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24日の「万有流転」

昨日紹介した、大島中出身気高同級生の熊谷雅裕君の三陸新報への投稿を、6月24日付三陸新報「万有流転」がとりあげていました。

万有流転
6月24日付三陸新報「万有流転」(クリックで拡大)

つぎの〈新聞オンライン.COM〉で〈立ち読み〉できます。
新聞オンライン.COM

ぜひ多くの人に読んでいただきたい内容ですので、三陸新報さん未承諾ですが以下に全文引用させていただきます。

〈 小紙20日付8面の熊谷雅裕さん投稿の「防潮堤は何のために、誰のために作るのか?」に賛同したい。被災地各地の思いはさまざまだが、防潮堤が何のために、誰のために作られるかという原点に立ち返った思いだ。
今回の震災で、多くの堤防がほとんど役に立たなかった。岩手県宮古市田老町にあった、世界最大規模の総延長2433メートル、高さ10メートルの「万里の長城」と呼ばれた防潮堤を、昨年3月の津波が破壊したことは周知のこと。
釜石市の1200億円を費やして作られた釜石港は、高さ4メートルの防潮堤とともに、大津波の前に崩れ去った。防潮堤のお陰で、波の威力が弱まったところも確かにあったが、気仙沼市でほとんど機能せず壊された、
3月末に発行した小社写真記録集「故郷永遠」を見ながら、美しかった古里の風景をあらためてかみしめた。そこに、景色をさえぎるコンクリートがあることを想像することはできない。
大切な血税を、海岸から高台に向かう片側2車線道路の整備と、鉄筋コンクリート5階建以上の避難ビル建設に当てたい。美しい自然を残しながら、津波に対してはシンプルに逃げられる方法の実現が、多くの願いである。 〉

引用は以上です。
気仙沼のローカル紙「三陸新報」は、社説で〈森の防波堤〉のことをとりあげるなど、間接的に巨大防潮堤への疑問をなげかけることはあっても、明確な反対姿勢を示すことはなかったように思います。それだけに、この「万有流転」の論調はかなり思いきった意見表明です。

25日の県議会で村井知事は、気仙沼市が唐桑舞根地区で防潮堤を建設しない方針を打ち出したことについて、「背後地に家などがなくなる地区でも、公共施設の有無を含めて(建設の可否は)慎重に判断する必要がある」との認識を示したそうです。

防潮堤建設をなんとか計画どおり推進しようとする県(と国)の姿勢は大変強いものがあります。それだけに、熊谷雅裕君の投稿やこの万有流転の記事内容を契機にして、巨大防潮堤に反対する声がまとまっていくことを期待しています。

6月25日ブログ「防潮堤は誰のため」
5月31日ブログ「高すぎる堤防」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 森は海の恋人 防潮堤 万有流転 気仙沼中学

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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