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防潮堤勉強会2

昨日18日発売の『週刊東洋経済』9月22日号に「気仙沼市を揺るがす巨大海岸堤防計画」という4頁にわたる特集記事が掲載されています。気仙沼の大島・宮古屋の熊谷雅裕君がメールで教えてくれました。早速購入。

東洋経済

見出しの脇には、〈5年間に19兆円の巨費が投じられる震災復興。その代表格である海岸堤防の計画が住民を翻弄している〉というリード文。本文を少し紹介します。

「海岸堤防の建設は、5年間で19兆円が予定されている震災復興の中でも、最大級の事業の一つだ。国や宮城県など七つの部署を対象にした本誌の聞き取り調査によれば、宮城県内で計画されている海岸堤防の総事業費は5000億円近くに達する。被害額(復旧事業費)とされる約2180億円をはるかに上回る巨額だ。そのうち気仙沼市内の海岸に投じられる金額は、堤防のカサ上げを含めると2000億円近くに上がるとみられる。だが、その結果として起こりうるのが、海岸の多くがコンクリートの護岸で固められるという事態だ」

そして、〈大島で石油販売業を営む熊谷雅裕さんは、「堤防が建設されれば砂浜や磯は破壊され、生態系が台なしになる。旅館や民宿も廃業に追い込まれる」と危機感を抱く〉と雅裕君の言葉も紹介しています。

続いて〈防潮堤を勉強する会〉や畠山和純宮城県議会議員の〈海とともに生きる暮らしを根底から破壊しかねない〉などの危惧を紹介。記事は次のように結ばれています。

「莫大な予算が投じられる一方で、必要な支援の手が届かない被災地の再建。巨大海岸堤防の建設は、その矛盾の象徴だ」

著名雑誌での4頁にわたる防潮堤問題の特集。この記事が、ほかのメディアの目に触れるなどして、全国的な議論のきっかけになることを願っています。とにかく時間がありません。気仙沼での〈防潮堤を勉強する会〉はきのう18日に10回目の会を開催しています。

この「東洋経済」誌、690円とちょっとお高いのですが、第1特集は「読めば若返る!〜男と女のアンチエイジング最前線」。われわれ還暦世代にとってはお得な一冊かと(笑)。また、〈実はユニークな優良企業〉として「ほぼ日刊イトイ新聞」が6頁にわたり紹介されています。これも面白い。

アマゾンからも送料無料で購入できますのでリンクをはっておきます。

週刊 東洋経済 2012年 9/22号(クリックでAMAZONページへ)

8月18日ブログ「防潮堤勉強会 1」
8月29日ブログ「世古一穂さん」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 巨大堤防 東洋経済

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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