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市の19年度予算案

本日はちょっとかための話。2月2日の三陸新報に、気仙沼市が1日に発表した2019年度予算が紹介されていました。2月8日に開会した定例市議会に提出される議案ですので、あくまで予算案ですが、資料として概略を紹介します。一般会計804億6千万円のうち、505億円が東日本大震災の復興予算になったとのことです。

全体

三陸新報2月2日記事の一部イメージ


記事に示されている表やグラフを順に紹介します。


①各種会計総括表

総括表

一般会計が内訳なしの一行になっていますが、これが一番大きな804億円です。予算全体は、一般会計・特別会計・企業会計の3種で成り立っており、合計は1203億円です。つぎは一般会計の予算歳入の円グラフ。


②一般会計予算歳入

歳入


円グラフを見てのとおりですが、市税歳入は7.9%です。1割にも満たないのですね。それに対して、地方交付税と国庫支出金のふたつで約50%と大きな割合になっています。

地方交付税は、地方公共団体の財源の偏在を調整するために国が交付するもので、使途は限定されていません。一方、国庫支出金は、その使途が特定されています。知ってた風なことを書いていますが、調べて書いております(笑)。

新年度予算での地方交付税は8.6%増の235億円ですが、増加分は震災復興特別交付税によるものだそうです。つぎは一般会計の予算歳出の円グラフ。


③一般会計予算歳出(性質別)

歳出


市民の関心の高い人件費は71億円で構成比8.8%です。市税歳入より少し多いといったところでしょうか。55.6%を占める事業費は447億円です。補助費とか扶助費の内容はさらに内訳を知りたいところです。


三陸新報の記事では、記者会見での菅原市長のコメントを紹介しています。「復興期間終了の2020年度まで事業を終わらせるのが喫緊の課題。まずは復興の505億円に計上した事業を執行する」とし、復興完遂に意を用いて予算配分したことを説明したそうです。

この復興予算505億円というのは、円グラフのなかに内訳として示されているわけではありませんが、事業費や補助費その他にまたがって計上されているのでしょう。

市長のコメントにもあったように、政府が定めた東日本大震災からの復興期間は10年間。2020年度で期間終了となります。気仙沼にとっても震災後の予算は様々な意味で特別なものといってよいでしょう。今期、来期の予算は、復興期間後のことの視野に入れた内容になっているのだと思います。

なお、三陸新報の記事では、〈新年度の主な新規事業〉として8事業を紹介していましたが、市の公開資料に記された新規事業はもっと多く、取り上げ方のバランスに疑問もあることから、ここでは取り上げずにおきます。新年度予算の特徴がわかる大切なところと思うので、機会があればまたあらためて。今週はこれにて。
 
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テーマ : 気仙沼
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tag : 気仙沼市予算

漁師カレンダー展

一昨日2月20日の読売新聞朝刊の都内版地域面。〈気仙沼の素顔 直送〉との見出しで大きな記事が掲載されていました。


読売新聞
読売新聞2月20日朝刊記事の一部イメージ


東京・目黒区の「めぐろ区民キャンパス」で開催中の〈気仙沼漁師カレンダー〉企画展の紹介です。2019年版カレンダーは、気鋭の写真家 奥山由之(よしゆき)さんが撮影しました。記事では、漁師カレンダー制作の経緯の後に、制作会社「バンブーカット」さんが紹介されています。

〈取材は、目黒区の企画制作会社「バンブーカット」などに依頼した。スタッフやカメラマンが日の出前から魚市場を回って撮影の交渉をしたり、時には漁船に数日間同乗したりして密着取材してきた。同社代表の竹内順平さん(29)は「漁師は一匹狼のような性格なので、懐に入るに苦労したが、どの写真も素顔をさらけ出してくれている」と話す〉(引用は以上)

記事の写真にうつっているのが竹内順平さんです。昨年12月19日にFM/J-WAVEに出演したときには、バンブーカットさんが展開されている全国の梅干しの話に加えて、この漁師カレンダーの紹介もしてくださいました。ありがとうございます。

この企画展の会場を記事では「めぐろ区民キャンパス」と紹介していますが、すでにご紹介している3月17日の東日本大震災復興支援コンサート会場「めぐろパーシモンホール」のロビーフロアです。企画展は2月1日から開催されているのですが、最終日がコンサートの日3月17日となっています。観覧は無料です。

「めぐろ区民キャンパス」には、パーシモンホールのほか、図書館や体育館などもある複合施設です。以前は東京都立大学のキャンパスがあり、同校の移転によって目黒区の施設、スペースとなりました。最寄り駅は東急東横線「都立大学駅」徒歩7〜8分です。

コンサートにおいでの際には、どうぞこの企画展もご覧いただきますように。よろしくお願いいたします。


2018年11月7日ブログ「奥山由之の写真集」
2月12日ブログ「3/17のコンサート」

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吉成さんの年賀状

先々週、新宿ゴールデン街「洗濯船」の吉成由貴子さんから初春の賀状が届きました。己亥(つちのとい)旧暦元旦。今年の旧暦元旦は西暦2月5日でした。中国などの旧正月を祝う〈春節〉については、多くの訪日客の映像とともに紹介されました。

「洗濯船」さんは気仙沼出身の同級生らがよく利用させていただくお店です。それをご縁に、震災後には店内に募金箱を置いてくれるなど、今にいたるまでも気仙沼に心を寄せてくださっています。


洗濯船


  ポストまでのしりとり遊び小六月

これを読んだとき、とても驚きました。二日前の休日にしりとりをしたばかりだったからです。歩きながらのしりとりは認知症予防に効果ありとのことで、夫婦で近所に買い物にでかけた道すがら(笑)。

吉成さんの句にある〈ポストまでのしりとり〉もそのような目的があったのでしょうか。そして、ひとり遊びだったのか、どなたかお相手がいたのかどうか。ポストに投函したのはハガキかな手紙かな。

不勉強で〈小六月〉(ころくがつ)の意味を知りませんでした。陰暦十月のことで冬の季語。〈小春〉と同じく、春を思わせるあたたかな日が続くことからとか。〈遊び〉という言葉から、小さな子供とのやりとりなども連想されるところです。あったかいから、郵便ポストまでしりとりしながら一緒に歩こうか。

面白いものですね、吉成さんの一句から勝手な想像がふくらみます。これも、しりとりのようなものかもしれません。

私たち夫婦の先日の買い物。行きはしりとりでしたが、帰り道は暗算で引き算をしながら。100から7を引いていきます。93、86、79……。途中で30が出てくれば計算があっています。私はなんとか最後までクリアしてホッとしました。

吉成さん、勝手なことを申し上げてすみません。本年がより良い年でありますように。ありがとうございました。


◎洗濯船
新宿区歌舞伎町1-1-8
電話03-3208-9716


昨年いただいた賀状の俳句もつぎのブログで紹介しております。

2018年2月21日ブログ「洗濯船の年賀状」
 

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tag : 洗濯船 吉成由貴子

まるきたの北の字

2月2日の三陸新報の連載「わが社の屋号」は、気仙沼市弁天町の〈まるきた商店〉さんでした。屋号は○印に〈北〉。


2月2日マルキタ
三陸新報2月2日記事より


まるきた商店は、喜多昭さんが気仙沼駅前で創業しました。はじめは米や大豆、小豆などを扱う雑穀屋さんだったそうですが、漁船にも米を提供するようになったことをきっかけに1968(昭和43)年に現在の会社を設立して本格的に船舶仕込み業に乗り出しました。

屋号の〈北〉の字は、名字の〈喜多〉にちなむとのことですが、喜多家のルーツを知ると、北海道の頭文字であるようにも感じられます。昭さんの父親が北海道の方だったのです。大工さんをしており、気仙沼小学校の建設に携わったのをきっかけに気仙沼に移り住んだと。私たちも学んだあの木造校舎でしょう。

荒木英夫編『気仙沼文化史年表』によれば、あの校舎が完成したのは1924(大正13)年3月21日(移転は1926/大正15年4月)。その44年後1968年には現在の会社を設立しました。1987年には漁船漁業に参入し、現在は第17祐喜丸と第77祐喜丸の2隻を所有しての近海マグロはえ縄漁業と船舶仕込みなどを主な業務として展開しています。

記事での紹介はありませんでしたが、まるきた商店の現在の代表は斎藤まゆみさん。まゆみさんは株式会社 KESEMO MARINUS(ケセモ マリナス)の代表もつとめています。同社は2013年に発足した気仙沼水産資源活用研究会が開発した化粧品「MARINUS」(マリナス)の販売元です。この商品が気仙沼産の高品質なフカコラーゲンを使用した化粧品であることは皆さんご存じのことでしょう。

気仙沼小学校完成時から数えると今年で95年。その間の3代がそれぞれおこなってきた事業転換や新規事業への挑戦。それは、北の大地、北海道に根ざすものかもしれません。

まるきた商店/公式サイト
 

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気仙沼と仙台直通

三陸道(三陸縦貫自動車道)の2区間14kmが2月16日に開通し、気仙沼と仙台間が高速道路でつながりました。2月17日の三陸新報紙面を見ても、地元の喜びが伝わってくるようです。(追記:当初は直結と書いたものの、小泉海岸と本吉津谷の間2kmは2020年度の開通ですね。もう少しかかります)

三陸トップ

三陸新報2月17日記事の一部イメージ


16日に開通したのは、歌津IC~歌津北IC~小泉海岸IC(歌津本吉道路)と本吉津谷IC~大谷海岸IC(本吉気仙沼道路Ⅱ期)の2区間です。三陸新報2月16日の記事に区間図が掲載されていました。

区間図
三陸新報2月16日記事より

上の図に、残る区間での開通見通しが示されていますが、開通時期がまだ公表されていないのが、気仙沼港IC~大島IC~気仙沼北IC~唐桑南IC(IC名はいずれも仮称)の5.6km区間です。気仙沼港IC~大島ICの区間には気仙沼湾横断橋も含まれています。気仙沼の人たちはその開通の日を心待ちにしていることでしょう。

なお、三陸新報の記事では、〈三陸道(三陸縦貫自動車道)〉の名称を使用していますが、河北新報や毎日新聞では三陸沿岸道路の名称を使用して説明しています。朝日新聞は〈三陸道(三陸沿岸道路)〉です。

この道路名称については昨年3月29日のブログ「三陸道の名称整理」でも書きましたが、簡単に記しておきましょう。

まず、「三陸縦貫自動車道」(仙台港北~田老北)の略称が「三陸自動車道」や「三陸道」です。そして、「三陸沿岸道路」(仙台港北~八戸ジャンクション)はもっと北までを含んだ長い区間を指し、三陸縦貫自動車道・三陸北縦貫道路・八戸久慈自動車道の3道路の総称となっています。

月曜日からややこしい話になってしまいましたが、どうぞよろしく。

2018年3月29日ブログ「三陸道の名称整理」
 

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浮見堂復旧支援金

気仙沼市が陣山に整備する復興祈念公園のシンボルモニュメント「祈りの帆(いのりのセイル)」建立のためのクラウドファンディングについては2月1日のブログでご紹介しました。目標金額は2000万円です。本日ご紹介するのは、気仙沼市魚町の浮見堂復旧費用のうち2500万円が市内在住者と気仙沼出身者からの寄付金が活用されるという話です。

大震災の津波で被災した気仙沼市魚町の浮見堂を2019年夏までに復旧する計画が昨年7月に報じられましたが、1月11日の三陸新報がその後の経過を伝えています。当初の計画通り、今夏までの復旧を予定しています。


浮見堂復旧
三陸新報1月11日の一部イメージ


記事にある浮見堂や遊歩道の復旧計画は昨年7月の報道と同様です。浮見堂は一回り大きく、遊歩道の幅も約2倍となります。昨年、一部工事の入札が不調になったそうですが、今後、全工事を再発注して3月までの着工を目指すとのこと。11日の三陸新報の記事はこの再発注に際してのものだったのでしょう。

設計などを含めた総事業費は約2億7600万円で、国の震災復興交付金などを充てます。このうち2500万円は市内在住者と気仙沼出身者からの寄付金を活用します。この寄付金については、昨年7月9日のブログでつぎのように書きましたので引用します。


「この記事にある〈気仙沼出身者から寄付金〉というのは、気仙沼市浪板(なみいた)出身で、現在は東京都在住の熊谷寿夫さんからの2千万円などのことと思います。昨年(2017年)9月1日のブログで紹介しました。そこでも書きましたが、熊谷さんは木戸浦造船で船大工として働いた後、1969年に都内に建設会社「気仙沼建設」を設立し、住宅建築や不動産経営に携わってきた方です。

こうした熊谷寿夫さんをはじめとする出身者や地元の皆さんの善意の後押しがあってこその浮見堂再建です。浮見堂の脇にあった恵比寿像の復活も、サッポロホールディングスさんのご支援などで準備が進められています。これも神明崎の整備に間に合うように進められることでしょう。

震災から8年過ぎてやっと、私たちがよく知る神明崎の風景が戻ってくることになります。18歳まで神明崎の近所で育ったものとして大変ありがたく思っているところです。ご支援、ご協力をいただいている皆さまに心から御礼を申し上げます。」(引用は以上)

関係者の皆様、そして熊谷寿夫さんをはじめ、ご支援、ご協力をいただいている方々にあらためて御礼を。本当にありがとうございます。

(追記)2月17日(日)午後1時50分~3時 /NHK総合テレビ「シリーズ平成 巨大津波の脅威~東日本大震災から8年」 。気仙沼市での巨大津波によって発生した津波火災などを振り返ります。生島ヒロシさんも出演します。 番組サイト

2017年9月1日ブログ「浮見堂の再建」
2018年7月9日ブログ「来夏に浮見堂復活」

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tag : 気仙沼 熊谷寿夫 浮見堂

小野寺綾 海の鼓動

2月11日のブログで、リアス・アーク美術館で開催中の菊田佳代さんと小野寺綾さんの各個展を紹介しました。本日はその続き。ドイツで収録された小野寺綾さんの映像を紹介します。ゲーテ・インスティトゥート東京(東京ドイツ文化センター)が2014年8月に公開したものです。





タイトルは「Malerin Aya Onodera und der Puls des Meeres 画家小野寺綾と海の鼓動」。和文の映像説明では 〈Puls〉(プルス)を〈鼓動〉としていますが、綾さんの絵画シリーズ〈海の脈〉のことを考えると〈脈拍〉〈脈動〉といったイメージでしょうか。いずれにしても、流れであるとか生命といったことを感じさせる言葉。〈海〉と連なることでさらにそのイメージが強調されています。YouTubeの紹介文を引用しておきましょう。

◎画家 小野寺綾と海の鼓動

画家小野寺綾(1984年生れ)の神秘的な作品は潜在的なものを表出し、夜な夜な夢で私たちを不安にし、昼は言葉を奪う言い知れぬものを現す。彼 女は東京の美術大学を卒業後、2005年ベルリンに来て、ベルリン芸術大学およびライプツィヒとベリアでのレジデンス・アーティストとして研鑽を重ねた。 2011年、東日本大震災で彼女の故郷の気仙沼は津波によってほぼ全壊したが、彼女はこの大惨事を全く個人的な方法で作品化した。小野寺は絵画シリーズ 「海の脈」で、巨大なキャンバスに命の流れを陰鬱かつ強く訴えるように表現している。(引用は以上)

綾さんの作品や表現を、必要以上に気仙沼や震災との関係で語ることは避けるべきと思いますが、映像のなかに震災に関する綾さんの言葉がありました。

〈震災後はものすごく、気仙沼に帰りたかったんだと思います。本当は絵を描ける気持ちではなかったけれど、帰りたいけど、帰っても誰のためにもならないと。自分は自分のやるべきことをやろうと〉それが自分にとってはやはり描くことだったと。なぜ2m×2mという大きなサイズの絵を描いたかというと、自分が絵の中に入りたいなと思ったからだと言います。

映像のつくりや音楽もとてもよかった。東京ドイツ文化センターと綾さんの関係については知りませんが、ドイツでの〈レジデンスプログラム〉など、彼女の活動の支援をしてくださっていたのかもしれません。

それと、アトリエ仲間のニコラス・マネンティさんとのドイツ語と日本語での掛け合いも面白かった。4年ほど前の映像ですが、ニコラスは元気にしてるかな(笑)。

リアス・アーク美術館での小野寺綾さん、菊田佳代さんの各個展については、本日15日の三陸新報コラム/万有流転でも紹介されていましたね。会期は3月17日(日)まで。是非お出かけください。

2月11日ブログ「佳代さんと綾さん」
 

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tag : 小野寺綾 菊田佳代

髙橋阿子の「早瀬」

ちょっと前のことになるのですが、1月22日の三陸新報にうれしい記事が掲載されていました。気仙沼出身の髙橋阿子(あこ)(本名:範子)さんの作品「早瀬」が、第65回 日本伝統工芸展の金工の部で日本工芸会奨励賞を受けたとのこと。


1月22日高橋さん
三陸新報1月22日記事の一部イメージ


私は髙橋さんにお会いしたことがあります。2000年のことかと思うのですが、気仙沼高校在京同窓会が新宿ヒルトンホテルで開催されました。総会後は鼎が浦高校同窓会と合同での懇親会となるのですが、そのときにお会いしたのです。範子さんは、気仙沼中学同級生の高橋正彦君(3年3組)のお姉さんでした。つまり実家は魚町にあった「高橋板金」。

当日は京都から上京しての参加だったと思います。そうした縁を知り、同級生らと新宿のカラオケ屋さんだったかでの2次会にもお誘いしました。たしか京都に戻る電車の都合だったかで途中で退出されたので、メイン道路までお送りしたことをおぼえています。同じ魚町で育った気仙沼小・中の先輩ですから失礼のないようにと(笑)。3学年上の気中17回生だと思います。

高橋さんは、1967年に鼎が浦高校を卒業後、京都市の池坊短大に進学し、稼働を学ぶなかで花器に興味を持ち、この道へ入ったそうです。受賞した作品は蝋型鋳銅花器「早瀬」。高さ28.5cm。記事によれば蝋(ろう)型は鋳金の一種で、蜜蝋や木蝋で原型を作るのが特徴とのこと。

「早瀬」は、自宅近くの加茂川の流れを表現したいとの長年の思いで、約5か月かけて自宅の工房で制作しました。記事に高橋さんのコメントが紹介されています。「ようやく認められたことは、作家として大変うれしい。思ったものを表現できるよう、さらに技術を深めていきたい」と。〈ようやく作家として〉というのは、これまでに入選はしていたものの、入賞はこれが初めてのことだからでしょう。

これまでの髙橋阿子さんの日本工芸会における作品はこちらから。今回の受賞作品を含め10点が紹介されています。すべて蝋型によるもので、伝統的な手法を用いながらも、現代的な感性を静かにまとっているところが持ち味でしょう。

日本伝統工芸展の展覧会は各地を巡回して開催されています。日本橋三越での東京展や仙台三越での仙台展がすでに終了しています。紹介が遅れ申し訳ありません。

髙橋さん、このたびの日本工芸界奨励賞受賞、おめでとうございます。継続しての作家活動と作品に久しぶりに触れることができてうれしく思いました。これからも元気に制作を続けられますように。


なお、髙橋さんの弟さん正彦君が気仙沼市技能功労者として表彰されたことについては、下記のブログに記しました。正彦さんや範子さんの実家「高橋板金工業所」は100年以上続く工場ですが、震災で魚町にあった自宅や工場は全壊し、田谷の倉庫を改築して再開したことなどを紹介しています。

2015年11月27日ブログ「気仙沼の名工表彰」
 

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tag : 髙橋阿子 髙橋板金

3/17のコンサート

3月17日(日)に〈めぐろパーシモンホール〉で開催される東日本大震災復興支援コンサートについては、昨年11月20日のブログで紹介しました。本日は、昨年11月時点では公開されていなかったコンサート案内のリーフレットを紹介します。とはいえ、チケットはすでに完売。あくまでコンサートの内容紹介ということで。


表

裏


◎東日本大震災復興支援コンサート
3月17日(日)
開演14:00(開場は13:30)
めぐろパーシモンホール 小ホール
東京都目黒区八雲1-1-1
最寄駅は、東急東横線「都立大学」

出演:
第1部
気仙沼市民吹奏楽団と目黒吹奏楽団による混成楽団
第2部
熊谷育美
目黒区立中目黒小学校合唱団

司会:佐藤千晶

料金:1000円(全席指定/すでに完売)
(チケット収入の一部を被災地に寄付)
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団(めぐろパーシモンホール)


このリーフレットの裏面ではじめて知ったのですが、今回のコンサート第1部ではスペシャル吹奏楽団バージョン「はまらいんや踊り」が披露されるそうです。面白い。これは楽しみだ。

そして今回の司会も、もうおなじみの佐藤千晶さんです。あらためて紹介の必要もないのですが、この機会にリーフレットに掲載されている最新プロフィールを引用しておきましょう。

佐藤千晶:
宮城県気仙沼市出身。みなと気仙沼大使/フリーアナウンサー。2008年東日本放送(KHB)に入社。2010年には地元である気仙沼のマグロ漁船の様子を追ったドキュメンタリー『遠洋にまぐろを追って』のナレーションで、第9回ANNアナウンサー賞の『原稿あるもの部門』最高賞である優秀賞を獲得した。2011年名古屋放送に移籍。2014年4月よりフリーに。テレビ、ラジオ、ライフワークとして東北の復興イベントのMCなど、幅広く活躍。文化放送『走れ歌謡曲』木曜パーソナリティも務める。(引用は以上)

佐藤千晶さんと熊谷育美さんは気仙沼市立松岩中学の同級生です。たぶん松岩小も一緒。コンサート当日は、松岩関係者も多数かけつけるのではないでしょうか。

関連企画として気仙沼漁師カレンダー展も。奥山由之さんが撮影した2019年版のカレンダーを未入手の方がいらっしゃれば、実物をながめた上で是非お求めいただければと。

それでは3月17日。会場でお会いしましょう。

2018年11月20日ブログ「2つのコンサート」
 

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tag : 熊谷育美 佐藤千晶

佳代さんと綾さん

本日は美術展のご案内。2月8日の三陸新報に、リアス・アーク美術館で開催される菊田佳代さんと小野寺綾さんそれぞれの個展開催が紹介されていました。記事によれば、ガラス工芸作家・菊田佳代さん(34)と画家・小野寺綾さん(34)は旧 鼎が浦高校の同級生です。

三陸
三陸新報2月8日記事の一部イメージ


両個展とも、東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画「N.E.blood 21」の第68回、第69回として企画されました。N.E.はNorth Eastern/東北・北海道地域を、bloodは血筋・気質・生命・情熱・活力を、21は21世紀、未来をつくるといったことを意味しているそうです。美術館の公式サイト内容などを紹介します。


①vol.68 菊田佳代展

菊田佳代

公式サイトより/個展案内リーフレット表面


菊田さんは、秋田公立美術工芸短期大学工芸美術学科ガラスコース研究生を修了し、現在は気仙沼の自宅に窯を設けて活動しています。覚えている方も多いことと思いますが、菊田佳代さんはこのブログでもご紹介しました。2016年の4月に東京・自由が丘のギャラリーで個展を開催したのです。私も訪れて佳代さんにお会いすることができました。

2016年3月30日「菊田佳代さん個展」

以前のブログにも記しましたが、佳代さんのお母さんは気中同級生 齋藤謙一君(3年3組)のお姉さんのいとこ。謙一君のお父さんのお兄さんの子どもの子ども(笑)。そして、謙一君のお姉さんは、気高同級生鈴木修君(唐桑中)の奥さんです。係累説明はこれくらいにしておきましょう。

今回の個展の案内リーフレットを見ていると、自由が丘で拝見したときよりも表現が多彩になっている印象を受けました。これからは、ガラス工芸的技法を生かしながらも、それにとらわれることなくより自由な表現を志向していくのではないかと。

この菊田佳代展については吉田〈ぶっちゃん〉惠子さん(3年8組)からも連絡がありました。〈昔の可愛い教え子です〉とのこと。ピアノを習っていたのでしょう。それともうひとつ。個展案内のリーフレットの作品写真の撮影クレジットに〈Studioアート〉とありました。故 熊谷孝良君(3年3組)の写真スタジオ。シンガーソングライター熊谷育美さんの実家でもあります。なんか佳代さんの周辺には同級生がらみの話が沢山ありますね。そんなことで、今回は2度目の紹介ということもあり、作品よりも周辺エピソードを中心に(笑)。


②vol.69 小野寺綾展

小野寺綾

公式サイトより/個展案内リーフレット表面


そして小野寺綾さん。綾さんは2005年に女子美術大学短期大学部を経てドイツへ渡り、2007年からはベルリン芸術大学造形学部絵画科で学んでいます。2011年度には文化庁の新進芸術家海外研修制度の支援も受けていますので、綾さんの能力、活動に対する評価の高さがわかるでしょう。そして同学卒業後もドイツを拠点に油彩を中心とした絵画作品を制作してきました。2018年からは気仙沼にも拠点を置き、両国での絵画制作を続けています。

私は小野寺さんのお名前を知っておりました。というのも、小山隆市君(3年6組)の三男である小山アキヒロさんが自身のブログで紹介していたからです。中学の同級生とのこと。気中56回生でしょう。また昨年9月には長男裕隆さんのブログでも、南町の塚本八百屋での会食の様子を紹介していました。気楽会メンバーとの親しさがうかがわれます。

2011年3月25日の「気楽会の気仙沼日記」ブログには、アキヒロさんが小野寺綾さんのメッセージを紹介しています。そこには〈気仙沼の家族はなんとか無事でしたが、友達と親戚、大事な人たちを津波で失いました〉とも。

個展案内リーフレットには、「海の脈」シリーズの3点が紹介されています。そのNo.1作品は2011年の作品です。今回の個展では近作を含む作品約20点が紹介されるそうですから、同シリーズの全体を見ることができるでしょう。


ずいぶん長い紹介となってしまいました。各展の紹介は以上としますが、お二人の気仙沼での個展開催は初めてとのこと。また両展は、N.E.blood 21シリーズ開始以来、初めての気仙沼出身、在住作家となります。どうぞ、リアス・アーク美術館での菊田佳代さん、小野寺綾さんお二人の個展に是非お出かけください。なお明日2月12日(火)は祝日の翌日となるため休館となりますのでご注意ください。

なお、本日のブログを書くために調べていたら、小野寺綾さんのドイツでの活動を紹介する東京ドイツ文化センターによる映像がYouTubeで公開されていました。これはあらためての紹介といたします。

(追記)本日11日更新の〈気仙沼ほぼ日〉サユミさんの〈沼のハナヨメ〉に 、〈普段ドイツに住んでる友人アヤちゃん〉として小野寺綾さんがドイツみやげのワッフルを持って登場していました。こちらも是非ご覧ください。

沼のハナヨメ。第175話「海関係」

◎N.E.blood 21
vol.68 菊田佳代展・vol.69 小野寺綾展

開催期日:2月9日〜3月17日(日)
開館時間:9:30〜17:00
休館日 :月・火曜日、祝日の翌日
観覧料 :無料

リアス・アーク美術館/両個展紹介サイト/
 

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tag : 菊田佳代 小野寺綾 リアス・アーク美術館

五大ニュース2018

1月31日の三陸新報に、2018年の「あなたが選ぶ気仙沼市の五大ニュース」の得票結果が紹介されていました。


五大ニュース
三陸新報1月31日記事より


昨年12月28日のブログでも紹介した五大ニュース候補28項目に対しての市民らの投票結果です。見てのとおりの内容ですが、候補を紹介したときの要約内容でも記しておきましょう。

①大島でクマの目撃情報。泳ぐ姿も
②大谷海岸~気仙沼中央IC間が開通
③救急車がトラックに追突し6人が死傷
④向洋高校が7年半ぶりに階上地区へ
⑤生鮮カツオ水揚22年連続日本一確定

⑥気仙沼高と気仙沼西高が統合
⑦新気仙沼図書館がオープン
⑧魚町の防潮堤がミスで22cm高く施工
⑨市の人口が6万5千人を切る
⑩震災行方不明女性の遺骨が遺族に

あれっと思ったのは、3位の「けが人を搬送中の気仙沼署古町出張所の救急車が登米市の三陸道でトラックに追突。患者に付き添っていた女性ら6人が死傷」というニュース。これは候補28項目には入っていませんでした。

補足しておけばこれは、昨年末12月27日の午後2時ごろの事故。付き添いで乗車していた加藤君子さん(56)が死亡しました。テレビニュースで知った人も多いことでしょう。私は、年末でなければ五大ニュース候補にあがるような痛ましい事故だったなと感じておりました。推測ですが、投票用紙に記された候補に事務局の判断で追加されたのでしょう。当然の対応だったと思います。

結果をながめると、三陸沿岸道路のニュースを押さえて、大島に上陸したクマのニュースが1位。三陸新報の記事によれば、クマは中高生から多くの票を集めたそうです。私のトップニュースとした魚町の防潮堤施工ミスは8位でした。クマの半分ほどの得票。

トップニュースとなった大島に向かって泳いだクマさん、その後どうしているのでしょうか。

2018年12月28日のブログ「気仙沼の2018年」
 

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tag : 五大ニュース

カネヒデ吉田商店

一昨日に続いて本日も三陸新報の連載「わが社の屋号」のご紹介。第13回目に同級生が営む会社が紹介されていました。吉田久雄君(3年6組)のカネヒデ吉田商店です。

1月22日カネヒデ2
三陸新報1月22日記事より


カネヒデさんがサメ肉をメインに扱っていることは皆さんご承知のとおりです。ヒレのほか、練り製品用の正肉加工などもおこなっています。今回の記事には、サメを扱うことになったきっかけが記されていました。

久雄君の父親で初代となる吉田秀雄さんが、上京のために乗った汽車でひとりの中国人と出会います。横浜中華街などでフカヒレを扱っていた個人業者でした。秀雄さんが気仙沼出身と知ったその人から「ぜひサメを買い付けして、届けてほしい」と頼まれました。それまでは、幸町でサバやサンマを缶詰工場に運搬する仕事をしていたそうですが、その依頼がその後の商売の大きな転機になったというのです。

もし秀雄さんが汽車のなかで中国人と出会うことがなければ、その後の仕事というか人生も大きく違うものになっていたかもしれません。その善し悪しは誰も知ることができませんが。そして、あれが事業転換の大きな契機となったと振り返ることができるのは、ずいぶん時間が経ってからのことなのでしょう。

記事では住所が川口町となっています。震災で被災した後に、カネヒデさんが仕事を再開したのは、中小企業整備機構が気仙沼市松崎前浜に設けた小規模水産加工業者向けの仮設施設でした。その事業再開は、NHKテレビでも紹介されました。

中小企業整備機構が気仙沼市内に整備したのはこのブログでも紹介したように67施設。店舗(19)、事務所(16)、工場(19)、倉庫(2)、漁業作業場(11)でしたが、このすべての事業が2018年度で終了しました。これに伴う仮設商店街店舗の閉店については説明の必要もないでしょう。カネヒデの川口町での社屋再建がいつだったのか詳しいことはわかりませんが、中小企業整備機構さんのそれまでのご支援などがあってのことだったと思います。

記事の最後に久雄君の長男である吉田健秀さんが紹介されていました。健秀さんはカネヒデの仕事に加えて、株式会社さんりくみらいの設立に参加して、ネット販売サイトの極上市場「三陸未来」の展開にも取り組んでいます。〈さんりくみらい〉については、このブログでも何度も紹介しておりますので、今回は省略。

何年先のことになるのかわかりませんが、カネヒデ吉田商店さんが〈いまこうしてあるのも被災を乗り越えてきたあの日々のおかげ〉と振り返ることができる日の到来を願っております。

2012年5月8日ブログ「吉田久雄君の話」
 

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tag : カネヒデ吉田商店 吉田久雄

「NAMI」と「UMI」

今日は2月4日のブログ「健やかなデザイン」の続きの話。渋谷ヒカリエの8階で開催中の「47都道府県の健やかなデザイン展」の隣接コーナーで、御手洗瑞子さんの「気仙沼ニッティング物語」が陳列販売されていたことを前回お話ししました。そして、もうひとつ気仙沼の商品が置かれていたとも。その商品の陳列写真を紹介します。なお、写真撮影は係の方の許可を得ております。


NAMIとUMI


同級生の小山(斎藤)容子さん(3年5組)の実家でもある角星さんの低アルコール純米吟醸酒「NAMIとUMI」です。ここでお目にかかるとは思ってもみませんでした。発売は2013年ですからもう5年以上も継続しているのですね。

この「NAMIとUMI」も、ほぼ日さんのお力添えがあって生まれた商品です。そのことを2013年11月26日のブログ「NAMIとUMI」で紹介しました。その内容を以下に再掲載します。月日表示に西暦を追記しました。


◎2013年11月26日ブログ
「NAMIとUMI」

(2013年)11月8日のブログで、気仙沼漁師カレンダーがサン・アドの制作と知ってびっくりと書きましたが、夏にも同じようなことがありました。同級生小山(斎藤)容子さん(3年5組)の実家〈角星〉さんが7月に発売した日本酒のデザインがKIGI(キギ)によるものと知り驚いたのです。


角星ウェブサイトより

KIGIは、デザイン会社「ドラフト」で活躍していた二人のアートディレクター植原亮輔さんと渡邉良重さんが昨年(2012年)1月に独立してつくったデザイン事務所。ドラフトが49%を出資していますからドラフト系列ということですね。ドラフトは、宮田識(みやたさとる)さんが率いるクリエイティブカンパニーで、キリンをはじめ多くの仕事が高い評価を得ています。

角星の新しい商品は、低アルコール純米吟醸酒。その誕生の経緯が、ほぼ日の「NAMIとUMIの物語。」に詳しく紹介されています。物語は角星さんがアンカーコーヒーとほぼ日のコラボ商品を見て、ほぼ日に相談したことから始まります。かつてあった〈まなみ〉という低アルコール純米吟醸酒をリニューアルできないかと。そしてほぼ日さんからJR東日本「行くぜ、東北。」などもてがけたCMプランナー高崎卓馬さん、そしてKIGIへとつながり、すごいプロジェクトチームができあがりました。みなさんがなんと〈ボランティア〉でのお手伝いです。

ほぼ日「NAMIとUMIの物語。」

2カ月ほど前に見たデザイン雑誌にもKIGIの記事が掲載されていましたが、そこにも最近の仕事としてこの〈NAMIとUMI〉が紹介されていました。大変注目されているお二人なのです。こうした人たちへの仕事の依頼は、お金を出せば誰でもできるということではないでしょう。あらためて、縁というものの大事さ、ありがたさを感じます。

最後に 〈NAMI〉と〈UMI〉について高崎卓馬さんが書いたコピーを紹介させてください。

ここ気仙沼は、
それでも海と生きていく。
それでも波と生きていく。
なにひとつ忘れずに、
乗り越えていく。
このお酒がその証になりますように。
ナミとウミ。
美しい姉妹の物語をもった
新しくて飲みやすい
低アルコール日本酒を
どうぞよろしくお願いします。

〈ほぼ日〉さんはじめ、関係者の皆様に御礼を申し上げます。ありがとうございました。(再掲載内容は以上)

上記記事にも登場している電通のクリエイティブディレクター高崎卓馬さんについては、つぎのブログでも記しました。

2014年5月12日ブログ「高崎卓馬さんの話」

〈NAMI〉と〈UMI〉は、角星さんのオンラインショップやネットの酒販サイトでも購入可能です。どうぞよろしく。

角星オンラインショップ
 

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山利喜商店の屋号

いつも楽しみにしている三陸新報の連載「わが社の屋号」ですが、本ブログでの紹介がちょっとたまってしまいました。そんなことで、本日はまず1月15日の第12回目を。潮見町の山利喜商店さんでした。

山利喜商店
三陸新報1月15日記事より


記事によれば山利喜さんは、昨年4月に社名をそれまでの「前田物産」から変更し、屋号として魚市場で使っていた「山利喜」を社名にして新たなスタートをきりました。「山利喜」は、2代目の前田崇社長(45)の祖父で、かつて、唐桑町で遠洋、近海マグロはえ縄漁業を経営していた前田利喜松さんの名前に由来します。

屋号の「山利喜」は、前田社長の父親の義昭さんが1990年に創業するときに使い始めたとのこと。山印を冠にして、〈利〉の字と〈喜〉の国字である〈㐂〉の組み合わせは、ちょっと複雑ですが、それがかえって面白い。個性的です。

山利喜さんは、震災で、事務所や工場が被災したそうですが、プレハブ仮設を経て、2016年4月に現在地に再建したそうです。前田社長のコメントに〈「山利喜」の屋号には、「利益が出て、みんなが喜べるように」という、商売繁盛の願いが込められているように思います〉とありました。私もとても縁起のよい屋号、社名であると思います。

お父様がその父親の名前から〈利喜〉を頂いてつけた屋号であるという話もとてもいい。創業時の屋号にしても社名変更にしても、いずれも先代、先々代への思い、畏敬の気持ちが感じられます。気持ちのよい記事でした。
 

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健やかなデザイン

1月19日(土)に、渋谷ヒカリエの8階で開催されている「47都道府県の健やかなデザイン展」をのぞいてきました。気仙沼ニッティングのセーター「MM01」が出展されているからです。

タイトル

「d47 MUSEUM」本展紹介サイトより

会場の「d47 MUSEUM」は、47都道府県の情報を47の展示台で企画展示するなど、〈日本初のデザイン物産美術館〉として活動しています。「47都道府県の健やかなデザイン展」は、〈デザイン活動家〉のナガオカケンメイさんがディレクターをつとめる D&DEPARTMENT PROJECT主催で、日本の(デザインの)定点観測として2年に一度おこなわれる予定です。

今回はその第1回目。まずは「ロングライフデザイン」の可能性に触れてもらおうと企画されました。展示品の多くは〈その土地に根付いている個性などの要素を上手に取り入れ、土地の根拠があるもの〉として生み出されたものが多いようです。

会場はこんな感じ。47の商品が展示されています。入口のすぐ近くに〈宮城県〉の気仙沼ニッティング/MM01が。その右側は岩手県の浄漆椀。二戸市の浄法寺塗りのお椀です。これもなかなかいいですよね。

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MM01の展示とともに、気仙沼ニッティング誕生の経緯や背景などが説明されています。展示会開催にあたっては、公式書籍(2808円)が発刊されましたが、その中でも6頁にわたって解説されています。

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展覧会場に隣接しての関連商品の販売コーナーには気仙沼ニッティング代表/御手洗瑞子さんの『気仙沼ニッティング物語』も置かれていました。(許可を得て撮影)

IMG_3536.jpg


3年ほど前に「d47 MUSEUM」に気仙沼の商品が展示されたことがありました。2015年12月17日から約2か月にわたって開催された「NIPPONの47/2016 食の活動プロジェクト」です。宮城県からは〈宿〉というテーマで〈守屋水産〉が選ばれました。そして盛屋水産の牡蠣を使用した石渡商店の商品〈オイスターソース〉が展示されたのです。なお、私が見たときには〈完熟牡蠣のドレッシング〉に展示替えされていました。そんなことを、つぎのブログに記しております。

2015年12月28日ブログ 渋谷で「つなかん」

関連商品の販売コーナーには、御手洗さんの著書のほかに、もうひとつ気仙沼の商品が置かれていました。これについてはあらためて。ヒントは〈気仙沼中学同級生の実家の商品〉です。

なお、「47都道府県の健やかなデザイン展」は、3月4日まで開催されています。渋谷にお出かけの機会があれば是非に。
 

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祈りの帆 寄付募集

気仙沼市が陣山に整備する復興祈念公園の基本設計が定まったことはこのブログでもお伝えしました。そして1月28日、この公園のシンボルモニュメント「祈りの帆(いのりのセイル)」を建立するためのクラウドファンディングでの寄付募集が始まりました。期間は4月28日まで、目標金額は2000万円。まずは市による案内リーフレットを紹介します。表面と裏面です。

表

裏


クラウドファンディングReady for(レデイーフォー)のサイトはこんな感じ。開始前の画像です。


サイトイメージ

Ready for/本プロジェクトサイト

詳細は上記のReady forサイトをご覧いただきますが、寄付には3000円からのコースが用意されており、1万円以上のご支援に対しては希望に応じて寄付者銘板に名が刻まれます。サイトでは、祈念公園の詳しい内容が記されていますが、ここではその中から公園の完成イメージ動画を紹介します。1分16秒です。




「祈りの帆(セイル)」には、アーチ、船、扉(ゲート)、灯台、合わせた手のひらなど様々な想いが込められています。これらは、復興祈念公園のアイデアコンペでのモニュメント入賞作品の提案内容が反映されています。冒頭に紹介したリーフレット裏面の上部にその7案が小さく紹介されています。そのなかの〈灯台〉案が私たち夫婦の提案なのですが、これだけではあまりよくわからないので、また別の機会に紹介することにします。

最後に復興祈念公園の事業予算について紹介しておきましょう。これまでの報道内容を総合すると総事業費は4億3000万円。そのうち約3億3000万には国の復興交付金などをあてるため、市の支出金は9900万円です。このうち、シンボル「祈りの帆」や犠牲者名を刻む銘板などの設置費用5000万円を寄付(クラウドファンディングで2千万円、通常の一般寄付金で3千万)によってという計画。多くの人の想いの結晶にしたいとの考えからです。これはとてもよい考えでしょう。私たち夫婦も、もちろん協力しようと思っています。

復興祈念公園は2019年度中に着工し、2020年度秋の完成を見込んでいるとのことです。復興祈念シンボル「祈りの帆/いのりのセイル」が、一人でも多くの人の思いが込められたものになって欲しいと心から願っております。是非、みなさまのご協力、ご支援を賜ることができればと。

1月24日ブログ「祈念公園基本設計」

 

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tag : 復興祈念公園 祈りの帆

アルバイト渡辺謙

1月27日の三陸新報に掲載された広告です。

広告2
三陸新報1月27日掲載広告


渡辺謙さんがオーナーのカフェ「K-port」が2月1日にリニューアルオープンとのこと。冒頭の〈謙です。お待たせしました〉というメッセージがとてもいい。そして昨日1月30日午前中には、こんなツイートも投稿していました。

ケーポート2

渡辺謙さん @harryken311 のツイッター1月30日投稿より(画像クリックで投稿にジャンプ)


お店を1月7日から3週間休んで設備のメンテナンスやリニュアルの工事をしていました。以前は靴を脱いで店にあがるスタイルでしたが、これからは靴のままでOKとのこと。

ツイートの最後がいいね。〈1日2日は僕もバイトしてます。お待ちしてます〉だって。2月1日(金)と2日(土)は、渡辺謙さんというアルバイトが働いているそうです。どうぞお出かけください。

それにしても、謙さんのバイト、時給はなんぼだべ(笑)。


2018年12月27日ブログ「謙さんとのXmas」
K-port公式Facebook
 

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tag : 渡辺謙

池袋で観光物産展

東京・池袋の宮城県アンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」で、本日1月30日から「気仙沼市の物産と観光展」が開催されます。海産物、水産加工品、地酒、菓子、帆布製品、ホヤぼーやグッズなど約80品目を販売するそうです。

ふるさとプラザ
三陸新報1月25日記事より


気仙沼市の報道資料から詳細を紹介します。

◎気仙沼市の物産と観光展
三陸の海と山の恵み 気仙沼物産・観光フェア
期間:1月30日(水)〜2月5日(火)の7日間
会場:宮城ふるさとプラザ(愛称:コ・コ・みやぎ)
東京都豊島区東池袋1-2-2 東池ビル1・2階
JR池袋駅東口から徒歩2分。地下鉄有楽町線・丸の内線35番出口よりすぐ

地図
宮城ふるさとプラザ公式サイトより

参加するのは、気仙沼市内の5事業者。2月2日(土)には、気仙沼市観光キャラクター「海の子ホヤぼーや」 が登場し,物産・観光フェアのPRを行う予定です。

株式会社角星 (1/30〜2/1)
有限会社山証 (2/2~2/3)
株式会社横田屋本店 (2/4~2/5)
有限会社マルナリ水産 (1/30~2/5)
気仙沼市物産振興協会 (1/30~2/5)

山証さんを存じ上げなかったのですが、本吉町の会社で海藻を扱っています。三陸新報の記事に〈珍味〉試食とあるのは山証さんの商品かもしれません。明治30年創業といいいますから老舗ですね。そしてマルナリ水産は、気中同級生植木実君(3年9組)の会社です。代表商品の「さんま昆布巻」は、全国水産加工品総合品質審査会で水産庁長官賞も受賞しています。1990年に実君が開発した商品ですから30年近いロングセラーです。何度もこのブログで紹介していますが、そのひとつを下記に。

2017年11月30日ブログ「マルナリ植木実君」

JR池袋駅東口/西武百貨店から大通りを東に向かって2分。ユニクロの向かいです。どうぞお出かけください。
 

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tag : マルナリ水産

けせもい会新年会

1月26日は、「けせもい会」の新年会でした。けせもい会は東京近辺の気仙沼出身者同年会。25年ほど前から続いています。会場は、いつもどおり千葉憲二君(気中3年4組)の店〈まかない 㐂いち〉銀座本店にて。お世話になりました。いつもありがとう。

今回は20名の参加。気仙沼からは昨年に引き続いて齊藤みゆき(同6組)さんが、そして仙台からは小山達朗君(同9組)が参加してくれました。わざわざありがとうございました。達朗君は、昨年2月まで仙台近辺の同年会「KSS42」(昭和42年中学卒気仙沼・仙台三陸会)の会長でした。

会長の鈴木徳一君(同3組)の挨拶の後、達朗君に乾杯の音頭をお願いしました。達朗君は仙台の様子なども紹介してくれました。立って話しているのが達朗君、右下にうつっているのが徳一君です。

達朗君

昨年は急な用事で参加できなくなった〈イオンモール〉村上教行君(唐桑中)からも一言もらって、あとはなんやかんやと歓談。その多くはとりとめもない話なのですが、それがいいんだよね。菊田裕美君(1組)撮影の歓談の様子と、最後に撮った記念写真を紹介します。裕美君は、この〈けせもい会〉の事務局的なことをずっと引き受けてくれています。感謝。

P1040499.jpg




歓談写真の左で頭髪が印象的な男性はわたくし小田であります。いつもどおりの記念写真左前方は千葉憲二君。右前方の眞紀ちゃん(6組)に手を回すのは恒四郎君(6組)。これもいつもどおりの平常運転ということで(笑)。

こうして集まれるのも元気でいればこそ。話のなかで必ず出るのは健康の話です。元気に過ごしてまた来年ということで散会しました。みんなありがとう。また会いましょう。


2012年以降の新年会写真はつぎのブログで紹介しております。お手すきのときにでも。

2018年1月29日ブログ「けせもい会新年会」
 

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tag : けせもい会

大坂選手と気仙沼

一昨日1月26日は、東京近辺の同年会「けせもい会」の新年会でした。その様子は明日の紹介にして、本日は、テニスの全豪オープンで優勝した大坂なおみ選手に関する話題を。

大坂なおみ選手の母方の祖父である大坂鉄夫さんが根室漁協の組合長をつとめていることは多くの方がご存じのことと思います。私は、そのお祖父さんの取材映像をはじめて見たときに自宅庭園の立派さに驚き、いったいこの人は何者なのだろうと。そしてあとで漁協の組合長であることを知り、なるほどと納得したのです。

全豪オープンで4強入りを果たした日の大坂なおみ選手のテレビインタビューがよかった。生放送であることを確認した後に、「おじいちゃん、お誕生日おめでとう」と笑顔でカメラに語りかけました。1月23日は、鉄夫さん74歳の誕生日だったそうです。

きのうも孫娘の優勝を喜ぶお祖父さんの姿が各局で紹介されていましたが、その大阪鉄夫さんと気仙沼の関わりを昨年10月の気仙沼市のメールマガジン「ゴーヘイ!気仙沼」で菅原茂市長が紹介していましたので引用します。

ゴーヘイ!気仙沼第35号(2018.10.19)
◎市長コラム ~スポーツの秋&オルレ~

テニスの全米女子オープン、大坂なおみ選手の活躍には、世界中の驚きと日本中の喝采がありました。錦織圭選手の世界制覇を夢見てきた日本のテニスファンにとって、一足先の快挙、楽しみが増えた形と思います。

たびたびマスコミに登場する大坂選手の祖父大坂鉄夫さんは北海道根室漁協の組合長さんで、サンマ漁船第2丸中丸など漁船数隻のオーナーです。東日本大震災の折、大坂さんのサンマ漁船第38丸中丸は気仙沼港で被災し、その代船が第2丸中丸。被災後、全国初のサンマ船復活として、本市の木戸浦造船で建造されました。サンマのオフシーズンには気仙沼港に係留されており、見かけたことのある方も多いと思います。大坂さんはこれまでも本市で漁船を建造しており、来年完成する、造船4社合併による「みらい造船」の大事なお客さんになる方です。近い将来、ぜひ、新船を建造、大坂なおみ選手が進水式に来てくれればなどと夢が膨らみます。気仙沼港からも今後の活躍にエールを送りたいと思います。(後略)引用は以上


調べてみると、北海道漁連のサイトに2012年5月8日の「第2丸中丸」の根室市花咲港での竣工式の写真が紹介されていました。写真を拝借します。


丸中丸竣工

北海道漁連サイト「北海道ぎょれん」より


同サイトの記事には、つぎの記述もありました。〈「第二丸中丸」は、東日本大震災の被災代船として国及び道の支援を得て建造される4隻のうち、待望の第1号です。建造した気仙沼では、震災発生後はじめて完成させた大型船となり、地元関係者も「造船基地・気仙沼」の復興アピールとなることを期待しています。同船は、今後、鮭鱒漁やさんま漁に出漁する予定です。真新しい船で一層の大漁になることを祈っています〉と。

全米オープンそして全豪オープンでも初優勝を飾り、世界ランキング1位にもなった大阪なおみ選手。大漁旗などで飾られたまさに〈満艦飾〉のお祖父さんちの船は、偉業を讃えるにふさわしい写真と思い紹介いたしました。大阪なおみさん、そして鉄夫さん、本当におめでとうございました。

なお、気仙沼市のメールマガジン「ゴーヘイ!気仙沼」については、こちらから。登録で送付を受けることができますので、是非に。
 

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tag : 大坂なおみ 大坂鉄夫

ふるさとグングン

1月27日(日)のNHKテレビ「課題解決ドキュメント ふるさとグングン!」で気仙沼市の人材育成のための取り組みが紹介されます。

写真1
写真2
画像はNHK番組サイトより

NHK番組サイト

◎課題解決ドキュメント ふるさとグングン!」
若者が住み続けたいと思う町にしたい~宮城・気仙沼市
NHK総合テレビ
1月27日(日)午前10時05分~10時48分

サイトから紹介文を引用します。

ニッポンの地域を元気にする、課題解決型ドキュメンタリー番組、「課題解決ドキュメント ふるさとグングン!」。人口減少や過疎、子どもの貧困など、様々な課題を抱える“お困り市町村”を、地域づくりの“達人”が訪問。住民たちと一緒に魅力的な地域をめざしていきます。
震災後、宮城県気仙沼市は、若い世代の流出に悩んできました。その課題解決のため現地を訪れたのは、島根県教育魅力化特命官の岩本悠さん。岩本さんは、廃校の危機に陥った隠岐の島にある高校を、見事に蘇らせた人物。授業に地域の課題について高校生が学習し、解決の方法を考え、地域の住民と共に実行していく科目を創設。高校生が将来の夢について考える公立の塾も開きました。気仙沼市の人たちが隠岐の島を視察し、新たな動きを始めます。

出演者:岩本悠( 島根県教育庁・教育魅力化特命官)尾木直樹(教育評論家・臨床教育研究所「虹」所長・法政大学特任教授)りゅうちぇる(タレント)(引用は以上)

1月23日の三陸新報によれば、この番組では気仙沼市の高校生を対象として2017年度から市が実施している人材育成事業「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2018」の様子が紹介されるそうです。昨年5月から密着取材が進められていたとのことです。

冒頭に紹介したサイト画像の1枚目にうつる会場は、内湾集客施設「ムカエル(迎)」にできた「アンカーコーヒー内湾店」でしょう(追記:さきほど放送を見ましたが、この画面は気仙沼のムカエルではなく、スタジオでしたね。背景は合成。よく考えてみれば、漁船の係留がこのように見えるはずもありません。期待感から勘違い。失礼しました)。2枚目の内湾空撮写真も、気仙沼を離れて暮らす者にとってはとてもありがたい。わが魚町の現在の風景を知ることができるので。

12月16日におこなわれた「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2018」最終報告会については、同月19日の三陸新報が伝えていましたので〈参考資料〉ということで紹介します。


三陸
三陸新報2018年12月19日記事の一部イメージ


この記事を読んで驚いたことがあります。このアワード(賞)のいわば一等賞である市長賞に選ばれたのが、気仙沼高校3年生の清水真菜さんだったのです。このブログで、高校生国際美術展で内閣総理大臣賞を受賞したことをお伝えしました。気仙沼高校美術部の(私のときは鼎が浦高校との統合前で男子校の気高でしたけれど)後輩にあたります。

2018年10月5日ブログ「美術部の後輩たち」

清水さんのプロジェクトテーマは「ふるきよきまち気仙沼」。美術には人と人をつなぐ力があると考え、気仙沼をアートで盛り上げたいと、仲間とつくったグループ「沼美」の活動を発表したそうです。23日の放送では、その様子も紹介されるのではないかと楽しみにしています。

なお、この気仙沼市のプロジェクトの企画・運営を委託されているのが一般社団法人まるオフィスです。番組サイトの写真にも代表理事の加藤拓馬さんや根岸えまさんがうつっていました。

若い人たちがいろいろと頑張っていますね。その様子をどうぞご覧ください。今度の日曜日の午前10時05分から。念のための録画予約をお勧めします(笑)。
 

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ジャンル : 地域情報

tag : ふるさとグングン

祈念公園基本設計

気仙沼市の復興祈念公園の基本設計がまとまったと昨年12月29日の三陸新報が伝えていました。その記事を紹介します。

12月29日祈念公園
三陸新報2018年12月29日記事の一部イメージ

報じられたのは、12月27日の復興祈念公園施設検討委員会で了承された内容です。第8回目の委員会になるはずです。年明け早々にこのブログで紹介したいと思いつつも、ちょっと様子を見ていました。これまでの経過のなかで、三陸新報の報道内容がモニュメントのイメージなど、少し片寄っている印象もあったことからです。そのため、市の公式サイトで検討委員会の内容を理解してからの紹介にしようと思っておりました。

記事によれば、復興祈念公園には「追悼と伝承の広場」と「再生の広場」が設けられます。「追悼と伝承の広場」は、記事にイメージとして示されているゾーンです。その手前の円環状に配置されているものは犠牲者氏名などが記された銘板。その奥ににあるのが高さ10mのモニュメント(仮称・祈りの帆)で、合掌のような形状で内部に献花台が設けられます。「再生の広場」は、イメージ図には描かれていませんが、左上の方向、つまり旧 ホテル望洋方向に設けられます。桜の植樹やベンチの設置にとどめる計画。

市は、モニュメントや銘板を寄付で立てる考えで、通常寄付で3千万円、インターネットを通して資金を募るクラウドファンディングで2千万円を目標に集めるとのこと。寄付者の名前も掲示されます。また、この広場には複数のオブジェが設置されます。まずは複数設けて、その後に毎年1基ずつ増やす計画です。このクラウドファンディングについては、1月19日の三陸新報が伝えています。

クラウドファンディング
三陸新報1月19日記事の一部イメージ

1月28日から3か月間で、2千万が目標。寄付は国内大手クラウドファンディングサイト「Readyfor」(レディーフォー)で受け付けます。1回最低3千円で、最高100万円までとのこと。1万円以上寄付した人の氏名を、希望により公園内に設置する銘板に刻むとのことです。以上が復興祈念公園の基本設計とクラウドファンディングの内容です。

やっと基本設計がまとまりましたね。アイデアコンペの審査が行われたのは昨年3月20日の第3回検討委員会でした。当初は、コンペの総合部門で優秀賞に選ばれた神戸大学准教授の槻橋修さんの提案を核として、6月末までに基本設計を策定する計画でした。しかし、新聞で報道された優秀賞のモニュメントイメージに対しての疑問の声などもあり、槻橋さんが原案に他作品のアイデアを取り入れるなどした新たな提案と検討をおこなうなどの対応経緯がありました。

その途中には、新聞で紹介されたオブジェイメージなどに対する反対意見が三陸新報で紹介されたり、同紙論説欄でもそのことをとりあげるといったこともあったのです。

冒頭に紹介した三陸新報12月29日記事の末尾には、つぎの記述があります。〈(施設検討委員会の〉席上、「陣山復興祈念公園の健全化を希望する市民の会」が、市内団体(非公表)との連名で市に提出した要望について報告があった。「オブジェが偶像崇拝の対象になるのでは」とする内容だが、検討委は「この場での議論にはなじまない」などとして取り扱わなかった〉

この要望は、新聞で紹介されたオブジェイメージが人の形になっていることへの疑問に関してのものだと思います。これは三陸新報の記事で紹介されたオブジェイメージが、委員会資料の中にあったイメージ事例があたかも決定された内容であるように誤解されたことによるものでしょう。私が冒頭に、ブログでの紹介は市の公式サイトで全体内容を把握してからにしようと思ったのは、こうしたこともあったからです。

私は妻と共にアイデアコンペのモニュメント部門に応募してアイデア賞を頂戴しました。そんなこともあり、祈念公園の計画検討については強い関心を持って報道などをフォローしてきました。今回の基本設計案を拝見しての私としてのさまざまな意見や感想はあるのですが、それよりも、監修者としての槻橋さんや検討委員会、そして事務局の皆さんは大変だったろうなと強く感じます。本当にご苦労さまでした。まだいろいろと仕事が残っていると思いますが、これまでのご尽力にまずはお礼を申し上げます。

2018年3月22日ブログ「アイデア賞を受賞」

なお、市のサイトでの12月27日/第8回復興祈念公園施設検討委員会の資料・議事録が公開されていませんが、市議会議員 今川悟さんの11月6日投稿ブログ記事が私たちが知ることのできる第7回委員会後の最新計画内容であると思います。復興祈念公園計画の全体像がよくわかります。こちらも是非ご覧ください。

今川悟さんブログ2018年11月6日投稿記事
 

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tag : 復興祈念公園

生島企画室30周年

昨年11月30日、ホテルニューオータニで生島ヒロシさんが会長をつとめる生島企画室の30周年記念感謝の集いが開催され、芸能界、放送界、政界から約1000人が出席したそうです。この記念パーティーの様子を週刊文春と週刊新潮がグラビアページでとりあげていましたので紹介します。まずは週刊新潮から。

新潮
週刊新潮2018年12月13日号より


生島さんを囲んでうつっているのは、上段右から奈美悦子さん(67)、芦川よしみさん(59)、大桃美代子さん(53)、田中健さん(67)、加藤タキさん(73)、下段右から水沢アキさん(64)、あべ静江さん(67)、生島さん(67)、国広富之さん(65)。生島企画室所属ではなく、生島さんと親しい方々でしょう。つぎは週刊文春。

文春
週刊文春2018年12月13日号より


こちらは生島さんと菅義偉官房長官(70)。〈あまり知られていないがこの二人、法政大学の同級生。菅氏はこの30周年のパーティーの代表発起人として“芸能界のドン”こと周防郁雄氏らと名を連ねる。会場には森喜朗元首相や稲田朋美元防衛大臣らも駆けつけ、生島氏の意外な“政治力”が垣間見えた〉と。そして司会の徳光和夫さんに促されて登壇した菅氏は、「(生島氏が)来年の参院選に出る準備かなと思いました」と会場を沸かせたそうです。

(株)生島企画室の会長は生島三兄弟の長男である博さんですが、代表取締役は次弟の生島隆さん。末弟はスポーツジャーナリストの生島淳さんです。隆さんには一昨年11月に赤坂で行われた淳さんのトークイベントでお会いしました。このブログでも淳さんと隆さんのツーショットを紹介しました。

博さんは気仙沼小・中・高で私たちの一年先輩です。気仙沼中学では陸上部でしたね。気仙沼高校から法政大学に進みましたが卒業前にアメリカに渡ります。そしてアルバイトをしながらカリフォルニア州立大学ロングビーチ校ジャーナリズム科に入学、そして卒業しました。帰国後、TBSに入社します。そして13年後に独立してからの活躍もみなさんご存じのとおりです。

華やかにもみえる経歴ですが、週刊新潮の記事にもある〈いっときは10億円近い借金があった〉ということは多くの人が知る話。生島企画室の経営者としての苦労は並大抵のことではなかったでしょう。生島さんは〈ここまでこられたのは、皆さんのおかげです〉と。

そうしたことも経て迎えた、生島企画室の30周年です。博さん、隆さん、おめでとうございました。お祝いを申し上げます。

生島企画室公式サイト
2017年11月27日ブログ「生島さん兄弟の話」
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 生島ヒロシ

気仙沼市の出生数

1月18日の三陸新報は、トップ記事で気仙沼市の2018年12月末の人口は6万3867人で、昨年1年間で1080人が減少したことを報じていました。これはまたあらためて紹介することにします。本日は1月6日の三陸新報の記事を。


出生数

三陸新報1月6日記事の一部イメージ


気仙沼市で2018年の年間出生数が297人だったそうです。300人を下回るのは少なくとも過去50年間で一度もなかったとも。50年間の出生数の変化を見るためには、合併前の唐桑町や本吉町の出生数を合算する必要があります。今回の記事にあるグラフはその両町の数字を含んだものです。グラフを拡大してみましょう。

グラフ
三陸新報1月6日記事の一部拡大


2012年からは400人を、そして2018年には300人を下回ったわけですね。記事によれば、市は、2015年に策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で、計画最終年の今年の目標出生数を430人に設定し、結婚、出産、子育て、移住・定住の支援などの様々な施策を展開してきました。グラフの数字を見てみると、策定年の5年前2010年/434人レベルとすることを目標としていたものの、結果としては00人をきってしまったことになります。

市もいろいろと努力はしているわけですが、この問題は市の施策だけではどうにもならないのだろうなというのが実感です。そして、冒頭に紹介した人口数の減少。市当局もこうした傾向を深刻に受け止めていることと思います。

本日1月22日午後6時からはこのブログでも紹介した藻谷浩介さんの講演会があります。藻谷さんは現役世代人口の減少が引き起こす問題を以前から論じています。気仙沼がかかえるこの人口減少問題を考えるうえで参考になる話もあるのではないでしょうか。
 

テーマ : 気仙沼
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tag : 出生数 人口数

田淵行男の写真集

NHKのEテレ「日曜美術館」は、毎回予約録画して楽しんでいます。とはいっても、あまり関心のないテーマやアーチストの場合は早送りで。

1月6日朝(再放送は1月13日夜)の「まだ見ぬ頂を目指して~山岳写真家 田淵行男」も早送りでと思いながら見始めました。


日曜美術館
日曜美術館サイトより

冒頭の紹介映像のなかに蝶を描いた細密画などがありました。山岳写真だけでなく蝶の研究でも知られているとか。あれっ、なんか覚えがあるなと思った数秒後に思い出しました。ヒメギフチョウの田淵さんだ!

私は田淵行男さんの写真集『ヒメギフチョウ』を持っていたことがあるのです。昭和40年/1965年の気仙沼中学校2年生のとき。当時、毎月買ってもらっていた誠文堂新光社の雑誌「子供の科学」の読者投稿欄「読者の声」カット募集に応募しました。そして選ばれたときの賞品というか記念品のひとつが、この『ヒメギフチョウ』だったのです。この本のほかに子供の科学の七宝風のバッジも。絵柄は地球を回る人工衛星か、原子核を中心とした電子の周回軌跡みたいな。つまりは未来イメージ。掲載された私のカットは、あらためて紹介することにいたします。

写真集『ヒメギフチョウ』はずっと持っていました。私に 蝶採集やコレクションの趣味はありませんでしたが、妙に立派な感じのする本だったからです。売れ残りの在庫本をくれたのだろうとも思っていたのですが。

私が26か27歳ぐらいのとき、務めていた会社の同じフロアに〈セイロン観光局〉がありました。ある日、その女性スタッフと雑談していたら、ご主人が蝶を趣味としているとのこと。もしご関心があればと伝えたところ、是非にということで進呈。大変よろこんでいたとお礼を言われました。そのご主人はなんか元華族とのつながりがどうのこうのということだったので、やはり蝶のコレクションというのは貴族の趣味でもあるんだなあとも。

それからまた20年ぐらい経ったころの話。タブロイド新聞「日刊ゲンダイ」か「夕刊フジ」に古書のコラムがあって、そこに田淵さんのヒメギフチョウ』が紹介されていました。古書価格が1万円以上と知って驚きました。念のため申し上げれば、〈あげなければよかった〉などと下品なことはつゆほども(笑)。

写真集『ヒメギフチョウ』がヤフーオークションに出品されておりましたので、その画像をひとつ紹介します。

ヒメギフチョウ

ヤフオクのサイトはこちら。現在の入札価格が3万8000円。だいたいはこのあたりの価格のようです。

以上のようなことから、先日の日曜美術館は早送りすることなくじっくりと見たわけですが、田淵行男さんは本当に素晴らしい。山岳写真はもちろんのこと、写真集の編集や自家版アルバムの装丁も相当な才能や感性を感じさせるものでした。知らなかった。

山岳写真というと、ヨセミテ渓谷などを撮った米国の写真家アンセル・アダムスが有名で、私も大好きですが、それに勝るとも劣らない。モノクロで写し撮られた素晴らしい日本の山々です。参考までにグーグルでの田淵行男画像検索結果をご覧ください。アンセルアダムスのヨセミテも。



こうした山岳写真を見ていると思い出すお店があります。気仙沼のコヤマ菓子店の2階にあった「珈琲山荘」です。店主であった小山隆市君(3年6組)が撮った山岳写真が壁にかざられていました。すべて隆市君が登攀した山々だったはず。国内だけでなくヒマラヤなど海外の山もありましたが、大震災の津波ですべて流失しました。

隆市君が亡くなったのは、2013年1月14日。もう6年が経ちました。合掌

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tag : 田淵行男 小山隆市 珈琲山荘

冬の気仙沼ツアー

ほぼ日刊イトイ新聞/ほぼ日さんのサイトで「気仙沼ツアー 大海原」の告知がきのう1月17日にされました。気仙沼のほぼ日のサユミさんと、いつもは東京にいるほぼ日乗組員の西田さん、そして見習い宇宙鳥フェザードシジュちゃんが冬の気仙沼を巡ります。

気仙沼ツアー

ほぼ日/「気仙沼ツアー 大海原」より(画像クリックでサイトにジャンプ)


西田さんとシジュちゃんはきょう18日の午前10時すぎには新花巻駅で合流し、11時すぎには鉛温泉スキー場に到着しています。本日中に気仙沼に向かうのでしょう。テキスト中継は今日18日(金)と明日19日(土)の2日間です。

今回のツアーではクイズ企画が用意されています。木金土曜の毎日午後4時10分にクイズがサイトに投稿され、回答の応募締締切は各回とも翌日午前3時、正解発表は午前4時10分とのことです。

昨日の夕方の第1問目は、3つの財布の持ち主をあててくださいというもの。サービス問題とのことですが、私には難しく正解できず。各回とも正解者から抽選で合計3名にプレゼントがあります。ひとつは斉吉商店さんの〈金のさんま〉です。

冬の気仙沼。かなり寒いと思いますが、おいしいものがたくさんあるでしょう。牡蠣、メカジキ、生ワカメのしゃぶしゃぶとか。鱈(たら)もいいね。刺身でいける。唐桑にも行くのでしょう。ツリーハウスも。サイトで〈あのラーメン〉とあるのはマルキさんでしょう。

どうぞ皆さんもテキスト中継をご覧になりながら、クイズへの応募も是非どうぞ。
 

テーマ : 気仙沼
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tag : ほぼ日 気仙沼ツアー

金額で東北一奪還

1月8日の三陸新報のトップ記事は新年にふさわしいというかなんというか、勢いのある見出し。金額で東北一奪還。昨年の全国主要魚市場の水揚げランキングで気仙沼港が東北一になったというのです。


三陸1/8
三陸新報1月8日記事の一部イメージ


気仙沼は数量で9位、金額で8位といずれも前年より順位を上げ、トップ10入りしていることがわかったとのこと。未確定市場があるために順位が変動する可能性があるものの、東北各港の集計は終了しているので金額で昨年は1位だった石巻を抜いての東北1位は間違いないようです。数量では、八戸、石巻につぐ東北3位です。

ベスト10ランキング表を拡大してみましょう。

数表

静岡県焼津(やいづ)が金額で1位、数量では2位となっています。記事によれば、2018年の気仙沼は、巻き網船の不振をカバーする形で、カツオ一本釣り船の健闘が光ったほか、数量では記録的不漁だった昨年の2倍近くとなったサンマの水揚げ実績が、全体を大きく押し上げたとしています。

まずは気仙沼にとって明るいニュースであることは間違いありませんが、気仙沼港がかかえる問題も多いのです。この記事の左側には新春座談会「どう活用する新気仙沼魚市場」の5回目が掲載されていました。出席者は、気仙沼漁協の齋藤徹夫組合長、阿部長商店の阿部泰浩社長、磯屋水産の安藤竜司社長、カネダイの佐藤俊輔専務の4氏です。

サンマは今シーズン、漁期前の5月から大型船の公海操業が始まり国内流通も始まるといいます。サンマの〈旬〉がなくなるのではないかとの懸念や、国際的な資源管理の必要性などが語られていました。ほかにもこの座談会では、気仙沼の漁業、水産業がかかえる多くの課題が毎回とりあげられています。生鮮カツオに関しては、寄生虫アニサキスへの過剰ともいえる心配から量販店での取り扱いが減少するといったこともありました。

気仙沼港が高く買ってくれなければ、ほかの港に水揚げするでしょう。そして魚を高く買えば/仕入れれば、小売り価格も高くせざるを得ませんが、それでは消費者が買ってくれません。それぞれの立場での利害が異なり、簡単には答が出ない課題が多いようです。それでもこの座談会では、利害や立場の違いを理解しつつ、気仙沼港関係者の協力などの必要性が語られるなど、有意義であったと感じています。

1月11日/第8回目の座談会記事の見出しは〈もっと魚を食べて〉。魚の消費量減少が最大の問題なのです。でもなあ、東京の店頭で感じるのは魚の価格の高さです。買いたいけど、食べたいけど高い。気仙沼のメカジキも、そりゃあ食べたいけどなかなかねと。なんかそうした私の実感が諸悪の根源のような気がしてきました。ということで本日はこれまで。
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 水揚げランキング

ワカメの藤田さん

三陸新報の連載記事「この地で歩む/頑張る人たち」は気仙沼の様々な分野で活躍する人たちを紹介しています。1月12日の第24回に、このブログで何度も紹介している方が登場していました。ワカメ養殖の藤田純一さんです。

三陸未来
三陸新報1月12日記事より

記事の冒頭で、気仙沼市階上地区でワカメ養殖を営む若手のリーダー的存在と紹介されている藤田さん。私は2016年11月に東京・青山で開催された「漁師って、カッコいい!」展のトークイベントで初めてお目にかかりました。そしてその軽妙な話しぶりに、とても驚いたのです。逸材だなと。

2016年11月29日ブログ「藤田純一さんの話」

大震災の津波で藤田さん/藤田商店のワカメ養殖施設はすべて流失しました。記事に〈被災地を応援する民間のファンド制度を活用〉とあるのは、ミュージックセキュリティーズ社の〈セキュリテ〉です。気仙沼では、斉吉商店さん、アンカーコーヒー(オノデラコーポレーション)さんなどもお世話になりました。藤田商店の〈ウニわかめファンド〉には、500人の人たちが協力してくださったのですね。本当にありがたい。

記事にあるように、藤田さんはほかの2社と新しい会社(株)さんりくみらいを設立しました。ほかの2社は、サメ類を扱う仲買人の吉田健秀さんのカネヒデ吉田商店、そしてサンマやサバなどの加工業を営む千葉豪さんのMCFです。健秀さんが同級生の吉田久雄君(3年6組)の息子さんであることは以前も紹介しました。

私は、(株)さんりくみらいが昨年4月から展開を開始したインターネット販売サイト「極上市場 三陸未来」のロゴデザインをお手伝いしました。新会社設立などの支援コンサルタントのひとりが、コンサルティング会社時代の同僚だったことが縁で依頼されました

2018年5月15日ブログ「極上市場 三陸未来」

新会社設立からもう一年か。様々な解決すべき課題も見えてきたころだと思います。それらはやっかいな課題も多いことと思いますが、持ち前の明るさで乗り切っていくことでしょう。藤田純一さん、吉田健秀さん、千葉豪さんたちの(株)さんりくみらい、そして極上市場「三陸未来」をどうぞよろしく。

極上市場「三陸未来」サイト
 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 藤田純一 さんりくみらい 極上市場

藻谷浩介氏講演会

気仙沼観光推進機構が主催する藻谷浩介(もたに こうすけ)さんの講演会をご紹介します。同機構のサイト「気仙沼さ来てけらいん」での告知がすでになされていましたが、1月12日の三陸新報に広告も掲載されていました。

藻谷氏講演会
三陸新報1月12日掲載広告より

◎藻谷浩介氏講演会

【日 時】2019年1月22日(火)18:00~19:30
【場 所】気仙沼市民健康管理センター「すこやか」多目的ホール
【定 員】100名(定員になり次第締切)
【受講料】無料
・申込期限:2019年1月18日(金)
・申込方法:FAXまたは、TELにてお申込み下さい 。
・問合わせ先:気仙沼商工会議所 中小企業振興部
  TEL:22-4600 FAX:24-3817

<講師略歴>
・日本総合研究所 主席研究員(会社に席のない単年度更新年俸制社員)
・日本政策投資銀行 地域企画部 特任顧問(非常勤)
・特定非営利活動法人 ComPus 地域経営支援ネットワーク理事長(無報酬)

山口県生まれの54歳。平成合併前 3,200 市町村のすべて、海外 99 ヶ国を自費で訪問し、地域特性を多面的に把握。地域振興、人口成熟問題、観光振興などに関し、精力的に研究・著作講演を行う。2012 年より現職。著書に『デフレの正体』(角川書店)、『里山資本主義』(KADOKAWA)、『しなやかな日本列島のつくりかた』(新潮社)、『和の国富論』(新潮社)、『観光立国の正体』(新潮社)など。近著に「世界まちかど地政学」(毎日新聞出版)。

藻谷さんはテレビ番組での出演も多いので、写真を見れば、ああ、あの人かと思う方も多いことでしょう。著書『デフレの正体』(2012年刊)では、現役世代人口の減少こそが問題と述べ、『里山資本主義』(2013年刊)はコミュニティの復活による地域経済の自立を説いています。いずれも独自の視点からの主張があり、大きな話題にもなり、異論や反論を受けての論争もありました。

私は仕事場近くで2、3度お見かけしたことがありますが、いつもスーツにリュックを背負って早足で。その話ぶりだけなく、ウォーキングスタイルも軽快です(笑)。今回の講演会は、〈里山資本主義〉の提唱者からのお話を直接聞いて、気仙沼をもっと元気にするためのヒントそして刺激を得ようということでしょう。

会場の気仙沼市民健康管理センター「すこやか」というのは、催事会場としてよく見る場所ですが、どこなのだろうと思って調べてみると、気仙沼市東新城2-2-1(電話0226-21-1212)でした。子育て世代包括支援センターもここにあります。

観光のみならず気仙沼の将来を考えるうえで参考になることが多いことと思います。是非ご参加ください。定員100名で申し込みが必要です。どうぞ早めのご手配を。



 

テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

気仙沼市の成人式

きょう1月14日は成人の日。気仙沼市ではきのう13日に成人式がおこなわれ、NHKの正午のニュースでもその様子が紹介されました。なにげなく見ていたら気仙沼の映像がうつりびっくり。この日の午後7時からのニュース7でもその様子が紹介されましたが、NHKのサイトでは、正午放送分が配信されていました。その画像を3枚紹介します。

成人式1
成人式2
成人式3
NHK1月13日配信記事(動画あり)より


NHKによれば、気仙沼市の成人式には約600人の新成人が出席したとのこと。震災時には小学6年生だったそうです。3枚目の写真で紹介されているのは、佐藤海斗さんです。被災して避難所を転々とするなかで見た医療関係者の姿に感銘を受け、いまは山形の大学で看護を学んでいるそうです。ニュース7では、その体験をさらに詳しく紹介していました。

ネットで調べてみると、佐藤海斗さんの実家は気仙沼市潮見町だったのですね。津波で自宅が全壊というのもうなづけます。現在は国立山形大学医学部看護学科で学んでいます。佐々木徹君(3年1組)の後輩だ。徹君は理学部だけど。

夕方のフジテレビだったでしょうか、民放のニュースでも気仙沼の成人式が紹介されていました。記念写真撮影の様子もうつっていたのですが、菅原市長とならんで市教育委員会の教育委員長をつとめる齋藤益男君の姿がありました。気仙沼高校の同級生で美術部では部長をつとめてくれました。成人式のニュースのなかでたぶん67歳の益男君の姿をみるとは思いませんでした(笑)。

今年の成人式はきのうも今日も全国的に晴天にようでなによりです。ご本人はもとより、そのご家族の方々にもお祝いを申し上げます。成人、おめでとうございました。
 

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tag : 成人式

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/66~67歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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