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毛ガニの思い出

昨日のブログで〈しらす〉の話を書いたら、〈毛ガニ〉を思い出しちゃった。これも気仙沼の思い出の春の味。

私たちが小学生の頃、つまり50年も前の記憶です。夕方、座敷のテーブルというか、まだコタツかな、その上に小ぶりのゆでた毛ガニが5~6はい置かれます。包装紙とか新聞紙を敷いた上にね。

家族みんなで箸かなんかを使いながら、もくもくと蟹の肉をほじくります。〈ちゃんと、ふんどしをとりなさいよ〉という母の声を聞きながら、〈お、みそがいっぱい入ってる〉とか〈これは、みそがない〉とか言いながらね。〈ふんどし〉とは、あの三角形の部分の下の白いところ。念のため。

母に聞くと、あの毛ガニは店で買ったというよりも、大島が実家の近所のサイトウさんからもらったんじゃないかなとのこと。そうだとしたら、サイトウさんちには、どんだけ毛ガニが届いていたんだろう。

余談ですが、私たちが小さなころ、カツオにしてもマグロにしても、買うものではなく貰うものでした。〈こいづは冷凍だがら、うまいがどうが、わがんねえけんとも〉といいながら緑色の紙に包まれたまぐろのブロックを渡される感じでしょうか。返すお礼の言葉は〈ばば、なんだべ~〉で始まります。まぐろのお返しは、後日カツオでとかね。

大きくなって東京で暮らすようになり、〈毛ガニの市場価値〉を知ると、気仙沼で食べたあのカニは、毛ガニではなく〈毛ガニもどき〉だったんだろうなと勝手に思っておりました。しかし、いろいろ調べてみると、あれは立派な毛ガニだったんですね。気仙沼の毛ガニさん、ごめんなさい。

しかしなんですね、こうしてシラスをはじめ気仙沼の懐かしい味を思いだすのも、春めいてきたせいでしょうか。
あ、それから、〈毛ガニの思い出〉と聞いて、伊藤ゆかりさんの〈小指の思い出〉を思い出したあなた。ちょっと疲れてますよ。

あなたが噛んだ毛ガニがうまい(笑)。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 さんま寄席 毛ガニ しらす

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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