〈落合直文が詩に書き〉、「波蘭(ポーランド)懐古」という歌にまでなったということです。

やっと出てきましたね「落合直文」。気仙沼市松崎片浜の煙雲館、鮎貝家に生まれた歌人、国文学者です。近代短歌と詩の革新運動の先駆者で、明治36年に亡くなっています。

私が驚いたのは、藤原正彦さんが〈読者の方々すでにご存じの〉といった調子で、特に説明することもなく〈落合直文が詩に書き〉と書いていたこと。
260万部を越えるベストセラー『国家の品格』の著者にとって、落合直文は説明の必要がない人なのだなあと思い、うれしくなったのです。

さて、ポーランドの話の続き。大正9年、日本はシベリアに残されたポーランド孤児765名の救出や孤児院の建設などを行ったそうです。そして阪神大震災のときには、その恩返しとして被災児数10名がポーランドに招かれました。そして藤原さんは、両親や兄弟を失った被災児のリュックに入っていた形見や遺品のことなど書いているのですが略します。

私はこの話を読みながら、このたびの大震災における台湾の人達の支援のことを思い出しました。忘れてはいけない記憶であると思います。

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陛下の言葉

今日はクリスマス・イブ。仕事に出る途中によった図書館では、係の女性がサンタ帽をかぶっていました。

さて、きのうは天皇誕生日。糸井重里さんの〈右だの左だの言われても困るんだけど、こういうの、感じ入っちゃうんだよねー〉というツイートを見て、天皇陛下の記者会見内容を読みました。

問:この1年を振り返り,社会情勢やご公務,ご家族との交流などで印象に残った出来事をお聞かせください。

「東日本大震災から1年9か月がたち,被災地に再び厳しい冬が巡ってきています。放射能汚染によりかつて住んでいた所に戻れない人々,雪の積もる仮設住宅で2度目の冬を過ごさなければならない人々など,被災者のことが深く案じられます。震災時の死者行方不明者数は1万8千人余と報じられましたが,その後,2千人以上の震災関連の死者が生じたため,犠牲者は2万人を超えました。地震や津波を生き抜いた人々が,厳しい生活環境下,医療などが十分に行き届かない状況の中で亡くなったことは誠にいたわしいことと感じています。また,被災地の復興には放射能汚染の除去や,人体に有害な影響を与える石綿が含まれるがれきの撤去など,危険と向き合った作業が行われなければならず,作業に携わる人々の健康が心配です。放射能汚染の除去の様子は福島県の川内村で見ましたが,屋根に上がって汚染を水流で除去するなど,十分に気を付けないと事故が起こり得る作業のように思いました。安全に作業が進められるよう切に願っています。」

一番最初に、被災者のことを深く案じる言葉があったのですね。新聞やテレビでも一般参賀や記者会見の様子を報じていましたが、話された要点をただ並べて紹介している印象。朝日新聞は、〈会見の全文はデジタル版で〉とし、紙面では要点のみの紹介です。

陛下の言葉。私も〈右だの左だの言われても困るんだけど〉感じ入りました。

Merry Chritmas !

宮内庁ホームページ「天皇陛下の記者会見」

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音楽の稽古場

11月8日のブログで紹介した「矢野顕子の音楽の稽古場」。12月16日(日)に気仙沼市民会館で開催され、無事終了しました。

ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)で当日の様子が写真とともに〈テキスト中継〉として掲載されていますので、是非ご覧ください。

ほぼ日「矢野顕子の音楽の稽古場」テキスト中継

先週の中頃、ネットでツイート情報を見ていたら、アンカーコーヒーのヤッチさんが、吉田(岩渕)恵子さん(3年8組)のことを(名前は記してありませんでしたが)書いていたのでびっくり。矢野顕子さんは以前、気仙沼でライブを開催しているのですが、そのお世話役のひとりが恵子さんだったのです。楽屋での矢野さんとの写真や、気仙沼のスタッフたちの記念写真が紹介された三陸新報らしき新聞記事などもうつっていました。この記事は私もスクラップしたおぼえがあるのですが、見つかりませんでした。

そんなこともあって14日、恵子さんに電話してみました。ツイートのことについては知らなかったとのこと。熊谷育美さんのコンサートチケットなどでお世話になったアンカーコーヒーさんにお礼にうかがったときに、当時の写真などを見てもらったのだそうです。

受話器を通して、生徒さんがひくピアノの音が聞こえてきました。〈恵子のケイコ場〉。熊谷育美さんも畠山美由紀さんも、そこでピアノを弾いていたのでしょうか。レッスン中と思い長話はせず。でも〈ぶっちゃん〉の声を聞けたのはなによりでした。元気でしたよ。

最後になりましたが、もしかして死語か?〈受話器〉って(笑)。

11月8日ブログ「気仙沼においでよ」

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イルミネーション

いま、気仙沼内湾などの夜景はきれいなイルミネーションで彩られています。
これは気仙沼青年会議所の宮井和夫理事長が実行委員長をつとめる「気仙沼クリスマスイルミネーションプロジェクト」によるイベントです。

イルミネーション
河北新報12月20日配信記事

ネットでもいろいろと紹介されていますが、本日配信の河北新報の写真がきれいだったので紹介しました。約30万個の電球が使われているとのこと。長時間露光なのでしょうか、海にはえる光がきれいです。もしかしすると実際の風景よりもきれいに写っているのかも(笑)。

このプロジェクトも多くの方々の協力や協賛をいただいて実現しました。実行委員会をはじめ皆さんのご努力とご支援に、お礼を申し上げます。東京にいて、あの内湾の冬の風景が見られないのがとっても残念です。

プロジェクト公式ホームページ

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22日うたごころ

10月19日のブログで紹介した映画「うたごころ」が、いよいよ22日に気仙沼で上映されます。昨年の津波で南三陸町の自宅を失った気仙沼高校の女子生徒と大阪のボーカリストたちが、「合唱」を通して絆を深めていく様子を追ったドキュメンタリー。合唱グループ「human note」のコンサートもあるとのことで楽しみですね。イオン「心をつなぐプロジェクト」の主催です。

ドキュメンタリー映画「うたごころ」上映会

日程:2012年12月22日(土)
時間:13:00〜15:30(12:00開場)
場所:気仙沼市民会館
参加費:無料
定員:1100名様(当日先着。満席の場合お断りすることもあるとのことです)

上映会内容:
● 映画「うたごころ」2011年版(60分)上映
● 榛葉健(しば・たけし)監督舞台挨拶
● 合唱グループ「human note」コンサート
● 地元限りのシークレットゲスト
● 気仙沼物産展

お問合せ:イオンモール「心をつなぐプロジェクト」事務局
電話:090-8348-1593

「うたごころ」公式ホームページ

以前も書きましたが、気仙沼高校同窓で唐桑・鮪立出身の村上教行君は、イオンモールの会長としてこの映画製作と上映をバックアップしています。是非この映画を大勢の方々に見て欲しいと心から願っています。それにしても、上映会のシークレットゲストってだれなんだろう?

今度の土曜日22日は、気仙沼市民会館へ!みんなで。
サソッテイグベシ(笑)

10月19日ブログ 映画「うたごころ」

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気仙沼の地盤沈下

気仙沼の地盤沈下が東北最大だったとNHKのNewsWEBが報じています。環境省の昨年度の調査結果によると、気仙沼市では、前の年に比べ70cm以上と東北地方で最も沈下が進んだというのです。

地盤沈下

NHK/NewsWEB(動画映像はありません)

気仙沼市が73.8cmだったほか、宮城県大崎市で9.4cm、山形県米沢市で8.3cmとのこと。気仙沼市の73.8cmが突出していますね。環境省は震災の影響とみて引き続き調査を続けたいとしています。

当初はNHK仙台がネットで〈気仙沼の地盤沈下が全国最大〉としていましたが、なぜかNewsWEBでは〈東北最大〉としています。調査結果を公表したのが宮城県や山形県、それに青森県を含む全国の20道県30地域と限定されていたからでしょうか。でもたぶん〈全国一の地盤沈下〉なんだと思いますよ。続報を待ちましょう。

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日経のホヤぼーや

12月8日の日本経済新聞に〈ホヤぼーや〉が紹介されていたのでご紹介します。
タイトルは、〈「ひこにゃん」効果で観光客倍増 ご当地キャラが熱い〉。」


(クリックで拡大)

12月8日付け日本経済新聞の記事

滋賀県彦根市のゆるキャラ〈ひこにゃん〉の経済効果は51億円とされています。これに対し〈ホヤぼーや〉は、経済効果の金額は示されてはいないものの、〈ホヤぼーやサブレー〉の2011年9月から1年間の販売個数が約20万個とされています。大変な数字だ。

私が注目したのは、日経の記事が紹介した5つのご当地キャラに〈ホヤぼーや〉が入っていたことです。ハマッタフリシテ(笑)。

ゆるキャラグランプリでは、26位だった〈ホヤぼーや〉ですが、実力はそれ以上とみた。これも最近の気仙沼の知名度の高さゆえでしょうか。

経済効果の数字を語るときによく使われる言葉〈広告費に換算すると〉。震災後、マスコミが報道した被災地気仙沼の多くの記事を広告費に換算すると、などといったら怒られるでしょうね。その金額がどんなに大きくとも、私たちが失ったものに比べれば、ほんの小さなものに過ぎないのですから。

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TV/そもそも総研

12月6日(木)の朝、羽鳥さんのテレビ朝日系列「モーニングバード!」玉川徹さんのコーナー「そもそも総研」で気仙沼の防潮堤問題をとりあげていました。大変おそくなりましたが、その内容をご紹介します。

そもそも

私はすぐに録画しましたが、ネット上にも画像があがっていましたので、参考まで紹介しておきます。約20分の映像です。番組映像はここから(配信中止。現在は見られません)

タイトルは「市・県・国に聞いた! 気仙沼堤防計画への疑問」
そもそも被災地の復興計画は誰のためのものなの?

番組は〈海岸堤防の新たな津波対策。宮城県全体で堤防をつくる予算が約2000億円の計画。浜によっては考え直して欲しいという声がずいぶんいるということなので聞きに行ってきました〉と始まります。

疑問1:東日本大震災級の津波は防げない?
疑問2:高台移転をする集落にも建設?
疑問3:地区関係なく一律に建設?

地元の気仙沼で玉川さんのインタビューに応えるのは二人。畠山信さんと、気仙沼市大谷地区に住む三浦友幸さん。畠山信さんは番組で〈気仙沼市でカキの養殖業を営む〉としか紹介されませんでしたが、畠山重篤さんの息子さんでNPO法人「森は海の恋人」の副理事長をつとめています。

まずはビデオで、宮城県の海岸線約250kmが堤防で覆われる可能性もあるとして、かつての大谷海水浴場風景などが紹介されます。そして大谷海岸に堤防が完成したときのイメージも提示。堤防高9.8mです。大谷では18.8mぐらいの津波が来たそうです。

地元の二人は次のように語ります。

畠山さん「津波がいった場所には民家が建てられないという規制がかかるので、何を守るのか。行政は、「道路を守る」と言っている」

三浦さん「大谷の砂浜を埋める計画には反対。大谷海岸というのは大谷に住んでいる人たちの象徴というか心のよりどころなのでそれを壊したくはないんですね。たとえばそこの国道、その地面がだいたい10m付近なんですが、かさあげして、その法面(のりめん)を防潮堤がわりにしてはどうか。しかし、予算のつけ方が違うらしく、それはできないと説明を受けた」
以前の海岸にあった松林は国有地で所管は農水省、近くを通る国道は国土交通省であるとのこと。

畠山さん「浜による違いを無視した形で一律に高い堤防をつくりますよというのが計画の主なところ」

そして番組は、国の中央防災会議の「L1・L2」の指針を説明します。
・L1:数十年〜100年周期(今回の堤防計画で防ぐ)
・L2・1000年周期 東日本大震災なみ(逃げて避難)
今回の堤防計画はL1対応です。

つぎに玉川さんは、市と県と国の考えを聞きにいきます。できるだけ正確に発言をひろっておきましょう。

◎菅原気仙沼市長
「中央防災会議の考えは、私はそうなんだろうなというふうに思います。それはただ一つ正しい考え方ではないかなと思います。」「(高台移転地区については必要ないのでは?)その通りですが、物事はそう簡単ではないです」(ナレーション:今回の計画を受け入れることで住宅再建の補助などを受けられるという面もあるので簡単な話ではないと市長はいう)

◎宮城県農林水産部 進藤光司 技術参事
「やはり行政として同じレベルに対して住民の生命を守る、財産を守るという、そういう考え方は統一すべきかなと思うんですけど」(ナレーション:地域によって津波から守るところと守らないところを分ける立場はとれないという宮城県)

◎水産庁漁港漁場整備部 本田直久 防災漁村課長
「地元がお決めになることなので、国としての考えは基本的にないんですが、守るべきものに対して、整備する価値があるのかということは、当然、(要望が)具体的に国にあがってきた段階では、我々はそういうことについて(堤防をつくるかどうか)判断させていただくことになると思います」

ここで一旦スタジオに戻ります。
コメンテーターの松尾貴史さん「計画を受け入れないと補助が出ないっていうバーターみたいな感じになっているのは気持ち悪いですね」
玉川さん「かつてはそんなこともいったけども、今は若干ちがうというようなことも気仙沼市長はおっしゃってるんですけど。やっぱり、いろんなものがセットになっているなかで、これは受け入れないというと、じゃあこっちもないというふうになっちゃうんじゃないかという恐れみたいなものがあるんじゃないかと」
この防潮堤計画と住宅再建補助との関係などは微妙なニュアンスもあり、もっとよく知りたいところです。

そして玉川さんは国道45号線のかさあげについて、県と国に聞きます。

◎宮城県農林水産部 永井隆暁課長
「地元の要望にいかにしたら応えられるかということで、関係機関が集まって今後調整しましょうという方向に、いま動いてきているということは聞いております」

◎水産庁漁港漁場整備部 本田直久 防災漁村課長
「たとえばおっしゃられたように道路なんかを背後の二線堤というような形で活用して、町全体として防災をするという考え方は当然ありますので。町となりますと、国土交通省さんとかいろんなところの話になりますけど、そういったところと話し合っていただければ。基本的には総合的に防災していこうという考え方はございます」

そして玉川さんは、気仙沼の防潮堤を勉強する会が市と県に出した要望項目を紹介します。〈これが地元の総意〉ではないかといった紹介の仕方です。羽鳥さんも〈もっともですね〉といった反応。

最後に玉川さんはたずねます。「税金を使ってでも本当に欲しいものはなんですか?」
畠山信さん「防潮堤ではなくまず生活の基盤ですよね。産業の復興であり、産業とは何かというと、やっぱり職場がほとんど流されていますので、まず職場をかさ上げしたりすることが一番だと思います。堤防ができても仕事がなければほかの地域に移らざるを得ないですからね」

そして結び「被災者が本当に必要なものは何かをもう一度考えてみるべきでは」。

地元の声が二人だけとか、ちょっと物足りないところはあるのですが、行政側の直接の反応を紹介するなど、かなりつっこんだ内容だったと思います。
昨年のテレビ番組で気仙沼内湾の防潮堤問題をとりあげたとき、観光に悪影響があるとの地元の声に対して、スタジオのコメンテーターが〈生命と観光資源とどっちが大切なんだと〉と反応したのに比べると、えらい違いだなと。

ちょっと長くなりましたが、多くのみなさんに気仙沼の防潮堤問題を考えてもらうきっかけになればと思い紹介しました。

12月7日ブログ「村井知事への質問」

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健樹君葬儀の報告

柔道部
気仙沼高校柔道部員たち(後列右端が健樹君)

7日に亡くなった阿部健樹君の11日の葬儀に参列した気高同窓、村上教行君からの報告メールを、菊田裕美君が転送してくれました。以下に紹介します。

「おはようございます。葬儀に参列できました。前夜悔やみの酒席があり通夜に間に合わなかったので参加しました、公明君、菅原君、鎌田君、久男君、黒田君、平塚君、正彦君、一直君、大島から白幡君、熊谷君と、健樹君の思い出話を致しました。板橋君は火葬に参列したこともそこで知りました。

葬儀では公明君が同級生を代表して弔辞を述べられました、内脇幼稚園からの思い出を語り立派な弔辞でした。地元の臼井君や隆一君ら多くは知らせを受けており引き続き法要がありましたので私と諸橋君は電車で柔道談義をしてかえりました。

ご長男から「父の店を引きついでいく」との挨拶があり、母思いの立派な4人の息子を残した健樹君を表彰したい」。

以上です。村上君はイオンモール会長として忙しいなか参列してくれたのですね。諸橋君も板橋君も東京から駆けつけました。

上の写真は気仙沼高校の卒業アルバムのなかの柔道部員たち。キャプションには「宿敵東北高校を破り初優勝なる柔道部」とありました。健樹君はまさにその優勝を支えたつわものでした。合掌

12月10日ブログ「阿部健樹君の訃報」

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小沢昭一的こころ

10日(月)、俳優の小沢昭一さんが10日に亡くなりました。83歳。
小沢さんと聞くと、私はすぐにTBSラジオの人気番組「小沢昭一的こころ」を思い出します。仙台で2浪していたときのことです。夕方になると、あの軽妙なオープニングの音楽とともに小沢さんのおしゃべりが始まりました。

当時は、同級生の佐々木徹君(3年1組)のお父さんが仙台に単身赴任しており、そのお宅の一室を借りておりました。あまり勉強もせず、本を読んだり映画を見たりという生活。自分の将来に大きな不安を感じていました。いったい自分はどうなっていくんだろう。そんな気持ちをかかえながら、6時ごろに番組を聴き終えて夕食の準備でもしたのでしょう。

私は、仙台で長くこの番組を聴いていたように思っていたのですが、ネットで調べてみると、番組が始まったのは1973年(昭和48年)の1月8日。案外みじかかった。その数か月前には志望校を美大に変更していました。

聴取期間は短くとも、記憶はしっかりとしています。そして、その記憶とセットになって思い出される情景があります。6畳の自室の様子、徹君のお父さんが丹前を着てくつろぐ姿。そして同時に、浪人生だった自分がかかえていた大きな不安も。

しかし今は、そんなすべてを懐かしく思い出すことができます。40年も経ったのですね。

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共徳丸の保存案

気仙沼の鹿折地区に津波で打ち上げられた〈第18共徳丸〉の保存案を、気仙沼市が公表したと河北新報が伝えています。9日の地元住民との意見交換会で説明したとのことです。

ピクチャ 1

河北新報12月10日配信記事

記事によれば、市側は「津波の脅威を伝承する震災遺構として保存したい」と、祈念公園で保存する場合のイメージを示したそうです。菅原市長は「付近住民への配慮や長期保存の観点から、さや堂(上屋)で囲う検討が要る」と説明。上屋を建て公園として整備した場合の費用を9億~10億円、上屋を設けず周囲を高い樹木などで囲った場合でも4億~6億円掛かるとする試算を示したそうです。

整備は「国の予算で行うことが条件」とし、結論を出す時期は「年度内が一つのポイント」、また保存か撤去かの判断の際には、船主の意向や地元住民の理解、区画整理事業の進行状況なども条件とするとしています。

参加した約160人の住民からはさまざまな意見が出されたとのことですが、私ならどうするか。難しいねえ。残したほうがいいような気もするし、やはり撤去したほうがいいかなとも。迷ってばっかり。とてもじゃないけど、市長や議員にはなれそうにもありません(笑)。

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阿部健樹君の訃報

阿部健樹君(3年2組)が7日(金)の朝に亡くなりました。くも膜下出血だったそうです。一週間ほど風邪で寝ていたらしいのですが、急なことだったようです。

7日の昼に、同じ2組の矢嵜暢一君がメールで知らせてくれました。その後に裕美君から電話。その後の小山隆市君からのメールには〈中、高、大学と柔道部で活躍した強者でした。震災で店も被害を受けましたが、いち早く再建し、まさに頑張っている最中でした。心から御冥福を祈りたいと思います〉と記されていました。店というのは、気仙沼・河原田の阿部八百屋です。健樹君といえば、柔道で鍛えたあの頑健な体がすぐに思い起こされます。それだけに、あまりにも早く逝ってしまったなと感じます。

火葬は9日に。本通夜は本日10日(月)午後2時から、葬儀は11日(火)午前11時から。
斎場は東新城の葬祭会館想雲。

同級生の訃報を聞くのはとてもつらいです。残念だったろうなと。
阿部健樹君のご冥福を心からお祈りいたします。

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村井知事への質問

12月6日(木)の朝、羽鳥さんのテレビ朝日系列「モーニングバード!」で気仙沼の防潮堤問題をとりあげていました。玉川徹さんのコーナー「そもそも総研」で、大谷地区を中心とした、どちらかといえば防潮堤に反対する立場からの問題提起でした。これはあらためて紹介しましょう。

12月1日の三陸新報は、気仙沼市民有志による〈防潮堤を勉強する会〉の発起人が11月30日に宮城県庁で村井知事に〈地域にあった整備を要望した〉と伝えています。この要望書は11月16日に気仙沼市の菅原市長に提出したものと同じ内容です(11月19日のブログをご参照ください)。

県1 県3
県4 県2
写真左上:知事に要望書を手渡すのは、発起人のひとり菅原昭彦さん(気仙沼商工会議所副会頭)/左側

堤防整備に住民の意見と合意を尊重することなどの要望に対し、村井知事はつぎのように答えたそうです。
〈堤防の高さの差が出る選択肢は出せる。もう少し時間をほしい〉〈要望はしっかり受け止めたいが、時間をかければ背後のまちづくりの絵が描けない〉〈行政は常に最悪のことを考えなければならない。雪が積もる真冬の真夜中に津波が襲来しても、命を守れる地域を築きたい〉

この要望書と合わせ、知事からの回答をお願いする〈質問状〉も提出されています。質問状の内容は〈防潮堤を勉強する会〉のホームページで読むことができますが、会の承諾を得て、ここに転載いたします。


<質問事項>

1. 海岸保全基本計画を主務大臣に提出する予定はいつですか?

2. 1も含め、気仙沼市域の各海岸の海岸保全計画案の説明、住民合意形成、実施設計までの日程を教えて下さい。

※9月の門脇河川課長様のご回答では、1回目の住民説明会での住民意向を汲んだ再度の計画案の住民説明にはニーズに応え開催に工夫をするとお答え頂いておりますが、他の災害復旧の説明会の折りに防潮堤についても一部説明をしている感があり、その事は自体は悪いことではありませんが、それが防潮堤に関しての説明会の全てになってしまうのではないかと心配しております。
  防潮堤の建設は住民や圏域にとって非常に大きな問題でありますので、きちんと説明会開催のタイトルや目的に明示し、利権者のみならず市域に周知して開催することを住民は希望しています。

3. 宮城県議会でも出ておりましたが、理解が出来ませんでしたのでお尋ねしますが、「住民との合意形成をした」とはどの様な過程、状況、状態をイメージされておりますか?

4. 被災地の置かれた状況、復旧復興の時間的、精神的制約から、住民の合意形成には、住民との意見交換で汲みあげた意向を反映した計画案を複数準備し、住民説明会を開催し、合意形成するのが合意も早いと考えますが、現在のところ説明会から次の説明会の合間も長く、また中々その様な準備で開催されていない様にお見受け出来ますが、複数案の選択肢を準備して進めることはお約束頂けますか?

※議会の答弁でも気仙沼市震災復興市民委員会などへも必要に応じて早い時期から住民に説明してきたとされておられましたが、市民委員会への説明会は昨年末頃に市民委員会が要請して実施したものであり、加えて、海岸にこのような巨大な堤防を建設することは考えられず、内陸側にセットバックする事が可能なのであればそうした案を絵にして出して欲しい(本年2月に絵としてご回答頂いている)など、住民が受け入れやすい計画案を要望していたにも関わらず、本年7月に気仙沼市域で説明された案は、どれも海岸淵での堤防ありきの計画で、挙句は観光名所や海水浴場の真上にそのものが無くなってしまう様な計画案が示されていることを非常に残念に思い、今後もこの様に県が進めれば、復旧復興はどうしても遅れることになりかねないと心配するため質問するものです。

5. 今回の津波での従来からあった巨大堤防(例えば田老)の津波に対する功罪の検証結果が明確にされていなように考えます。国で実施した結果を教えて下さい。どこかに公開されているのであれば教えて下さい。

6. 当初の計画案の根拠となっているシュミレーションの内容について、本会第1回の勉強会で講師を務めて頂いた門脇課長さんからも内容と結果の周知が不足していたお話がありましたが、シュミレーションについて、前提条件、設定条件、結果としての各浜の予想津波高、痕跡高、差、誤差修正高、その理由、計画高、差、その理由、その他必要な詳細があれば教えて下さい。

以上、宜しくお願い申し上げます。

質問事項は以上です。かなり具体的な内容で、発起人の方々の問題意識がよく理解できると思います。少し長いのですが、是非みなさまにも共有いただきたく、紹介させていただきました。

防潮堤を勉強する会 ホームページ
11月19日ブログ 「防潮堤」要望書

テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
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スモールワールド

4日のブログに〈鼈甲屋のケヤキ〉と書いたら、三男の秀男君から〈あの木はけやきではありません〉というコメントがありました。〈銀杏の木です。毎年たくさんのぎんなんがなります。ちなみに今年は少なかったそうです。両脇には桜の木があります。今年の4月末に富士男兄と二人で、車で帰りました。桜が満開でした〉とのこと。

秀男君にメールで、訂正したことを伝えると、まもなく写真を送ってくれました。〈同じような角度から撮ったものです。4月末に富士男兄と二人で、車で行きました。来年はアキちゃんも行きませんか?〉

鼈甲屋 (クリックで拡大)

隆市君の写真ではわからなかった樹の下の様子がよくわかります。建物はすっかり撤去されています。ただ奥には蔵が残っていますね。小学生のときに暗い蔵の中をみせてもらったことがあります。石垣の上あたりはたしか竹林のようになっていて、その竹の皮に梅干しをはさんでチューチュー吸いました。豊かだったのか、貧しかったのか(笑)。

昆野家にはテレビが〈早期導入〉されたので、夕方から行っては7時前のヤン坊マー坊の天気予報あたりまで見せてもらっていました。2階でも、トランプや百人一首を使った〈銀行〉やいろんなことをして遊びました。この写真を見ていると、そんな様々なことが思い出されます。

気仙沼の魚町のそのまた坂口という小さなエリアの話です。ほかの方が聞いてもわけがわからないつまらない話でしょう。でも、私が幼かったころは、そこが自分の生活圏、私にとっての〈小さな世界〉だったのです。

It’s a Small World.

2011年8月10日ブログ「みんなのテレビ」

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エコまつり目黒

今年8月に閉店した銀座TSビル〈東日本復興応援プラザ〉などを支援してきた在京気仙沼出身者らを中心とするボランティアグループ〈気仙沼コンシェルジュ〉。そのお世話役である齋藤岳大さんからイベントへの出店案内をいただきましたので紹介します。

イベントは12月8日に目黒区民センター前広場で開催される〈エコまつりめぐろ2012〉。その模擬店のひとつとして出店します。

◎エコまつりめぐろ2012

日時:12月8日(土)10:00〜15:00
会場:目黒区民センター前広場(目黒区目黒2丁目4番36号)
(さんままつり会場田道広場公園の川をはさんだ向かい側)

<出店概要>
テーマ:日本初!チッタスロー認定 スローフード都市「気仙沼」

日本初のチッタスローに認証されることが決まった気仙沼市は、2004年に日本初のスローフード都市宣言をし、地域の自然と文化を守りながら、食を生かした魅力ある地域づくりに向け、市民と行政が一体となった活動に取り組んできました。今回のチッタスロー認証をうけ、エコまつりでこれまでの取り組みをPRするとともに、気仙沼の冬のスローフードを提供・販売します。また、食育を主な目的とするホヤぼーやの関連グッツも同時に販売します。

・チッタスロー気仙沼写真展:
  これまでの取り組みを紹介する写真展を開催します。
・飲食物販売:
 「かにばっとう」
  気仙沼の冬の味覚から、子どもでも食べやすいかにばっとうを1食500円で。
  蟹は気仙沼からワタリガニを直送します。
・物産販売:
  あざら(斉吉商店)
  ホヤぼーや特製ピンバッチ(ジェイズみうら)
  ホヤぼーやカレンダー
  その他、3〜4品の販売を調整中です。

皆様どうぞおでかけください。会場は、JR目黒駅の西口を出て、400mほど下っていくと目黒川。橋を渡って右折して200mぐらい行ったところが目黒区民センターです。下の地図、左上の赤旗のあたりです。

目黒地図
クリックで拡大

10月31日ブログ「スローシティ認証」
9月18日ブログ「コンシェルジュ」

テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 気仙沼コンシェルジュ エコまつりめぐろ2012

鼈甲屋のケヤキ

小山隆市君(3年6組)のブログが更新されずにいると、体調がすぐれないのかとちょっと心配になるのですが、1日土曜日に新しい内容になっていてホッとしました。そのブログ、クリスマスオーナメントづくりの様子を伝える写真の下になつかしい風景をうつした一枚がありました。

けやき

隆市君は「魚町にこんなに大きいケヤキ、知りませんでした」と書いています。この場所は魚町坂口の入口で、右方向の坂を登ると私の実家跡をとおりホテル望洋へ、そして鹿折地区に通じます。そしてこのケヤキは、鼈甲屋(屋号べっこうや)昆野家、タカオちゃんの家の庭先にあります。(と、きのう書いたら、すぐに三男秀男君からコメントが入りました。あれはケヤキではなく銀杏(いちょう)ですとのこと。あちゃあ〜。そう言われればそうだ。記事下の〈コメント〉をクリックして是非お読みください)

昆野家は3兄弟。小学校の頃は、1年上のフジオちゃん、1年下のタカオちゃん、そして末弟ヒデオちゃんたちと毎日一緒に遊んでいました。ケヤキはその昆野家裏山のもっともっと上にあったように記憶していたのですが。

ずっと前のことになりますが、以前の昆野宅にはお茶飲み部屋だけを残し、裏山のところに現在の家を建てました。写真にもうつっている立派な瓦屋根の家に、いまは隆男君とお母さんがふたりで暮らしています。お茶飲み部屋では、私の母をはじめ、近所のお年寄りが集まっては〈オジャコノミ〉。しかし、その仲間たちも今はみんな魚町を離れてしまいました。

震災後、私の実家をすべてひきはらう時、隆男君をたずねました。ケヤキのそばには趣味の盆栽の鉢がたくさんならんでいました。震災後の話をあれこれと。ひとしきり話した後、じゃあ行くわ。またね。体に気をつけてねと握手。〈アキちゃんもね。また来てね〉とタカオちゃん。昨年9月のことです。

隆市君のブログ
2011年9月1日ブログ「最後の帰省」

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女優 斎藤菜月さん

29日(木)、小倉智昭さんの朝の番組「とくダネ!」で板東玉三郎さんの密着取材内容を紹介していました。玉三郎さんは今年、〈人間国宝〉に認定されています。私は、佐渡ヶ島を本拠地とする太鼓グループ「鼓童」の指導風景や取材する若手アナウンサーとの玉三郎さんのやりとりを見ていて、そのきどらない率直な語り口にたいへん好感を持ちました。いい人なんだな。

番組では、玉三郎さんが主演し演出もする東京・日生劇場での舞台「日本橋」も紹介していました。泉鏡花の原作です。そして、その2日後の土曜日。菊田裕美君(3年1組)から次のメールが。

「昨日、帰宅しましたら家内が読売新聞の夕刊に気仙沼出身の女優の記事が掲載されていると話してくれました。読売新聞の11月30日の夕刊に、舞台「日本橋」で女優としてデビューする 斎藤菜月 「玉三郎さんをよろこばせたい」とありましたので、情報をお送りします」

斎藤菜月
読売新聞11月30日夕刊イメージ

記事の内容はつぎのようなことでした。
現在27歳の斎藤菜月(なつき)さんは、「鼓童」のメンバーとして8年弱の活動を経て、故郷の宮城県で会社勤めをしていたそうです。そして昨年3月の大震災。気仙沼の実家は全壊。その秋、一本の電話が運命を変えたというのです。

〈板東玉三郎です〉

菜月さんは玉三郎さんの舞台で太鼓の演奏をしたことはあるものの、親しく会話をした覚えもなかったそうです。〈仙台に義援金を持っていくから会える?〉と聞かれ、駅で5分ほど話をしました。そして今年1月、〈私の出る『日本橋』に出ませんか〉と誘われたといいます。

菜月さんはつぎのように語ります。
〈今後も女優を続けるかどうかは白紙です。一発屋でいいし、終わったら気仙沼に帰るかも。玉三郎さんに喜んでもらうことしか考えていません〉

〈いい人〉って言葉を簡単に使っちゃいけないんだろうけれど。玉三郎さんは私が「とくダネ!」を見て感じたとおりのいい人、そして素晴らしい人です。まさに〈国宝〉級!

玉三郎さん、ありがとうございます。
そして斎藤菜月さんをはじめ皆さまの舞台の成功を願っております。

日生劇場「日本橋」公式HP
公演は本日3日から26日まで。
HPの中の「出演者」の菜月さんのところをクリックすると、「お千世」役の素敵な写真が見られます。

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/64~65歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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