淑子さんから
●10月29日のメール
「楽しかった還暦祝いから一転、恐ろしい津波に襲われるとは思いもよらないことでした。私自身はプラザホテル近くの高台に住んでいるので、家は無事でした。職場で車は流されましたが、助けてくれる人がいて、木の板をフェンスに渡してもらい、水に濡れはしましたが同僚と逃げて助かりました。
被災した同級生は大変でした。同年生の温かい心づかいには言葉では言い尽くせないほど大変感謝しています。小山隆市君も被災した身でありながら皆のために尽力してくれて感謝しています。
今日、気仙沼復興商店街のホームページがあることを知り、そこであなたの投稿を見てこちらにたどり着きました。まだ4月の分しか読んでいませんが、じっくり見たいと思います。まずは感謝の気持ちを伝えたいと思いメールしました。
気中20、けせもい会の皆さまにも宜しくおっしゃって下さい。
本当にありがとうございました 」
●10月30日のメール
「還暦祝いが終わったばかりとはいえ、こんなに御支援いただいて、東京の方々には本当に感謝感謝の気持ちでいっぱいです。
ブログを昨夜全部拝見しました。どなたかも書いていたけど、あなたの記憶力にはビックリです。昔のことを興味深く読みました。私は何も覚えていない人なので、うらやましいです。でも、私も3月生まれで小学校の1年8組で同級生だったのは記憶してるんですよ。高宮富士子先生でしたね。
けせもい会のことは同じ11組だった及川喜世隆君からいろいろと聞いてましたし、写真もいっぱい送ってもらいホームページで紹介するなどしていました。
11組では、ミッチ(児玉(藤田)道子)もお兄さんお義姉さんを亡くされて、本当に悲しいことです。私は陸前高田の市役所付近に住んでいた叔父を亡くしました。別の伯母も震災が原因で一時危篤に陥りました。
まだまだ、地震津波には注意して生活しなければなりませんが、もう二度とこのようなことのないことを祈るばかりです 」
メールは以上です。これまでと同様に、個人情報を省くなど一部修正を加えてあります。
淑子さんは、武山美加(櫻子/おうし)さん(3年9組)が主宰する書道塾「苑書会」で書道をしているらしく、メールにはそのHP作成の話なども書かれていました。美加さんの南郷の教室は津波でやられ、毎日賞受賞作品をはじめ彼女の多数の作品が流されてしまったようです。5月に四反田で教室を再開したそうです。
淑子さん、ありがとうございました。いろんなホームページに掲載された還暦祝いやけせもい会、華の会などの写真もすごく楽しめました。でもブログでの紹介はやめました。個人情報満載なもんで(笑)。
テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
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