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愛の復興大作戦

先週9月27日に、震災の一カ月前2月12日に気仙沼で行われた気仙沼中学20回生還暦祝い会の記念アルバムが届きました。かろうじて残った撮影データと、各クラス担当から再度集めた写真をベースにやっと完成した記念誌です。7カ月前のことなのに、なにかずいぶん前のことのように感じながら写真をながめました。

翌日、送り状にあったわがクラス3年8組の還暦祝い実行委員でもある中里悦子さんに電話しました。アルバム送付のお礼や、なんの手伝いもできていないこと詫びたあと、なんやかや同級生の消息など。そのなかで、気仙沼でスポーツジム「K&B」を経営していた同級生 斎藤(広沢)高史君の携帯電話番号を教えてもらうことができました。

「愛の復興大作戦スペシャル」。みのもんたが司会する9月11日放映のこのテレビ東京の番組で、高史君夫婦がうつっているのを見て、その後どうしているかなと思っていたのです。

番組は、震災で店を失った9名の仮設集合店舗開設を支援するというものでした。その飲食店経営者のひとりが、高史君の奥さん喫茶店エスポアールの斎藤みき子さんだったのです。番組では、気仙沼・本吉広域防災センターという避難所にふたりだけ残る高史君夫妻の映像も紹介されていました。すぐに市のホームページで調べましたが、以前の収録映像だったらしく、すでに避難所ではありませんでした。

電話での高史君の話はこうです。「気仙沼の赤岩五駄鱈の仮設住宅に入ることができた。自分はいま、仙台の近く利府町でジムの準備しており、なんとか11月には再開の予定。奥さんは、テレビで紹介された気仙沼屋台村仮仮店舗「はまらいん家」は10月で終了するものの、その後に本当の仮設店舗が始まりそこで営業できそうだ」

私が「頑張ってんな、すごいね」というと、「ダレ、食わねばねえがらな」。還暦祝いのアルバムは、「(中里)悦ちゃんが避難所までわざわざ持ってきてくれだでば」といいます。うれしかったと思うよ、高史も。わざわざ来てくれてさ。その気持ちがね。中里さんはじめクラスの関係者のみんな、いろんなお世話、本当にありがとう。

そして、そんなこんな、しばらく話していたら高史君が一言もらしました。「兄貴がだめだったからな」。本人や奥さんのことばかり考えていましたから、虚をつかれる思いでした。「3カ月たって見つかった」。

こうした話が多いのです。本人の無事を喜んでいると、その後に、あんちゃんがな、おんちゃんが、おばちゃんが、と続くのです。

いろんな思いのなかで再出発している斎藤高史、みき子夫妻の今後の活躍と発展を心から願っております。そして、高史君のお兄様のご冥福を謹んでお祈りいたします。
 

7月12日ブログ「旧姓広沢君の記事」
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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