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復興計画コンペ

気仙沼市は、魚町と南町の復興アイデアを公募することにしたそうです。正式名は「気仙沼市魚町・南町内湾地区復興まちづくりコンペ」。

12月28日の地元関係者への説明と意見交換を経て定まった内容が、昨日29日の記者発表資料に記されていました。「趣旨」として次のように書いています。

「古くから〈屋号通り〉や〈昭和モダン〉と呼ばれる港町繁華街の雰囲気を伝える街並みが形成され,港町気仙沼の顔,中心市街地として港町文化を発信してきた魚町・南町内湾地区の復興再生に当たり、津波からの防災と減災を考慮しつつ、全国的に注目を集めるウオーターフロントのまちづくりに向け広くアイデアを募集し、より幅広い視点から検討するためコンペを開催するものです」

これに先だって25日の三陸新報は次のように伝えていました。
「県は湾奥に必要な堤防の高さをTP(東京湾平均海面)プラス6.2メートルと示しているが、地元には景観が失われるなどの理由で反対の声がある。堤防を造るなど津波対策を盛り込むことが条件となるが、どの場所に、どういった形で設けるか、または別の手法をとるかがポイントになりそうだ。まちづくりのコンセプト、避難計画などを盛り込む必要があるほか、国、県などの、どの事業、交付金を使って整備するかといった財源の裏付けも必要。現実的なアイデアを求める。企業や大学、個人など応募資格は問わない」

私がちょっと気になったのは「コンペ」という言葉。私にとっては日常語。企画コンペで勝って笑い、負けては泣く。その連続です。
「コンペティション(competition)/競争・競技」を略して「コンペ」。
コンペで勝てば、つまりは一等になれば仕事が発注されます。だからみんな一所懸命に知恵を絞ります。

気になったというのは、27日段階の記者発表資料の目的内容に、「コンペ(設計協議)」とあったからです。「協議」だったらコンペではないし。「競技」の間違いなのだろうか。そして27日の三陸新報記事の記事にあった菅原茂市長の「一等賞になったアイデアがそのまま採用されるわけではない。2位、3位の中にも良いアイデアがあるかもしれず、総合的に判断し、地元と話し合って決めたい」とのコメント。

そうした趣旨であるならば、「コンペ」ではなく、単なる「公募」としたほうがよかったのではと感じたのです。カタカナにしたいのなら「コンテスト」。お役所のカタカナ言葉に対してはこれまでも多くの批判がありました。広く意見を募りたいという趣旨であれば、なおさら誰もがわかる言葉を使いたい。
27日のNHKニュースでは「街づくり計画を全国から公募」として、「コンペ」という言葉は使っていませんね。賢明な選択です。 NHKニュースWeb(配信終了)

「コンペ」ってなんだべ。「モンペ」でねえのすか。

そんな声が出ないように細やかな配慮が求められているのではないでしょうか。って、またオダ君、キャスターになっちゃって。魚町のことになるとうるさいんだから。
ついでに提案。「まちづくりモンペ」ってどうよ。

なお、復興まちづくりコンペの応募要項はこちらから。全22頁のPDFファイル。大容量ですが関心のある方はご覧ください。

復興まちづくりコンペ応募要項
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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