FC2ブログ

冬の気仙沼ツアー

ほぼ日刊イトイ新聞/ほぼ日さんのサイトで「気仙沼ツアー 大海原」の告知がきのう1月17日にされました。気仙沼のほぼ日のサユミさんと、いつもは東京にいるほぼ日乗組員の西田さん、そして見習い宇宙鳥フェザードシジュちゃんが冬の気仙沼を巡ります。

気仙沼ツアー

ほぼ日/「気仙沼ツアー 大海原」より(画像クリックでサイトにジャンプ)


西田さんとシジュちゃんはきょう18日の午前10時すぎには新花巻駅で合流し、11時すぎには鉛温泉スキー場に到着しています。本日中に気仙沼に向かうのでしょう。テキスト中継は今日18日(金)と明日19日(土)の2日間です。

今回のツアーではクイズ企画が用意されています。木金土曜の毎日午後4時10分にクイズがサイトに投稿され、回答の応募締締切は各回とも翌日午前3時、正解発表は午前4時10分とのことです。

昨日の夕方の第1問目は、3つの財布の持ち主をあててくださいというもの。サービス問題とのことですが、私には難しく正解できず。各回とも正解者から抽選で合計3名にプレゼントがあります。ひとつは斉吉商店さんの〈金のさんま〉です。

冬の気仙沼。かなり寒いと思いますが、おいしいものがたくさんあるでしょう。牡蠣、メカジキ、生ワカメのしゃぶしゃぶとか。鱈(たら)もいいね。刺身でいける。唐桑にも行くのでしょう。ツリーハウスも。サイトで〈あのラーメン〉とあるのはマルキさんでしょう。

どうぞ皆さんもテキスト中継をご覧になりながら、クイズへの応募も是非どうぞ。
 
スポンサーサイト

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : ほぼ日 気仙沼ツアー

金額で東北一奪還

1月8日の三陸新報のトップ記事は新年にふさわしいというかなんというか、勢いのある見出し。金額で東北一奪還。昨年の全国主要魚市場の水揚げランキングで気仙沼港が東北一になったというのです。


三陸1/8
三陸新報1月8日記事の一部イメージ


気仙沼は数量で9位、金額で8位といずれも前年より順位を上げ、トップ10入りしていることがわかったとのこと。未確定市場があるために順位が変動する可能性があるものの、東北各港の集計は終了しているので金額で昨年は1位だった石巻を抜いての東北1位は間違いないようです。数量では、八戸、石巻につぐ東北3位です。

ベスト10ランキング表を拡大してみましょう。

数表

静岡県焼津(やいづ)が金額で1位、数量では2位となっています。記事によれば、2018年の気仙沼は、巻き網船の不振をカバーする形で、カツオ一本釣り船の健闘が光ったほか、数量では記録的不漁だった昨年の2倍近くとなったサンマの水揚げ実績が、全体を大きく押し上げたとしています。

まずは気仙沼にとって明るいニュースであることは間違いありませんが、気仙沼港がかかえる問題も多いのです。この記事の左側には新春座談会「どう活用する新気仙沼魚市場」の5回目が掲載されていました。出席者は、気仙沼漁協の齋藤徹夫組合長、阿部長商店の阿部泰浩社長、磯屋水産の安藤竜司社長、カネダイの佐藤俊輔専務の4氏です。

サンマは今シーズン、漁期前の5月から大型船の公海操業が始まり国内流通も始まるといいます。サンマの〈旬〉がなくなるのではないかとの懸念や、国際的な資源管理の必要性などが語られていました。ほかにもこの座談会では、気仙沼の漁業、水産業がかかえる多くの課題が毎回とりあげられています。生鮮カツオに関しては、寄生虫アニサキスへの過剰ともいえる心配から量販店での取り扱いが減少するといったこともありました。

気仙沼港が高く買ってくれなければ、ほかの港に水揚げするでしょう。そして魚を高く買えば/仕入れれば、小売り価格も高くせざるを得ませんが、それでは消費者が買ってくれません。それぞれの立場での利害が異なり、簡単には答が出ない課題が多いようです。それでもこの座談会では、利害や立場の違いを理解しつつ、気仙沼港関係者の協力などの必要性が語られるなど、有意義であったと感じています。

1月11日/第8回目の座談会記事の見出しは〈もっと魚を食べて〉。魚の消費量減少が最大の問題なのです。でもなあ、東京の店頭で感じるのは魚の価格の高さです。買いたいけど、食べたいけど高い。気仙沼のメカジキも、そりゃあ食べたいけどなかなかねと。なんかそうした私の実感が諸悪の根源のような気がしてきました。ということで本日はこれまで。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 水揚げランキング

ワカメの藤田さん

三陸新報の連載記事「この地で歩む/頑張る人たち」は気仙沼の様々な分野で活躍する人たちを紹介しています。1月12日の第24回に、このブログで何度も紹介している方が登場していました。ワカメ養殖の藤田純一さんです。

三陸未来
三陸新報1月12日記事より

記事の冒頭で、気仙沼市階上地区でワカメ養殖を営む若手のリーダー的存在と紹介されている藤田さん。私は2016年11月に東京・青山で開催された「漁師って、カッコいい!」展のトークイベントで初めてお目にかかりました。そしてその軽妙な話しぶりに、とても驚いたのです。逸材だなと。

2016年11月29日ブログ「藤田純一さんの話」

大震災の津波で藤田さん/藤田商店のワカメ養殖施設はすべて流失しました。記事に〈被災地を応援する民間のファンド制度を活用〉とあるのは、ミュージックセキュリティーズ社の〈セキュリテ〉です。気仙沼では、斉吉商店さん、アンカーコーヒー(オノデラコーポレーション)さんなどもお世話になりました。藤田商店の〈ウニわかめファンド〉には、500人の人たちが協力してくださったのですね。本当にありがたい。

記事にあるように、藤田さんはほかの2社と新しい会社(株)さんりくみらいを設立しました。ほかの2社は、サメ類を扱う仲買人の吉田健秀さんのカネヒデ吉田商店、そしてサンマやサバなどの加工業を営む千葉豪さんのMCFです。健秀さんが同級生の吉田久雄君(3年6組)の息子さんであることは以前も紹介しました。

私は、(株)さんりくみらいが昨年4月から展開を開始したインターネット販売サイト「極上市場 三陸未来」のロゴデザインをお手伝いしました。新会社設立などの支援コンサルタントのひとりが、コンサルティング会社時代の同僚だったことが縁で依頼されました

2018年5月15日ブログ「極上市場 三陸未来」

新会社設立からもう一年か。様々な解決すべき課題も見えてきたころだと思います。それらはやっかいな課題も多いことと思いますが、持ち前の明るさで乗り切っていくことでしょう。藤田純一さん、吉田健秀さん、千葉豪さんたちの(株)さんりくみらい、そして極上市場「三陸未来」をどうぞよろしく。

極上市場「三陸未来」サイト
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 藤田純一 さんりくみらい 極上市場

藻谷浩介氏講演会

気仙沼観光推進機構が主催する藻谷浩介(もたに こうすけ)さんの講演会をご紹介します。同機構のサイト「気仙沼さ来てけらいん」での告知がすでになされていましたが、1月12日の三陸新報に広告も掲載されていました。

藻谷氏講演会
三陸新報1月12日掲載広告より

◎藻谷浩介氏講演会

【日 時】2019年1月22日(火)18:00~19:30
【場 所】気仙沼市民健康管理センター「すこやか」多目的ホール
【定 員】100名(定員になり次第締切)
【受講料】無料
・申込期限:2019年1月18日(金)
・申込方法:FAXまたは、TELにてお申込み下さい 。
・問合わせ先:気仙沼商工会議所 中小企業振興部
  TEL:22-4600 FAX:24-3817

<講師略歴>
・日本総合研究所 主席研究員(会社に席のない単年度更新年俸制社員)
・日本政策投資銀行 地域企画部 特任顧問(非常勤)
・特定非営利活動法人 ComPus 地域経営支援ネットワーク理事長(無報酬)

山口県生まれの54歳。平成合併前 3,200 市町村のすべて、海外 99 ヶ国を自費で訪問し、地域特性を多面的に把握。地域振興、人口成熟問題、観光振興などに関し、精力的に研究・著作講演を行う。2012 年より現職。著書に『デフレの正体』(角川書店)、『里山資本主義』(KADOKAWA)、『しなやかな日本列島のつくりかた』(新潮社)、『和の国富論』(新潮社)、『観光立国の正体』(新潮社)など。近著に「世界まちかど地政学」(毎日新聞出版)。

藻谷さんはテレビ番組での出演も多いので、写真を見れば、ああ、あの人かと思う方も多いことでしょう。著書『デフレの正体』(2012年刊)では、現役世代人口の減少こそが問題と述べ、『里山資本主義』(2013年刊)はコミュニティの復活による地域経済の自立を説いています。いずれも独自の視点からの主張があり、大きな話題にもなり、異論や反論を受けての論争もありました。

私は仕事場近くで2、3度お見かけしたことがありますが、いつもスーツにリュックを背負って早足で。その話ぶりだけなく、ウォーキングスタイルも軽快です(笑)。今回の講演会は、〈里山資本主義〉の提唱者からのお話を直接聞いて、気仙沼をもっと元気にするためのヒントそして刺激を得ようということでしょう。

会場の気仙沼市民健康管理センター「すこやか」というのは、催事会場としてよく見る場所ですが、どこなのだろうと思って調べてみると、気仙沼市東新城2-2-1(電話0226-21-1212)でした。子育て世代包括支援センターもここにあります。

観光のみならず気仙沼の将来を考えるうえで参考になることが多いことと思います。是非ご参加ください。定員100名で申し込みが必要です。どうぞ早めのご手配を。



 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

気仙沼市の成人式

きょう1月14日は成人の日。気仙沼市ではきのう13日に成人式がおこなわれ、NHKの正午のニュースでもその様子が紹介されました。なにげなく見ていたら気仙沼の映像がうつりびっくり。この日の午後7時からのニュース7でもその様子が紹介されましたが、NHKのサイトでは、正午放送分が配信されていました。その画像を3枚紹介します。

成人式1
成人式2
成人式3
NHK1月13日配信記事(動画あり)より


NHKによれば、気仙沼市の成人式には約600人の新成人が出席したとのこと。震災時には小学6年生だったそうです。3枚目の写真で紹介されているのは、佐藤海斗さんです。被災して避難所を転々とするなかで見た医療関係者の姿に感銘を受け、いまは山形の大学で看護を学んでいるそうです。ニュース7では、その体験をさらに詳しく紹介していました。

ネットで調べてみると、佐藤海斗さんの実家は気仙沼市潮見町だったのですね。津波で自宅が全壊というのもうなづけます。現在は国立山形大学医学部看護学科で学んでいます。佐々木徹君(3年1組)の後輩だ。徹君は理学部だけど。

夕方のフジテレビだったでしょうか、民放のニュースでも気仙沼の成人式が紹介されていました。記念写真撮影の様子もうつっていたのですが、菅原市長とならんで市教育委員会の教育委員長をつとめる齋藤益男君の姿がありました。気仙沼高校の同級生で美術部では部長をつとめてくれました。成人式のニュースのなかでたぶん67歳の益男君の姿をみるとは思いませんでした(笑)。

今年の成人式はきのうも今日も全国的に晴天にようでなによりです。ご本人はもとより、そのご家族の方々にもお祝いを申し上げます。成人、おめでとうございました。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 成人式

三陸ホタテ黎明期

読売新聞「時代の証言者」で畠山重篤さんの連載記事が始まったことは、12月17日のブログでもお知らせしました。毎回これまで知ることのなかった話が紹介されているのですが、1月7日の第12回目では、ホタテの養殖に成功したことが記されていました。唐桑地区でのホタテ養殖の創始期に関する話を聞いたことがなかったので大変興味深く読みました。要約して紹介いたします。

読売新聞4
読売新聞1月7日朝刊記事の一部イメージ(写真:右側が重篤さん)

重篤さんは、小学校5年生の頃に旅行の本を買ってもらって以来、地図を見ては世界に思いをはせる少年だったそうです。祖父の代から「リーダーズダイジェスト」を購読しており、三陸の田舎なのに海外はわりと身近だったとも。

気仙沼水産高校時代には月刊雑誌「旅」を定期購読し、同級生と全国の有名水族館なども巡りました。そして高校生の夏休みに、雑誌「旅」が企画したオホーツクへの旅に参加します。そこで初めてホタテの刺し身を食べ、世の中にこんなうまいものがあるのか、と感動するのです。当時の三陸にホタテはありません。〈三陸で初のホタテを養殖――。それが夢になりました。〉

そして、父親から仕事を継いだ頃、カキの水揚げのない夏の収入になればとホタテの養殖に具体的に取り組みます。1962年の6月に北海道に渡り、ホタテの稚貝を譲り受ける段取りをつけました。そして、20歳になったばかり(たぶん1963年)の秋、有珠湾からホタテ稚貝の輸送を試みます。〈海水を染みこませたスポンジの間にサンドイッチ状にはさんだ稚貝を一斗缶に入れ、それを愛用のリュックサックで運ぶ作戦〉

有珠(うす)湾の最寄り駅である洞爺から函館駅まで2時間、青函連絡船が4時間、青森から気仙沼までは、一ノ関駅での乗り継ぎ時間を含めて列車で約7時間。最終列車で夜中の11時半に気仙沼駅に着いて、迎えに来た父と船で舞根湾に戻り、水槽に稚貝を並べて祈るような思いで眠りました。

しかし翌朝、300個の稚貝は全滅していました。原因は、盗まれないようにとずっとリュックを背負っていたこと。背中の体温が稚貝を温めてしまったのです。〈このため次からは、リュックをおろして輸送したり、一斗缶に氷を入れたりして温度調節に成功。3年目にはホタテ養殖は軌道に乗り、チリ地震津波での借金を返済できました〉

チリ地震津波は1960年。これにより、養殖カキのイカダが流され大きな被害を受けていたのです。文中の〈3年目〉がいつからなのかがはっきりしませんが、輸送に初挑戦したときから3年ということであれば1966年にはホタテ養殖が軌道に乗ったということでしょう。

気仙沼市史4巻「近代現代編」によれば、気仙沼湾におけるカキ養殖は、鹿折村浪板の小野寺清さん が先覚者です。大正15年に岩に着生した天然カキを採集して海底の砂地に直播きしたそうです。そして昭和5年には、筏での垂下式での養殖に成功。むき身をブリキ缶に入れ東京築地市場に出荷して好評を得たといいます。読売新聞の連載の第9回「かき研究所 入りびたる」に詳しく述べられている、東北大農学部の今井丈夫教授が唐桑の舞根に財団法人かき研究所を設立するのは昭和36年(1961)のことになります。

市史でのカキ養殖の記述も2頁半とわずかなものなのですが、ホタテの養殖についての記述は見つかりませんでした。それだけに、気仙沼地区のホタテ養殖が唐桑町の舞根(もうね)湾から始まったということに新鮮なおどろきがありました。まさに、三陸における養殖ホタテ黎明期についての証言といえるでしょう。

なお、記事中にある重篤さんの父は司さん。第6回記事によれば7人兄弟の次男で、旧制横浜専門学校(現神奈川大学)貿易科で学び、中国の重慶で採掘された鉄鉱石を八幡製鉄所に運ぶための船を手配する仕事についたそうです。旧制気仙沼中学に通学とあったので名簿を見ると昭和9年3月卒の旧制気中3回生です。剣道や野球などのスポーツマンだったものの泳げなかったそうです。しかし、1947年にカキ養殖を始めました。重篤さんは〈食糧不足の時代、家族を養うために、櫓をこいで海に乗り出した父には、頭が下がります〉と。そして祖父の清成さんは三陸地方から遠く熊本の旧制五高に進み、唐桑村長もつとめています。そんなこんなのファミリーヒストリーもとてもおもしろい。

この読売新聞〈時代の証言者〉重篤さんの連載は金曜と日曜はお休みですが、あと半月ほど続きます。これからの話も楽しみにしているところです。

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 畠山重篤 森は海の恋人

紫神社の鳥居新設

昨年9月24日のブログで、気仙沼市浜見山(つい南町と思ってしまうのですが、住所表示は浜見山)紫神社の鳥居などを改修する計画についてお知らせしました。そして昨年12月30日、三陸新報が無事に工事を完了したと伝えてくれました。


新鳥居

三陸新報2018年3月30日記事の一部イメージ


鳥居は10月上旬から解体作業を始め、11月中旬に工事がスタートしたそうです。以前はシンプルな「神明鳥居」でしたが、新しい鳥居は「明神鳥居」という形式に。これは、紫神社には明神がまつられていることからとのこと。鳥居の新設に合わせて、擁壁や階段の手すりなどを修復したそうです。また、階段下にある不動明王舎を修復したとのことなのですが、どこにあったかちょっと思い出せません。昨年9月21日の三陸新報記事にあった旧鳥居の写真を紹介しておきます。

旧鳥居
旧鳥居(三陸新報2018年9月21日記事より)


12月30日の記事の最後に菅原宮司(78)の言葉が紹介されていました。「氏子や崇敬者をはじめ、皆さんの寄進によって、元旦を前に新しい鳥居などを設けることができた」と。菅原秀絃宮司は気仙沼市新町の北野神社の宮司さん。紫神社は菅原宮司が兼務しています。

昨年9月の三陸新報の記事のなかにも、菅原宮司の寄進のお願いがありました。皆様の寄進、ご協力で無事に新たな鳥居がお披露目されたことを大変うれしく感じました。震災後、避難所となっていた紫神社の会館にフヂノ薬局の藤野さんを訪ねたことを思い出します。気仙沼を今度訪れる機会があれば、新たな鳥居をくぐり、階段をのぼり、懐かしい紫神社に参拝したいと思っております。このたびの鳥居等の新設・改修にご尽力、ご協力いただいた方々に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

2018年9月24日ブログ「紫神社の鳥居新設」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 紫神社

気中40回生歳祝い

年末年始の休みがあったので、昨年末のニュースで紹介していなかった話題がたまっています。本日はその中から。12月21日の三陸新報に掲載されていた広告です。

歳祝い
三陸新報2018年12月21日掲載広告


気仙沼中学校第40回生の歳祝いご案内。念のため申し上げれば、〈歳祝い〉は気仙沼をはじめ三陸地方などで行われる厄払いなどを目的とした同年同窓会です。気中40回生は私たち気中20回生の20学年後輩となります。昭和46年4月2日〜47年4月1日生まれの46~47歳。気仙沼高校でいうと気高42回生です。知っている方がいるかなと思い、気高同窓会名簿を見てみました。臼福本店の臼井壯太郎さんの名がありましたがそれくらいかな。私たちの同級生の子供となるともう少し下の世代ですね。

私たち気中20回生もこれまで何度も歳祝いや厄払い、感謝の集いなどを開催してきました。以前にもご紹介しましたが、震災の1ヵ月前、2011年2月12日には還暦祝い(&厄払い)、前年8月には物故者慰霊法要(物故祭)をおこなっています。それ以前には、33歳、42歳、49歳、55歳の年に厄除けや歳祝いなどをおこなってきました。震災後では、2012年11月3日に「還暦祝い後1年・震災復興支援感謝の集い」を行っています。また2013年8月27日には「小山隆市君・阿部健樹君ほかを偲ぶ会」も。そして2016年9月24日には気中を卒業してから50年ということでの「あれから50年同年会」も行いました。

私などは東京から出かけていって楽しむだけですが、お世話役の人は大変です。大震災後は、住所リストなどの情報が失われてしまうなどの苦労もあったようです。気中40回生は個々人への案内はせずに、この新聞広告のみの告知としているのも、そうした事情があるのかもしれません。どうぞ、知人や友人で心あたりのある方にお知らせいただければと。会場予約の都合などから参加申し込みの連絡は1月25日(金)までにお願いします。

以前このブログでは、気中6回生の方々の同年会を紹介したことがあります。昭和12年4月〜13年3月生まれで、生徒数は489名。数え歳八十の「傘寿を祝う会」を兼ねて88名の方々が集まったそうです。

私たち20回生は傘寿/80歳までにはまだ間がありそうなので、つぎは古希/70の歳祝いかな。そのまたつぎの喜寿/77歳までにはまたなにか名目を考えることでしょう。どうぞよろしく(笑)。

2016年7月20日ブログ「気中6回生同年会」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気中6回生 歳祝い

東京パラを目指す

2020年東京パラリンピックに、気仙沼出身の谷真海さんがトライアスロンでの出場に挑んでいることは皆さんもご存じでしょうが、もうひとりの選手がいることを知っていますか。齋藤由希子さん(25)(旧姓:加藤)。陸上やり投げでの出場を目指しています。1月1日の三陸新報では、2020パラ五輪を目指す齋藤さんと谷さんお二人を特集していました。

2選手
三陸新報1月1日記事のイメージ


記事のプロフィールによれば、齋藤由希子さんは南気仙沼小、気仙沼中、気仙沼女子高を経て仙台大学に進みました。生まれつき左肘から先がなく、種目クラスはF46(上肢機能障害)です。記事の左下に、右手で、左側のはずした義手を持つ由希子さんの写真がありますが、堂々としていて素晴らしい。

彼女は気仙沼中学時代に砲丸投げを始め、2014年仁川アジアパラ大会では砲丸、円盤投げで金メダル。世界選手権砲丸投げでは2年連続優勝。同クラス砲丸世界記録保持者で、円盤、やり投げで日本記録保持者となっています。現在はSMBC日興証券に所属し、福島県に在住しています。

以前は、砲丸、円盤、やりの3種にとりくんでいたそうです。しかし、得意としていた砲丸は競技人口の少なさからパラ五輪での種目には採用されておらず、リオ大会はやりでの出場を狙ったものの代表には選ばれず悔しい思いをしました。東京大会ではどうするか。自問自答を繰り返し、やり投げに本格的に取り組むことを決めたとのこと。

転向から3年余りで、今は肉体改造の途中ですが〈状態は上向き。安心はしていないが、一気に記録を伸ばせる競技でもあり、必ず記録は出せる〉と前向きです。昨年12月3日に齋藤さんが菅原市長を表敬訪問したことを伝える同月6日の三陸新報によれば、10月にインドネシアのジャカルタで開かれたアジアパラ陸上に日本代表として出場し、5位入賞を果たしています。結婚は昨年のこと。ご主人は仙台大学陸上部の先輩で現在はコーチをつとめている恭一さんです。

2014年10月に韓国・仁川で行われたアジアパラ競技大会の砲丸投げで、世界新記録を出したことについてはつぎのブログに記しました。そこで引用した三陸新報記事によれば、齋藤さんが気仙沼女子高2年の時に東日本大震災がありました。家族は無事でしたが、幸町にあった自宅は津波で流されたとも。

2014年10月27日ブログ「加藤さんの世界新」


本日は、齋藤由希子さんの記事を紹介させていただきましたが、1月1日の朝日新聞パラリンピック特集面には谷真海さんの精悍なランニングの姿とインタビュー記事が掲載されていました。その末尾の真海さんの言葉を引用します。

「パラムーブメントがもっと大きくなれば、人々の意識は変わっていく。それこそ日本でパラリンピックを開催する意義なんだと思う」

齋藤(加藤)由希子さんも谷(佐藤)真海さんも気仙沼中学校の後輩です。決してたやすいことではないでしょうが、全力をつくして2020年東京パラリンピック出場の夢を実現して欲しい。かげながら応援しています。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : パラリンピック 齋藤由希子 谷真海

大島大橋4/7開通

気仙沼大島大橋の4月7日の供用開始を1月4日に県が発表しました。このニュースは、河北新報が1月1日に〈4月7日に開通させる方針を固めた〉と報じていました。ヤフーニュースでも〈半世紀来の悲願実現〉との見出しで配信されました。

大橋河北新報

河北新報1月1日配信記事より(画像クリックで記事にジャンプ)


そして1月5日の三陸新報も正式な県の発表を受けて一面トップで伝えていました。

大橋三陸

三陸新報1月5日掲載記事の一部イメージ


大島大橋の供用開始時期については今春とされていましたが、昨年12月に浪板橋〜大浦間での法面(のりめん)にひび割れが見つかったことで、開通の遅れが心配されていました。これについては、暫定の迂回ルートを設けることで4月7日の開通にこぎ着けることができたようです。まずはよかった。

記事に〈県勢計画から半世紀〉とあるのは、1967年に策定された県勢発展計画に架橋構想が初めて盛り込まれてから半世紀ということです。記事では〈村井知事が2010年9月に11年度の事業着手を明言。震災で島が孤立状態になったことなどから、国の復興事業での整備が決まった〉としています。河北新報1月5日配信記事が半世紀の歩みをコンパクトにまとめていますので引用します。

1967:宮城県発展計画に位置づけ
1987:気仙沼大島架橋促進期成同盟会結成
1993:基本ルートを決定
2001:県が整備目標年次を18年度と公表
2008:架橋ルートを地元に提示
2010年9月:村井知事が2011年度の事業着手を明言
2011年3月:東日本大震災発生
2011年8月:震災に伴う新ルートを地元に提示
2014年11月:架橋本体工事着工
2018年11月:架橋本体工事完了
2019年1月:4月7日開通を発表


1月1日の河北新報は開通方針のニュースに加え、〈4月7日開通、島民に期待と寂しさと 船での帰省は今年で最後に〉との記事も掲載していました。その中で、大島の住民が架橋を願って歌い継いできた〈島甚句〉を紹介しています。

「島と唐桑にそり橋かけて 渡りたいぞや今(只/ただ)一度」

記事によれば、この島甚句が100年前の〈大正6年(1917)に存在したのは確実〉とのこと。〈半世紀〉というのはあくまでも県勢計画からということで、目の前に見える本土/唐桑半島が橋でつながっていればとの思いは、昔も今も変わらないということでしょう。

まずは開通の日が大きく遅れることなく4月7日(日)に決定したことをうれしく思っています。無事にその日を迎えることができますようにと。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 大島大橋 大島架橋

謹賀新年2019

あけましておめでとうございます。正月三が日はゆっくりと自宅で過ごし、きょう4日に仕事場に出勤。年末にある程度は片付けていたので、すっきりとした仕事はじめです。東京の正月は天気にも恵まれて気持ちのよい日が続いています。

これから三陸新報(デジタル版)などをゆっくりとながめようと思っていますが、1月1日の第一面はこんな感じでした。

元旦
三陸新報1月1日紙面の一部イメージ



下部に紹介されているのは三陸新報カレンダー1月「内湾の夜明け」です。文と画は菅原義子さん。サンマのつくだ煮でおなじみの(有)ケイの代表。魚町の人にとっては、カクダイの奥様といったほうが通りがよいかもしれません。その菅原さんが描く「内湾の夜明け」という絵と添えられた言葉にはいろいろな思いと、新しい年を迎えるにあたっての希望というものを感じさせます。

この三陸新報のカレンダーは紙版購読者には配布されているようですが、デジタル版購読者には配布なし。残念ですが、パソコン画面で拝見することにいたします。

5月からは新しい元号となる平成31年/2019年。いろいろと難しい課題もありますが、それだけに平安な一年であって欲しいと心から願っております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

気仙沼の2018年

きょうは12月28日。金曜日ということもあって、本日が仕事納めという人も多いことでしょう。

12月27日の三陸新報に、〈あなたが選ぶ気仙沼市の五大ニュース〉の候補が掲載されていたので紹介します。今年は28項目です。

5大ニュース

三陸新報12月27日掲載記事より


2行にわたる項目が多いので、以下に要約内容を記しました。

①市の人口が6万5千人を切る
②本町の気仙沼中央交番が業務開始
③小原木小学校が閉校
④第38開栄丸と連絡とれず4名行方不明
⑤復興祈念公園コンペ採用案決定
⑥旧小原木中校舎利用のオフィス開始
⑦大谷海岸〜気仙沼中央IC間が開通
⑧新気仙沼図書館がオープン
⑨気仙沼高と気仙沼西高が統合
⑩魚町の防潮堤がミスで22cm高く施工
⑪徳仙丈付近の森林文化センター全焼
⑫気仙沼市長に菅原茂氏が3選
⑬大島でクマの目撃情報。泳ぐ姿も
⑭オリパラでインドネシアのホストタウンに
⑮向洋高校が7年半ぶりに階上地区へ
⑯サンマ水揚げ、不漁の昨年を上回る
⑰オルレ「気仙沼・唐桑コース」始まる
⑱震災復旧・復興工事請負業者が破産
⑲3年に1度の山田大名行列が行われる
⑳新宮市と交流都市の協定を締結
㉑市内循環バスが11月から本格運行
㉒残存4施設も含め全仮設商店街閉鎖
㉓生鮮カツオ水揚22年連続日本一確定
㉔養殖ホタテが貝毒で長期の出荷規制
㉕鹿折ふれあいセンターが開館
㉖観光集客施設「迎」がオープン
㉗年間交通事故死者数4人。前年の倍
㉘震災行方不明女性の遺骨が遺族に

この〈五大ニュース〉は市教育委員会と市立公民館の主催で昭和20年に始まりました。今年で72回目となるはずです。投票は1月10日から22日まで。投票箱は、学校などの公共施設66カ所に設置されます。

私が選ぶトップニュースは、やはり⑩魚町防潮堤の施工ミスかなあ。魚町に生まれ育った者として、この22cmの施工ミスにより、内湾地区住民の意識一体感が損なわれるのではないかと心配しておりました。というか今でも心配しています。

そんなこんないろいろありましたが、今年のブログは本日までといたします。震災の年2011年4月から始め、土日を除き毎日書いてきて、このブログで2014回目となりました。これも、同級生をはじめご愛読いただいている皆さんがいるからこそと。

今年もありがとうございました。どうぞ皆様、良い年をお迎えくださいますように。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 五大ニュース

謙さんとのXmas

12月22日、気仙沼市港町のK-portでオーナー渡辺謙さんによるクリスマスディナーが催されました。16:30からと20:00からの2度にわけて20名ずつの予約制で料金は5千円。そして12月23日には謙さんがツイッターでその様子を2枚の写真とともに紹介していました。

クリスマスディナー

渡辺謙さん @harryken311 のツイッター12月23日投稿より(画像クリックで投稿にジャンプ)



ツイートの中にある〈三國さんホロホロ鳥、トリフ最高でした〉とあるのは、当日のメイン料理である三國清三シェフスペシャル〈宮城県産ホロホロ鳥のトリュフ焼き〉のこと。

三國清三(みくに・きよみ)さんは、日本を代表するシェフのおひとり。K-portのスタート時からそのメニュー開発に協力しているほか、今年で15回目を迎えた〈プチシェフコンテスト in 気仙沼〉でも審査員をつとめてくれるなど、気仙沼をなにかと応援してくださっています。ありがとうございます。

2枚目の写真では、謙さんが女性にお酒をサービスしています。シャンパーニュなのでしょう。この立ち姿を見ていると、俳優を職業とする渡辺謙さんなのか、謙さんが演ずるベテランの給仕長/メートル・ドテルなのかちょっと頭が混乱します。いずれにしても、こうして一人ひとりへの丁寧なサービスがおこなわれたことと思います。渡辺謙さんとのXmasディナー。ホント素晴らしい。

K-portは、今年11月に5周年を迎え、11月4日には謙さんと尾崎亜美さんによるライブイベントを催したばかりです。そして、12月22日のクリスマスディナー。今年も渡辺謙さんには気仙沼がいろいろとお世話になりました。お礼を申し上げます。ありがとうございました。

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 渡辺謙 K-port

藤田トランポリン

気仙沼市弁天町にトランポリンパーク「F-BOX」が12月22日にグランドオープンしました。12月21日に三陸新報に広告が掲載され、12月23日は三陸新報の記事としても紹介されていました。



三陸新報12月21日掲載広告

トランポリン
三陸新報12月23日掲載記事の一部イメージ


記事によればこの施設は、包装資材を販売する藤田製函店(藤田秀一郎社長)が、冬場に使うことが少なくなる資材倉庫を改装して設けたもの。繁忙期の5月上旬ごろまでの限定オープンです。こうしたトランポリンの屋内遊戯施設は東北で初めてだとのこと。ロングトランポリンが1面、連結トランポリンが5面のほか、高さ4mのボルダリングウォールも設けられています。会員登録料(初回登録時のみ)が500円、ジャンプ料金は1時間の場合、子供が900円、一般1100円です。年末年始の12/30~1/3 はお休みとなります。営業時間など詳しくはホームページをご覧ください。

藤田製函店は昭和8年に創業したそうです。今年で85年。そして「F-BOX」の運営を司るのは藤田秀一郎社長の息子さん、一平さんです。気仙沼の観光プログラムのひとつである〈ちょいのぞき気仙沼〉でも、気仙沼の漁業や水産業に欠かすことのできない函屋/箱屋の仕事を面白く紹介してくれています。ご存じの方も多いことでしょう。

ホームページの藤田一平さんのあいさつ文の中に〈宮城県は2年連続全国2位(2018年は3位)の肥満県として不名誉な記録を打ち残しています〉との記述がありました。そんなこともあって一平さんは、気仙沼の一企業として地域の為に何かできることはないかと思案を重ね、この社会的課題の解決と、お世話になった地域の皆様への感謝と恩返しの気持ちを込めて、「トランポリンパークF-BOX」を開業することにしたとのこと。

宮城県が肥満県だったとは知りませんでした。その中にあって気仙沼の人は車を利用することも多く、あまり歩かないという話もよく聞きます。そんなことを考えると、季節限定とはいうものの、社会的な意義もあるし、地域ニーズにこたえた試みであると思います。事業としても成功して欲しいと思っております。どうぞ是非一度おでかけくださいますように。

(追記)本日夕方に臼井真人君(3年2組)からメールがありました。藤田一平さんの奥様は、ふかひれの〈福寿水産〉臼井弘君(4組)の娘さん。弘ちゃんの一男二女のうちの次女とのこと。ということは、F-BOXの〈F〉は〈藤田〉だけでなく、〈福寿〉の頭文字でもあったのか。どうかはわかりませんが、そういうことでどうぞよろしく。

F-BOX公式ホームページ

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : F-BOX トランポリン 藤田製函店

三△のホンマグロ

12月23日の三陸新報にこんな記事が。

ホンマグロ
三陸新報12月23日掲載記事の一部イメージ


気仙沼市魚市場に水揚げされたホンマグロ(クロマグロ)が、今年最高のキロ当たり9010円(1匹69万円)で落札されたとの記事です。重量は77kg。記事は落札業者の「本マグロは水揚げが少ないだけに、本当に助かる。年末ということで、豊洲でもいい値段で取引されれば」との期待の声を紹介しています。

私はこの落札業者がミツウロコではないかと思いました。というのも、12月11日のブログ「ミツウロコの隆一君」のなかで、一昨年4月に震災後の最高値1匹約230万円で本マグロを競り落とした千葉隆一君の話を再び紹介したばかりだったからです。

しかし記事には業者名は記されていません。残念と思いながら写真をながめていて驚きました。マグロの魚体に貼られている小さな紙に記されているのは「三△」ではないのか。その部分を拡大して反時計回りに90度回転してみましょう。

ミツウロコ

どうでしょう。微妙か。これが三△(ミツウロコ)に見えるのは私だけか。もしかして二乙(ニオツ)か(笑)。

2016年4月にミツウロコが落札したホンマグロは160kgで1匹230万円。キロ当たりで1万4300円になります。大きかったし高かったんですね。かなり競り合ったのでしょうか。

それはともかく。 豊洲市場で今回のマグロにいい値がついたようであればなによりです。そうすれば隆一君もよい大晦日、お正月を迎えることができるだろうと。ミツウロコでなかったら、ゴメンナサイ。


12月11日ブログ「ミツウロコ隆一君」
2016年4月13日ブログ「隆一君とホンマグロ」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : ミツウロコ

クリスマスの宵に

きょうは12月24日。ということで、クリスマスイブにふさわしい(かどうかわかりませんが)写真を一枚ご紹介。


クリスマス


左が気仙沼小学校3年生だった私、右は気仙沼中学校1年生の兄です。アルバムには母の字で、昭和35(1960)年12月24日の日付と〈クリスマスの宵に〉と記してあります。6枚中の1枚で、ほかにはクリスマスケーキを前にしての家族4人をセルフタイマーで撮ったものや、兄弟ふたりがクラッカーのひもを引いての破裂の瞬間などがうつっていました。

兄と私のピエロみたいな変装は、たしか父が東京出張の際のクラブかバーで〈買わされた〉とかいうクリスマスセットです。父は漁業会社につとめており、築地での水揚げなどがあれば東京に出張していました。そんな時には、魚問屋とか卸の関係での接待もあったのでしょう。私がもう少し大きくなってからのことと思いますが、男が女の人の格好をしているバー(つまりはゲイバー)に連れていってもらったという話や、キャバレーのパンフレットというか、ショーダンサーらの紹介写真が掲載された結構りっぱなプログラムを見せてもらったこともありました。赤坂の「ミカド」だったと思います。

そんな父の土産話を、母はいやがることなく面白がって聞いていたように思います。私はそんな話をどんな気持ちで聞いていたのか、今では思い出すことができません。

このクリスマスイブの写真を撮ったときの両親の年齢を計算してみて驚きました。父が41歳、母が37歳。ありゃま母はまだ30代か。昨年の10月に94歳で亡くなりましたが、このときはまだ若かった。もちろんだけど(笑)。

58年前のクリスマスイブ。この写真を見ていると、息子たちにいろいろと指図して写真を撮っていた、父と母の気持ちになってしまうのが不思議です。

2013年12月23日ブログ「プレゼントは拳銃」

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

仏像と目があって

気仙沼のリアス・アーク美術館でいま、第3回リアス・ジュニア絵画コンクール展が開催されています。これは気仙沼市、南三陸町で暮らす小学生がだれでも参加できる絵画公募展です。募集テーマは「あんなこと、こんなことしたよ」。その入賞作品が、12月13日の三陸新報に紹介されていました。どの作品もすばらしい。ということで、その紙面をご紹介。

入賞作品2

三陸新報12月13日掲載記事より


大賞1点と優秀賞3点に付された選評も的確であると感じました。私の目を引いたのは、佳作として左下に紹介されている「仏像と目があって」です。気仙沼小学校5年の畑山姫来さんの作品。テーマというか視点が面白いし、とても丁寧に描かれています。そして「仏像と目があって」というタイトルもいい。本人がつけたのか、美術館によるものかわかりませんが気に入りました。この作品に〈気中20プラス賞〉を(笑)

仏像と目があって

仏像は阿弥陀如来でしょうか。阿弥陀さまと目が合った小五の児童の気持ちを想像するとなんかほほえましい。募集テーマは「あんなこと、こんなことしたよ」ということですから、家族とどこかのお寺さんに行ったときの体験、思い出かな。

このコンクールには220点もの応募があったそうです。展覧会は12月24日(月)まで。本展観覧は無料です。また来場者全員に作品が掲載された特製カレンダーを差し上げているとのことです(来場者多数の場合は先着順)。どうぞ、お出かけください。

リアス・アーク美術館/本展紹介内容

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : リアス・アーク美術館

経済産業大臣賞!

〈気仙沼漁師カレンダー2019〉が、第70回 全国カレンダー展で経済産業大臣賞を受賞しました。すでに発行者である気仙沼つばき会さんのFacebookでお知らせがありましたが、きのう12月18日の三陸新報にも記事が掲載されました。

最高賞

三陸新報12月18日記事の一部イメージ


この全国カレンダー展は、日本印刷産業連合会とフジサンケイ ビジネスアイが主催するもので、第70回という回数でもおわかりのように、印刷やデザイン関連業界のなかでとても歴史のあるコンクール。受賞実績が各社の力量評価ということになりますので、各社ともこれぞという力作を出品します。

このコンクールには3部門があります。第1部門は BtoB 向け企業カレンダー(得意先等企業・団体に配布するカレンダー)、第2部門は BtoC 向け企業カレンダー(一般消費者に配布するカレンダー)。Bは企業、Cは消費者です。そして漁師カレンダーがエントリーした第3部門は出版・小売販売・既成カレンダーという区分。

第3部門での金賞は4点あるのですが、経済産業大臣賞、文部科学大臣賞が各1点、経産省の関係局長賞が2点となっています。明らかに経済産業大臣賞が最高賞、つまり一等賞です。

漁師カレンダーはこれまで、2014年版が経済産業大臣賞(金賞)、2016年版がフジサンケイビジネスアイ賞(銀賞)、2018年版が審査員特別賞(銀賞)を受賞しており、4度目の受賞となりました。今回の2019年版の経済産業大臣賞(金賞)は2度目ということになります。

私がとてもうれしく思ったのは、記事のなかに、初回2014年版は都内の大手印刷会社が手掛けたが、それ以降の4回とも地元の三陸印刷に発注していると記してあったこと。三陸印刷さんにとってもうれしい受賞となりましたね。なお、2014年版の印刷は(株)日光プロセスさんです。この回の制作会社であるサン・アドさんが依頼したことからもわかるようにそのクオリティに定評のある会社です。出品者としてその名がありましたから、全国カレンダー展への出品も日光プロセスさんからの発案かもしれません。

表彰式は、1月21日です。発行者である気仙沼つばき会さん、企画制作会社のバンブーカットさん、印刷会社の三陸印刷さん、そして素晴らしい写真を撮影してくださった奥山由之さんに心からお祝いを申し上げます。それぞれの仕事がしっかりと評価されて本当によかった。おめでとうございます。

(追記)本日午後3時20分ごろからクリス智子さんのFM/J-WAVE「GOOD NEIGHBORS」に、漁師カレンダーの企画制作会社バンブーカットの代表 竹内順平さんがゲストで登場していました。〈梅干しプロデューサー〉として、話のメインは梅干しについてなのですが、最後に気仙沼漁師カレンダーや気仙沼つばき会のこと、そして経済産業大臣賞受賞について紹介してくださいました。ありがとうございます。なお、放送の中でもクリスさんが紹介していましたが、竹内順平さんは気仙沼さんま寄席などでもお世話になっている立川志の輔師匠の息子さんです。気仙沼は竹内さん親子両方にお世話になっているということになりますね。念のため申し添えます)

漁師カレンダー2019やこれまでのカレンダー写真家紹介は下記のブログにて。

11月7日ブログ「奥山由之の写真集」
11月8日ブログ「漁師写真家の皆様」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 漁師カレンダー 奥山由之 カレンダー展

重篤さんの新連載

読売新聞の朝刊連載「時代の証言者」に本日から気仙沼市唐桑の〈森は海の恋人〉活動でも広く知られる畠山重篤さんが登場します。12月12日に読売新聞編集委員室のツイートで知りました。動画紹介も含まれています。


証言者

読売新聞編集委員室12月12日ツイート画像


読売新聞ツイート中の動画はこちらから


そして本日12月17日朝刊の第1回目はこんな感じでした。今シリーズの〈聞き手〉担当の編集委員 鵜飼哲夫さんによるリード文はつぎのとおりです。

〈漁師が山に木を植え、海を豊かにする活動「森は海の恋人」を始めて30年になる。海と川、そして山をひとつながりの自然として大切にする実践は高く評価され、2012年に国連の「フォレストヒーローズ(森の英雄たち)」に選ばれた。東日本大震災での苦難をも乗り越えた挑戦の人生を振り返ってもらった。(編集委員 鵜飼哲夫)〉


1回目3
読売新聞12月17日掲載記事


今日から、金曜と日曜を除く毎日、約30回にわたって連載されます。先週までは、なかにし礼さんでしたがこれも大変興味深い内容でした。〈時代の証言者〉重篤さんの話にも大いに期待しているところです。

国連の「フォレストヒーローズ」については、以下のブログに記しております。

2012年2月14日ブログ「国連の畠山さん」

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 畠山重篤 森は海の恋人 時代の証言者

「ペンターン」女子

大震災から7年9か月となった12月11日。読売新聞の特別面「大震災 再生の歩み」では、被災地に移住した20歳代の女性の活躍を紹介していました。「被災地へI(アイ)ターン 20代の挑戦!」。記事のなかで、気仙沼市唐桑に首都圏などから移り住んだ「ペンターン女子」が紹介されています。


全体

読売新聞12月11日朝刊記事の一部イメージ

拡大

上記紙面の一部拡大イメージ


まずは記事のリード文を。〈復興途上の東日本大震災の被災地で、全国各地から移住してきた20歳代の女性の活躍が目立つ。漁師や自治体職員として働きながら、豊かな自然を満喫。Iターン組ならではの視点で、SNSを使って三陸の魅力を発信するなど、被災地に新風を吹き込んでいる。若年層の人口流出に悩む地域にとっても貴重な存在だ。〉

この後、「浜の編集者」の見出しで、陸前高田市の広田湾「マルテン水産」につとめる神奈川県出身の三浦尚子さん(27)を紹介。その後に、気仙沼の唐桑に移住した女性たちの話が続きます。見出しは「ペンターン女子」。記事を引用します。

◎ペンターン女子

宮城県気仙沼市の唐桑半島では、首都圏などから移り住んだ20歳代の女性たちがグループを結成した。英語で半島を意味する「ペニンシュラ」と、「Iターン」をかけ合わせ、「ペンターン女子」を名乗る。約6000人が暮らす半島での生活や自然などを、インスタグラムやブログで発信している。
東京都出身の根岸えまさん(26)らの呼びかけで、15年に結成された。メンバーは現在8人。震災時、立教大1年生だった根岸さんは、ボランティアとして半島を訪れ、復興に向けて奮闘する住民たちに出会った。「一緒に半島を活気づけたい」と、卒業と同時に移り住んだ。
今は一般社団法人の職員として、新たな移住者の窓口役を務める。ペンターン女子の仲間と漁師の家で郷土料理を味わったり、作り方を教えてもらったり……。今年は地域の夏祭りを初めて企画した。毎日が新鮮で、「多くの人に伝えたいことばかり」と笑顔を見せる。(引用は以上)

記事の見出しに〈移住組 SNSで三陸発信〉とありましたが、こうして全国紙が大きくとりあげてくれるのも、彼女らの情報発信力のよるものでしょう。

私がいつも感心するのは、彼女らが地元の人たちに溶け込んで地域活動をおこなっている(ように見える)ことです。今年9月16日の目黒のさんま祭で〈松圃(まつばたけ)虎舞〉を演じてくれた皆さんの中に根岸さんらもいました。Vサインをつくりながらの皆さんの笑顔に、心地よい一体感を感じました。9月19日のブログで紹介した写真を再掲します。

松圃虎舞メンバー

松圃虎舞保存会と気仙沼市立中井小学校の皆さん(クリックで拡大)

9月19日ブログ「松圃虎舞の皆さん」

多くのメディアでの〈ペンターン女子〉の紹介は、彼女らと接する機会のない人たちには一見〈目立ちすぎ〉のように見えるかも知れませんが、これもみんなの仕事、役割のひとつでしょう。その辺のバランスは彼女らも気をつかうというか、苦労しているところではないかと勝手に想像しています。そこんところのご理解、どうぞよろしく。今週はこれにて。きょうの東京は、ちょっと寒いのですが、晴天でとても気持ちいい。

「Pen.turn/ペンターン女子の休日」サイト

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 唐桑 ペンターン女子

ありし日の「仲町」

三陸新報の連載〈今を見る「途上の街」〉は気仙沼市や南三陸町の復興状況を写真で紹介する記事です。12月9日は気仙沼市仲町地区を紹介していました。

仲町

三陸新報12月9日記事の一部イメージ


仲町というと、故 小山隆市君(3年6組)のコヤマ菓子店があった地区。記事の写真、右端の角がコヤマだと思うのですが、ちょっと自信がありません。道路の取り付けが違っている可能性があるからです。

記事にも〈復興に際して土地区画整理事業の対象地区となったことから、道路の付け替えなどが行われた。かつては港町方面と南気仙沼駅方面が一直線で結ばれていたが、新たな幹線道路は港町方面と気仙沼大橋方面をダイレクトに結ぶ形になった〉と記してありました。

記事には、幸町側のホテルの再建、仲町側でのドラッグストアのオープンや大型書店が戻ってきたことが書かれています。ホテルは磯村さん。ドラッグストアはツルハドラッグさん、書店は宮脇書店さんで、写真の右奥に背面がうつっています。

コヤマ菓子店の小山裕隆さんが10月31日のブログで、仲町大通り会の臨時総会について記していました。震災後7年半ぶりの集まりで盛会だったようです。しかし、商店街としての存続は難しく、会は解散するということになったと。

そのブログには、懐かしい写真が沢山紹介されています。七夕まつりなども。ありし日の「仲町大通り」です。

小山裕隆さん10月31日ブログ

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

ミツウロコ隆一君

三陸新報の連載「わが社の屋号」第11回に、気中同級生が経営する会社が紹介されていました。気仙沼市弁天町の三ツウロコ商店です。

ミツウロコ
三陸新報12月7日掲載記事


現在の社長は2代目となる千葉隆一君(66)(3年10組)です。初代/創業者は一関出身の千葉夏雄さん(90)です。終戦で満州から引き上げてきた後、気仙沼市南街の足利本店に。実姉がお世話になっていた縁があったそうです。その後は魚市場職員もつとめたということですが、これは南町に魚市場があった時代の話でしょう。

独立したのは昭和30年代半ばのこと。弁天町で鮮魚出荷を始めました。隆一君が気仙沼小学校に通っていたころだと思います。そして1965(昭和40)年に会社化したときに、社名を現在の「三ツウロコ商店」にしたといいます。頭文字の〈三〉は、独立するときに、姉の夫、妻の弟との3人で商売を始めようとしたことに由来するそうです。結局は1人で創業したそうですが、社名は当初案のままにしたとのこと。

私は全部カタカナの〈ミツウロコ〉かと思っていたのですが、冒頭が漢数字〈三〉の〈三ツウロコ〉なのですね。これは商号登記上のことで、通常は〈ミツウロコ〉としているのではないでしょうか。

伝統的な紋所(もんどころ)では、三角形を〈ウロコ〉と呼びます。魚の鱗(うろこ)に由来します。〈一つウロコ〉を丸で囲んだ屋号というか〈コーポレートマーク〉として有名なのは武田薬品の商標でしょう。そして〈三つウロコ〉は文字通り(株)ミツウロコのマークでもあります。中学高校時代にお世話になった豆炭アンカのミツウロコです。歴史好きにとっては北条氏の紋所として覚えているかもしれません。

2社マーク

興味深くながめたのは、三陸新報記事の社名見出し〈三ツウロコ商店〉です。明朝体で記しているので〈三〉の字が漢字であることがはっきりとわかります。そして、この明朝体特有の横線の止め部の三角は〈ウロコ〉と呼ばれているのです。漢字の明朝体〈三〉にはまさに三つのウロコがあることがとても面白い。

記事の最後に千葉隆一君が紹介されていました。〈2代目で社長の隆一さん(66)が跡を継いでからは、築地市場で仲買をしていた経験を生かし、マグロの鮮魚出荷に特に力を入れ、現在はカツオやメカジキなども扱う。隆一さんは「築地でもミツウロコの名は通っている。これからも大事にしたい」と話す。〉

元気でやっているようでなによりです。一昨年4月に気仙沼市魚市場でホンマグロ(クロマグロ)が、震災後の最高値1匹約230万円で取引されたと話題になりました。そのマグロを競り落としたのは、ミツウロコの隆一君でした。下記のブログで紹介しております。こちらもご覧いただければと。

2016年4月13日ブログ「隆一君と本マグロ」

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : ミツウロコ商店

クリスマスケーキ

本日は季節の話題。クリスマスケーキの話です。故 小山隆市君(3年6組)の長男 裕隆さんの11月29日のブログに今年のコヤマ菓子店/クリスマスケーキが紹介されていました。

クリスマスケーキ

(画像クリックで拡大)コヤマ菓子店 気仙沼市田中前1-4-8


12月15日までご予約のお客様は定価より10%割引とのことです。メールは、 koyamacake@gmail.com まで。電話やFAXでのご注文は0226ー22ー0868にて。いずれも下記の内容をお伝えください。なお、ケーキの大きさは1号=直径3cm。たとえば4号は直径12センチとなります。

1:お名前(  )
2:ご住所(  )
3:お電話番号(  )
4:ご希望のケーキの種類(  )
5:大きさ(  号)
6:ご希望の受け渡し日時(12月 日)

なお、このブログでのコヤマ紹介は私が勝手にやっていること。裕隆さんから頼まれたわけではありませんよ。念のため(笑)。

気仙沼では12月2日(日)に海の市2階を会場にして「けせんぬまお菓子フェア2018」が開催されました。このフェアは市内の菓子のPRや消費拡大を図ろうと2007年から開催されているそうです。今年はコヤマ菓子店を含む12店・団体が参加しました。

そして今年は本吉町津谷松岡の〈菓心 富月〉が初参加。店主の畠山賢一さんの奥様は気中同級生の旧姓 千葉栄子さん(3年2組)です。賢一さんが考案したという30年余り続くロングセラー「バターどら焼き」や「竹炭黒まんじゅう」がおすすめとのことです。

三陸新報に掲載されていたフェア参加店の中で私が小学生だったころから知っている店は、コヤマと紅梅とサイトウ(斉藤菓子店)ぐらいかな。魚町の〈いもや〉、南町の〈谷村〉もすでにありません。クリスマスが近づくといつも思い出す、両店のケーキの話はつぎのブログに記しました。お手すきのときにでも。

2011年12月26日ブログ「Xmasの甘き香り」

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : コヤマ菓子店 富月

ワンライン2018

今年もワンライン気仙沼イルミネーションが開催されます。12月8日(土)が点灯式で来年1月14日まで。12月6日の三陸新報に告知広告が掲載されていました。


ワンLINE
三陸新報12月6日掲載広告

期間:12月8日(土)~2019年1月14日(金)
時間:18:00~22:00
地区:気仙沼市内(迎・海の市・八日町エリア・協力企業社屋など)

このプロジェクトは、〈気仙沼クリスマスイルミネーション〉として2012年にスタートし、2013年からは、気仙沼「湾」と共に、心を「ひとつ」にという想いを込めた〈ONE-LINE(ワンライン)〉という名を冠しています。今年で7回目。主催はONE-LINE実行委員会で、委員長は気仙沼観光タクシー代表の宮井和夫さんです。気仙沼市が共催し、気仙沼青年会議所、東北電力、気仙沼地域開発が協力しています。

イルミネーションの設置場所はいつも苦労していました。内湾地区は防潮堤工事の関係で使うことができないため、〈海の市〉や田中前大通り、八日町などでの開催となっていました。点灯式も海の市の駐車場やは旧朝市広場などを利用してきましたが、今年は〈旧 エースポート広場〉です。内湾商業施設「ムカエル(迎)」も完成して、内湾の新しい風景が少し見え始めてきただけに、関係者にとっては〈やっとこの場所で〉との思いでしょう。

点灯式のスペシャルライブでは、もうおなじみのMay J.さんが歌います。連続6回目。いつもありがとうございます。そしてシンガーソングライター中西圭三さん、劇団WAHAHA本舗の歌姫〈梅ちゃん〉こと梅垣義明さんもステージに。19:50からは内湾で冬花火大会です。ムカエルのデッキで花火というのは格別だと思います。12:00からは旧 エースポート広場で地元の美味しいものがいっぱいの〈TABE-LINE〉(食べらいん)も。

このイルミネーションプロジェクトですが、いつも予算の確保には苦労しているようです。アーチストを招きますから、その費用負担への様々な声もあるようです。毎年、宮井委員長の開催決断に関してのメッセージを読むたびにちょっとつらい気持ちを感じてもきたのです。多額の持ち出しもあることでしょうし。しかし、今年はちょっと特別。告知広告のイベントタイトルの上には、〈内湾商業施設「迎」グランドオープン記念〉の文字も見えます。新しい内湾の施設や風景をイルミネーションや花火とともにお披露目しようということか。

公式サイトのなかには、募金・協賛のお願いがありました。会場でも同様のお願いがあるかもしれませんが、皆様のお気持ちでご協力をいただければと。どうぞよろしく。

ONE-LINE気仙沼 公式サイト

  

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : ワンライン気仙沼

最後のうれるべ市

〈ほぼ日〉さんの22回目となる〈うまけりゃうれるべ市〉が本日12月6日(木)午前11時に始まりました。(追記:午後4時には完売とのことです。ありがとうございました)




(画像クリックでサイトにジャンプ)


このうれるべ市は、〈気仙沼のほぼ日〉ができたことをきっかけに、糸井重里さんをはじめ、ほぼ日の皆さんが東北に通うなかで〈こりゃうまい〉と思ったものだけを選んで開催する〈市場〉です。2013年8月を初回としてこれまで21回もおこなわれてきました。斉吉商店さんの商品など気仙沼の品々に岩手や福島など東北各地のうまいものを加えた商品セットを、各商品の詳しい説明とともに販売してくださったのです。

22回目となる今回のタイトルは〈きっと最後のうまけりゃうれるべ市〉。来年2019年11月で〈気仙沼のほぼ日〉がお開きとなることにともなって、今回でいったんおしまいとすることにしたそうです。

今回の商品は〈2018最後のうれるべ年越しセット〉です。〈気仙沼で出会った東北のおいしいものを厳選し、年末年始の食卓やお歳暮にぴったりのセットにしてお届けします。すべて常温保存品。「うれるべ市」歴代ラインナップから選んだ味。のしつきにもできます〉とのこと。

詳細はほぼ日の販売サイトをご覧いただきますが、商品ラインナップはつぎの品々です。

金のさんま(斉吉商店)
炭火手焼ふりかけ(大菊)
青のり佃煮(横田屋本店)
気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース(石渡商店)
味付ぽん酢柚子 君がいないと困る(八木澤商店)
菜種油(一関市/デクノボンズ)
田老かりんとう(宮古市/田中菓子舗)

ほぼ日さんや、これまでのうれるべ市で気仙沼などの商品をお求めくださった多くの皆様には、本当に感謝しています。うれるべ市は〈きっと最後〉でしょうが、これをきっかけに結ばれた皆様とのご縁がこれからも長く続きますように。ありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしく。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : ほぼ日 うれるべ市

柏木氏コピー講座

11月30日の三陸新報に〈キャッチコピーの作り方の講座〉案内が掲載されていました。小さな記事なので見落とした人もいるのではないかと思い紹介します。


柏木さん講座
三陸新報11月30日記事より


内容:イベントや市民活動などで、人の心を動かすキャッチコピーの作り方を学ぶ講座
講師:コピーライター柏木克己氏
日時:12月8日(土)午後3時~
会場:気仙沼市役所ワンテン庁舎
主催:気仙沼市民活動支援センター
定員:30人
参加費は無料。託児も受け付けます。
問い合わせ:電話(0226)22-6600 内線335 まで

講師の柏木克己さんは、広告など企業コミュニケーション分野の第一線で活躍するコピーライター。ご自身のプロフィールで〈自称コピーライター〉していますが、東京コピーライターズクラブ(TCC)、大阪コピーライターズ・クラブ(OCC)双方に所属し多くの実績をもつプロフェッショナルです。

柏木さんは、震災後の気仙沼をいろいろとご支援くださっています。リクルートさんから出向しリアス観光創造プラットフォームなどの支援にあたっていた森成人さんとの関係が気仙沼と柏木さんのご縁のきっかけだったと思います。2016年1月20日にも、市民活動支援センター主催で柏木さんによる〈つたえる講座キャッチコピー編〉が開催されたことはこのブログでもお伝えしました。

講座以外でも柏木さんのお名前をブログで紹介したことがあります。「2018日本BtoB広告賞」企業カタログ部門で最高の金賞を受賞したアサヤ(株)さんの会社案内です。そのプロデュースも柏木さんの仕事でした。〈自称コピーライター〉にとどまることなく、クリエイティブディレクターとして関係分野で高く評価されているのです。

講座内容は〈キャッチコピー〉が強調されていますが、企業や団体などでコミュニケーションに関わる仕事をしている人にとって、とても参考になる講座であると思います。参加費は無料ですし、託児受付ありと配慮が行き届いていると感じました。今度の土曜日の午後3時から。是非ご参加ください。

最後になりましたが、柏木さんの継続的なご支援にお礼を申し上げます。いつもありがとうございます。

2016年1月7日ブログ「柏木克己さん講座」
2018年6月22日ブログ「アサヤの会社案内」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 柏木克己

nendoのマグロ船

先週の金曜日、11月29日の三陸新報。気仙沼の臼福本店さんの新造船起工式が11月27日におこなわれたのを受けての記事を読んで、ちょっと驚いたことがありました。

新造船

三陸新報11月29日記事の一部イメージ


記事を少し引用します。

「遠洋マグロはえ縄漁業を経営する気仙沼市魚町の臼福本店が、乗組員の労働環境に配慮した新船の建造を進めている。国内のマグロ船では初とされるインターネットが洋上で常時利用できる「Wi-Fi」を完備。デザインや機能性を重視した居室など、従来の漁船のイメージを刷新する設計で、若手乗組員の確保につなげたい考えだ。「改革型遠洋マグロはえ縄漁船」と銘打った新造船は総トン数が486トン。同社としては7隻名で、東日本大震災後の建造としては2013年11月に完成した「第18昭福丸」(439トン)に続いて2隻目となる」(引用は以上)

新造船のコンセプトは、居住環境に力を入れた「人が集まる魅力ある船」。若手船員の定着率の低さなどを受けてのことだといいます。私が驚いたのは、内外装を佐藤オオキさんに依頼したと記されていたこと。佐藤オオキさんという名はそうあるわけではありませんが、デザインオフィス「nendo(ネンド)」代表の佐藤さんでしょう。

三陸新報の記事では〈東京・銀座などで店舗設計を手掛けるデザイナーの佐藤オオキさんにデザインを依頼し、船体の内外装にもこだわった〉とあるのですが、これはちょっとポイントがずれているような気がします。佐藤オオキさんは、店舗などの空間デザインもおこないますが、家具や食器などとても幅広いプロダクトデザインを数多くてがけています。2006年にはNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」の一人に選出されるなど、国内のみならず国際的に活躍しているデザイナーです。今年7月には、フランス国鉄の高速鉄道TGVのデザインを担当することが発表されました。2023年の運行開始です。

イタリアのミラノにもオフィスがありますが、東京オフィスは赤坂の草月ビルの中に。そして、以前にこのブログでも紹介したように、草月ビル2階にあるカフェ、コーネルコーヒーは、気仙沼のマザーポートコーヒーとnendo、そしてクラウドファンディングのミュージックセキュリティーズのコラボレーションで誕生したカフェなのです。マザーポートコーヒー/アンカーコーヒーを運営する気仙沼のオノデラコーポレーションさんは、はえ縄漁の漁具販売などもてがけています。そんなこともあって、専務の小野寺靖忠さんなどがnendoと臼福さんとの間をとりもったのではないかと勝手に推測しています。

三陸新報の〈東京・銀座などで店舗設計〜〉という記述は、今年1月にグランドオープンした資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」の空間デザインのことを指しているのかもしれません。銀座と聞くと、阿川佐和子さんが実行委員長をつとめる〈やっぱ銀座だべ〉プロジェクトから、臼井壯太郎社長と阿川さんとのご縁なども連想されるのですが。

記事に新造船の完成イメージが紹介されていますが、私はこのちょっとアールデコを思わせるグラフィックデザインにnendoらしさを感じませんでした。船の煙突/ファンネルに臼福の屋号「チガイヤマホシイチ」が記されており、その要素をモチーフにしているのか、いや船舶の国際信号旗からかなどと想像してもみるのですが、よくわからない。そのうちに詳しい情報が紹介されることでしょう。

今回のデザインでは、乗組員が洋上で長期間生活する居住部屋にはホテルの一室をほうふつとさせるデザインを採用したとのこと。従来の船より天井を高くしたほか、1人当たりの床面積を広くし、寝台も大きくするなどしたそうです。これはとてもよい試みですね。〈次世代マグロ船〉のひとつの特徴といってもよいでしょう。こうしたところにnendo/佐藤オオキさんらの知見が活かされたはずです。

こうした新たな試みを知って、私は2013年に実施された気仙沼の漁業関係者によるノルウェイ視察を思い出しました。その成果がこの新造船にもあらわれているのではないかと。これについてはまたあらためて。

なお、総工費は約8億円で、水産庁の漁業構造改革総合対策事業の補助金を活用し、建造はみらい造船吉田工場(市内波板)が請け負ったそうです。完成は来年10月を予定しています。

臼井壯太郎社長など臼福本店の皆様や佐藤オオキさんら関係者の方々に新造船起工のお祝いを申し上げます。新時代にふさわしい改革型遠洋マグロはえ縄漁船の無事の完成、進水を願っております。

佐藤オオキ/nendoサイト内プロフィール

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 臼福 佐藤オオキ

「マルヤマカ」高順

いつも楽しみにしている三陸新報の連載「わが社の屋号」。10回目は〈マルヤマカ〉高順商店さんでした。


マルヤマカ高順
三陸新報11月23日記事


創業は、1951(昭和26)年といいますから、ちょうど私たち気中20回生(生年1951年4月~52年3月)の多くが生まれたころ。つまり創業67年。初代/創業者の高橋順次郎さんは、宮城県栗原市岩ケ崎出身です。記事に〈戦時中は陸軍に所属し、戦地へ赴いた〉とありました。

復員後、つながりがあった気仙沼市南町の水産会社で働いていたそうです。旧魚市場近くということですね。創業の地は市内仲町。高橋商店の名で、松岩などで沢山とれたカニの買い付けなどを始めたそうです。これは順次郎さんの奥様であるまさ子さん(91)の話。

〈マルヤマカ〉の屋号は、順次郎さんの実家の屋号「∧カ」(ヤマカ)に○(マル)を加えたものだそうです。そして1982(昭和57)年に会社化したときに、現在の社名(株)マルヤマカ高順商店としました。

現在の社長は2代目の高橋好伸さん(70)。現在は、カツオやメカジキ、マグロ、前浜物などの鮮魚出荷を中心にしていますが、今後は震災前におこなっていた加工の完全復活を目指したいとのことです。

記事の写真がいいですね。〈昭和30年代、仲町にあった事務所前にて〉。仲町/内ノ脇、今でいう南気仙沼地区の経済的な成長が始まったころでしょう。写真にうつっている方は、創業者の高橋順次郎さんでしょうか。とても若々しい。そう思うと、屋号のカタカナ〈カ〉が、漢字の〈力〉にも見えてきます。上方に向かうヤマ〈∧〉のイメージと相まって、昭和30年代の仲町の若い力を感じさせてくれました。

マルヤマカ高順商店 HP
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : マルヤマカ高順

南気仙沼に郵便局

気仙沼市の南気仙沼復興の会が日本郵便に要望してきた南気仙沼地区内での郵便局再建が実現する見込みとなりました。同会は今年6、7月に再建を求める署名活動をおこない、2737人分の署名が集まりました。その署名簿を11月20日に日本郵便東北支社を訪れて提出し、よい回答が得られたとのニュースを11月23日の三陸新報が伝えていました。

11月23日郵便局

三陸新報11月23日記事の一部イメージ


南気仙沼復興の会の会長は、吉田久雄君(3年6組)です。日本郵便に署名簿を提出した吉田会長は、「地区内に人や事業所が戻ってきて、気仙沼の経済を支える魚市場にも近い。市全体の問題であり、多くの市民や漁船員が待っている」と要望を伝えました。これに対して日本郵便東北支社の二階堂明浩経営管理本部長は、「ぜひとも再建させてほしい。土地が確保できれば、早急に取りかかりたい」と即答。同社が関連する物産展への出展など、気仙沼の産業復興を支援することなども申し出てくださったそうです。ありがとうございます。

以前の郵便局は魚市場前にありましたが、新たな郵便局建設場所の検討については、復興の会と市が協力するとのことです。

記事中写真の右から3人目が吉田久雄君。4人目が菅原茂市長、5人目は三菱自動車販売(株)の会長をつとめる千田満穂さんです。南気仙沼復興の会の事務局は同社のなかにおかれています。そして 6人目/左端が臼井真人君(3年2組)。市議会議員としてお手伝いしているのでしょう。久雄君も元市議です。

記事によれば、昨年4月に設立された「南気仙沼復興の会」は、内の脇や市営幸町住宅、河原田、南が丘、港町の6自治会と南気仙沼まちづくり振興協議会、南気仙沼商店会などの25人で構成されています。様々な立場の人が協力しての郵便局再建活動が、こうして実を結びそうであるとの記事をうれしく読みました。皆さん、ご苦労様です。ありがとうございます。

6月5日ブログ「南気仙沼の郵便局」

 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 南気仙沼復興の会

真海さんのTVCM

11月26日のブログでは、谷真海さんの2020東京パラリンピック出場に道が開かれたことをお伝えしました。

本日はその真海さんが登場するアフラックのTVCMをご紹介します。私は先々週のテレビではじめて見ましたが、YouTubeではアフラック公式チャンネルとして10月30日に公開されています。

〈櫻井翔の取材ノート・谷さん〉と題するCMは〈笑顔が似合う人〉〈限界のふたを外す人〉の2種。いずれもと櫻井さんが真海さんに問いかけるかたちで構成されています。どうぞご覧ください。各30秒です。


①限界のふたを外す人



②笑顔が似合う人




アフラックの〈がん保険がよくわかるサイト〉中の〈がんと共に生きる〉では真海さんが〈骨肉腫を経験~もう一度もらった命を輝かせたい〉とのテーマで自らの体験を語っています。そのなかに、2018年8月現在でのプロフィールが紹介されていました。気仙沼の皆さんには今さらという感じかもしれませんが、最新版ということで引用しておきます。

1982年生まれ。宮城県出身。サントリーホールディングス株式会社所属。幼いころから身体を動かすことが大好きで、早稲田大学に進学後はチアリーディングに熱中。大学2年のときに右足首に痛みを感じ、骨肉腫が発覚しました。右足膝下切断後は、義足のアスリートとして走り幅跳びで3度パラリンピックに出場。出産後はトライアスロンに転向し、ITU(国際トライアスロン連合)パラトライアスロン世界選手権 ロッテルダム2017 優勝、ITUパラトライアスロン世界選手権 ゴールドコースト2018で3位の成績をおさめました。(引用は以上)

真海さんは気仙沼小、気仙沼中の後輩。私たち気中20回生より30年下の気中50回生でしょう。ちょっと先輩風を吹かせたくなるところですが、むしろ教えられることや学ばなければならないことが多すぎます。吹いてくるのは逆風でしょう(笑)。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 谷真海 パラリンピック

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/66~67歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
12 | 2019/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示